ねほりんぱほりん(NHK)の見逃し動画の無料視聴方法！dailymotion・9tsu・bilibiliで見れる？

ねほりんぱほりんを知ったのはこの「養子」の回が「神回」と騒がれてる時でした。興味本位で再放送を見たところ養子本人が自分が養子になった経緯、児童施設にいたときの記憶、新しい家に来てからの自分が置かれた環境や心情など赤裸々に語ってる姿に「こんな番組があっていいのか」と衝撃を受けました。さすがネットで騒がれただけある、と。一番印象に残っているのは、新しい両親の養子になってから同級生からいじめを受けたり、親の愛情を試すように反抗期になったりするのですが、「血のつながりはないけど今の両親が親であることには変わりない」という姿勢に感動しました。あまりにも真面目過ぎる彼に大人たちは不安がるのですが、幼くして苦労をし、たくさんのことを考えた結果生み出された彼の純粋な答えに心が打たれます。その答えは新しい両親が彼に注いだたくさんの愛情が混ざっているように感じられ、それは番組最後に彼の新しいご両親から彼にあてた手紙にすべて詰まっていたのでした。

あの皆さんご存じのグルメガイド本ミシュランの調査員が出演しました。実際に専任の調査員が様々な店を訪れて、食事をして、判定をして、そうして出来上がるあの本の裏側を聞くことができます。調査員になるには、ヘッドハンティングでの声掛け、面接等をクリアする必要があり、調査員になった後も、家族や友人知人にも、その仕事の話をしてはならないという守秘義務があるそうで、仕事の話ができないがために、友人と疎遠になっていくエピソードがありました。またお店で調査している際も、お店の人には調査員とばれてはいけないため、食べた料理や店員の様子など、その場でメモできないため、すべて記憶して、後でレポートをする必要があるそうです。印象に残っているシーンは、お店の調査を終え、細い路地を歩いているときに、とても雰囲気のいい、隠れた名店を自分で新たに見つけたときに喜びを感じるところでした。

この回では、特別養子縁組で今の家族に迎えられた高校生の男の子に話を聞いていました。養子を取った側である親御さんの話は他でも聞いたことがありましたし、自分達夫婦の間に子供ができないから等、きっかけが想像しやすいと思いますが、子供側の話は初めて聞いたので新鮮でした。この回の良いところは、とにかく終始良い話で、幸せな気持ちのまま見終わることができた点です。ねほりんぱほりんの面白いところは、自分に接点のない世界の話が聞けて、未知の分野の知識を増やせるところだと思っていますが、エピソードによっては後味が悪いものもあります。元犯罪者系は言い訳がましかったり、自業自得としか思えなかったりして腹立たしいこともあります。戸籍の無い人や、親が神を名乗る人等は可哀相という思いが強くなってしまい、見た後疲れたような、落ち込むような気分になりました。ですが養子回はそんなことがほぼ無く、温かい気持ちのまま見終わることができました。養子の子がとにかくまっすぐな良い子で、ご両親に愛されて育ったんだなというのがよくわかります。初めてご両親をおとうたん、おかあたんと呼んだ時のエピソードは感動して涙が出てきました。

パパから買ってもらった、年齢や職業、身の丈に合わないブランド物などを身に纏い、そういった物を持つことやそういった人と交流することによって、自分の価値もランクアップしたかのように感じていたかつてのパパ活女性が、その後どうしているのかを追った回。その価値観も生活もそれほど変わってないと思いきや、ある日、友達と合って食事に行ったり遊んだりしているときに、他の同年代の子たちは自分たちで一生懸命働き、貯めたお金でバッグなどを買っていたのに、自分だけがパパから買ってもらった物ばかりを身に着けていて、自分で買ったものはなかった。それをカッコイイではなく、恥ずかしいと思い、パパ活をするのをやめたというお話でした。同世代と自分は何かが違う、そしてその違いの原因が、楽してブランド物を持つことではなく、一生懸命働いて身の丈にあった物を持つということだと気づいたことに、なんだか嬉しくなりました。

不倫をする側を描いたドラマとか小説はたくさんあるけど、された側の本音は聞く機会がなかなかないので、すごく気になって見ました。不倫に気づいた経緯とか、不倫がバレた後の夫・妻の反応とか予想外でびっくり。不倫の証拠写真を撮影するために子供から不倫相手の家を聞き出すというエピソードには、「子供もかわいそう」と思ってしまいました。不倫をされた被害者なのに友達の結婚式に呼ばれなくなったとか、不倫をきっかけに人間不信に陥ったという話には、不倫はその後の人生にもすごく影響を与えるなぁとしみじみ。不倫した経験のある人にはぜひこの放送回を見て反省してほしいですし、登場した方には、この先お子さんと一緒に幸せになってほしいです。

まずタイトルのインパクトがものすごく大きいので興味を惹かれました。出演されるブタさんもそうですが、そもそも親がなぜ神様を名乗っているのか、一人で勝手に名乗っているだけの人なのかというところなど疑問が数々湧きます。自分の周りに親が神様を名乗る人なんてそうそういませんし、仮にいたとしてもどういう感じなのか直接本人に聞くこともできないのでこういう経験をした人の話は貴重だと思いました。実際に話を聞いてみると、親御さん自身が独特な主義主張を持ち、行動をしているのでいわゆる一般的な家庭で何一つ不自由なく育った子供とは全く違う環境で自分の家が他とは違う、何かおかしいけど子供にはどうにもできないという葛藤を感じながらこれまで生活してきたのだなと思いました。個人の信仰は自由だと思いますが、それを子供に押し付けるということが本当に正しいことなのか考えさせられる回でした。

TVで初めて現役調査員が登場した事がすごいと思いました。あれほど有名なミシュランガイド本ですが、その調査員って謎のベールに包まれていて、その方の話が聞けるのはきっと後にも先にもこの回だけだと思い、聞き入ってしまいました。最初の自身が調査員に誘われた時の話からただ事では無く、まるで抜き打ちテストの様に先ほど食べた料理のレポートを書かされ、それにちゃんと答えられたと言うのも凄かったです。調査員には記憶力も大切な上に、彼が例えで１つの料理の説明をした時に、立て板に水のようにスラスラと豊かな語彙で説明をしていたりとその幅広い知識を感じされられて感銘を受けました。しかし、自分の正体を誰にも知られてはいけないし、友達も減っていくし、体調管理にも気を遣うのはアスリートの様で、辛い部分も多いという理解を深める事もでき満足しました。

「宝くじって本当に当たるの？」一度はみんな考えるその疑問。
「どんな風に当てたの？」「何に使うの？」「当たった後どうしたの？」
実際の当せん者が存在するならぜひ聞いてみたい！と思うあれこれが一気に聞ける神回。
高額当せん者である豚さん達登場による、実際やっぱりいるんだ・・・というインパクトからの羨ましすぎる体験談、
そして当せん者たちが当たるためにやっていたという日々のルーティーン、精神論などなど当せんにかける熱いスピリットに爆笑しつつも、
つい我がことのように身を乗り出してしまいます。
どーせ当たらないよと口では愚痴りながらも、観終えた頃にはなんだかんだ「明日から真似してみようかな？」「夢を買うつもりで・・・」と宝くじ売り場に突き動かされる回でしょう。

この番組は絶対に面白くなる！と確信を持った回です。『ハイスペ婚の女』には、高学歴高収入の男性との結婚を実現させた女性が出てきます。条件のいい男性との結婚を夢見ている女性はたくさんいることでしょう。しかし、ここまで目的に向かって計画を立て、努力を惜しまず、貪欲に挑む人はなかなかいません。「東大以外は人間ではない」と豪語し、東大卒の男性に照準を定めた彼女の人生計画には舌を巻くばかりです。東大卒の年収1800万の会計士と結婚し、見事に目的を果たしたところまでがシンデレラストーリー。しかし、彼のスペックだけを見ていたため、中身までは見落としていたことに気付きます。そんな彼女の心の支えは、東大卒じゃない男性との不倫。「（所属する）オーケストラ楽団で知り合った男性が短歌を送ってくれるのが楽しみ」と語る彼女は、結婚してから本当の恋愛に目覚めるのです。一方で「目標を失った今、どうすればいいのかわからない」と悩みを抱えてもいます。彼女の見落としを非難するのは簡単です。しかし、目標に向かって戦略的に邁進できる点は素晴らしいです。男性にモテるためのテクニックも満載なので、ぜひ一度ご覧下さい。

特殊な経験をされていたり、なかなか出会うことがない立場の方など様々な方登場し、時には重い話になってしまうことがあるテーマの中でも、この回はただただ微笑ましく、幸せに気持ちになれました。「羽生結弦で人生変わった人」というタイトルだけでもインパクトがあり、羽生選手に出会ったことで不良から介護職に就いたという話はこのタイトルにふさわしいエピソードでした。出待ちをしないなど羽生選手へのリスペクトも素晴らしくファンの鑑だと感じました。お金がかかっても応援費は生きるために必要な生命維持費であったり、羽生選手の誕生日が12月7日であることから、時計を見たら12時7分だっただけで笑顔になれるというエピソードがかわいらしく、何気ないところからでも幸福を感じられるのはとても幸せなことだと思いました。