SUPER BEAVER(スーパービーバー)は、今やライブのチケットが完売する大人気ロックバンドグループです。
アルバムのリリースや全国ツアー公演を行うなど幅広く活動しています。
そんなSUPER BEAVERの経歴やグループ名の由来、またグループを構成するのはどんなメンバー達なのでしょうか。
今回の記事では以上のような話題に加えて、SUPER BEAVER(スーパービーバー)人気の理由や代表曲などにも触れていきます。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)ってどんなグループ
東京都出身の4人のメンバーで構成されるSUPER BEAVERですが、今日の成功は最初から得られたものではないようです。
人気バンドとして成功を収めるまでにどんな軌跡を歩んできたのか、そして「SUPER BEAVER」というグループ名にはどのような由来があるのでしょうか?
以下の各見出しではグループ自体のことについて深堀りしていきます。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の経歴
個性的なセンス・力強さ・熱さ・ファッションなど様々な魅力を持つSUPER BEAVERは、若者達を中心に絶大な人気を誇っているロックバンドグループ。
そんなSUPER BEAVERが結成されたのは2005年4月、高校の先輩後輩・幼なじみの間柄だった4人が集まったことが全ての始まりです。
渋谷や下北沢のライブハウスで精力的にライブをこなしていき、やがてアマチュアバンドとして少しずつ評価されるようになりました。
そして2009年にはシングル『深呼吸』でメジャーデビューを達成しています。
2011年にメジャー活動に終止符を打ちますが、インディーズに活動場所を移して2012年に再出発。
自分達のやりたい音楽は何なのか、真剣に向き合った結果でした。
こうした紆余曲折もあり、2018年4月30日には日本武道館の舞台に進出し単独での公演を成功に導いたそうですよ。
その後は現在に至るまで複数のフルアルバムのリリースや年間100本近いライブの他、ツアー公演など精力的に活動しています。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の由来
SUPER BEAVER(スーパービーバー)というグループ名ですが、由来は何なのか気になる人も少なくないと思います。
調べてみたところ、グループ名にはメンバーの一人である柳沢良亮太さんの意見が色濃く反映されていました。
深い思案があったのかと思いきや、「動物の名前を付けたかった」という理由で”ビーバー”が先に決まったそうです。
そして頭の”スーパー”は後付けて決まることになります。
バンドの由来は、ギターの柳沢が動物の名前を付けたかったという理由で”ビーバー”が先に決まり、後から”スーパー”が頭にくっつく流れでSUPER BEAVERに決まったそうです。
ちなみにビーバーはどんな環境下に置かれても逞しく生きることができ、更にコツコツと勤勉かつ温和で堅実な特徴を併せ持った動物です。
努力と才能で全国レベルのロックバンドにのし上がってきたSUPER BEAVERに、よく似ているようにも思えてきました。
何れにせよSUPER BEAVERはとても個性的なグループ名なので、今後も多くの人々の脳裏にくっきりと刻まれることでしょう。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)のメンバー
ライブはいつも大盛況のSUPER BEAVERを支えるのは、高校時代から繋がりのある4人のメンバー。
全員がファッショナブルで2005年の結束以降、強い絆でグループを支え合ってきた人達です。
ここからはSUPER BEAVERを構成するメンバーの詳細に狭っていきます。
渋谷 龍太
ファンから「ぶーやん」の愛称で親しまれているボーカル担当の渋谷 龍太(しぶや りゅうた)さん。
元々、この愛称は同じくメンバーの柳沢 亮太(やなぎさわ りょうた)さんが考えてくれたそうです。
渋谷 龍太さんからすると柳沢 亮太さんは高校の後輩になるので、先輩を慕っていたことが分かりますね。
特筆すべきはロックスターのようなその独特なファッションで、ロングヘアに加えてスキニーパンツや柄シャツでキメています。
外見からしてイケイケな雰囲気ですが、実は幼い頃は今と打って変わってシャイな性格だったことが判明。
今のブレない性格になったのは、長い間バンドに精力的に打ち込んできた結果なんだそうですよ。
そんな渋谷 龍太さんはバンド活動以外にも「渋谷 逆太郎」名義でソロ活動をしたりラジオのパーソナリティとしても活躍してきました。
マルチな才能を持ったミュージシャンと言っても過言ではありません。
柳沢 亮太
柳沢 亮太(やなぎさわ りょうた)さんは1989年2月21日生まれの34歳(2024年1月時点)。
SUPER BEAVERではギターの他、多くの楽曲の作詞・作曲を担当しています。
柳沢 亮太さんの作詞・作曲能力は高く、井上苑子(いのうえ そのこ)さんの『線香花火』なと、複数のアーティストに自らの楽曲を提供してきました。
SCANDALの『合わないつもりの、元気でね』も、元々は柳沢 亮太さんの楽曲として知られていますね。
また柳沢 亮太さんは音楽の才能だけでなく優れたプロデュース力を持つ人物です。
実際に2016年7月4日にメジャーデビューした「Shout it Out」のプロデューサーも担当しました。
一時期体調不良で活動休止していた時もありますが、無事に復帰を果たし今日まで活動しています。
SUPER BEAVERのバンド活動は勿論のこと、今後は音楽業界を大いにもり立ててくれるのではないでしょうか?
上杉 研太
ベース担当の上杉 研太(うえすぎ けんた)さんは、SUPER BEAVERのリーダーとしてもグループを支えています。
そして上杉 研太さんこそ、高校時代に渋谷 亮太さんを誘いSUPER BEAVER結成へと導いた人物です。
彼が渋谷 亮太さんを誘っていなければメンバーは別々の道に進んでいたかもしれないので、まさに運命の導きによるものと言ってもいいでしょう。
上杉 研太さんの大きな特徴は、抜群のファッションセンスと高い作詞・作曲能力の2つです。
アパレルブランドとのコラボの他、SUPER BEAVERの楽曲作成にも大きく関わっています。
具体例を挙げると新プロジェクトの「LEADER」を立ち上げたり、「how are you?」や「地球軸」などの歌詞を考案しました。
柳沢 亮太さん同様、様々な才能に長けた人ということが分かります。
ちなみに上杉 研太さんは独身(2024年1月時点)ですが愛犬がいるようです。
過去には愛猫を可愛がっている記事もあったので、きっと動物好きで心優しい人なのでしょう。
藤原“35才”広明
ドラム担当の藤原“35才”広明(ふじわら ひろあき)さんですが、年齢が入っているなんて独特な名前ですよね。
理由は本人曰く10代の頃から老け顔で悩んでいて、おじさんに見られてしまうことが多かったからだそうです。
しかし、優しい笑顔と自由気ままでかわいらしい性格は藤原“35才”広明さんの大きな魅力。
SUPER BEAVERがパーソナリティを務める番組で「かわいくなりたい!」と願望を述べていましたが、ファンから見た彼はもう十分にかわいらしい雰囲気を放っているのではないでしょうか?
渋谷:もうひとひねり、軽くもうひとひねりだけ!
藤原:……かわいく思われたい!
そんな藤原“35才”広明さんの魅力は笑顔と性格だけではありません。
ドラムの腕にも定評があり、的確なリズムでドラムを奏でSUPER BEAVERの音楽活動をしっかりと支えています。
実際に彼のドラム演奏を見ましたが、楽曲の世界観を壊さないようなバランスの取れた演奏をしているのが特徴です。
スキルの高いドラマーなので、今後もSUPER BEAVERの世界観をしっかりと演出してくれるでしょう。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の人気の理由
アルバムやライブは常に大人気のSUPER BEAVERですが、彼らがこれ程までに支持される理由は一体何なのでしょうか?
SUPER BEAVERの主な魅力は、日本語にこだわった歌詞と一人一人の心に寄り添ってくれるライブの2つです。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の人気の理由1:日本語にこだわった歌詞
彼らの歌詞には英語は一切使われておらず、全て分かりやすい日本語で構成されています。
複雑な言い回しがない分、聴いた人に熱量や彼らが歌詞に込めた想いがしっかりと伝わっていました。
楽曲はとても聴きやすく渋谷 龍太さんの語りかけるような歌声も、SUPER BEAVERの魅力を押し上げているようです。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の人気の理由2:ライブ
もう一つの魅力であるSUPER BEAVERのライブですが、会場にいる全員ではなく彼らが歌を届けるのはあくまでも観客一人一人。
一対一でしっかりと目を合わせながら歌うので、自分に向けて歌われていると錯覚し距離感を感じさせません。
実際には多くの観客がいるわけですが、あなたに向けて歌われる直接的なライブが結果的に会場の熱量を上げることに繋がっているのです。
分かりやすい歌詞にメンバーの美しい歌声、それに観客との一体感など様々な要素が重なり合い、SUPER BEAVERは確実に躍進し続けています。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)の代表曲
SUPER BEAVERはデビュー以降、数多くの名曲を世に送り出してきました。
『ひなた』や『ラブソング』などいくらでも挙げることができますね。
ここでは『名前を呼ぶよ』『突破口』『人として』の代表曲3つを紹介していきます。
名前を呼ぶよ
『名前を呼ぶよ』は15thシングルとして2021年7月7日にリリースされました。
映画『東京リベンジャーズ』の主題歌になった楽曲で、「名前を呼ぶよ」と繰り返し歌っているのが特徴です。
動画の1:40分頃から該当の歌詞が流れています。
タイムリープを題材にしている原作に楽曲が呼応する形になっていて、人との出会いや繋がりを通じて成長してきたメンバーの軌跡が刻まれているようです。
実際にメンバーの柳沢 亮太さんが「作品のストーリーは自分達の過去と重ねられるところが多く、自分達の軌跡を落とし込めるのではないか」と考えていたことを明かしています。
また、作品のタイムリープ要素に以前作ろうとしていた曲のフレーズを取り入れたことも話していました。
あと、「東京リベンジャーズ」には過去と現代を行き来するタイムリープの要素もあって。そのことを考えてたときに、「以前作ろうとして、形にならなかった曲のフレーズを入れてみよう」と思ったんです。
メンバー全員の軌跡が重なり合ったからこそ完成した曲だということがよく分かります。
まさに「東京リベンジャーズ」の作品内容に深く寄り添った楽曲であると言えるのではないでしょうか?
突破口
2020年10月21日にリリースした『突破口』は、アニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』のオープニング楽曲にもなっています。
『突破口』が演出しているのは、全国大会での強豪校との戦いを通じて自らの可能性を追い求める烏野高校排球部の姿。
そして特に注目してほしいのが楽曲のキーワードになっている「今をやめない」です。
仮に今をやめたら目標は遠ざかるばかりで、永遠に達成できないことになってしまいます。
なのでこのキーワードは目標に向かい突き進む人達の道標となっていることでしょう。
また「突破口」には他にも気になる歌詞がありました。
例え失敗しても正々堂々と今と向き合っていれば、最後は笑っていられるような明るい未来が待っている。
まるで目標に向かって歩む人の不安をかき消すような心強い言葉ですよね。
きっとこの歌に励まされて自らの道を歩み続けて、本当に「突破口」を見つけられた人もいるのではないでしょうか?
人として
『人として』は5thフルアルバム「27」に収録されていた楽曲で、2016年にリリースされました。
ドラマ『その「おこだわり」、私 にもくれよ!! 』のオープニングテーマ曲としても起用されています。
更に2021年版の『アサヒスーパードライ』のCMソングにもなっていましたよ。
SUPER BEAVERの代表曲の一つであり、作詞作曲はメンバーの柳沢 亮太さんが担当したそうです。
グループの楽曲のなかでは珍しくスローテンポで壮大なバラードが特徴。
歌詞には人の弱さや愚かさなどのマイナス面に、しっかりと寄り添ってくれるような想いが込められています。
特に「人としてカッコよく生きていたいじゃないか」と優しく諭してくれるような歌詞は心に響きました。
傷つけられたり騙されたり、生きている限り嫌なことは避けられません。
でもマイナス面を気にしてモヤモヤする気持ちを抱え込んでしまったら、ますます自分は不幸だと思い込んでしまうでしょう。
「信じ続けるしかないじゃないか、愛し続けるしかないじゃないか」。
『人として』からは他人を疑い続けるより、「自分が大切にしたいと思える人を信じて支え合っていこう」という気持ちが十分に伝わってきました。
まとめ
SUPER BEAVERの経歴やメンバー、代表曲などについてお伝えしてきましたが如何でしたでしょうか?
特に観客一人一人としっかりと向き合う姿勢には好印象を抱きました。
ミュージシャンと観客が一体となって完成するライブ、ファンでなくても参加してみたくなりますね!
またそれぞれの楽曲に込められた熱い想いに励まされ突き動かされた人も少なくないと思います。
きっとSUPER BEAVERは、これからも人々に希望を提供し音楽界を盛り立てていく存在であり続けていくことでしょう。
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