烏丸蓮耶って誰？登場回は？黒の組織のボス「あの方」の正体が判明したので過去を振り返ろう【名探偵コナン】

2017年12月13日(水)発売の週刊少年サンデー3・4合併号にて、名探偵コナンが超急展開を迎えました。

事前に青山先生から重大発表があると告知されていましたが、それがまさか黒の組織のボス「あの方」の正体が判明するなんて・・・

しかも、その人物は過去に登場している人物なんです。

そこで今回は、黒の組織のボス「あの方」の正体と、登場回についてまとめていきます。

黒の組織のボス「あの方」の正体は烏丸蓮耶だった

2017年12月13日(水)発売の週刊少年サンデー3・4合併号に掲載されている名探偵コナン1008話にて、新一の父・工藤優作が次のような発言をしていることから、黒の組織のボス「あの方」の正体が烏丸蓮耶だと判明しました。

【工藤優作のセリフ】

「烏丸蓮耶・・・この推理が正しければお前はこの日本で最も強大な人物を敵に回そうとしている事になる・・・この世にいないはずの大富豪をな・・・」

そしてこの事実が判明したことから、優作と有希子は日本に留まり、一緒に策を練るために日本に留まることになりました。

あくまで優作の推理によるもののようですが、作中で優作の推理がはずれたことがないことから、「あの方＝烏丸蓮耶」で決定で間違いないと思います。

烏丸蓮耶とは？登場回について

烏丸蓮耶とは作中で半世紀前に謎の死を遂げたと言われている大富豪です。

気になるのは、

40年前に99歳で他界した「烏丸蓮耶を偲ぶ会」と銘打って、烏丸が生前コレクションしていた高価な美術品を競売するためのオークションが開かれた。【名探偵コナン30巻より】

という設定。

ということは現在140歳くらいになってしまうような…

▼烏丸蓮耶の年齢についての考察記事はこちら

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登場回：集められた名探偵！工藤新一vs怪盗キッド

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烏丸蓮耶がかつて建てた別荘「黄金の館」に招待された小五郎たちが館内に集結した探偵と事件に巻き込まれていく話。

物語内では「黄金の館」は40年前に99歳で他界した「烏丸蓮耶を偲ぶ会」と銘打って、烏丸が生前コレクションしていた高価な美術品を競売するためのオークションが開かれた場所だとされています。

また、そのオークションの二日目に会場が惨劇の舞台へと変貌を遂げていることも明かされています。

この物語で烏丸蓮耶の名前が初登場しますが、すでに亡くなっているという設定のため本人は登場しておらず、シルエットのみの登場となっています。

登場回(疑惑)：そして人魚はいなくなった

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「人魚の棲む島」と呼ばれており、不老不死で有名な美國島を訪れたコナンや服部たちが、年に一度開かれる儒艮(じゅごん)祭りにて件に巻き込まれていく話。

物語の中で儒艮祭りの名簿をコナンと服部が見るシーンがあるのですが、その中に出てくる「大黒連太郎」が烏丸蓮耶という仮説です。

この名簿の中には灰原の本名である「宮野志保」やウォッカの本名？偽名？である「魚塚三郎」が出てくることから、黒の組織が不老不死の調査で島に来ていた可能性が高いとされる超重要話。

そして、服部のセリフ

元外務大臣に官房長官に日銀の総裁！！昔、日本を動かしとったお偉いさんがぎょーさん名前連ねてんでー！！

と、今回の優作のセリフ

お前はこの日本で最も強大な人物を敵に回そうとしている事になる

を踏まえると、「大黒連太郎＝烏丸蓮耶」の可能性も少しあるのでは？

「あの方」＝「烏丸蓮耶」になる根拠

今回、作中で新一の父・工藤優作が烏丸蓮耶が「あの方」だと推理しているのですが、その根拠は「羽田浩二事件」に関係しています。

▼羽田浩二事件について詳しく書いた記事はこちら

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この事件は17年前にアメリカのホテルで将棋の棋士・羽田浩二が何者かに命を奪われた事件です。

現場には当時、化粧品メーカーがマスカラと同時に売り出した手鏡が残されており、手鏡には「PUT　ON　MASCARA」と書かれていました。

しかし、何者か(羽田浩二？)の手により手鏡は「PTON」の文字が割られており、残された「U MASCARA」のアナグラムがダイイングメッセージなのではとコナンと赤井秀一は睨んでいたんです。

そして二人は黒の組織のNO.２とされている「RUM(ラム)」が、羽田浩二事件で同じホテルで命を落とした資産家アマンダ・ヒューズのボディーガード「ASACA(浅香)」ではないかと推理をしました。

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ただし、それは名探偵コナン1008話が発表される前までの話です。

今回、名探偵コナン1008話の中で工藤優作は「U MASCARA」のアナグラムを「CARASUMA」と推理しました。ここでついに烏丸蓮耶の名前が登場するというわけなんです。

「あの方」＝「烏丸蓮耶」になる伏線

ピスコのセリフ

単行本24巻FILE7～11、アニメ176～178話「黒の組織との再会」にて、ピスコがジンに殺される直前、このようなセリフを発しています。

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よせ・・・私を殺すとシェリーを捜せなくなるぞ・・・私には見当がついている・・・そ、それにあの方に長年仕えた私を殺すとおまえの立場も・・・

ピスコはかなり高齢のキャラクターなので、「長年仕えていた」というセリフから「あの方」もかなりの高齢であることが予想できます。

前述したように烏丸蓮耶は生きていたら140歳を超えている可能性すらあるので、このセリフは重要な伏線と言えます。

ボスのメールアドレスが「七つの子」と辻褄が合う

単行本46巻FILE7～10、アニメ394～396話「奇抜な屋敷の大冒険」にて、黒の組織のボスのメールアドレスが「七つの子」であることがコナンのセリフから判明しました。

＞＞＞アニメ394～396話を無料で視聴する

携帯電話のプッシュ音は1・2・3が「ファ」で、4・5・6が「ソ」、7・8・9が「ラ」、＊・0・＃が「シ」に近い。そして同じ「ファ」でも、3・2・1と左に行く程微妙に音が下がるんだ・・・だから0じゃなく＃から始め、若干の音のズレに目をつぶって組み立てると・・・この＃969＃6261にたどり着く・・・恐らくこれがあの黒ずくめの奴らのボスのメールアドレスだよ！！

「かーらあす──なぜ鳴くの──♪」

ってフレーズで有名な童話です。

烏丸蓮耶がカラス～♪ってそのまんまかよって話ですが、「七つの子」の件からも信憑性が出てきましたね。

その他、昔から言われていた黒幕の正体の伏線

今回、こうして黒の組織のボス「あの方」が烏丸蓮耶だったかもしれないと分かったわけですが、実は昔から作中や作者談である程度の伏線が張られていました。

具体的には以下の通りです。

中でも一番有力なのは2006年頃までに名前が出てきている人物ってとこでしょうか。この頃にはすでに完結までの流れも決まっていたのかもしれません。

というか、阿笠博士説ありましたね(笑)

私が子供の頃、まだネットがそんなに普及してない頃からありましたよ。当時の情報の拡散力でなんでみんながみんが博士って思ってたんでしょうか(笑)

他にも光彦とかも言われてますよね。さすがにコナンの友達関係が黒幕だったらやりすぎでドン引きです。

まとめ

今回は黒の組織のボス「あの方」が烏丸蓮耶だった件についてまとめと考察をしていきました。

公式に重大発表と言っていたので、作中では優作の推理という位置づけだとしても間違いない情報だと思います。しかも、30巻で名前が登場しているなんてよほどのファンじゃない限り知ったこっちゃない話ですよね(笑)

これが本当なら、烏丸はすでに140歳くらいになるという伏線も出てきたので、今後はその件についても考察していきたいと思います。というか、さっさと伏線回収お願いします(笑)