【鬼滅の刃】第192話「廻る縁」のあらすじ・感想・今後の考察|ヒノカミ神楽13番目の型が判明!?

リス子
鬼滅の刃192話ではヒノカミ神楽13番目の型について核心に迫る内容だったね!

パンダZ
いよいよ最終局面って感じだね!

 

鬼滅の刃第192話をさっそく読んできました!復活した炭治郎が、回想の続きでヒノカミ神楽13番目の型の真相に気付いたような展開でした。

そこで今回は、鬼滅の刃第192話「廻る縁(めぐるえにし)」のあらすじ・感想・今後の考察していきます。

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鬼滅の刃 第192話「廻る縁(めぐるえにし)」のあらすじ

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緑壱の動き、本物の日の呼吸を実際に見る炭治郎

前回のラストで復活を果たした炭治郎は、倒れている間に見た記憶の遺伝について思い返していました。

「何か物事を新しく得るとき、学ぶ時というのは、たいていがこうだ。何百回と説明を受けることでも理解はあるが、それに加えて、正解の型を一度見せてもらえると理解度が格段に変わる。」

これは炭治郎の心の声。炭治郎は回想の中で、炭吉目線で緑壱の動きを実際に見ました。これによって、いかに自分に無駄な動きが多いかに気付きます。

ほんのわずかな手首の角度の違い、足の運びの違い、呼吸の感覚などが少しでも違えば正解ではないということに。

炭治郎が見た緑壱は、寂しげに花を摘んで見つめるような物静かで素朴な人で、炭吉の妻・すやこが剣の型を見たいと言っても快くそれを見せてくれる優しい性格でした。

炭吉からは直接聞きにくかったことでも、すやこがふわぁっとした感じで聞いてくれたんでしょうね。

そして、炭吉は、ひとつも取りこぼさないように緑壱が見せた剣の型を瞳に焼き付けました。そして炭治郎も同様に本物の日の呼吸の型を記憶していきます。

日の呼吸が神楽として継承された真相

縁壱が見せた日の呼吸は息を忘れるほど綺麗でした。剣先からは炎が踊るようで、緑壱本人の動きも美しいとしか言葉がでないほどです。

炭治郎いわく、「剣を振るうときの縁壱は綺麗すぎて幻想のようで、まるで精霊のように見えていた」とのこと。

そして炭治郎は、これが日の呼吸がなぜヒノカミ神楽として継承された理由なのだと理解します。

剣を振る縁壱を見て、すやこや子どもたちは喜びます。

緑壱は自分きっかけで周りが喜んでくれることが初めての体験だったのか、照れくさそうにうつむいていました。

炭吉と緑壱の別れ

ついに、炭吉は縁壱に別れの時がやってきます。その歳、緑壱は炭吉に耳飾り渡しました。この耳飾りこそ、竈門家に伝わる耳飾りだったのです。

炭吉は、もうここに縁壱が来ることはないのだと感じて涙を流します。

そして炭吉は叫びます。

「頼壱さん!!あなたの想いを後に繋ぎます!!あなたに守られた命で…俺たちが!!」

その声に縁壱は振り向きます。

炭吉はさらに叫び続けます。炭治郎もその叫びに同じよう想いを乗せて。

「あなたは価値のない人なんかではない!何もこの世でなせなかった、自分には価値がないなんて思わないでください!!そんなこと、絶対誰にも言わせない!!俺が、この耳飾りも日の呼吸についても必ず後世に伝えていくと約束します!!」

炭吉は息を切らし、涙を流しながら叫びました。それに対し、縁壱は「ありがとう」と優しい笑顔で伝えるのでした。

ヒノカミ神楽13番目の型の真相に迫る

時は現在に戻り、炭治郎は緑壱の言葉を受け止めて、心の中で礼を言います。

「縁壱さんこそ俺の方こそ祖先を助けてくれてありがとうと。あなたがいなければ俺たちは生まれてもいないのだから。あなたが逃してくれた珠世さんの協力で、無惨を追い詰めることが出来ました。あなたが見せてくれた日の呼吸で俺は戦うことができます。」

さらに、炭吉目線で本物の日の呼吸を見たことで、炭治郎は12個の日の呼吸について正確に理解しました。

  • 円舞(えんぶ)
  • 碧羅の天(へきらのてん)
  • 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
  • 幻日虹(げんにちこう)
  • 火車(かしゃ)
  • 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
  • 陽華突(ようかとつ)
  • 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
  • 斜陽転身(しゃようてんしん)
  • 輝輝恩光(ききおんこう)
  • 日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう・かぶらまい)
  • 炎舞(えんぶ)

 

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そして炭治郎は、12個の型が「円舞」から始まり「炎舞」で終わること、つまり、漢字は違えど同じ音の技名で型が終わる事に注目します。

さらに、父・炭十郎の言葉「正しい呼吸ができれば、炭治郎もずっと舞うことができる」…この言葉と、炭十郎が夜明けまでヒノカミ神楽を踊っていたことにも注目します。

そして無惨の体の構造を見ることで、12個の型を繰り返し舞うことで円環となり、十三個目の型になるのだと確信したのです。

炭治郎の不安

ヒノカミ神楽13番目の型について疑問が確信に変わった炭治郎でしたが、夜明けまで型を繰り返すことが自分にはできるのだろうかと不安になります。

というのも、それは緑壱にもできなかったことです。

縁壱や父のように才能がないと自覚している炭治郎は、その上、重傷で体が夜明けまで持つかという不安も抱えていました。

さらには、無惨逃亡の可能性も残っています。

この真実を知ったことで、炎柱が自信を無くしたのにも納得する炭治郎。

炭治郎の覚悟、攻撃開始

炭治郎は不安だった気持ちを払いのけ、覚悟を決めます。

「それでも今の自分に出来る事を精一杯やる!一瞬でも気を緩めてはいけない。心を燃やせ」と剣を握り、「負けるな、折れるな」と誓い、攻撃を開始する炭治郎。

無惨は炭治郎が攻撃に適応する姿に再び緑壱の面影を感じ、「亡霊ごときが!」と叫びます。

健闘する炭治郎でしたが一撃を受けてしまいます。しかし、透き通る世界に入り、無惨の攻撃方法を分析します。

そして柱や同期達がやられた理由は無惨が背中九本の管と両腕での攻撃に加え、それらを上回る管を八本、自身の腿から瞬時に出して攻撃しているからだと理解したのです。

炭治郎は負けていられないと覚悟決め、

円舞、烈日紅鏡、火車…と日の呼吸を連発します。

…というか、ついにヒノカミ神楽ではなく、日の呼吸になりました。本物を見たからということですね。

そして、攻撃を繰り返す中で、やはり12ある型がすべて繋がって動けるようになっていると気付きます。

炭治郎は心の中で緑壱に回答を確かめるようにつぶやき、次は十二の型全てを繋いで攻撃を放つと決めたところで192話は終わります。

鬼滅の刃 第192話「廻る縁(めぐるえにし)」の感想・考察

感想

ついにヒノカミ神楽13番目の型の真相が判明しました。というか、途中から読み方が日の呼吸に変わっているのが何気に胸アツな展開でした。

これは炭治郎が本物の日の呼吸をマスターした証拠だと言えます。

緑壱や炭吉の気持ちを時代を超えて繋いでいく。これがタイトルにある「廻る縁(めぐるえにし)」ということなのでしょう。

考察

そろそろ最終話を予感させる内容になってきました。次話くらいに禰豆子が登場してもおかしくない展開です。

ここで気になるのが、せっかく炭治郎が13番目の型についてわかっても、炭治郎の刀は赫刀になっていないということです。

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赫刀でなければ、無惨の体はすぐに再生してしまいます。自力で発現させるか、禰豆子登場によって爆血刀にするのか、どちらにせよ赫刀がないと無駄に体力を減らすことに他なりません。

そして毒です。

禰豆子がこないと体力が朝まで持たないのでは?という点。

いくら炭治郎が覚醒モードになっていても、さすがにそんなに甘くはないよなと。おそらく禰豆子登場で毒と体力に関しては何かしら回復すると思われます。

あと5話くらいで完結しそうで楽しみなんですが、寂しい。

 

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