〜ピアノ→作曲→ピアノ。その辿った道とは
ー そのピアノをずっと弾き続けているARUHIさんですが、大学では作曲専攻ですよね。なぜ作曲科を経て現在ピアニストとして活動しているんですか?
ARUHI ピアノってまずはクラシックじゃないですか。でもクラシックは10代の頃、一回止めたんですよ。
10代の中頃かな、ショパンコンクールの出演者がインタビューを受けてて、アジア人は一位取るぞ!って感じで、ヨーロッパ人は、神に捧げますって言ってて、あまりに世界観が違いすぎて混乱したんです。 わたしはキリスト教徒じゃないから。
ー ああ、確かに。なんとなくそうなんだなってそういうの聞いちゃいますけど、実際にやってる人からしたら大きい違いなんでしょうね。
ARUHI それに現代の日本人が西洋の伝統音楽を一生追い続けるのは余りに矛盾が大きすぎると感じて、等身大の音楽、作曲を始めました。
ー その等身大の音楽を作るということから今はピアニストとして活動していますね。
ARUHI はい。今は、人間として、音楽を、ピアノという楽器を追求したい。だからジャンルは関係ない。
ピアノを弾くって、動物とは違う、人間という生き物の追求だと思うんです。

 

これからのARUHIさんについてはこちら↓