エレキギターは独学でも弾けるようになる?エレキギター初心者におすすめの練習法についても解説!
エレキギターは初心者の人が独学で練習しようと思った場合に、本当に弾けるようになるのでしょうか。
本記事ではエレキギターは独学でも弾けるようになるのか、独学でやる場合やギター教室に通うメリットやデメリット、独学で弾くときのおすすめ練習法などを解説します。
エレキギターを独学でチャレンジしようと思っている人はぜひ参考にしてください。
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エレキギターは独学でも弾けるようになる?
エレキギターを趣味でやってみようと思っている人は多くいます。エレキギターは独学でも弾けるようになるのでしょうか?
エレキギターは独学でも弾けるようになりますが、難しい曲から練習してしまったり、毎日練習せずにたまに練習するといった練習方法だと上達しにくいです。
ここでは、エレキギターの特徴やエレキギターの独学が難しい理由などを解説します。
エレキギターの特徴
エレキギターはアコースティックギターと異なり、本体のみで演奏するのではなく、弦の振動を電気信号に変換して、ギターアンプから音を出します。
エレキギターの弦はアコースティックギターより細く柔らかいため、少しの力で押さえられるので、指が痛くなりにくいです。
本体の音はエレキギターはアコースティックギターに比べて小さく、アンプにつなげると大きいです。エレキギターは、ヘッドホンを付けると小さな音で練習ができるため、周りに音が漏れにくいといった特徴があります。
エレキギターの独学が難しいと言われる理由
エレキギターの独学が難しいと言われる理由は主に4つあります。
理由1.上達に時間がかかる
エレキギターは初心者は基礎練習をコツコツ毎日のようにやる必要があります。コツコツ練習をしていると上達していきますが、曲が弾けるようになるまでには時間がかかります。
簡単そうに見えて難しいため、基礎練習で挫折してしまう場合が多いようです。
理由2.間違った練習をしてしまう
エレキギターの初心者の人は何から学べば良いのかがわからないため、自己流でいきなり難しい練習をやりがちです。
コード練習も初級から上級へ徐々にやれば難しくはないのですが、逆にやってしまうとコードが押さえられずに挫折する場合があります。
理由3.難しい曲を練習している
初心者の人が独学でエレキギターを学ぶときに、「この曲が弾きたい」と目標を持っていることが多いです。
目標設定はいいのですが、あまりにも難しい曲だとすぐに弾けるようにはなりません。そのため、エレキギターは難しいと感じてしまいます。
理由4.難しいと思い込んでしまう
ギター練習を始める前に、「エレキギターは簡単に習得できるだろう」と思っていても、やってみると「難しいかも」と感じてやる気を失うケースもあります。
特に周りの人の上達と自分の上達ペースが異なると、挫折しがちです。上達ペースは人それぞれなので気にしない方がいいのですが、気にしてしまって「自分には不向きなのでは」と感じてしまう場合があります。
エレキギターは独学よりある程度は人に教わった方がいい場合もある?
エレキギターは独学で学べますが、「独学だと途中であきらめてしまう」「何を練習したらよいかわからない」「ギターを弾く時間がない」という場合には、人に教わったりギター教室に通ってみるというのが向いているかもしれません。
エレキギターの練習は筋トレなどと同じで、毎日コツコツ練習すると指が柔らかくなりしなやかに動くようになります。最初は指の可動範囲が狭いため、思った通りのコードの形ができず苦労するでしょう。
しかし、指を動かせるようになると、ギターの上達も速くなります。独学だと挫折しやすいときは、人に教わったりギター教室に通うなど強制的に練習時間を作ると上達しやすいでしょう。
人に教わると、何をしたらいいかわからないといった場合も相談できます。
エレキギターを独学でやるメリットとデメリットについて
エレキギターを独学でやるメリットとデメリットについて解説します。
エレキギターを独学でやるメリット
エレキギターを独学でやるメリットは下記の2つです。
- ギターとアンプなどの道具があれば自宅でできる
- 自分の好きな時間に練習ができる
1.ギターとアンプなどの道具があれば自宅でできる
エレキギターはギターやアンプ、チューナーなど必要な道具があれば自宅で練習ができます。ヘッドホンを使用してアンプにつなげれば、本体からの音量は大きくありません。
ドラムなどと違い大きな音も出ないので自宅で練習できるのがメリットです。
2.自分の好きな時間に練習ができる
エレキギターを独学でやると、自分の好きな時間に練習ができます。教室に通う場合は、移動に時間がかかったり、あらかじめ予定に入れておかなければなりません。
しかし、自宅なら空き時間にいつでも練習できるのがメリットです。
エレキギターを独学でやるデメリット
エレキギターを独学でやるデメリットは下記の2つです。
間違った知識を得たり間違った方法で練習してしまう
練習をサボってしまう
1.間違った知識を得たり間違った方法で練習してしまう
エレキギターを独学でやると、ネットで検索して練習することが多くなります。ネットはさまざまな情報であふれているため、自分に必要な情報にたどり着くまでに時間がかかる上に、どれが本当の知識かがわかりにくいです。
そのため、間違った知識を得てしまったり、間違った方法で練習してしまう可能性があります。
2.練習をサボってしまう
またエレキギターを独学でやる場合、練習に変化がないと飽きてしまったり、サボってしまいがちです。
自分で練習計画をたてて計画通りにできる人は良いですが、サボってしまう人には向いていないかもしれません。
エレキギターを独学ではなくギター教室で習うメリットとデメリット
ギター教室でエレキギターを習うメリットとデメリットについて解説します。
ギター教室で習うメリット
ギター教室でエレキギターを習うメリットは下記の3つです。
1.先生に分かりやすく教えてもらえる
ギター教室の先生は現役のギタリストなどプロの音楽家が多いです。先生のいるところで習うと、どこで失敗しているのか、どういう点に注意が必要なのかを分かりやすく教えてもらえるでしょう。
ギター教室では適切なアドバイスをもらえるのがメリットです。
2.グループレッスンは仲間ができる
ギター教室のグループレッスンでは仲間ができます。自分以外のレッスンを見れるため、練習のモチベーションを上げられたり、情報交換もできるでしょう。
グループレッスンだけでなく、発表会などでも仲間が増えるきっかけになるでしょう。
3.疑問点は先生に質問できる
ギター教室で分からない部分があるときは、先生に相談ができます。また、音楽の理論やテクニックなども紹介してもらえるでしょう。
独学では疑問点がすぐに解決できずに悩むこともありますが、ギター教室では気軽に相談できるのがメリットです。
ギター教室で習うデメリット
ギター教室でエレキギターを習うデメリットは下記の3つです。
1.教室に通う費用がかかる
ギター教室のレッスン料がかかります。個人レッスンやグループレッスンによって、費用はさまざまで、高額な費用がかかることもあります。
また、自宅以外の場合は通うための交通費などもかかるので注意しましょう。
2.教室に通うための時間調整が必要
ギター教室に通うためには、例えばレッスンに1時間、教室に通う時間を30分とすると1時間半から2時間の空き時間を確保しなければなりません。教室に通うための時間調整が必要になるのがデメリットです。
時間に余裕のある人は問題ありませんが、忙しい人は時間調整が難しく通えなくなる場合もあるかもしれません。
3.先生と相性が合わないことがある
ギター教室は教室や先生と相性が合わないことがあります。レッスンの方針について事前に調査しておくと、失敗は少なくなるでしょう。
おためしレッスンなどで始めに体験しておくと、雰囲気や方針などがわかるのでおすすめです。
ギター教室と独学で習得することは、向き不向きがあるので自分に合った方法でやってみるのが良いでしょう。
初心者が独学でエレキギターを弾けるようになる練習方法とは?
目標を持つことの重要性
初心者がエレキギターを習得しようとする場合、どこまでを目指すか明確な目標を立てるのが良いです。目標を立てて、おおよその練習計画を立てましょう。
ライブに出る、プロを目指すなど人によって目標は異なります。目標に向かって、毎日少しずつでも継続するのが重要です。
初心者におすすめの基礎練習法
ギター初心者におすすめの基礎練習法として、下記の3つがあります。
- コードを弾いてみる
- ストロークの練習をする
- 簡単な楽曲を弾いてみる
まずは、コード練習を基礎練習法としてやってみましょう。1〜3フレットまでのローコード、Em・Amからやってみるのがおすすめです。
フレットとは左手で押さえる指板の仕切りで、ギターを構えた時に自分から見て左端から1フレット、2フレットと数えます。
3フレットまでしか指を動かさないので初心者向きのコードとなります。
ある程度音が出せるようになったら、右手でストローク練習をしましょう。コードを押さえた状態でなでるように弾くのがストロークです。
上から下の弦に向かって弾くのがダウンストローク、下から上の弦に向かって弾くのがアップストロークとなります。慣れればアップとダウン交互の繰り返しをやってみましょう。
コードやストロークが習得できたら、簡単な楽曲を弾いてみます。初心者の人はあいみょんの「マリーゴールド」やスピッツの「チェリー」などがおすすめです。
独学に嬉しい無料でダウンロードできるギターアプリ
独学におすすめの無料でダウンロードできるギターアプリを3つ紹介します。
- GChord コード練習アプリ
- GuitarTuna チューナーアプリ
- 2and4 メトロノームアプリ
1.GChord
G-Chord
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GChordは押さえ方がわかるコード練習アプリです。押さえ方を教えてくれるだけでなく、実際の音を確認できます。
自分が出した音が合っているかどうかも確認できるのでおすすめのアプリです。左利きにも対応しています。
基本コードは無料ですが、全部のコードを確認するには有料になるため注意しましょう。
2.GuitarTuna
GuitarTuna: ギター、コード、チューナー、曲
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GuitarTunaはギターチューナーのアプリです。ギターのチューニングに使用します。シンプルな画面で、合っていればチェックマーク(✓)が出る仕組みです。
高いときや低いときは「高すぎる」「低すぎる」と出ます。さらに、何音ズレているかも確認が可能です。アプリで各弦の音の確認もできます。
3.2and4
2 and 4: Real Metronome
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2and4はボイスが入るメトロノームのアプリです。ギターはコード練習だけではなく、リズム練習もしなければなりません。
リズム練習におすすめのアプリで、目と声で確認できるのが特徴です。ボイスも入るのでリズムがわかりやすいです。
エレキギターはどれくらい独学で練習すれば上達する?
エレキギターは「どれくらい独学で練習すれば上達するか」は目標設定によって期間は異なります。
人に見せられるレベルになるまでにかかる時間
エレキギターは人に見せられるレベルになるのに1日1時間練習したとして、早くても6ヵ月かかります。バンドで演奏する場合は5〜6曲を習得する必要があるので、さらに2〜3ヵ月かかるでしょう。
早く習得できる場合の目安なので、遅い人はさらに数ヵ月時間がかかります。練習量や個人の習得状況でかかる時間は異なります。
自由に弾けるようになるまでの練習時間
自由に弾けるようになるまでには、1日1〜2時間の練習で2〜3年はかかるでしょう。自分が目標にする姿は人によって異なりますが、2〜3年でリズム良く弾けるようになります。
ここまでくれば、練習次第ですが細かい表現もできるようになるでしょう。
独学でギタープロになった有名人
独学でギタープロになった有名人は、あいみょん、布袋寅泰、桜井和寿などがいます。なんとあいみょんは今も楽譜は読めません。楽譜が読めなくてもセッションができたり、コードが弾けるとギター演奏は可能です。
独学でギタープロ、一流のギタープレイヤーになった人はいますので、練習を続ければ上達はできます。
まとめ:エレキギターは独学でも弾けるようになるかについて
エレキギターは独学でも弾けるようになるかについて解説しました。エレキギターを独学で学ぶのに向いている人は、独学でも弾けるようになります。バンドを組んで弾けるまでの日数は個人差がありますが、8ヵ月以上はかかるでしょう。
独学でプロになった有名人も多くいますので、不可能ではありません。ギターはコツコツ練習を続けるのが上達する近道なので、あきらめずにやってみましょう。
ぜひあなたもエレキギターにチャレンジしてみませんか。