sumikaのメンバー・由来を紹介!人気曲・魅力・経歴を徹底調査

2013年に結成されたロックバンド「sumika」は、今若者を中心に人気を集めているバンドグループの一つです。

ファンからの評価は総じて高いようですが、一体どんな経歴・由来を持つグループなのでしょう?

各メンバーのプロフィールやsumikaの前身となるバンド「banbi」の詳細、そもそもsumikaが何故これ程まで人気なのか理由について解説しています。

今回の記事では以上のような話題にプラスして、彼らの代表曲の魅力にも迫っていきたいと思います!

目次

sumikaってどんなグループ

音楽性の高さを評価されるなど、実力あるロックバンドグループとして知られているsumika。

映画やドラマのタイアップ曲もあるので、「あっこの曲聴いたことある」と気づく人も少なくないでしょう。

sumikaとは一体どんなグループなのか、経歴や由来に迫っていきます。

sumikaの経歴

4人組ロックバンドのsumikaは2013年に音楽事務所のmurffindiscsから誕生しました。

sumikaは元々「banbi」というバンドで、片岡健太さん・荒井智之さん・黒田準之助さんの3人が結成したそうです。

banbiは最終的に活動休止となるも、sumikaと名前を変え再スタートしています。

結成当初のメンバーは前述した3人ですが、2014年には小川貴之さんが加入。

4人組ロックバンドとなったのはこの頃からです。

そして結成5年目になった年に、日本武道館での単独ライブを成功させるという快挙を成し遂げました。

以来、様々な作品の主題歌に楽曲が採用されるなど、実力派アーティストとして大きく活躍しています。

sumikaの由来

sumikaのグループ名の由来ですが、日本語の「住処(すみか)」であることが判明しました。

意外にも住処がそのまま由来になっていたんですね。

ただし、sumikaには彼らなりの熱い思いが込められていました。

「様々な人にとって”sumika(住処)”のような場所になって欲しい」。

多くの人が家にいるような安心感を抱けるような、そんなグループにしたい思いが伝わってきます。

この不思議なバンド名はファンを大切にする彼らだからこそ、思い付いたものなのでしょう。

sumikaのメンバー

sumikaのメンバーは片岡 健太さん・荒井 智之・小川 貴之さんの3人です。

元々、黒田 隼之介さんを含む4人組でしたが、彼は2023年2月23日に亡くなりました。

以下では現・sumikaメンバーのプロフィールに簡単に触れていきます。

片岡 健太(かたおかけんた)

  • 生年月日:1985年9月30日
  • 出身:神奈川県川崎市
  • 年齢:37歳(2024年時点)
  • 身長:175cm

キュートなビジュアルと優しい歌声で多くの女性ファンの心を掴んでいる片岡健太さん。

sumikaではボーカル&ギターの他、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けているそうです。

また、ギターについては小学4年生の頃に父親から教わっていました。

このことがきっかけで音楽に興味を抱くようになり、アーティストの道を突き進むことになります。

そんな片岡健太さんの好きなバンドグループは「HI-STANDRD」。

彼らの音楽に触発されたことで、後にバンド結成の目標ができたそうですよ。

ちなみに片岡健太さんは日本工学院出身で、そこで音響の勉強をしていたことが判明。

現実重視で夢を見づらい時代に「音楽で一発やらかしてみたい」、そんな思いを持ちながら学んでいたそうです。

能力だけでなく、こうした音楽に対するひたむきな姿勢があったからこそ今の片岡健太さんがあるのでしょう。

荒井 智之(あらいともゆき)

  • 生年月日:1982年12月30日
  • 出身:神奈川県川崎市
  • 年齢:40歳(2024年時点)

ドラム&コーラス担当の荒井智之さんは「健ちゃん」の愛称で親しまれるメンバーです。

穏やかそうな見た目をしていますが、そこからは想像もできないような力強い歌声でファンを魅了しています。

そんな荒井 智之さんがドラムに興味を持ったのは幼少期で、当時からドラムを習ってきました。

結果的に才能が開花し、今ではsumikaのドラマーとしてバンドのサウンドを支えているようです。

ちなみに同じメンバーの片岡健太さんとの付き合いは長く、その出会いは2003年まで遡ります。

10-FEETとELLEGARDENのライヴ会場で運命的な出会いを果たし、後に一緒のバンドで活動することになりました。

運命とはどう転ぶか分からないのが面白いですよね。

小川 貴之(おがわたかゆき)

  • 生年月日:1989年12月22日
  • 出身:神奈川県横浜市磯子区
  • 年齢:33歳(2024年時点)

“おかりん”の愛称で親しまれている小川 貴之さんは、sumikaではキーボード&コーラス担当として活躍しています。

最初からsumikaの正式メンバーだったわけではなく、元はサポートメンバーで2015年2月に正式加入したそうです。

sumikaに入る前の小川 貴之さんはfrom a novelというロックバンドに所属していました。

2014年12月に同バンドが解散するまで、メインボーカル&ピアノを担当しています。

そんな小川 貴之さんがsumika正式加入した理由は、from a nove解散の事実を知った荒井 智之さんからsumikaに勧誘されたからです。

弾き語りなどで交流の多かった小川 貴之さんの才能を高く買っていた荒井 智之さんが、熱烈なアプローチをしていたそうですよ。

仮に荒井 智之さんの誘いを断っていたら音楽とは違う道に進んでいた可能性もあるので、本人にとっては結果的に良いほうに転んだのではないでしょうか?

黒田 隼之介(くろだじゅんのすけ)

  • 生年月日:1988年6月10日
  • 出身:神奈川県川崎市
  • 年齢:享年34歳

ギター&コーラス担当の黒田 隼之介さんは元White Crowのメンバーです。

同バンドは2009年12月27日に解散しましたが、その後sumikaの前身であるbanbiに加入しています。

音楽に興味を持ったきっかけは兄の影響で始めたギターでした。

中学に進学してからはバンド活動に熱中するようになりますが、バンドが解散してからは教師を目指すことにしたそうです。

しかし教員採用試験の結果は不合格。

夢が潰えてしまった黒田 隼之介さんに声をかけたのが片岡健太さんでした。

「一緒に音楽をやらないか?」と誘われたことが、sumikaの前身となるbanbiか加入のきっかけになったわけですね。

banbiがsumikaになってからも同バンドを支え続けた黒田 隼之介さんですが、2023年2月23日に突然の死去が発表されます。

死因は公表されてませんが、黒田 隼之介さんが長年sumikaに尽くしてきたことは彼を知る人のなかで永遠の記憶として残るでしょう。

sumikaの前身となるバンド「banbi」について

sumikaの前身であるbanbiは、sumikaメンバーの片岡健太さん・黒田 隼之介さん・荒井 智之さんの3人が所属していたロックバンドです。

2002年に神奈川県川崎市にある高校の軽音楽部内で誕生しました。

結成当時は横浜・新宿・渋谷を中心に活動する小さなバンドで、全国的に認知されるのはそれからまた後のようです。

次第にその地道な活動が評価されていくと、藍坊主やGOOD4NOTHINGなどの有名バンドと共演できるまでになりました。

その後もbanbiの躍進は止まらず、最終的には日本を代表するポップバンドにまで成長できたそうですよ!

しかしベーシストを担当していた当時のメンバーが脱退したことで、2012年12月10日に活動休止を発表。

2013年前半にあったツアーを最後にbanbiは解散しました。

sumikaが結成されたのはbanbi解散から3ヶ月後のことです。

banbiというバンドは表向き消滅しましたが、banbiが培ってきた思いはしっかりとsumikaに受け継がれています。

sumikaの人気の理由

2013年の結成後から成長を続け、今では日本武道館で公演するほどのロックバンドになったsumika。

途中、活動休止になった時期はあるものの、常に良質な音楽を世に輩出し多くの人々の支持を集めてきました。

sumikaは何故これほどまでに人気なのか?その理由を考察していきます。

ライブ力

sumikaには初めて彼らのライブに参加した人をも虜にさせる力があります。

常に大勢の観客を動員するsumikaですが、温かい雰囲気のあるバンドだと実感する人が多いです。

どれだけキャパが増えても、彼らは来てくれた観客一人一人と向き合って演奏してくれるそうですよ。

もう少し具体的に説明すると、sumikaの日記でメンバーが以下のように語っていました。

「収容人数が何人だろうと1対1で臨むので、人数で音楽との向き合い方が変わる事はない」。

全体を見るのではなく、あくまでも個々にしっかりと向き合うという気持ちが伝わってきました。

常に変わらない気持ちでいるからこそ、ライブに参加した人達は温かい雰囲気を感じられるのですね。

これも一種のライブ力だと言えるのではないでしょうか?

ファン想い

前述したライブ力に重なる部分もありますがsumikaはとてもファン想いなバンドグループです。

ライブではsumikaが大好きで聴きに来てくれた一人一人のファンを「あなた」と呼びます。

これは一種のパフォーマンスですが、「あなた」なんて呼ばれたら自分のことかと思って嬉しくなりますよね。

またsumikaのファン想いな一面が分かる部分はまだまだあります。

ファンへのお手振りもその一つで、メンバー全員が何回も手を振ってくれるんです。

手を振るという簡単な行為ではあるものの、一生懸命に何回も繰り返すところがsumikaの優しい性格を表していると言えるでしょう。

これ以外にもいろんな方向を向いて歌ったり、何処かの観客席を指差すこともあります。

「来てくれたファンに少しでも楽しんでもらいたい」。

sumikaからはファンへの底しれない愛を感じました。

ボーカルの落ち着いた声

sumikaのボーカルを務める片岡健太さんは優しく落ち着いた歌声が魅力のメンバーです。

ポップで美しいsumikaのメロディに、片岡健太さんの歌声がよくマッチしています。

伸びのある声はじーんと心に響くので、聴く人を幸せにしてくれるでしょう。

実際に歌詞が自然と入り込むような優しさが感じられると、評価する声も多くありました。

そんな片岡健太さんのボーカル力に酔いしれる人は少なくありません。

一つ一つの歌詞をしっかりと歌っているところからも、片岡健太さんの曲への想いが十分に伝わってきました。

sumikaの代表曲

sumikaにはファンの心を掴んで離さないような魅力的な楽曲が多数あります。

それぞれに魅力があるのでどれから聴いたらいいか迷ってしまいますよね。

以下にsumikaの代表曲を3つ挙げたので、楽曲を選ぶ際の参考にしてもらえたら幸いです。

フィクション

フィクションはTVアニメ「ヲタクに恋は難しい」のOPテーマにも採用された楽曲です。

人生の選択に迷い悩まされている人が励まされるような言葉が並んでいて、それぞれの歌詞が一つの物語として繋がっています。

曲名であるフィクションとは仮構・虚構という意味で、アルバムタイトルは片岡健太さん自身が考えました。

片岡健太さんは過去のインタビューに以下のように答えています。

「自分が感動するものの9割ぐらいは人が作り出す創作物=フィクション。頭の中に思い描いたイメージを具現化するってすごくロマンがある」。(引用:http://eggman.jp/special/sumika-interview-4/

このインタビュー内容から見ても、楽曲制作に対する真剣度が伝わります。

ちなみにフィクションはsumikaのニューアルバム「Fiction ep.」のうちの一曲です。

アルバムには他に4つの楽曲が収録されています。

片岡健太さんはインタビューで「今作の4つを並べてみたらこれはsumikaというバンドが生み出したフィクションだなと」感じたことも明かしました。

フィクションという形になったのにはきちんとした意味があるということですね。

Lovers

2018年4月25日にリリースされたLoversも「Fiction ep.」に収録されていた楽曲のうちの一つです。

フィクション同様、TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」のOPテーマにもなりました。

更に「痛快TV スカッとジャパン”胸キュンスカッと”」のテーマソングでもあったそうです。

sumikaのなかで最多のタイアップ曲としても知られるLoversは、曲名にあるように恋愛にまつわる楽曲になります。

アップテンポでとてもノリが良く様々なシチュエーションがあるため、多くのファンの心を惹きつけてやみません。

特に様々なシチュエーションの部分についてですが、これはLoversの歌詞に使われた言葉の意味を考えさせられました。

分かりやすいのが「男は最初になりたがり、女は最後になりたがる」という歌詞です。

「男としては好きな女の子の最初になりたい、自分が初めての彼氏でできれば自分色に染めてしまいたい」。

前半からは男性のリアルな本音が伝わってきました。

後半の「女は最後になりたがる」は、結婚して一生側にいてほしいという女性側の願望を表しているのでしょう。

また「うんざりするほど、嫌いって思うところは見えるけど、彼女の代わりはいない」という部分も

気になりました。

「どんなに嫌なところが見つかってもあなたの代わりを探すつもりはないよ」と主人公が思っているのではないでしょうか?

「嫌いな部分は沢山あっても良い部分も同じぐらいある、それにこんなにも自分に甘えてくれる女性はあなただけ」と解釈することもできます。

他にも恋愛にまつわる様々な意味合いが込められている部分が多数ありました。

まさに「愛する者との関わり方」を考えさせられるような、そんな楽曲と言ってもいいでしょう。

ファンファーレ

劇場版アニメ「君の肝臓をたべたい」のOPテーマにもなったファンファーレ。

疾走感のあるメロディだけでなく、どこかプラス思考にさせてくれるような歌詞が魅力の楽曲です。

曲全体がポップでありながらも、ロックバンドとして成立するように作り込まれているのが印象的でした。

特に曲のクライマックスでは、自然と盛り上がるような骨太なサウンドが響き渡ります。

またロックバンドの下地があるからこそ、エモーショナルな部分が引き出されているのも魅力的です。

夏と暑さの爽やかさが演出されたり、ファンファーレには聴く者を虜にする要素が散りばめられていると言ってもいいでしょう。

ファンファーレを知らない人でも一度聴けば、同じ楽曲をもう一度聴いてみたいと思うようになれるのではないでしょうか?

まとめ

人気ロックバンドのsumikaに関連する話題をお送りしました。

彼らの経歴や魅力を調べてみると、多くの支持を集める理由がよく分かります。

人柄・創造力・音楽性など様々なものを持ち合わせているからこそ、日本を代表するようなロックバンドになれたのでしょう。

今後もまだまだ躍進できる可能性のあるバンドグループだと感じました。

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この記事を書いた人

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