「音の魔術師」の異名を持ち、若者達を中心に高い支持を集めているビッケブランカさん。
実際、あらゆる音源を活用した美しいメロディに酔いしれる人は少なくありません。
ビッケブランカさんとは何者なのか(経歴・由来・本名)やメンバーは何人なのか?どんな魅力があるのかなどご紹介します!
今回は以上のような話題に加えて、ビッケブランカさんの代表曲も紹介していきます。
ビッケブランカはグループ?ソロ?経歴・本名など
独創的な楽曲を次々と生み出すビッケブランカさんは、日本の音楽界の一角を担う実力派です。
そもそもビッケブランカとは複数メンバーの在席するグループなのか、ソロなのかどちらなのでしょうか?
以下の各見出しでビッケブランカさんの詳細に迫っていきます。
ビッケブランカはソロのシンガーソングライター
ビッケブランカと聞くとグループ名のようにも感じるので、最初はそのように思っていました。
しかしビッケブランカのメンバーは1人だけで、彼はソロのシンガーソングライターです。
美麗なファルセットボイスと多様なハーモニーでファンを魅了しています。
詳しくは後述しますが、ビッケブランカは活動名で本名は別にありました。
俳優・モデルとしても活動しており、素顔は爽やかな雰囲気のイケメンです。
次の見出しでビッケブランカさんの経歴を見ていきます。
ビッケブランカの経歴
ビッケブランカさんは、小学生の頃からマイケルジャクソンなどの洋楽に夢中になっていたそうです。
また、ピアノを始める妹のために両親がピアノを購入すると、ビッケブランカさんもピアノを趣味程度に弾き始めました。
作曲活動に本格的に取り組み始めたのは小学校高学年の頃。
中学・高校時代になるとロック要素のある楽曲まで手掛けるようになります。
そしてインディーズシーンで活動を始めた2012年には、音楽イベント「MINAMI WHEEL 2012」の楽曲投票企画で、自らの楽曲「Wake up sweetheart」が1位に輝きました。
2016年には『Slave of Love』という楽曲でメジャーデビュー。
以降はCM・ドラマ・アニメなど数多くのメディア作品とのタイアップを重ねてきたそうです。
歌手や作曲家としてマルチな才能を発揮する人物として、非常に多くの人に支持されています。
ビッケブランカの由来
女性ばりの美しい歌声が魅力のビッケブランカさん。
活動名称であるビッケブランカとはポルトガル語で「Vickeblanka」だそうです。
意味を調べてみたところ、「Vicke」が海賊の下っ端、「blanka」が純粋・純真な思いと出てきました。
言葉使いも乱暴だし、言うこともキツイと自身を冷静に見ているビッケブランカさん。
しかし音楽を作りたいという純粋な思いは本物、だからこそ純粋な心を持った粗暴に見える海賊「ビッケブランカ」と当時の事務所の人に付けてもらったことを明かしています。
言葉使いも乱暴だし、言うこともキツイ。でも、音楽を作りたいという根本の思いは純粋だよね、というところから純粋な心を持った粗暴に見える海賊「ビッケブランカ」とつけてもらったそうです。
どんな困難に遭遇してもそれを乗り越えて上を目指していく。
まさにビッケブランカさんらしい由来なのではないでしょうか?
ビッケブランカの本名
ビッケブランカさんの本名は山池純矢(やまいけじゅんや)です。
現在の名前に改名したのは2012年で、それ以前は本名でソロ活動していました。
本人曰く自分の名前と別に名前を付けようとした時に、当時の事務所の人に自分はどんな人かと質問したそうです。
事務所の人は「荒くれものっぽい雰囲気あるけど純粋やん?」と答えています。
それが前述した「ビッケブランカ」への改名に繋がりました。
自分の名前と別に名前をつけてやろうってなった時、当時の事務所の人に、僕ってどんな人ですかってきいたら「荒くれものっぽい雰囲気あるけど純粋やん?」ってみたいになってそのままとったっていう。
但し彼をよく知るファンにとっては、山池純矢もビッケブランカも思い入れのある名前に違いないでしょう。
ビッケブランカの魅力
誰が聞いても印象に残るようなインパクトのある楽曲を世に輩出しているビッケブランカさん。
そんな彼の主な魅力は多彩なメロディ、ファルセットボーカル、ピアノスタイルにありました。
ビッケブランカさんの各魅力を深掘りしていきます。
多彩なメロディ
ビッケブランカさんの魅力といえば、ジャンルにとらわれない多彩なメロディ。
アルバム1曲聴くだけでも、ビッケブランカさんのメロディの多彩さは十分に伝わってくるでしょう。
実際、ポップ・ロック・J-POPなどありとあらゆる音楽領域に踏み込んでいます。
具体的には美しいバラードから軽快なポップチューンまで何でも御座れです。
こうした圧倒的なメロディセンスがあるからこそ、その多彩さを放ち続けられるんですね!
1人でここまでの才能を発揮できるのは、ビッケブランカをよく知らない人から見ても凄いと言えるでしょう。
ファルセットボーカル
ファルセットボーカルとしても注目を集めるビッケブランカさんは、元々低い地声とガナリ声をかなり気にしていました。
そんな時に事務所スタッフから教えてもらったのが、MIKA(ミーカ)さんというシンガーソングライターの存在です。
ビッケブランカさんはMIKAさんの裏声主体の歌い方を研究し、後にファルセットボイスを手に入れることになります。
ファルセットボイスはソプラノのような高いキー音を持ちながらも、柔らかく奥行きのある音が脳内に響くような効果のあるものです。
これによって立体感・臨場感ある楽曲をより体感できることから、ビッケブランカさんの楽曲はただ普通に流している楽曲とは明らかに異なります。
ファルセットボイスこそ、ビッケブランカさんが多くのファンに愛されている魅力の一つです。
ピアノスタイル
ビッケブランカさんの魅力をもう一つ挙げるなら、それはピアノスタイルです。
そもそもビッケブランカさんは。ピアノに主軸を置いたスタイルに定評があるそうですよ。
多彩な魅力溢れる楽曲を独創的なピアノアレンジで上手く表現しています。
シンプルなフレーズにポップなナンバー、更にはロックテイストなナンバーまで幅広いメロディを奏でているのが特徴。
ピアノを始めたのは21歳の頃だというビッケブランカさんですが、強弱や硬軟を自在に操るピアノからはそれを一切感じさせません。
無垢的なフレーズを自然に弾くことができるのも彼のピアノの魅力なので、今後も多くの人を魅了していくでしょう。
ビッケブランカ代表曲
ビッケブランカさんの楽曲はどれも魅力的なものばかりなので、楽曲に順位を付けるのは難しいです。
なのでビッケブランカさんの代表曲を探してみました。
記事の最後にBlack Catcher、Slave of Love、CaVa?の代表曲3曲を紹介していきます。
Black Catcher
Black Catcherはアニメ「ブラッククローバー」の第10クールOPテーマ曲に採用された楽曲です。
アニメのOP映像を元にビッケブランカさん自身が書き下ろしました。
ビッケブランカさんがスタッフに「主題歌やらせてください」と直談判したことが、Black Catcher制作の始まりです。
ちなみにこれとは別に、「Black Rover」という楽曲がアニメ第3クールに起用されていたそうですよ。
話を戻すとBlack Catcherは、溢れるようなメロディと底知れぬパワーが漲るような歌詞が特徴の楽曲。
そこにダークなサウンドスケープが加わることで、不穏と覚醒の交差が織りなすストーリーを表現しています。
こうしたところが、Black Catcherがファイティング・スピリット・ソングと言われる由縁です。
Slave of Love
Slave of Loveはビッケブランカさんのシンガーソングライターとしての才能が究極に昇華したメジャーデビュー作です。
「Google Play Music 音楽のある生活・ウェルカム篇”」のCMソングとしても起用されました。
Slave of Loveでは恋に未練のある男性が描かれていますが、最初は「もう恋はしない」と言っています。
高揚した気持ちも別れたら未練たらたらになる、だったらもう恋はしない・・・でも結局最後はまた恋をする。
うん。自分の恋愛の曲にはそういう未練たらしい、過去を振り返って悲しんでる男がいつもいるんです。「Slave of Love」では最初「もう恋はしない」って言ってるんです。高揚した気持ちも別れたら未練タラタラになるんだから恋なんてしないって。だけど最後の最後に結局また恋をしちゃうっていうストーリーが描かれていて。
ビッケブランカさんが過去のインタビューで答えた内容ですが、彼が自らをSlave of Love(愛の奴隷)だと話していました。
まさに人間らしさが滲み出ているような楽曲ですね。
CaVa?
CaVa?はビッケブランカさんの3rdシングルとしてリリースされました。
SpotifyのテレビCMにも起用された楽曲で、「♪カカカッカ カモン サヴァ!」のフレーズが特に印象的。
CMにビッケブランカさん自身がカメオ出演していたこともあり、多くの視聴者に強烈なインパクトを残すことになります。
CaVa?は以前14日間のパリ旅行に行った際のアイデアが3年越しに実った楽曲なんだそうです。
ビッケブランカさんは3年越しとなった理由について、「いつか歌えたらいいなと思って、帰国してサビの一部分だけ作ってほったらかしてました」と話していました。
以前パリに旅行に行った時のアイデアが、そのまま3年越しに実ったのがこの曲なんです。「Ca Va?」って、発音もそのままじゃないですか。パリには14日間行ってたんですが、みんなサバサバ言っててそれが面白くて。いつか歌えたらいいなと思って、帰国してサビの一部分だけ作ってほったらかしてました(笑)。
ちなみに曲冒頭で語られるメッセージはなんとフランス語。
流暢なフランス語で歌ったのはビッケブランカさん曰く言語に飽きを感じたからでした。
そして元々はフランス語が好きだった母親の影響で、子供時代からよくフランス語の歌を頻繁に聴いていたようですよ。
音楽ジャンルだけでなく言語の壁も越えてしまうなんて、ビッケブランカさんらしいと言えますね。
まとめ
ビッケブランカさんのプロフィールや由来、代表曲などを紹介してきました。
楽曲だけでなくビッケブランカさん自身も、強烈なインパクトのある人物であることが分かります。
だからこそ他にはないようなオリジナリティ溢れる楽曲が作れるのでしょう。
特にファンではなくてもビッケブランカさんを応援したい気持ちになりました。
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