ギターを挫折して辞めてしまわないために挫折しないポイントと挫折の原因を紹介

ギターを挫折しない
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ギターを始めた時は希望に満ち、ギターを弾き鳴らす未来を想像して始めたはずなのに、いつのまにかギターが部屋の隅に追いやられ手に取ることもなくなってしまうことよくありませんか。

ギターを始めても「挫折してしまうのでは?」と始めることに躊躇してしまう人もいるでしょう。

そんな不安を抱える人に「なぜ挫折してしまうのか。」「どうすれば挫折せずに続けられるのか」を紹介します。始めたからにはギターを長く続けられるようにしてみませんか。

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聴きこむ編集部

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ギターを挫折してしまう割合は?

ギターに憧れる人は多く「やってみよう!」と思う人や、思いきって始める人は多いようです。

山野楽器が2022年に実施したアンケートでは「2022年の始めたい楽器」でピアノに次ぎ2位がギターという結果になっています。

引用:【山野楽器】「2022年に始めたい楽器」アンケート、結果発表

ギターはテレビなどで見る機会も多く、ギター教室も割と多いので始めるきっかけも多いようです。しかし始める人が多い分、挫折してしまう人も多いという結果があります。

ギターは挫折する人が9割いる

初心者でギターを始めた人の内90%の人が1年もしくは90日以内にギターを辞めてしまうというデータがあります。

参考ギター初心者の90%が1年以内に諦めるとフェンダー社が発表(Musicradar.com)

かなり高い数字で驚いてしまいますよね。ただし、残った10%の人はギターを長く続けるともいわれています。

つまり、続けられるかどうかは初めの1年が勝負ということになりそうです。挫折の原因を知り、1年を乗り越えるにはどうしたらいいのか紹介していきます。

ギターは正しい練習法をしないと挫折してしまう

練習をする前にまずは必要なものを揃えましょう。

アコースティックギターの場合は、ギター本体の他にチューナー、ピック、弦があればいいでしょう。エレキギターの場合はギター本体とチューナー、ピック、アンプ、シールドが必要です。

どちらのギターの場合も上記の他にギタースタンドやギターケース、メトロノームや、消音グッズがあれば便利です。チューナーやメトロノームに関してはアプリなどもあるので便利なものを探してみましょう。

必要なものをそろえた上で、まずはしっかり基礎練習をすることをおすすめします。基礎練習をしっかりすると音が綺麗に出てモチベーションが上がります。初めから早くは弾けません。ゆっくり確実に音を出せるように練習してみましょう。

また、ギターは独学でも習得できます。しかし初心者の場合、何をしたらいいのかわからなくて結局やめてしまうことに繋がりかねないので、教室に通ったりできる人に教えてもらったりすることは上達の近道になります。ある程度弾けるようになれば自力でも練習していくことができるので初めだけでも教えてもらうといいでしょう。

どうしても人に教えてもらうのに抵抗があれば、YouTubeなどでも丁寧に教えてくれる動画があるので探してみるのも一つの手です。

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ギターを挫折して辞めてしまう主な原因とは?

ギターを早々に辞めてしまう人はいくつか原因が見られます。よくある原因を紹介するので、自分に当てはまっていないか、もし当てはまっていたら改善してみましょう。辞めずに続けられるように改善のお手伝いができれば幸いです。

いきなり難しい曲にチャレンジ

「この曲が弾きたい」という目標があるのはとてもいいことです。目標に向かって突き進む力が強ければギターの上達も早いでしょう。

ただし、遠すぎる目標を初めからクリアするのはやはり挫折につながりやすいです。小さな目標を立てて、少しずつクリアしていく方が達成感も味わえて、次への活力にもなりますよ。最終目標として難しい曲を設定するのはとても素晴らしいことですが、その前にいくつも目標を設定して少しずつステップアップしていく方が練習を続けるモチベーションにつながります。

難しいコードが弾けず挫折

難しい曲に挑戦することと似ていますが、初めから難しいコードを弾こうとすると当然うまくいかず「やっぱり自分にはできない」という思考に陥って、辞めてしまう人が多いです。

ただ、弾きたい曲を弾けなければなかなか練習のモチベーションが上がらないのも事実でしょう。

そこでおすすめなのが初心者用に簡単なコードで引ける曲を選ぶことです。探せば好きな曲を簡単に弾けるように簡単にアレンジしたものもあります。どうしても弾きたい曲があればそうしたものを探してみるといいでしょう。

そもそも練習する方法がわからない

ギターに限らず、初めてチャレンジすることはひとりではなかなかすすめることができません。初心者が早く上達するにはやはり習うことが大切ではないでしょうか。

独学で技術を獲得できる人がいることは否定できませんが、やはり右も左も分からないようであれば、ギター教室に通うことやギターを弾ける人に教えてもらうことをおすすめします。近くにそうした教室やギターをしている人がいない場合おすすめなのがYouTubeなどの動画です。

いろいろな人が動画で解説してくれているので、自分の好きな動画を選んで真似てみるといいでしょう。練習方法もたくさん紹介されているので自分に合ったものやできそうなものから挑戦してみてはいかがでしょう。

消耗品や周辺機器にお金がかかり続けられない

ギターを始める場合、身一つで始められるものではありません。まずはギターを用意する必要がありますし、続けていくには弦などの消耗品は必需品です。続けていくにはやはりそれなりのお金が必要でしょう。

そこで初めからお金をかけ過ぎないように注意することが大切です。憧れのギターや機材はうまくなってからでも遅くはありません。

まずは弾けるようになることが大事なので、自分の身の丈に合ったものをそろえましょう。粗悪品で無駄遣いをするのもよくないので、初心者がどのくらいのものをそろえて、使っていけばいいのか相談してみることもおすすめです。

ただしモチベーション維持のためこれだけはというものはあった方が続ける理由になることもあるのでしっかり自分の予算と相談しましょう。

騒音対策ができず思うように練習ができない

ギターの練習で問題になりやすいのが騒音問題です。練習時間を確保することも大切ですが、練習場所を確保することも忘れてはいけません。防音室や防音工事などの対策をすぐに打てる場合は早急に対応するといいでしょう。

ただそれなりの費用がかかるのでギターにつける消音グッズがおすすめです。サイレントピッグやサウンドホール弱音器、さらにミュートなどであれば比較的安いので対応しやすいでしょう。

また少し費用は掛かりますが、サイレントギターであればかなり消音効果が期待できるので検討してみてはいかがでしょうか。

自宅での練習が難しい場合は、ギター教室に通うことや、音楽スタジオを借りることを検討してもいいでしょう。比較的どこにでもある上、費用も掛からないのでおすすめはカラオケです。楽器の持ち込みができるかどうかだけ確認しておけば安心です。

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ギターを挫折する人の特徴について

ギターをやめてしまう人には少なからず共通点があるようです。自分があてはまっているのであれば、少し考え方を改めることで挫折を回避できるかもしれません。

プロの演奏見てすぐに弾けると思っていた

よくあるのが自分にもすぐできると思い込んでしまうことで、できない自分とのギャップで挫折してしまうケースです。プロは毎日かなりの練習を積み重ねた結果プロになり、プロになってからも研鑽を積んでいます。その演奏と初心者の自分が同じ演奏はできません。現実を見ましょう。

しかし練習を続ければ憧れの曲を弾くことも、人前で演奏することも可能です。ギターだけでなく何をするにしても、練習は大切で、逃げ出せば挫折に向かいます。続けるコツは少しずつ目標をクリアして達成感を味わいながら楽しく、あきらめずに練習することでしょう。

毎日練習を継続することができない

勉強や仕事や家事など生活の中でギターの練習に時間を割くのは大変でしょう。そもそも挫折しやすい人というのはコツコツ毎日続けるというのが苦手な人が多いです。しかし、楽器の上達には少しの時間でも毎日練習することが必須です。そこで毎日長時間の練習は難しいという人は一日一回ギターを触るようにすることからはじめてみましょう。もちろん時間が取れないことがある日もあるのでしっかり練習はできない日もあるでしょうが、とにかく1日に1回触ること、少しでも練習したら自分で自分をほめてモチベーションをあげましょう。

他に趣味などがあり時間がとれない

多趣味で他の趣味が長く続いている人は比較的新しい趣味を始めても長続きすることが多いです。しかしなんでも勢いで初めて「なんか違う」とすぐにやめてしまう人はどれも続かないことが多いようです。ギターも同じではないでしょうか。

他のことで時間が取れないというよりは、ギター自体に興味を失っていることも大いにあるのでしばらくは意識的にギターの練習時間を優先的にとるようにすると習慣化していくでしょう。習慣化するまでは油断すると時間がなかったと言い訳してしまうことにつながるので弾きたい曲を思い出し練習時間の確保に努めましょう。

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ギターを挫折せず続けて弾ける人の特徴

ギターが続かない人についてお伝えしてきましたが、ここではギターを続けている人に見られる特徴をお伝えします。真似してみるとギターを挫折せず続けていける可能性があります。是非参考にしてみてくださいね。

コツコツ作業が好き

何をするにしても成功につながりやすいのが地道な作業でもコツコツ積み重ねることができることです。特に楽器は練習した分上達します。もちろんプロのレベルに達するには並大抵の努力では足りませんし、才能の有無も関係してくるでしょう。

しかし「趣味でギターを弾きたい」「好きな曲を弾いてみたい」ということであれば地道な基礎練習を積み重ねることが上達の近道でしょう。

明確な目標設定や憧れの人物がいる

「あの曲が弾きたい」「あの人みたいにかっこよく弾きたい」という具体的な目標があるとモチベーションが維持されやすく続けることが苦ではなくなります。むしろ目標に向かって少しずつ設定した壁をクリアするごとにモチベーションをあげることもできるので良いサイクルが出来上がるようです。

他にも長く続けている趣味がある人

長く続いている趣味がある人は、新しいことにチャレンジしても長く続くことが多いです。これはコツコツ積み上げることで成功するという成功体験を持っているため挫折しにくいことが関係しているのではないでしょうか。初めからうまくいかないことも織り込み済みで、自分に失望して挫折することはあまりないです。

何よりチャレンジすることを楽しめたり、少しずつできることが増えていくことを喜ぶことができたりするので続けられるのでしょう。

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ギターを挫折しないためのポイント

ギターを続けるためのポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。できることから順に試してみると案外ギターが続いているというようなことが起こるかもしれませんよ。

急ぎ過ぎない目標設定をする

大きな目標を立てることは悪いことではありません。むしろ目標や目指すところがあると進みやすいので目標は立てるようにしましょう。

ただし、目標達成のために少しずつステップアップできる小さな目標を立てることも大切です。いきなり大きな山に登るのは無謀ですが、その山に登るために小さな山をしっかり踏破するような形を作るとその都度、達成感も味わうことができるのでモチベーションを維持しやすくなります。

例えば難しいけど弾きたい曲にいきなり挑戦すると挫折する可能性が高いので、まず、その曲を弾くために必要なことを書き出します。順番にクリアしていくことで達成感があり、次にやることも決まっていれば悩む必要もなく挫折しにくいでしょう。

自分に合ったレベルの練習をする

ギター初心者が何からすればいいのか悩んだ場合は、ギター教室に通うことをおすすめします。順を追ってレベルに合わせた練習メニューを組んでくれるからです。

しかし、環境や費用面から教室に通うことが難しければ、インターネトやYouTubeなどで初心者対象のギター動画を見ることもおすすめです。いろいろな人が動画をあげているため自分のレベルに合ったものを探せばいいでしょう。弾きたい曲があればその曲の動画も探してみましょう。

ギターを弾くことを楽しむ

何を置いても楽しむことが一番です。「好きこそものの上手なれ」という言葉が示す通り、「好き」「弾きたい」という気持ちは挫折を遠ざけます。

もちろん練習は楽しいことばかりではありませんが、できることが増えることや、昨日までできなかったことができるようになる達成感を知ると練習の先にある楽しみを感じることができるようになるでしょう。楽な練習をしようというのではなく、上達する過程を楽しむ余裕が必要ということです。

初めの1年が挫折するかどうかの分かれ道というのは、この達成感や楽しみを見つけられるかどうかにも左右されるのではないでしょうか。

無理をせず、自分のペースでギターを弾き、楽しむことで長くギターと付き合っていくことが可能です。

ギター仲間やバンド仲間を見つける

ギターを一人で練習するのは孤独で、落ち込んだ時にもなかなか立ち直ることが難しいことがあります。そのままやめてしまうことにもつながることが多いので、仲間を作ってみましょう。

ギターを一緒にしてもいいですし、他の楽器をしている人とバンドを組んでもいいですよ。仲間同士で教えあったり、励ましあったりすることは思っている以上に力になることが多いです。

挫折をしてしまっても、仲間が立ち直るきっかけをくれたりお互いがいい刺激になったりもします。

さらに、仲間がいると自宅以外での練習にも目が向くため、例えば音楽スタジオを借りて練習するなど練習場所の確保も視野に入り練習時間の確保にもつながります。一人では路上ライブなど考えられないと思っていても、仲間がいると人前に立ってみたいなど一人では思いつかなかった目標などもできてモチベーションも上がる可能性も出てくるでしょう。

ギター教室に通って先生に教わる

初心者で周りにギター経験者がいない場合一番おすすめなのは、ギター教室です。ギター教室がおすすめな理由は「レベルに合わせたレッスンが可能」「分からないときすぐ教えてもらうことが可能」「練習場所や時間の確保が可能」の3つです。

「レベルに合わせたレッスン」は、右も左も分からない初心者が自力で練習を開始する上で強力な指針になるからです。レベルに合わせたメニューを組んでもらうことで上達のスピードも上がるでしょう。

「わからないときすぐ教えてもらえる」というのはとても効率の良い練習方法です。試行錯誤することも大事ですが、迷っている時間が削減できる上、正しいやり方を真似することができるのはギター教室の醍醐味です。

最後に挙げた「練習時間と場所の確保」は自宅での練習が騒音対策などの問題で難しい場合かなりプラスになります。また、教室があることで一定の練習時間を強制的に作ることができるのは続けるうえで大切です。

以上のような理由で、ギター初心者がギターを挫折せずに続ける一歩目として、ギター教室に通うことは非常に有効です。

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まとめ:ギターを挫折してやめてしまう原因について

ギター初心者が1年以内もしくは90日以内に挫折してしまう確率は90%とかなり高いこといわれていますが、残り10%に入れば楽しく続けることも可能です。

挫折してしまう原因はいきなり難しいことを目標にするといった心的理由と、防音対策や消耗品購入などの費用面の理由などさまざまです。

その原因を一つずつ潰して、続けていける環境を作りましょう。そして何より練習を楽しむことが大切です。少しずつできることを増やして達成感を得ることでモチベーションを維持すると上達を楽しみながら続けることができるでしょう。さらに仲間を増やすこともギターを楽しむことにつながるので一緒に楽しめる仲間を誘ってみてはいかがでしょうか。

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