はじめての聲明講座

日本の仏教寺院で僧侶が唱える声楽を「聲明」(しょうみょう)と言います。752年の東大寺大仏開眼供養で唱えられたのが最初です。平曲、謡曲、民謡、浄瑠璃、長唄などの声楽に大きな影響を与え、日本の語り物音楽の源流とも呼ばれています。この度11月3日に開催する聲明コンサート「祈りの聲」に先駆けて、はじめて聲明に触れる方にもわかりやすく解説する講座を行います。真言聲明と天台聲明の聞き比べもお楽しみください。

◆関連講座◆
「はじめての聲明講座」
日時:2021年10月24日(日) 15:00
会場:高知県立美術館ホール
料金:無料(事前申込順)
申込方法:9月17日(金)10:00より受付開始
申込・お問い合わせ:高知県立美術館 Tel: 088-866-8000(9:00-17:00)

講師:
新井弘順(真言聲明・宝玉院住職)
末廣正栄(天台聲明・金嶺寺住職)
戸部憲海(真言聲明・泉蔵寺住職)
宮内康乃(作曲家)

◆高知県立美術館28周年開館記念日
声明の会・千年の聲
聲明コンサート「祈りの聲」

四国遍路の地、高知に響く、癒しの仏教音楽 

日程:2021(令和3)年11月3日(水・祝)
   18:00開演[17:30開場/上演時間:約100分]
   *17:45より演出家・田村博巳と作曲家・宮内康乃によるプレトークを行います。
会場:高知県立美術館ホール

このたび高知県立美術館では「声明の会・千年の聲」を招聘し、大仏開眼供養会でも上演された古典の「四箇法要」と、作曲家・宮内康乃が千年の聲のために作曲した新作聲明曲「海霧讃歎(うみぎりさんだん)」「海霧廻向(えこう)」を上演します。「海霧讃歎」は、東日本大震災の津波で亡くなられた佐藤淳子さんが生前詠んだ短歌をもとに2012年に作曲され、被災地を含む日本各地で再演を繰り返してきた名作です。「海霧讃歎」の対となる新作「海霧廻向」とともに、鎮魂の祈りと生命への賛歌を僧侶達の美しい倍音(ばいおん)に乗せてお届けします。

出演:声明の会・千年の聲 [七聲会(天台聲明)、迦陵頻伽聲明研究会(真言聲明)]
作曲:宮内康乃
構成・演出:田村博巳
照明:森下泰(ライトシップ)
プロダクション制作:花光潤子
制作協力:NPO法人魁文舎
協力:真言宗豊山派安養院、神奈川県立音楽堂

◆声明の会・千年の聲 プロフィール◆
1200年の伝統を誇る日本の音楽の貴重な財産である「聲明」。その伝統の継承と発展を目的に、1997年、日本の聲明の二大潮流を成す真言宗・天台宗の指導者が宗派を越え「聲明四人の会」を結成。後、名称を「声明の会・千年の聲」と改める。98年から2016年まで東京・青山スパイラルホールで毎年定期公演を開催し、古典作品の紹介と優れた作曲家に委嘱する新作聲明を多数発表する。14年には9.11テロ鎮魂の曲「存亡(そんぼう)の秋(とき)」を、NYを始めとするアメリカ3都市で巡演し大きな感動を呼んだ。聲明のもつ伝統の深さと現代への可能性を追求し今日に至る。CDリリースに「阿吽(あうん)の音(こえ)」「存亡の秋」(鳥養潮 作曲/(財)ビクター伝統文化振興財団)がある。

文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業
〇主催:高知県立美術館、公益社団法人全国公立文化施設協会
〇後援:高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送

イベント詳細

開催日・開演時間 2021/10/24 15:00
会場名 高知県立美術館ホール
会場住所 高知県高知市高須353-2
ウェブサイト https://moak.jp/
チケットの中心価格帯 無料
屋内・屋外 屋内
着席
シチュエーション 一人で | 友人と
内容の難易度 初心者向け | 誰でも楽しめる
主な年齢層 全年齢対象
男女比率 男女同程度
服装 カジュアル
内容の難易度 初心者向け | 誰でも楽しめる
主な年齢層 全年齢対象
ドリンク有無 ドリンク販売なし
フード有無 フード販売なし
飲食物持ち込み 不可
写真撮影(公演中) 不可
録画(公演中) 不可
録音(公演中) 不可
証明書の提示(入場時など) 不要

コメントを残す