今回は名探偵コナンの初期の話の中でも超名作『ピアノソナタ「月光」殺人事件』に登場する浅井成実との出会いでコナンに起きた探偵としての変化について考察していきます。
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『ピアノソナタ「月光」殺人事件』とは
『ピアノソナタ「月光」殺人事件』とは
- 漫画:単行本7巻FILE2~7
- アニメ:11話(アニメ初のTVスペシャル)
で登場する名探偵コナンの事件で、作中の中でもトップ5に入るであろう人気を誇る回です。
あらすじ
意味深な手紙と依頼料が届き、小五郎達は月影島に向かった。しかし依頼人のはずの麻生圭二は、12年前に死んだピアニストだった。手がかりを求めて訪れた公民館では、麻生の友人だった元村長の法事が始まろうとしていた。村民の話によると、二人が死んだ時に「月光」の曲が聞こえたと言う。やがて月光の調べと共に起こる連続殺人! 犠牲者は全員、麻生の知人だった。現場には楽譜が残され、殺人の予告や遺書が暗号に込められていた。犯人は「月光」に何をなぞらえているのか!? コナンは、麻生が残したという楽譜から、事件の真相にせまる。
犯人と動機について
この事件の犯人は月影島診療所の医師である浅井成実です。
元々の容姿が女性そのものであることと、名前を成実(なるみ)と名乗っていた事から女性医師以外の何物でもないと思われていましたが、その正体は12年前に死んだピアニスト麻生圭二の息子・成実(せいじ)で、名字は養子先のものだったのです。
12年前、麻生圭二は妻と娘の3人で無理心中したとされていましたが、その真相は幼馴染の亀山勇、川島英夫、黒岩辰次、西本健らが麻生圭二の海外公演を見計らって薬の買い付けをしており、その秘密の口封じというものでした。
そして前村長から12年前の真実を偶然聞いた浅井成実は、この事件を実行したのです。
コナンに起きた探偵としての変化
この事件では作中で唯一犯人が自殺をしてしまいます。
犯人である浅井成実は最初から事件後に自殺をするつもりだったのですが、コナンの推理後に
オレの手はあの四人といっしょ・・・もう血みどろなんだよ・・・
と言って、火が燃え盛る屋敷からコナンを窓の外に投げ出します。
これはがきっかけでコナンは「自分の推理で犯人を追い詰め自殺させてしまった」と思うようになるんです。
後の事件で似たような状況になった時、コナンは服部平次に対して麻生成実の顔を思い出しながらこう言います。
犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者と変わらねーよ
そして服部も「浪速の連続殺人事件」で自殺しようとした犯人に
どっかのアホが言うてたんや…推理で犯人追いつめて…死なしたらアカンってな
と言って命懸けで犯人を助け出しています。
それまでのコナンは推理を的中させ、犯人を追い込んでいる時に満足感が最高潮になっているように捉える事ができたのですが、この事件の後は探偵としての考え方がガラッと変わっていることが分かります。
まとめ
今回は名探偵コナンの初期の話の中でも超名作『ピアノソナタ「月光」殺人事件』に登場する浅井成実との出会いでコナンに起きた探偵としての変化について考察していきました。
この話は初期過ぎて今でこそ現在のコナンが当たり前になっているのですが、当初は事件ひとつでもこんなに考えさせられることがあったんですよね。単純に事件として見ても「犯人が女性だと思っていた麻生成実で、実は男だった」という展開が作中トップレベルです。
黒の組織とのエピソード以外は軽視されがちですが、実は通常回もかなり見ごたえがあるんだなと再認識できますね。
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