Official髭男dismこと通称「ヒゲダン」は、ボーカルの藤原聡さんが演奏する鍵盤のメロディーと、高音歌唱が印象的な山陰地方出身の4人組バンドミュージシャンです。
そのボーカルの藤原聡さんが悲運にも声帯ポリープになり、活動頻度が少なくなっていることも心配されています。
今回は、多くの世代に愛されている「Official髭男dism」の、メンバーやネーミングの由来と、ヒゲダンの4人のメンバーの経歴などを調査しましたので、ご紹介していきます。
Official髭男dism(ヒゲダン)ってどんなグループ
Official髭男dism(ヒゲダン)は、山陰島根で結成され2012年に活動を開始した、4人のメンバーで活動する日本の代表的なロックバンドです。
Official髭男dism(ヒゲダン)の経歴
2012年、島根大学在学中にボーカルの藤原聡さんを中心にバンドを結成し、「Official髭男dism」が島根の地に誕生します。
まずは、ヒゲダンのワンマンで地元島根のキャパ200人ほどのライブ会場を一杯にすることを目標に活動を始めました。
2015年にインディーズデビューし、2018年には1stアルバム『エスカパレード』でメジャーデビュー。
翌年2019年は、代表的な曲となっている「Pretender」をリリースし大ヒット!
日本武道館での単独公演や全国LIVEツアー、高校野球夏の全国大会甲子園のテーマソングとして「宿命」が選曲され、のちに『第70回NHK紅白歌合戦』に「Pretender」で初出場するなど記念すべき年となっています。
2020年以降は、世が感染症の流行である最中もオンラインliveなどで人々に音楽を届け、「I Love…」「Subtitle」などドラマ主題歌となったヒット曲を生み出しながら、変わらずに今日もファンを楽しませてくれています。
Official髭男dism(ヒゲダン)の由来
「Official髭男dism」というバンド名は、ドラムのメンバーである楢崎誠さんが名付け親です。
とにかくインパクトが大だったから、これにしようとちょっとふざけて名付けた感覚だったといいます。
ドラムの楢崎さんは、初めは「髭男dism」としていましたが何か違うと思い、特に意味はないそうですがofficialも付けて美くしくしたとコメントしています。
後付けで、「Official髭男dism」というバンド名に、髭が似合う大人になっても誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーで続けていきたいという意味を込めています。
Official髭男dism(ヒゲダン)のメンバー
山陰島根発の日本のポピュラーバンド「Official髭男dism」は、その名のイメージ通りに4人の男性メンバーで構成されています。
それぞれのメンバーには、どんなキャラクター性があるのか、基本的なプロフィールとともにまとめてみました。
藤原聡
藤原聡(ふじわらさとし)さんは、Official髭男dismのボーカル&鍵盤担当のメンバーです。
1991年8月19日生まれ、鳥取県米子市出身、血液型O型。
鳥取県立米子東高校出身、島根大学卒業後に地元で銀行の2年間営業マン経験有り。
銀行マン時代には、営業先の外で思いついたメロディーをスマホに吹き込んで溜めていたという逸話もあります。
メンバーの小笹大輔さんとは、藤原聡さんが高校2年生からライブハウス仲間として付き合いがありました。
幼稚園時代からクラシックピアノを習い、高校入学前から藤原さんの音楽の才能が吹奏楽部では評判になっていたほどの逸材。
高校時代はボーカルではなくパーカッションを担当していました。
小笹大輔
小笹大輔(おざさだいすけ)さんは、Official髭男dismのギター&コーラスを担当するメンバーです。
1994年1月6日生まれ、島根県松江市出身、血液型O型。
松江工業高等専門学校電子情報システム工学専攻を卒業しています。
ヒゲダンでは最年少メンバーで、Hi-STANDARDがきっかけでギターを手にしています。
過去にボーカルの藤原さんと「嵐」のコピーバンドを経験。
猫とサウナ好きであり、サウナ・スパ健康アドバイザーとサウナ・スパプロフェッショナル(管理士)の資格を持つギタリストです。
楢﨑誠
楢崎誠(ならざきまこと)さんは、Official髭男dismのベース&サックス担当のメンバーです。
1989年3月18日生まれ、広島県福山市出身、血液型O型。
広島県立神辺旭高等学校から島根大学に進学し、ボーカルの藤原さんに誘われてバンドメンバーとなっています。
「Official髭男dism」というバンド名の名付け親ですが、出身地方が山陰地方ではないメンバーの一人です。
音楽の教員免許を持ちながらも、島根県警察音楽隊でサックスを演奏していた経歴の持ち主でもあり、音楽で食べていく決意が固かったようです。
松浦匡希
松浦匡希(まつうらまさき)さんはOfficial髭男dismのドラム&パーカッションとコーラス担当のメンバーです。
1993年1月22日生まれ、島根県米子市出身、血液型O型。
ボーカルの藤原さんと同じ島根大学を卒業しているメンバーで、藤原さんの後輩にあたります。
趣味は釣りで、学生時代は剣道部部長で位は初段。
体育会系のキャラクターかと思えば、Official髭男dismのグッズやLINEスタンプのデザインなどを担当しているメンバーでもあります。
Official髭男dism(ヒゲダン)の魅力
Official髭男dism(ヒゲダン)の魅力は、ボーカリスト藤原聡さんの優しいハイトーンの歌声と駆け抜けるような鍵盤演奏です。
バンド演奏もCD音源以上に素晴らしく、LIVEパフォーマンスも圧巻、そして全身で歌い上げるボーカルの姿、子どもから高齢者まであらゆる世代から支持される音楽。
ドラマやアニメ作品への楽曲提供の際には、作品のイメージを壊さず、ヒゲダンの楽曲と相乗効果を期待できる作詞作曲のセンスも創作者としても一流です。
Official髭男dismは常に私たちをワクワクさせ、胸を時めかせてくれる楽しいMVやステージも人気です。
Official髭男dism(ヒゲダン)の代表曲
アニメ『SPY FAMILY』のオープニングテーマとなった「ミックスナッツ」をはじめ、ドラマやCMにラジオなど、多くのメディアでタイアップ曲が多く起用されるOfficial髭男dismの音楽。
ヒゲダンの名曲のなかでも、よく聴かれている代表的な曲を2つご紹介いたしますので、是非ご視聴いただけると嬉しいです。
Pretender
映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』主題歌となり、聴いたことがない人がいないくらいの有名曲となったヒゲダンの代表曲です。
イントロのギターや鍵盤のメロディーの良さが心地良く、BGMとして聞いてしまいがちな「Pretender」ですが、切ない恋心を抱きながらも「好きだ」と言えない関係の切ない歌詞が胸に刺さります。
でも虚しく悲しくは終わらない、なぜか明るいメロディーと、連呼される「君は綺麗だ」というセリフとが、前向きでいる強さを見せて励ます曲になっています。
ヒゲダンが『第70回NHK紅白歌合戦』に初出場した際に、ステージで披露した楽曲です。
115万キロのフィルム
Cry Baby
2021年にリリースされた、TVアニメ『東京リベンジャーズ』主題歌となっている一曲。
ヒゲダンの「Cry Baby」は、様々なメロディーが交差して転調していきます。
一曲なのに違う曲のようなアレンジがいくつもあり、タイアップしているアニメとマッチして「東京リベンジャーズ」にも「ヒゲダン」にも似合い、アニメの世界観を崩さない上手さと斬新さを楽しめる曲になっています。
正にヒゲダンの良さを象徴する、カッコよくオシャレなのに躍動感を持つのがCry Babyです。
まとめ
演奏もボーカルもJpopを代表する才能を持つヒゲダンことOfficial髭男dism。
ちょっと代表曲を聴くだけでも、LIVEに行ってみたくなるアーティストですよね。
2024年現在はOfficial髭男dismにはLIVEの情報がありませんが、2023年12月に公開したSPY FAMILYの映画とともに、担当した主題歌「SOULSOUP」が愛され聴かれ続けています。
ボーカルの藤原聡さんには、声帯を労わりつつ、Official髭男dismの音楽を続けて欲しいですね。
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