コナン1004話「薄紅の回答」の感想と考察、蘭が新一にキスする神回？【名探偵コナン】

今回は修学旅行編の第5弾！タイトルにもあるように蘭が新一に〇〇する神回でした。相変わらずですが、事件に目が向かない展開なので事件の内容については端折って感想と考察をしていきます(笑)

三度目の解毒剤を飲んだ新一は…

前回の最後でアポトキシン4869の解毒剤の効果が予定よりも早く切れてしまった新一。今回は昨日より少し遅めに薬を飲んで最後高校生の姿で登場します。

服部に「体平気か？」と聞かれ、「ああ何とか、今朝遅めに薬飲んだから」と答えた際、世良に「薬？」と突っ込まれてしまいます。しかし、世良の表情から解毒剤で元の姿に戻っていることまではバレていない模様。

この修学旅行編ではこれで三度目の解毒剤を飲んでいることになり、ロンドン編での最高使用回数に並びました。

犯人は犯行を続けるも、新一たちに阻止される

前回の時点ですでに犯人を突き止めていた新一たち。

そんなこと知る由もない犯人は、新たな犯行を行います。なんと、馬山峰人を清水の舞台に呼び出し突き落とすのです。しかし、事前に新一たちが舞台の下にエアマットを用意し、犯行を阻止します。

ちなみに犯人は作曲家の阿賀田です。

暗号の意味とは

最初の事件から登場していた暗号。実は京都の地名を表しているもので、その一文字目を読むことで文章になっていたんです。詳しくは以下の通り。

しかし、3つ目の暗号は清水の舞台から突き落とされた馬山峰人が犯人であり、遺書を残したように見せかけるためのフェイク。新一たちはこの暗号を解き明かしたことで犯行を未然に阻止できたのです。

天井の謎について

最初の被害者である脚本の西木。彼の部屋の天井は事件後血だらけになっていました。

これは犯人が事前にその部屋の天井に血のりを付け、その上から「静電気付箋」と呼ばれる特殊な付箋を貼って隠していたというトリックです。

また、第二の被害者である主演の井隼の部屋に天現れた天狗は「フラッシュペーパー」で作ったものだったんです。フラッシュペーパーにアルコール系のインクで色を付け、燃えやすい状態にしていたため、タバコの火で一瞬に消し飛んだというトリックでした。

犯行理由は？

その後犯人は変装して周りを囲っていた京都府警に捕まります。みんな昔着ていた学生服で変装していたなんて無理にも程があるような…(笑)

犯人である阿賀田の犯行理由は映画のスタッフロールで「出栗未智男」の名前が流れなかったからです。

親友が自殺した原因であるスタッフロール。それで復讐の意味も込めて犯行に至ったのですが、実はエンドロールには「出栗未智男」の名前が流れていました。

スタッフロールに名前が載ると追加でギャラが発生するから渋々このような方法をとったとのこと。

それを知らなかった出栗本人は自殺し、親友の阿賀田は犯行に至り、知っていたメンバーは被害に遭うというというすべてが裏目に出たような展開で今回の事件はひさびさに胸が痛い話でした。

蘭が新一にキスする神展開に！

事件が解決し、新一たちは残った時間で再び修学旅行を楽しむことになります。

蘭が沖田が前に言っていたという北野天満宮に行きたいと言うのですが、ここで新一が過敏に「沖田」というワードに反応します(笑)

というのも、前回新一は蘭と沖田の浮気現場？らしき写真を園子からメールで受け取っていたからです。

園子と世良が目を離した際、新一は蘭に問い詰めます。

「どう思ってんだよ…オレの事だよ…オレがロンドンで告った事忘れてんじゃね…」

と言おうとしたその時！蘭が新一にキスしてしまうのです！！！

正直、急展開すぎて頭がついていけない(笑)

ここまでが今回の大まかな内容。

考察

ついに蘭と新一がキス！次回は蘭の気持ちが分かるかも？

いや～、ビックリしました。いきなりでしたもんね。

でも、この修学旅行編では蘭が新一に対してキスしたいのか気になっている描写がありました。

なのでこの展開にも納得ですが、てっきり新一からキスしてくるように仕向けると思っていたので蘭からキスするこの展開にはビックリ以外の言葉が見つかりません(笑)

次号ではおそらく蘭がロンドンでの新一の告白に対して返事をするのだと予想できます。前々から蘭は新一に返事ができていない後悔を心に秘めていたので、溜まった気持ちがいきなりのキスに繋がったのかも？

沖田総司との耳打ちはキスの予行練習だった説？

前回、蘭が沖田と耳打ちのようなことをしている写真が園子から密告メールで届いたわけですが、それは何を意味していたのか。

というのも、今回新一は蘭と沖田の関係に嫉妬していたのに対し、蘭は新一にストレートにキスする展開でした。

ということは蘭と沖田は「何もない」ということになるのですが、沖田に顔を近づける蘭の頬は少し赤くなっています。

ここから考えられる可能性として、「キスするために顔を近づける予行練習を沖田としていた」場合です。前回、蘭が沖田に何かを頼んだ際に沖田がビックリしている描写がありました。

ビックリするようなお願いをした後に顔を近づける2人がいたということは「キスの予行練習」と考えても不思議ではないはずです。だってコナンの登場人物ってみんなピュアですからね(笑)

沖田総司との耳打ちは男はキスしたいものなのか確認していた説？

もう一つの有力候補は「男ってキスしたいものなのか」というのを新一と顔がそっくりな沖田に聞いていた場合です。

この場合でも沖田がビックリする流れは自然です。「顔がそっくりな沖田がキスしたいのなら新一だってキスしたいはず」っていう根拠のないけど青春を感じる展開かもしれませんね。

まとめ

今回は思ったよりも早く事件が解決し、まさかの蘭のキスシーンで終了でした。おそらく事件は早めに区切って新一と蘭の恋の行方にスポットを当てていくのでしょう。

てっきり服部と紅葉についても話が進んでいくと思っていたのですが、この修学旅行編ではそんなことなさそうですね。新一と蘭だけでお腹いっぱいです(笑)

そろそろ修学旅行編も終わりそうなので次回の展開も楽しみですね。