演劇『不思議の国のア…』
G/9-Project 公演 2025【秋】

イベント詳細
◎会場 鶴見サルビアホール・ギャラリー
◎作品名 『不思議の国のア…』(上演時間 90 分予定)
◎作・演出 仲尾玲二
◎公演日程
31 日(金) 13:30/19:30
1 日(土) 13:30/17:30
2 日(日) 13:30/17:30
3 日(月・祝) 13:30
◎料金前売/当日共 1,000 円(全席自由席)
◎問合せ・チケット予約
https://www.g9-project.com/a-in-wonderland
G/9 プロジェクト事務所
090-4412-8614 / info@g9-project.com
◎作品概要
座付き作家・仲尾玲二の書き下ろし新作作品。ルイス・キャロルの名作、「不思議の国の
アリス」を下敷きに、認知症患者とその家族、担当する医者などの奮闘を
幻想的でコメディカルな世界線で描きます。
◎あらすじ
主人公は有住万里子、73歳。
かつて教師として多くの子どもたちを導いてきたが、
今はアルツハイマー型認知症と共に暮らす日々。
有住の目に映るこの世界は、すでに「かつての現実」ではない。
台所に立つ娘は巨大な白ウサギになっている。
「時間よ、時間よ!」と忙しく動き回り、
孫はなぜかニヤニヤ笑ってる猫になって洗濯をしている。
特養の園長はハートの女王に、
介護スタッフはドードー鳥のに見える。
有住の脳内に広がる「不思議の国」は混乱と
ユーモアに満ちていて、彼女は戸惑いながらも、
そこに棲む“彼ら”との交流を通じて、
かつての自分や忘れかけていた大切な記憶を
断片的に取り戻していく。やがて、「不思議の国」の中で
有住は一つの冒険に挑むことになる。
それはハートの女王から出された謎を解く旅。
不確かで曖昧な記憶の中でも、確かに生きている“今”を、
家族は支え続ける。そして観客にはこう問いかけるように、
幕が閉じる。
――「私たちの世界も、誰かの不思議の国かもしれない」
出演者
禅野優美子、田中勝彦、仲尾玲二、夏目薫、
NON太、雅遊、横山ギンガ、REIKO
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