ATARU（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

中居正広主演による新感覚ミステリードラマ。化学工場で爆発が起こり、従業員のベテラン技師が死亡した。事件性を疑う警視庁捜査一課の刑事・蛯名舞子は、訪れた爆発現場でチョコザイと名乗る謎の男と出会い…。

出典：TSUTAYA DISCAS

[review_stars 5/5]
サヴァン症候群という人格をもつ男性の話ですが、あまり聞いた事がない言葉なだけに、少しでもサヴァン症候群についてわかってもらうだけでも、見る価値のあるドラマです。サヴァン症候群という特殊な能力を持つ男性役を中居正広さんが、演じており、一般社会では、抱えきれないサヴァン症候群の人の演技がまず見どころです。

警察が気づかないような小さな犯罪事件に関する証拠を見つけ、自分なりに考えて、単語を発信するアタル。迷宮入りすると、思われる事件や事件性がないと判断された案件から証拠を見つけ、犯罪事件を解決に導いていくアタルの能力と、アタルが発した単語をヒントにして、理解して行く舞子との関係も見どころです。舞子役を栗山千明さんが演じており、その演技はいう事ないですが、アタルが、普通の子供ではなく、サヴァン症候群という事での家族関係についても触れられており、アタルの過去についても見どころです。

又、ドラマを見ている人もアタルの発する単語から想像、推察し、事件のヒントをもらって推理する楽しさもあり、ミステリーを楽しく見れます。このドラマを見て、サヴァン症候群を理解してもらい、サヴァン症候群の人が一般社会で、普通に生活することが出来るようになればいいと感じるドラマです。

[review_stars 5/5]
TBSにて日曜夜９時から放送されていたATARUは、中居正広さん主演のコミカルな推理ドラマです。
知的障害の一つである「サヴァン症候群」を持った中居正広さん扮するチョコザイ（本名：猪口在）が、警察官である蛯名舞子（栗山千明さん）と沢俊一（北村一輝）とともに、様々な事件を解いていく物語です。
扱っている事件は、捜査一課ですので殺人事件ですが、チョコザイと舞子、沢のやり取りや、捜査一課のメンバーとの掛け合い、舞子の家族との会話の全てがコミカルでクスッと笑ってしまうような見やすさがあります。

舞子は美人デカとして警察の広告塔にもなっていますが、熱血デカで責任感を持った役柄となっています。また、大食いの一面も持っていたり、推しのゆるキャラはホヤぼーやであるといったどうでもいいような情報もドラマではよく出てきます。一方、沢は舞子の上司にあたりますが、やる気のない変な関西弁を話し、舞子の自由奔放な捜査のせいで、上司に怒られ板挟み状態といった役で、暴走する舞子と止めたり、チョコザイのヒントをもとに解決に導く重要な存在でもあります。実は、沢はバツイチで、無線連絡の際には「Pナンバー：794X11179（泣くよバツイチいちいち泣く）」という語呂合わせで遊ばれるシーンが、なんともおかしいですね。

チョコザイの能力は、様々な情報データを一目見ただけでインプットし、その量は日々アップデートされていきます。元々はアメリカのFBIの捜査員の育成機関で訓練を受けていましたが、インプットはできるのにアウトプットはなぜかできず、落ちこぼれの存在でありました。環境を変えるために来日後、ひょんなことから舞子たちと出会い、一緒に捜査をするようになります。ドラマで描かれる殺人事件は、主に捨て山（事故や自殺といった事件性のないもの）をチョコザイたちが証拠をもとに解き明かします。それまで、舞子や沢は事件性のないものは捜査を切り上げていましたが、チョコザイの存在で最後まで捜査するなど、一話ごとに変化していきます。チョコザイもまた、舞子たちと事件関係者に関わり、事件を解き明かしていくうちに、能力を開花させ、関係者たちの心が分かるようになるといった成長を見せます。

出てくる言葉は難しいものも多いですが、舞子たちも理解できない言葉が多いため、その都度誰かの解説が入り理解できますし、なによりも登場人物たちの関係性や掛け合いが楽しいドラマとなっていますので、そこに注目して見てほしいです。

[review_stars 5/5]
サバン症候群の特殊な能力を身につけているATARUは、事件現場で特殊な瞬間的な記憶能力から、事件を解決に導く言葉をヒントのように与えていきます。普段は、もじもじしているのですが、バッと見ただけで記憶し、膨大な量の情報が記憶にあり、関連した日付けや、見たものの成分を口にしたりする能力で、羨ましい程の知識でスーパーコンピュータ並みです。しかし、コミュニケーションを取ることはできず、単語やキーワードを口にするだけで、会話も難しいのが辛い所です。

いつもマスコットのぬいぐるみを持ち歩き、居候している家でちょこざいな！と、言われたことや、本名が猪口在から、自分をチョコザイと名乗るのが面白く、食べる物はケチャップとマスタードだけで、ボトルごと持ち歩いてチューチュー吸って食事になってしまいます。しかし、居候先の舞子から、どん兵衛のカレーうどんのスープの味を教わり飲めるようになりますが、うどんが入っていると絶対飲まないので、先にうどんを食べてから渡すと飲めると言う頑固なシーンも笑ってしまいますが、サバン症候群の人達は、そのようなこだわりがあるらしいので、大変だと思います。

また、相手が3回同じ言葉を繰り返して言うと、アップデートしました！と、情報の記憶が書き変わるのも印象的でした。事件捜査をしていきますが、ヒューマンドラマ色が強く、アタルのユニークで憎めない日常と、卓越した頭脳が見応えあるドラマでした。