「老人性アメイジング!寿ぐ老いとベートーヴェン」

超高齢化社会の現代。身体の衰えや記憶力の低下など「老い」を迎えることによって、それまでの自分が失われてしまうのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。例えば、現代社会でネガティブに捉えられがちな認知症は、時間と空間の見当がつかなくなる方も多いといわれています。

一人一人の思いに寄り添う先進的なケアで全国的に注目を集める介護施設「宅老所よりあい」の村瀬孝生さんは、老いの世界を生きるお年寄りたちの真面目で滑稽な様子を、豊かなものとして積極的に捉え直す意味を込めて「老人性アメイジング」という言葉を提唱しました。それは幼少期には誰しも体験した「概念から解放された世界」を再び生きることでもあり、とくに芸術や音楽などの領域においては、日常的な概念や感覚から自由な表現が高く評価されてきました。

本企画の1回目では、「老いる」ことで見えてくる世界の別様の捉え方について、介護のユーモラスな実例を交えたゲストの講演や参加者同士の対話をとおして探求し、既存の「老い」の概念を更新することを目指します。

2回目は、作曲家ベートーヴェンが晩年に迎えた音楽の境地とはどんなものだったのか、クァルテット・エクセルシオによる弦楽四重奏曲の生演奏とゲストトークを交えながら作品の魅力に迫り、「老い」がもたらす豊かで自由な人間像を探ります。

イベント詳細

開催日・開演時間 2024/02/25 13:00
会場名 世田谷美術館 講堂
会場住所 東京都世田谷区砧公園1-2
ウェブサイト https://www.setagaya-ldc.net/program/584/
メールアドレス info@setagaya-ldc.net
チケットの最低価格 3,000円
着席
シチュエーション 一人で | 友人と | デート
内容の難易度 誰でも楽しめる | 玄人向き
主な年齢層 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代〜
男女比率 男女同程度
内容の難易度 誰でも楽しめる | 玄人向き
主な年齢層 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代〜
写真撮影(公演中) 不可
録画(公演中) 不可
録音(公演中) 不可
証明書の提示(入場時など) 不要

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