【推しの子】星野アイの真犯人考察・プロフィール・経歴・エピソードなど紹介

ヤングジャンプで連載中の大人気作品「推しの子」。

今回は、物語の中心人物の１人である「星野アイ」について、その経歴やエピソード、名セリフなどを紹介します。

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【推しの子】星野アイのプロフィール

名前	星野アイ(活動名：アイ)
身長	151cm
年齢	享年20歳
所属	苺プロダクション

星野アイは、151cmの小柄な体型と星が輝く瞳が特徴的です。性格は天真爛漫で自信家。そして努力家な一面もあります。

苺プロダクションの社長である斉藤壱護にスカウトされて芸能界入りしました。

非常に整った容姿と、アイドルとして圧倒的な才能があり芸能界のスターダムを一気に駆け上がっていきます。

明るくてポジティブなアイですが、父親はおらず母親に育てられその母親もアイの幼少期に窃盗でつかまり、アイは施設に預けられます。

コミック第１巻の斉藤社長にスカウトされるシーンでは、母親は出所した後もアイを迎えには来ず「殴られるより施設の方がましに思える」と語っていました。

このことからも、恵まれた家庭環境でなかったことが伺えます。

【推しの子】星野アイの経歴

星野アイの経歴を紹介します。

施設で育てられた幼少期

星野アイは、父親がおらず片親で育ちます。

しかしアイを引き取った母親が幼少期に窃盗でつかまったことからアイは施設に預けられることになりました。

母親が出所した後も迎えに来ることはなく、施設で育てられたアイ。

斉藤社長にスカウトされた時には「人を愛した記憶も愛された記憶もない」と語り、そんな自分にはアイドルなんてできないとスカウトを断るアイですが、斉藤社長に説得されアイドルになることを決意します。

12歳でアイドルデビュー

第１話で、ゴローが「結成から4年、ようやく世間に見つかった感じ？」と言っています。当時のアイは16歳。

その年齢から考えると、斉藤社長にスカウトされたアイは「Ｂ小町」として12歳でデビューしたことになります。

Ｂ小町はデビューから順風満帆だったわけではなかったものの、着々と人気を集めていきました。

16歳で妊娠出産

アイは16歳の若さで妊娠し、出産のために活動を一時休止しています。アイの大ファンであるゴローが勤める田舎の病院を受診した時には、妊娠20週でおなかも大きくなっていた頃でした。

検査の結果、双子であることが分かったアイは迷わず産むことを宣言。しかし、アイドルも続けるため世間に公表しないと不敵な笑みを浮かべます。

「子どもの一人や二人隠してこそ一流のアイドル」と語るアイは、母としての幸せもアイドルとしての幸せもどっちもほしいと言います。

自分でも「星野アイは欲張りなんだ」と語る姿に、担当医のゴローも安全に元気な子供を産ませるとアイの出産に力を貸しました。

人気絶頂の20歳、そして死亡

双子に留美衣(るびい)と愛久愛海(あくあまりん)と名付けたアイは、子どもの存在を世間に公表することなく芸能界に復帰します。

復帰後すぐにブレイクとはならなかったものの、あるライブをきっかけに人気に火が付き、20歳の頃にはドラマの主演を務めＢ小町としてドーム公演も決定しました。しかしドーム公演当日、アイのストーカーが家に訪れアイは刺されてしまいます。

犯行は「アイドルのくせに子供なんて作るから」という動機でした。ファンを蔑ろにして嘘をついていたと叫ぶ犯人に、「私にとって嘘は愛。私なりのやり方で愛を伝えてたつもりだよ」と訴えるアイ。

最後は、アクアとルビーに愛を告げ亡くなりました。

【推しの子】星野アイを殺した真犯人考察

星野アイを殺した犯人は大学生のリョースケです。しかし、ただの大学生が公表していないアイの子供や自宅を探し出せるはずもありません。

そのことを不可解に感じたアクアは、アイの殺害には黒幕がいると考えます。リョースケはアイを殺害後自殺しているため、アクアは自力で真犯人を探すべく奮闘します。

ここでは、アイ殺害の真犯人を考察しましょう。

カミキヒカル

星野アイを殺した真犯人の有力候補は、カミキヒカルです。

カミキヒカルはアイの墓前に現れた際、「君と僕の子供」と言っていることからアクアとルビーの父親であることが分かっています。真犯人だと言われる理由は、妊娠出産の事実はゴローや斉藤社長など関係者をのぞくと父親以外にいないから、第9話でアイが双子に会ってほしいと双子の父親らしき人物に電話をした際、自宅住所を伝えている描写があることです。

カミキヒカルは、芸能プロダクションの代表取締役でアイと同じく両目に星を宿しています。アイが妊娠出産した当時は16歳で、アクアの調査から別の女性と11歳の時には子供がいた可能性が高いです。

カミキヒカルは、価値ある人の命を奪うことに喜びを感じる異常者で、作中でも人気女優の片寄ゆらを転落死させています。

これらのことから、カミキヒカルがリョースケにアイの事情や住所を教えた真犯人である可能性は高いでしょう。

【推しの子】星野アイのアイドルエピソード

圧倒的なルックスと、天性のアイドル性を持つ星野アイ。人気アイドルグループ「Ｂ小町」の絶対的なセンターとしてグループを大きくしていきます。そんなアイのアイドルエピソードを4選紹介していきましょう。

嘘を愛と呼ぶ本物のアイドル

芸能界において嘘は武器。

星野アイは、圧倒的なルックスだけでなくダンス力や演技力も備えたアイドルです。幼少期の環境から愛したことも愛されたこともないというアイは、斉藤社長にスカウトされた時に「君は人を愛したいと思っているんじゃないか、愛してると言っている内に嘘が本当になるかもしれない」と言われ、ファンに愛しているという嘘をつくアイドルという道を選びました。

私にとって嘘は愛だという彼女は本物のアイドルと言えます。

努力家な性格

星野アイはただ可愛いだけでなく、ダンス力や演技力などの高いパフォーマンス力も持っています。しかし、その能力は才能だけでなく彼女の努力によって培ったものです。

ファンのために全力で嘘の愛を突き通すために、毎日のボイトレやレッスンだけでなく夜帰ってからも振り入れなど自主練習を欠かさず行っていました。

アイの子供であるアクアも「努力の子」と評価しているほどです。

圧倒的な存在感

Ｂ小町に興味のない業界人でも、アイのパフォーマンスを見ると釘付けになってしまいます。

見た人を虜にしてしまうアイによってＢ小町の人気も右肩上がり。それほどまでにアイの存在感は凄まじく、強い光を放ちます。

ファンが見たい笑顔のために研究

天真爛漫でポジティブな星野アイですが、双子の母親ということで将来のことで迷う場面がありました。そのころのＢ小町は、オリコン3位など人気はあったものの双子を養うだけの収入はありません。

悩むアイは、エゴサで「アイの笑顔って人間臭さが感じられない」という書き込みを見つけてしまいます。いつも鏡を見てファンが一番喜ぶ笑顔をミリ単位で研究しているアイは、人間臭さがでる笑顔の仕方がわかりませんでした。

しかし、アイのミニライブを見に行った双子が興奮のあまりキレキレのオタ芸を披露する様子を見たアイは「うちの子きゃわ～～～♡」と大興奮。その心からの笑顔を見たファンの「この笑顔がみたかった」という書き込みに「これがいいのね」とすぐにファンの喜ぶ笑顔を覚えてしまいます。

このライブをきっかけにアイはブレイクし、芸能界のスターダムを駆け上がっていきました。

【推しの子】星野アイの・名言・名シーン

星野アイの魅力は、ルックスやパフォーマンス力そして圧倒的な存在感にあると紹介してきましたがそれだけではありません。アイの魅力にアイの持つ強さというものがあります。そんなアイの強さを象徴する名言・名シーンを4選紹介していきましょう。

嘘は、とびきりの愛なんだよ

推しの子1話にて、出産してもアイドルを続けるとアイがゴローに伝えた時のセリフです。嘘を武器に芸能界を生き抜くアイらしいセリフですが、その後子どもの一人や二人隠してこそ一流のアイドルだとゴローに伝えるアイは、母親としてもアイドルとしても幸せになりたいというアイの心の強さがわかる名シーンです。

私にとって嘘は愛、私なりのやり方で愛を伝えてたつもりだよ

推しの子第9話にて、ストーカーのリョースケに刺された際にリョースケに言ったセリフです。

アイに子供がいることを知ったリョースケは、アイに「ファンを裏切った」「ファンのことを蔑ろにした」「嘘つきが！」と激情。

そんなリョースケにアイは「いつか嘘がほんとうになる事を願って頑張って努力して全力で嘘を吐いてきた」と伝えます。自分が刺された後でも動転することなく、気丈に振る舞うアイの強さが感じられますね。

愛してる

アイが、死ぬ間際に双子に伝えたセリフです。

幼少期の環境から、愛したことも愛されたこともないアイは自分の子供たちにも愛しているという言葉を伝えたことはありませんでした。

その言葉を口にしたときにそれが嘘だと気づいてしまったら怖いからという理由からです。しかし、自分が死ぬ直前に双子に「愛してる」と伝えたアイ。

「ああ、やっと言えた ごめんね 言うのこんなに遅くなって あー、よかったぁ この言葉は絶対 嘘じゃない」と本心から愛を伝えることができ、このセリフを最後に亡くなってしまいます。

【推しの子】星野アイの主要登場人物との関係

星野アイと、推しの子の主要登場人物たちとの関係を紹介します。

星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)

星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)通称アクアは、アイの双子の1人です。右目にはアイと同じく星が輝いています。

アクアは前世の記憶持ちで、アイが出産する際に受診した病院の担当医ゴローの生まれ変わりです。アイの出産の直前にアイのストーカーによって殺されてしまいました。

アクアは転生前からアイの大ファンで、アイの子供として生まれ変わった後もアイのことを大切に思っています。アイもアクアのことを大切に思っており、死ぬ間際に「アクアは役者さんかな」と伝えました。

アイの演技力を受け継ぐアクアは、役者として活躍しながらアイ殺害の真犯人を探しています。性格は冷静沈着で、アイを殺した黒幕を見つけるためなら周囲の人を利用する冷徹な部分も。

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星野 留美衣(ほしの るびい)

星野 留美衣(ほしの るびい)通称ルビーは、アクアと同じくアイの双子の1人です。ルビーにも、左目にアイと同じ星が輝いています。

ルビーも前世の記憶持ちですが、ゴローの病院に入院していた天童寺さりなの生まれ変わりです。さりなは、アイの大ファンでゴローにＢ小町とアイの魅力を教えた人物でもあります。

幼いころから病気と戦っていたさりなは12歳という若さで亡くなりますが、生きていればアイと同い年でした。転生後、アイにべったりと甘えるルビーを、お遊戯会のダンスを練習するルビーにアイが直接教えるなどアクアと同じく可愛がります。また、アイが死ぬ間際には「ルビーはこの先アイドルになるのかも」と伝えています。

ルビーはアイとそっくりの可愛い容姿とダンスの才能を受け継ぎ、苺プロダクションから「新生Ｂ小町」としてデビューしました。アクアとは真逆の、明るくて周囲の人に好かれる性格。

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斉藤 壱護(さいとう いちご)

斉藤 壱護(さいとう いちご)は株式会社苺プロダクションの社長で、アイの身元引付人です。

推しの子第1話で、アイと一緒にゴローの病院に訪れた際にはアイの父親かという質問に「戸籍上は…」と答えています。このことから、アイが事務所に所属する時にアイを養子にしたのではないかと考えられますね。しかし、2人の関係性はあくまでも社長と所属タレントという形で成り立っています。アイをスカウトする際「嘘を吐けるのも才能だ」「愛してると言っている内に嘘が本当になるかもしれない」と伝えた斉藤社長。

斉藤社長はアイの才能に惚れこんでいて、アイドルとして大事に育ててきました。自分が育てたアイドルをドームに連れて行くのが夢で、Ｂ小町のドーム公演が決定した時も誰よりも泣いて喜びます。

しかしアイの死後、ショックを受けた斉藤社長は失踪。双子の面倒や事務所の経営は妻のミヤコが行いました。

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