第443回市響「ファミリー交響楽」■令和7年度市川市芸術祭
ハンガリーの作曲家をあつめて
イベント詳細
千葉県市川市を中心に活動する市川交響楽団(通称:市響<いちきょう>)では、「ハンガリーの作曲家をあつめて」というテーマで演奏会を企画しました。
みなさんは「ハンガリー」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?「ハンガリー舞曲」「東ヨーロッパにあること」など、人によって様々かと思います。今回は3人のハンガリーの作曲家の作品を集めました。
最初にお届けするのは、リスト作曲「ハンガリア狂詩曲第2番」。ピアノ曲が原曲であり、いくつかのオーケストラ編曲譜があります。今回のバージョンは、会場で聴いてお確かめください。
リストの生きた時代の少し後に活躍したコダーイが作曲したのが「ガランタ舞曲」。各パートの奏でる甘美な旋律と舞曲の名に相応しい、テンポの変化にご注目ください。
最後に演奏するのが、バルトーク作曲「オーケストラのための協奏曲」。時代に翻弄されながら生き続け、晩年はアメリカに移り住んだバルトーク。曲を聴きながら、バルトークの生きた時代をイメージしてみるのも一興ではないでしょうか。
指揮は千葉県に縁の深い田久保裕一氏です。田久保氏と市響との共演は、およそ10年振りとなります。日曜のひととき、ハンガリーの音楽を味わってみませんか。
出演者
指揮:田久保 裕一
管弦楽:市川交響楽団
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