ヤングジャンプで連載中の大人気作品「推しの子」。
今回は、物語の中心人物の１人である「有馬かな」について、その経歴やエピソード、名セリフなどを紹介します。
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【推しの子】有馬かなのプロフィール
| 名前 | 有馬 かな（ありま かな） |
| 身長 | 150cm |
| 年齢 | 17歳 |
| 所属 | 苺プロダクション |
有馬かなは、新生B小町のメンバーの1人です。幼少期から芸能活動をしており、「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれていました。
成長し徐々に子役としての需要がなくなっていくことで、幼い頃の高飛車な性格から変わり周りの人が求める有馬かなを演じるようになります。
陽東高校で星野アクア・ルビーと再会し、アクアからのスカウトもありルビーと共に新生B小町としてアイドルデビュー。口が悪いことをコンプレックスに思っており、普段は素直じゃない言動もしますが面倒見が良くて努力家な性格の持ち主です。
【推しの子】有馬かなの経歴
有馬かなの経歴を紹介します。
天才子役と呼ばれた売れっ子時代
有馬かなは幼いときから芸能活動をしています。ドラマでの泣きの演技が話題となり「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれ、様々な作品に出演するなどかなり売れっ子でした。
しかし、小さい頃から天才だと持て囃されたことで、かな自身も自分の事を天才だとかなり天狗になっていました。子役時代に映画で共演した星野アクアとの初対面シーンでは、その高飛車な言動からアクアが殺意を抱くほどです。
また子役時代には、その人気ぶりから「ピーマン体操」という曲をリリースし、オリコン1位も獲得しています。
ルビーや、年齢が少し離れているMEMちょも知っていたということなので、大ヒットしたのは間違いありませんが本人は黒歴史だと言っています。
人気が落ち終わった人扱いされていた不遇期
売れっ子の子役時代を経験した有馬かなですが、成長したことで子役としての需要がなくなり、徐々に仕事を失ってしまいます。現実世界でも、子役時代に売れて成長すると見かけなくなる人は大勢いますよね。
子役からずっと売れ続ける人もいますが、子役時代に調子に乗って高飛車な振る舞いをしていたかなは、子役としての需要がなくなれば仕事も失ってしまいました。それでも、子役時代の名声で入ってきた様々な分野の仕事に挑戦し、そのすべてで赤字を出してしまいます。
そうした経験の中で使い勝手の良い、自分を抑えた仕事をするようになったかな。久しぶりの主演ドラマ「今日は甘口で」では、大根役者ばかりの周りに合わせ「せめて観れる」作品にするために自身が浮かないよう抑えた演技をしています。
自分の演技をひけらかして他人を蔑ろにしていたと自身の子役時代を分析し「役者に大事なのってコミュ力よ」とアクアに対し、今の自分はさしずめ作品の品質貢献に勤める使いやすい役者であることをアピールします。
新生B小町としてアイドルデビュー
有馬かなは、子役時代の所属事務所を辞めてフリーの役者として芸能活動を続けていました。
しかし、陽東高校で再会した星野ルビー・星野アクアから苺プロダクションに所属し、ルビーとアイドルをしないかとスカウトを受けます。
かなはアイドルになりたかったわけではないため初めは抵抗をしていましたが、押しに弱い性格や役者としての行き詰まりを感じていたこともありルビーとアイドル活動を開始することにしました。
その後MEMちょも加入し、3人で新生B小町としてアイドルデビューします。
【推しの子】有馬かなのモデルとなった人物考察
【推しの子】メインキャラクターである有馬かなは、キャラクターデザインやエピソードなどからモデルになった人物がいるのではないかと言われています。
そこで、実際にモデルになっているのではないかと思われる人物について考察していきましょう。
芦田愛菜
芦田愛菜さんは、誰もが知る女優ですよね。ドラマ「mother」でみせた演技力が話題となり一躍天才子役として注目を浴びました。
有馬かなも、出演したドラマでの泣きの演技が注目を浴び「10秒で泣ける天才子役」として人気になっています。また、芦田愛菜さんは母親がきっかけで芸能界入りしました。有馬かなは、もともとは芸能人を目指していたものの失敗した母親が、かなに自分の夢を託そうとして芸能界入りさせています。
さらに、芦田愛菜さんが2011年にリリースした「マル・マル・モリ・モリ!」はオリコン2位の大ヒット。有馬かなが子役時代にリリースした「ピーマン体操」はオリコン1位の大ヒットとなっています。
このように、子役時代に注目を浴びた経緯や芸能界入りしたきっかけがどちらも母親であること、子役時代にリリースした曲が大ヒットしているなど共通する点が複数あります。「あしだまな」と「ありまかな」の母音が同じところにあるので、名前の響きもそっくりです。
有馬かなのモデルは、公式に発表されていないため真相は不明ですが可能性は十分にあると思います。
【推しの子】有馬かなのアイドルエピソード
有馬かなのアイドルとしてのエピソードを紹介します
初ライブのJIFでみせたアイドル性
ジャパンアイドルフェスに出演した新生B小町。
初ライブにも関わらずステージを楽しむルビーとMEMちょに対し、有馬かなは劣等感でいっぱいになってしまいます。
そんなとき、3人のサイリウムを振りながらオタ芸をするアクアをみて「「あんたの推しの子になってやる！」と最高のパフォーマンスを披露します。
ライブの初めに批判をしてたB小町の古参オタクも、かなのパフォーマンスに釘付けになってしまうほどでした。
何かしている有馬かなは「可愛い」
B小町のMV撮影を担当した映像ディレクターのアネモネは、「何かしている有馬かなは可愛い」と言っています。ウケるかウケないかはギャンブルだけど何かしなきゃ始まらないという持論を持つアネモネ。
かなは「何かする」が自然にできていると言いますが、それは彼女の本来の魅力であり、長年の芸能活動で磨き上げられたものだと筆者は思います。
実際、作中に出てくる有馬かなは表情がコロコロ変わり、感情が豊かで可愛いです。
自分に厳しい努力家
有馬かなは、自分に厳しく努力家な一面が魅力の1つです。第35話ではぴえヨンに扮したアクアが「毎朝走り込みと発声を欠かさない努力家」「口の悪さがコンプレックス」「自分が評価されるより作品全体が評価される方がうれしい」とかなの性格を言い当てます。
子役時代にリリースした「ピーマン体操」では少し音痴で、音程も外していましたがそれ以降リリースした曲では歌唱力が上がっているため、ボイトレなどで歌唱力を上げる努力をしたことが伺えます。
それでも自分では「下手だ」と評価していて、かなのリリース曲「「Full moon…!」を聴いたルビーとMEMちょは「これでこれで下手って言うの…。
自分に厳しすぎない？」と発言していました。
【推しの子】有馬かなの・名言・名シーン
有馬かなの名言・名シーンを紹介します。
「アンタの推しの子になってやる」
第38話でJIFに出演した新生B小町。初ライブでもステージを楽しみ、輝くルビーとMEMちょを見たかなは劣等感で心が冷めていきます。たくさんの人が居ても私の事を見てくれる人は誰も居らず、いたとしても子役時代の面影を見ていると感じているかな。
心の中で「誰か私をみて」「私はここに居て良いって言って」と悲痛な思いを叫びます。しかし、客席で3人のサイリウムを振りながらオタ芸をするアクアの姿を見た瞬間、感情の変化が起きました。
B小町の箱推しではなく、私を大好きにさせてやると決意。「アンタの推しの子になってやる」というセリフは、有馬かなが誇る屈指の名シーンです。
「一人じゃないから怖いのよ」
37話にて、B小町としての初ライブ前に責任感の強さから緊張でネガティブになっていまう有馬かな。子役時代が終わって失敗を繰り返してきたつらい過去を思い出します。
ルビーにビビってる？と聞かれた際に「ステージに上がるのが私一人だったら何も思わない それで失敗するなんて今まで何度も繰り返してきた だけど今回はアンタ達が居る…っ 失敗させたくない アンタ達にあんな思いはさせたくないのよ」と伝えます。
「一人じゃないから怖いのよ」という有馬かなの面倒見のよさと責任感の強さがよくわかる名シーンです。
「アンタはいつも私をヘンにさせる」
第63話で「東京ブレイド」の公演時、アクアが全力を出せるように受け役に回ったことで有馬かなが本気の演技を見せたシーン。栄光の子役時代から徐々に仕事がなくなった事で、使い勝手の良い演技をするようになったかなが、ついに本気で演技する事ができました。
アクアに対し「アンタはいつも私をヘンにさせる」と思いつつも、気持ちよさそうに演技をするかな。眩い太陽の様なスターの演技をみせるかなに観客は釘付けになってしまいます。
「私の事推すなら今の内よ」
107話にて、アクアにアイドルを辞めることを打ち明けた時の有馬かなのセリフです。？とはにかむかなが、星野アクアに「私の事推すなら今の内よ。言うでしょ？アイドルは推せるとき推せって」と伝えた時の笑顔が最高に可愛いですよね。
【推しの子】有馬かなの主要登場人物との関係
有馬かなと、推しの子の主要登場人物たちとの関係を紹介します。
星野アクア
星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)通称アクアは、伝説のアイドルであるアイの息子で星野 留美衣(ほしの るびい)通称ルビーの双子の兄です。
右目には星が輝き、アイから受け継いだ演技力で役者として活動しています。冷静沈着でクールな性格ですが、アイを殺した黒幕を探し出すために周りの人間を利用するなど冷酷な一面も。有馬かなは、アクアのことが好きなようですが作中ではっきりと好きだというシーンはありません。
しかしながら、会う前に念入りに身だしなみを整えたり、恋人はいるのか聞いたり、アクアと出かけるときにはとても喜ぶ姿が描写されています。
星野アクアはかなの性格を「共感力が強くて圧しに弱い。泣き落としやゴリ押しが有効」と分析。第83話ではMEMちょから、かなに対して思わせぶりな態度をしていたと指摘を受けたアクア。
それに対して「もし有馬かなに男が居るってバレて悪質なファンが有馬に何かしたら…誰が責任を取るんだ…？突然そいつが家に押しかけて殺されでもしたらどうすれば良いんだ？もしもまた…そんな事になったら 俺はもう無理だぞ。」とかなのことを大切に思う様子が描かれています。
星野ルビー
星野 留美衣(ほしの るびい)通称ルビーは、伝説のアイドルであるアイの娘で星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)通称アクアの双子の妹です。
新生B小町のメンバーで、明るくてポジティブな性格をしています。幼少期にアクアとかなが共演した作品現場で出会った時には、かなのことを「重曹を舐める天才子役」と間違えました。陽東高校で再会したときにも同じように間違えられたことから、かなはルビーに対して初めは冷たく当たっています。
しかし、星野ルビーの才能は誰よりも認めていて「アイドルになるために産まれてきたような子」と高く評価。
ルビーもかなの演技力と歌声を尊敬しており、かなが責任感の強さから緊張で押しつぶされそうになっていたJIFでは「可愛くて努力家などこにでもいるただの新人アイドル コケて当たり前！楽しく挑もうよ！」と励ましました。
黒川あかね
黒川 あかね(くろかわ あかね)は、実力派演劇集団の劇団「ララライ」の若きエースともいわれる天才女優です。元々は、子役時代の有馬かなに憧れて芸能界入りするほどのファンでした。
しかし、使い勝手の良い役者を演じるようになったかなに失望し「東京ブレイブ」で共演したときには、かなり冷たく当たります。本来、かなはすごい役者であるにも関わらず自分を抑えた演技をすることに憤りを感じるあかね。
「東京ブレイブ」で自分の殻を破り「もっと私を見て」と演技する姿に思わず「かなちゃん！かなちゃん！」と興奮してしまいます。
かな自身もあかねのことを天才というほど高く評価していて、2人のライバル関係とかなのことが好きすぎるあかねの様子が素敵です。
推しの子主要登場人物考察記事
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