熱いメッセージソングを世に輩出し続け、多くの人々の心を惹きつけてているSPYAIR(スパイエアー)。
メジャーデビューしてから目覚ましい活躍を見せていますが、SPYAIR(スパイエアー)とはどんな経歴・由来・魅力のあるグループなのでしょうか?
調べてみたところ、バンドを構成するメンバーや代表曲にも人気の秘密が隠されていました。
今回は人気ロックバンドのSPYAIR(スパイエアー)について解説していきます!
SPYAIR(スパイエアー) ってどんなグループ
SPYAIR(スパイエアー)は数々のタイアップ曲を生み出してきた実力派アーティスト達です。
多くの才能あるバンドが登場する中で、埋もれることなく大きな活躍を見せてきました。
ここではSPYAIR(スパイエアー)の経歴・結成エピソード・由来の3つを皆様にお伝えします。
SPYAIR(スパイエアー) の経歴
SPYAIR(スパイエアー)が誕生したのは2005年。
そこから僅か数年で注目を浴びるようになり、2009年にインディーズデビュー、翌年にはメジャーデビューを果たしました。
「ライブハウスでファンを待つのではなく、自分達からバンドを知らない人のところに行く」という姿勢を大切にし、インディーズ時代は野外ライブをメインに活動。
次々とライブをこなし、2010年6月の時点で野外ライブ数が100本に到達したそうです。
そんなSPYAIR(スパイエアー)は元々5人組のバンドでしたが、2012年に「ENZEL☆(DJ担当)」が脱退しメンバーが1人減少。
4人組バンドとして再始動するも、2014年5月21日には解散騒動が発生します。
バンドに必要不可欠だったボーカルのIKEさんが声帯ポリープと急性声帯炎を発症し、回復の傾向が見られないことから脱退宣言をしたんです。
しかし関係者やファンに支えられたことで、2ヶ月後には脱退を取り下げました。
SPYAIR(スパイエアー)はバンド解散という危機を乗り越えたことで更に前進。
その後も数多くの名曲を世に輩出し、邦楽ロック界にその名を知らしめていきます。
SPYAIR(スパイエアー) 結成のエピソード
現在は4人で活動するSPYAIR(スパイエアー)ですが、元々各メンバーは別のバンドを組んでいました。
IKEさん・MOMIKENさん・KENTAさんの3人は一緒のバンドで、UZさんだけは別バンドに所属していた形になります。
その後一つになった理由はIKEさん達のバンドのギタリストが脱退し、そのまま解散となったからです。
IKEさん達と対バンで関係のあったUZさんは、解散するタイミングで相手バンドの危機を知りました。
「それなら一緒にやりたい」。
こう思い立ったUZさんが加入したことがきっかけで、SPYAIR(スパイエアー)は結成されたそうですよ。
SPYAIR(スパイエアー) の由来
SPYAIR(スパイエアー)というバンド名の由来ですが、ウイルスに関係していることが判明しました。
皆さんは「SPYWARE」という単語を聞いたことはありませんか?
これはコンピューターウイルスのことを言うそうです。
偶然この単語を見かけたメンバーは言葉の響きが良いことを知り、バンド名に使用することを決意。
ただ、もっと自分達だと分かるような名前にしたいと考え、最終的にはSPYAIR(スパイエアー)になりました。
ファンをウイルスに感染するようにバンバン熱狂の渦に巻き込んでやるぞ、というような彼らの気持ちが伝わってくるようです。
SPYAIR(スパイエアー) のメンバー
SPYAIR(スパイエアー)には現作4人のメンバーが在席しています。
UZさん、MOMIKEN、KENTAさん、YOSUKEさんの4人です。
それぞれ個性的で才能あるメンバーなので、早速一人一人順番に紹介していきますね!
UZ
プロフィール
・本名:中井勇次(なかいゆうじ)
・生年月日:1984年12月13日
・年齢:39歳(2024年時点)
・血液型:A型
UZ(ユージ)さんはSPYAIR(スパイエアー)でギター&プログラミングを担当しています。
作詞・作曲担当としてもバンドを支えていることから、SPYAIR(スパイエアー)の大黒柱的存在です。
またラップを披露することもあり、音楽スキルの高さが窺えました。
そんなUZさんは元々別のバンドを組んでいたものの、ギタリストの脱退によりSPYAIR(スパイエアー)に加入。
これが同バンド誕生のきっかけになりました。
まさにUZさんはSPYAIR(スパイエアー)にとって欠かすことのできない存在だと言ってもいいでしょう。
MOMIKEN
プロフィール
・本名:籾山憲児(もみやまけんじ)
・生年月日:1984年11月14日
・年齢:39歳(2024年時点)
・血液型:B型
MOMIKENさんはSPYAIR(スパイエアー)のベースであり、ほぼ全ての楽曲の作曲を担当しています。
また一部楽曲の作詞にも携わっており、歌詞の独特の世界観が評価されているようです。
才能豊かなMOMIKENさんですが、外見上も圧倒的な存在感を放っています。
インディーズ時代にはガスマスクを装着し、現在は目の周りにアイラインを入れたりサングラスで目元を隠していました。
歌詞が独特なのでそれを表現するためかと思いましたが、本人曰く「特殊なメイクをすれば覚えてもらいやすい」「眩しくないから」だそうですよ。
何れにせよMOMIKENさんの外見はメンバーの中でも一番独特なので、それを真似するファンもいます。
バンドの知名度が広まれば、それと同時進行でMOMIKENファッションも広がりを見せるでしょう。
KENTA
プロフィール
・本名:笹部 賢太(ささべけんた)
・生年月日:1985年3月16日
・年齢:38歳(2024年時点)
・血液型:A型
3人目に紹介するSPYAIR(スパイエアー)のメンバーはドラム担当のKENTAさんです。
IKEさんとMOMIKENさんの2人とは幼馴染であることが分かっています。
更にIKEさんとは中学時代に同じバスケットボール部で汗を流した間柄でもありました。
肝心の音楽の才能ですが、華麗なるドラムさばきでファンを魅了します。
どんな楽曲の世界観にも適応できるKENTAさんのリズム感も、SPYAIR(スパイエアー)の魅力を押し上げているように思えました。
ちなみに外見上はイケイケなカッコいいお兄さんですが、苦手な食べ物はグリンピースなんだそうです。
こうした可愛らしい一面が見た目とのギャップを生み、多くの女性を虜にしているのでしょう。
YOSUKE
プロフィール
・本名:非公開
・生年月日:1998年7月31日
・出身:福岡県
・年齢:25歳(2024年時点)
YOSUKEさんはSPYAIR(スパイエアー)でボーカルを担当しています。
前ボーカルのIKEさんが最終的に脱退することになり、彼に代わってSPYAIR(スパイエアー)に加入しました。
YOSUKEさんは2022年末のボーカルオーディション『君がSPYAIRだ!~Hey Hey 応えて 誰かいませんか~』の厳しい選考を突破していたことが判明。
1000人を超えるライバルと競い合い勝利を手にしたので、ボーカルとしての実力は本物でしょう。
また、SPYAIR(スパイエアー)加入前はロックバンド20/AroundのYosuKeとして、20/Around解散後はソロのシンガーとして活躍していました。
ソロ活動では、英語歌詞を混ぜたグローバルな楽曲の作詞・作曲もしていたそうですよ。
ボーカルだけでなく幅広い音楽の才能があるのも、YOSUKEさんの魅力と言っても過言ではありません。
SPYAIR(スパイエアー) の代表曲
魅力的な楽曲が数多くあるSPYAIR(スパイエアー)にはいくつかの代表曲があります。
それが今回紹介するサムライハート、イマジネーション、アイム・ア・ビリーバーの3曲です。
どんな魅力があるのか一緒に見ていきましょう。
サムライハート
サムライハートはアニメ『銀魂シリーズ』の主題歌としても登場しました。
飛び跳ねたくなるような熱いサウンドが特徴なので、印象に残りやすい楽曲です。
終盤では少し悲しげなトーンに様変わりしますが、再び盛り上がっていきます。
トーンを落としてから盛り上げる、こうした歌い方・曲調は実に独特だと思えました。
一度聞けばサムライハートの虜になるのではないでしょうか?
イマジネーション
イマジネーションはアニメ『ハイキュー』の主題歌に採用されました。
メンバーのMOMIKENさん曰く、イマジネーションの歌詞を書く上で青春感を意識したそうです。
物語に寄りすぎたものにならないよう注意しつつも、高校時代を思い出しながら歌詞を考えていたと明かしています。
「教室の匂いとか、夏のうだるような暑さ…“汗”とか“教科書など、そういう言葉も歌詞に出てくる」。
このようにも言っていることから、楽曲に対する強い思い入れが伝わってきました。
また、イマジネーションというタイトルについては、カタカナでストレートにいくべきだと考えて付けたそうですよ。
イマジネーションだとありふれた言葉ではありますが、単純だからこそ印象に残りやすいとも言えますね。
アイム・ア・ビリーバー
最後に紹介するのは2015年10月21日にリリースしたアイム・ア・ビリーバーです。
この楽曲はSPYAIR(スパイエアー)の17枚目のシングルとして誕生しました。
アイム・ア・ビリーバーはアニメ『ハイキュー!!セカンドシーズン』のOPテーマ曲にも採用されています。
疾走感溢れるリフと爽やかなメロディーが印象的な楽曲です。
特に胸に突き刺さるようなフレーズは曲内で何度も流れ、SPYAIR(スパイエアー)の覚悟が窺えるような気持ちにもなりました。
彼ららしいポジティブなメッセージも込められているので、一度はこの曲を耳元で流してもらいたいです。
まとめ
SPYAIR(スパイエアー)の人気曲・魅力・経歴などをお伝えしましたが、如何だったでしょうか?
メンバー全員が音楽の才能があり、魅力的な人柄でもあることが人気を後押ししているようですね。
今後、魅力溢れるバンドがどんどん誕生しても、生き残ることができるように思えました。
彼らの今後の活躍も見守っていきたいです。
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