アダム・ジョージ（Adam Gyorgy(pianist)）

2019年7月4日 2023年12月26日

AGP Japan

１９８２年ハンガリーに生まれ、４歳から音楽を始める。

１２歳でバルトーク音楽院に入学。卒業後、２０００年から２００６年の間、傑出した創設者や名だたる教授陣が定めた高い水準を有し音楽界の発展に多大な影響を与え続けているリスト・フェレンツ音楽大学（リスト音楽院）で学ぶ。

２００５年２３歳の若さで、代表的クラシックアーティストや高名なソリストが名を連ねるスタインウェイ・アーティストの一員となり、２００８年にはアメリカが世界に誇る’クラシック音楽の殿堂’カーネギーホールにてデビュー公演を成功させた。

２０１２年にはＵＥＦＡＥＵＲＯ２０１２オープニングセレモニーでショパンを演奏、会場に詰め掛けた多くの観客は勿論のことＴＶ放送を通じて三億人もの人々を魅了した。

以降、世界的に活躍する超一流のソリストとして欧州各国を中心に北米・中国・東南アジアなど２０ヵ国以上で演奏を行っている。

また、常人には技術的に演奏が困難な事で知られるフランツ・リストの楽曲に対する深い解釈と高い親和性から、母国ハンガリーでは’ Ｌｉｓｚｔａｍｂａｓｓａｄｏｒ’として名を馳せている。

クラッシクアーティストとしての伝統を重んじながら古典作品に自身の革新的な解釈を織り込みつつ即興で独創的なオリジナル曲を創作することでも知られており、その類稀なる才能に裏打ちされた心に残る旋律を称して「繊細だが遊び心に溢れている」「エレガントにして温かい」などと評されている。

また、「Ｇｅｎｉｅｏｂｌｉｇｅ(天才の義務)」の精神から、２００９年ハンガリーにアダム・ジョージ・キャッスルアカデミー、２０１３年インドネシアにアイランド・アカデミーを設立、若手音楽家の育成にも熱心に取り組んでいる。