ベートーヴェン・インパクト 革新的作曲家ベートーヴェンの音楽とその影響
アクセル・シュテア レクチャーコンサート
イベント概要
- 開催日時 2025年04月19日 19:00 開演
- 会場 ベヒシュタイン・セントラム 東京
- 公式HP https://www.bechstein.co.jp/events/20250419/
イベント詳細
ドイツ人ピアニスト・音楽家・音楽教育者であるアクセル・シュテア Dr. Axel Sterの日本で初めてのレクチャーコンサート。
今回のレクチャーコンサートでは有名なヴァルトシュタイン・ソナタを演奏しながら、ベートーヴェンの挑戦的なピアノスタイルについて洞察に満ちた説明と分析を行います。
ベートーヴェンは、特にフランツ・シューベルトやフランツ・リストなどの後継の作曲家に深い影響を与えました。
シューベルトはベートーヴェンを崇拝し、ベートーヴェンの交響曲の初演を目撃しました。一方、ベートーヴェンはシューベルトの美しい歌曲に深い感銘を受けました。
フランツ・リストは子供の頃ベートーヴェンのために演奏し、その後、同世代の偉大なベートーヴェン演奏家の一人となりました。さらに、リストはベートーヴェンとシューベルトの作品をピアノ用に編曲しました。
コンサートの後半ではシューベルトとリストの作品を演奏し、これらの作曲家に対するベートーヴェンの影響を解説します。
<プログラム>
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
・ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調Op.53“ヴァルトシュタイン”
フランツ・シューベルト
・即興曲集 第四番 D899 Op.90-4 変イ長調
・「3つのピアノ曲」D946 第2曲 変ホ長調
フランツ・リスト
・シューベルトによる「12の歌」S.558 第4曲「魔王」(リスト編曲)
・シューベルトによる「白鳥の歌」D957(レシュタープとハイネの詩による13の歌)第1曲「愛の使い」(リスト編曲)
・ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
※曲目、曲順は変更になる場合があります
※幼児・小学生は保護者同伴の上、無料です
出演者・演奏者
1968年、ドイツのサンデ生まれ。若い音楽家としていくつかの著名なピアノコンクールで優勝し、1986年に「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州青少年文化賞」を受賞した。1990年以降、デトモルト音楽大学、ウィーン国立音楽大学、リューベック音楽大学で学び、音楽理論、ピアノ教育、ピアノ芸術の学位を取得。若い頃からジャズにも深い関心を抱き、ジャズの即興演奏と編曲のさらなる教育を求めて、1994 年に米国に渡り、カリフォルニア州立大学フラトン校に入学。1997年に香港演芸学院で短期間音楽理論の講師を務めた。2006 年にアクセル・シュテアはハンブルク音楽演劇大学で音楽療法の博士号を取得し、音楽療法に関するいくつかの科学エッセイを出版した。
クラシックピアニストとして、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州音楽祭、米国カリフォルニア州テメキュラ音楽祭などで頻繁にコンサートを行っている。米国ゲーテ・インスティトゥートにて、レクチャー・コンサートを開催。さらに教会オルガン奏者としての経歴と、クラシック音楽における幅広い即興スキルを活かし、自身のコンサートで即興演奏も行っている。
ジャズの分野では、ピアノ演奏・編曲・アンサンブル指揮などを行い、ニルス・ラングレン、インゴルフ・ブルクハルトを始めとするトップジャズミュージシャンとの共演や編曲を手がけ、ドイツの有名なジャズ・バルティカ・フェスティバルに出演。2005年より日本の法政大学の客員講師を務め、同大学のジャズアンサンブルであるニューオレンジスイングオーケストラをドイツに招致・共演を実現。
1998 年からバルト海ギムナジウム・ティメンドルファーシュトランドの音楽教師となり、1999 年にはOGTビッグバンドを設立。同バンドと共にスウェーデン、日本、米国へのコンサートツアーを実現した。リューベック音楽大学では、クラシック・ジャズピアノの即興演奏を教えている。2024年にはその功績が讃えられシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州文化フォーラムよりジャズ推進賞を受賞した。
入場料・チケット代
中学・高校生 2000円
幼児・小学生 無料