3人のバッハが紡いだ新しい風
七條恵子フォルテピアノリサイタル
イベント詳細
18世紀後半、「バッハ」といえば父ヨハン・ゼバスティアンではなく、息子たち、とりわけカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの名前が広く知られていた時代がありました。彼の音楽は鋭い感情表現と大胆な構成で多くの作曲家を魅了し、ハイドンやモーツァルトも深い敬意をもって学びました。本公演では、C.P.E. バッハに加え、ヨハン・クリスティアン・バッハ、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの三人に光を当てます。自由で即興性や、優雅な歌心といった三者三様の個性が輝くその音楽は、驚くほど瑞々しく、表現豊かで、聴くたびに新しい発見があります。今日では演奏される機会が少ないこれらの作品を通して、三人のバッハが生み出した独創的な響きと、後世の作曲家に与えた大きな影響をあらためて楽しみ、体験していただける演奏会です。
ープログラムー
CPE バッハ : 幻想曲 ヘ長調 Wq 59-5
W.F. バッハ : ポロネーズ 第8番 ヘ短調 F.12/10
ハイドン : アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII/6
モーツァルト: 移調するプレリュード (ヘ長調からハ長調へ) K.624/626a
ハイドン : 幻想曲(カプリッチョ)Hob.XVII/4 ハ長調
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 休憩 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
W.F.バッハ : ポロネーズ第2番 ハ短調 F.12/2
J.C.バッハ : 鍵盤楽器のためのソナタ Op.5-6 ハ短調
W.F.バッハ : 幻想曲 イ短調 Fk.23
CPE バッハ : 幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67
出演者
七條恵子(フォルテピアノ)
(徳島県出身。桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、東京芸術大学大学院さらにアムステルダム音楽院でフォルテピアノを学んだ。チェンバロから現代ピアノまで幅広く演奏し、歴史的鍵盤楽器のスペシャリストとして、また現代ピアノ奏者として、バロックから現代まで幅広いレパートリーでヨーロッパを拠点に広く演奏活動を展開中。ブルージュ国際古楽コンクール、ドイツ、トロッシンゲンの国際古楽コンクール「a tre」 など、国際コンクールで数多くのコンクールで受賞。世界各地の音楽祭に出演を重ね、国内外から数多くのCDをリリース。2019年にリリースした「ベートーヴェン1802」は、レコード芸術誌で特選盤、海外注目盤に選出された。2019年ブリュージュ国際古楽音楽コンクールフォルテピアノ部門審査員。オランダ、ティルブルフ音楽院、ベルギー、ゲント音楽院教授。オランダ在住。)
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