参加型裁判演劇「極刑」長岡公演
私が法廷に!?

イベント詳細
参加型裁判演劇「極刑」とは、観客の皆様が舞台上で行われる裁判の判決を考える体験型演劇です。
裁判所から裁判員候補者として呼出されたという設定で、会場にお越しいただいた時からすでに参加が始まっています。ルーレットのくじ引きで6名の裁判員が選出され、裁判官と並んだ席に座り、被告人や証人に直接質問。審理終結後、別室に移り評議して判決をくだしてもらいます。選出されなかった観客の人も、会場内でインターネットを通して質問、評議、評決を投票。まさに裁判員裁判をリアルに体験していただきます。その日の参観者のなかから誰が選出されるかによって、毎回、裁判の進行と判決が変わります。
演出担当及び裁判長役を演じる、弁護士(元検察官)の今井秀智は長岡出身。「地方で起きた事件を、地方の人々が、地方の感覚で裁くことに意義がある」という方針のもと、長岡市内で行ったオーディションで選ばれたキャストが出演します。
公演日時:2025年11月8日(土) 昼の部 12:30- / 夜の部 17:00-
※開場時間は各公演30分前を予定しております。
会場:長岡リリックホール シアター (新潟県長岡市千秋 3丁目1356番地6)
〇ストーリー
「私が法廷に?!」
新潟県長岡市で起こった強盗殺人事件
被告人の佐瀬研一は、借金に追われ、かつて勤務していたホリカワ機械を訪れて経営者の堀川秀男に借金を申し込んだものの、拒絶された。被告人は、事務所の机の中にはいつも数万円の現金が置かれていることを思い出し、それを盗もうと決意した。深夜、ホリカワ機械の事務所に侵入し、金を探したが、秀男に見つけられた。被告人は、持っていたナイフで秀男を刺し殺し、さらに、物音に気付いて事務所にやってきた秀男の妻良子にも見つけられ、良子まで刺し殺した。この後、被告人は、引き出しにあった12万円入りの封筒を奪って逃走した。裁判において、検察官は死刑を求刑。弁護人は死刑を回避すべきと主張した。被告人、被害者それぞれがもつ背景。あなたなら、どう裁きますか。
〇参加型裁判演劇「極刑」の見どころ
◆観客のあなたは、全員1裁判員として裁判に参加します!リアルな裁判に沿って劇は進行し、実際に自ら判決を判断していただくため、日常の生活ではなかなか体験できない空間に誘います。
◆裁判員に選出された観客は、舞台上の被告人や証人に直接質問する機会があります。劇中の裁判の流れが、あなたの質問によって大きく変わる可能性も。その日参観した観客により、毎回裁判の進行や判決が変わる。それが参加型裁判演劇「極刑」の特徴の1つです。
◆演劇の間、観客の皆さまは自身のスマホで専用のチャットに投稿できます。粛々と進行する裁判の傍らで、リアルタイムで質問や意見交換を行っていただきます。自分と違う様々な意見や感想に触れながら、自分の考えを形成していく経験ができる。これが参加型裁判演劇「極刑」の最も大きな魅力です。
◆将来、いつ裁判員に選ばれるのかわからないなか、実際に選ばれて裁判に参加したときにどのような思考になりまた感情を持つのか。そういった経験をする貴重な機会になります。
〇過去公演の感想
◆死刑や命について真剣に向き合う時間だった。自分は「死刑」やむなしと投稿ボタンを押したが、その後ズンと重くなる、恐怖のような感覚に陥った。(30代 会社員)
◆目の前で繰り広げられる裁判を見ながら、スマホにリアルタイムで流れてくる沢山のチャットを見られるのもすごく面白かった。(20代 学生)
◆たまたま選ばれた裁判員のメンバーがどんな考えを持っているのか、それによって判決が変わる事があるということに、人が人を裁く制度の危うさと責任の重さを感じました。(40代 主婦)
◆自分がいつ裁判員候補者に選ばれるかわからない中、この様に裁判員裁判を体験し、事件の判決について考える機会を得られたのは本当によかったと思います。もっと沢山の人に体験して欲しいと思いました。(50代 自営業)
〇問い合わせ先
参加型裁判演劇「極刑」長岡公演実行委員会事務局 (株式会社アゴラ・ステーション内)
◆TEL
03-3841-4104 (問い合わせ時間 10:00 – 17:00)
◆公式X
https://x.com/kyokkei_engeki
◆公式Instagram
https://www.instagram.com/kyokkei_legalpark
出演者
【昼の部】
検察官:高橋 祐子
弁護人:関 健一
被告人:吉次 匠生
被害者娘:笠井 万里加
被告人母:澁谷 範子
裁判長:今井 秀智
【夜の部】
検察官:柚月 歩
弁護人:関 健一
被告人:久保田 慎
被害者娘:長澤 菜穂
被告人母:碓井 加奈枝
裁判長:今井 秀智
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