~ 18世紀半ば、フランスに巻き起こった ヴィオールとチェロの“技巧対決”
クラブサン、リュート、 ヴィオローネらが優しく見守ります。
フランス宮廷音楽を演奏する「On verra(オンヴェラ)」
第3回公演では、『ヴィオール(=ヴィオラ・ダ・ガンバ)』と『チェロ』、それぞれの技巧的作品が生み出された、18世紀半ばフランスに焦点を当てます。
オンヴェラ副代表にして、音楽博士 島根朋史 によるミニ解説付きのコンサート。
【演奏プログラム】
M. マレ/ヴィオール曲集より「戯話」、「田舎の祭り」
A.フォルクレ/ヴィオール曲集より
L.de ケ=デルヴロワ:《雌鶏》《カプリスとファンタジー》ーヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための曲集 第2巻より
M. ベルトー/チェロと通奏低音のためのソナタop. 1-4
J. B. バリエール/チェロと通奏低音のためのソナタ Livre 3-4 他
【出演者】
島根朋史 Tomofumi SHIMANE(ヴィオール&チェロ)
現代/ヒストリカル・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオール、仏)を操る三刀流奏者、音楽博士、奏法研究者。東京藝術大学にて博士号を取得。同声会賞、大学院アカンサス賞受賞。パリ・サティ音楽院卒。パリ・東京でソロリサイタル開催。無伴奏作品を集めたソロCD「Les Monologues」は、読売新聞、月刊サライ、音楽現代、レコード芸術、月刊Stereoの推薦を得た。La Musica Collana首席・サブディレクター。On verra 副代表。日本弦楽指導者協会正会員。昭和音楽大学非常勤講師。
石川友香理 Yukari ISHIKAWA(チェンバロ)
東京藝術大学音楽学部チェンバロ専攻を卒業後、文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏しリヨン国立高等音楽院にて国家演奏家ディプロマを取得。同音楽院の通奏低音・シェフドション(歌唱伴奏)科を経て、2020年秋に帰国。現在はチェンバロ、オルガン奏者としてフランス国内外の音楽祭や演奏会に出演するなど幅広く活動している。On verra 代表。La musica collana メンバー。