【葬送のフリーレン】フェルンについて考察！詳細プロフィール・経歴・エピソードなど

大人気漫画の「葬送のフリーレン」。アニメ第2期の制作が決まりましたね！

この記事では物語の主人公である「フェルン」について、詳細プロフィールやその経歴やエピソード、名セリフなどを紹介します。

【葬送のフリーレン】フェルンのプロフィール

「フェルン」は漫画、またはアニメ作品「葬送のフリーレン」に登場するキャラクターであり、勇者ヒンメルの死後、新たな旅に出たフリーレンのお供をすることになった作品の主要キャラクターの1人です。

フェルン名前の由来

フェルンという名前の由来は「遠い」を意味する言葉。

フリーレンでは作品内の地名・人名にドイツがよく使われていますが、フェルンも例にもれずドイツ語が元になっています。

フェルンの身長、体重

身長・体重については公式の発表がされていないので不明。

ただし、主人公であるフリーレンよりは大きく描写されているので、ファンの間では推定160cm前後、55kg前後くらいの女性としては少し大柄な体型なのではないかと言われているようです。

フェルンの外見

髪型は淡い紫色のストレートヘア。

腰の辺りまで伸びている長髪であり、額も完全に隠れていますが、後頭部には誕生日にフリーレンからもらったお気に入りの髪飾りを付けています。

服装は白いシャツの上から足首まで覆ってしまうような長いローブを羽織っているという魔法使いらしいものであり、戦闘時には身長より長い杖で魔法を行使して戦います。

フェルンの得意魔法

フリーレンから基本的な魔法で戦うことを教えられているため、基本的には通常魔法で戦います。防御魔法が得意。

フェルンの性格

だらしない部分もありますが、基本的には真面目な性格であり、師匠のフリーレンのお世話をすることもしばしば。

【葬送のフリーレン】フェルンの経歴について

フェルンの経歴を紹介します。

幼少期に両親を失くす

フェルンは南側諸国の出身ですが、幼少期に国は戦禍に陥ってしまい、両親がそれに巻き込まれて亡くなってしまいます。

悲嘆にくれたフェルンは幼いながら生きている意味を見いだせず身投げして自ら命を絶とうとしますが、僧侶のハイターに拾われ彼に育てられることに。

その後フリーレンと出会う

ハイターの下で研鑽を積んで魔法を習得するフェルンでしたが、ある日森でフリーレンと出会うことになります。そして、そのままハイターの計画によりフリーレンの弟子となり、さらに魔法の修行に勤しみました。

4年後、幼少期からの目標だった大岩を魔法で破壊することに成功して、一人前の魔法使いに成長します。

現在はフリーレンの旅に同行

フェルンが一人前の魔法使いに成長したのを見届けると、育ての親であるハイターは息を引き取ってしまいます。

そして、彼の計画通りフェルンの身は完全にフリーレンが預かることになり、フェルンは彼女と一緒に旅路に。

旅の途中、聖都シュトラールにおいて3級魔法使いの試験を受けて見事に最年少主席で合格。

その後、魔法都市オイサーストで1級魔法使いの試験にも合格し、大陸でも珍しいとされる1級魔法使いとなりました。

【葬送のフリーレン】フェルンのエピソード集

フェルンのエピソードをご紹介します。

フリーレンのお母さん的存在

ハイターとフリーレン、優しい大人にお世話になって成長したフェルンですが、普段は師匠であるフリーレンのお母さん的な役割を担っています。

フリーレンは魔法の研究に熱中するあまり、それ以外のことに頓着がありません。

朝に弱く寝坊は日常茶飯事、部屋も汚くしてしまうし、髪の毛を乾かさないで寝てしまうこともしばしば。

そんなフリーレンのお世話を彼女がすることによって何とか旅を続けています。

子供っぽい面もある

しっかり者のフェルンですが、子供っぽい面もあります。

他の子供がフリーレンに抱きついた時は嫉妬したり、怒った際には手が出てしまうことも。

また、フリーレンが買い出しを別々にしようと提案した時には後を付け、自分だけ甘いものを食べるのではないかと勘ぐったり、「おやつ食べたい。」と不機嫌になったりとお菓子好きな一面もあります。

防御魔法が得意

優秀な魔法使いであるフェルンですが、特に防御魔法が得意です。それは物語序盤、生存確率に直結するという理由でフリーレンに防御魔法を叩き込まれたからです。

それまでは壁のようなもので自分を包み込むように防御魔法を展開していましたが、それでは効率が悪いと指摘され、局所的に展開するようになりました。

その後、クヴァールという敵と戦闘することになりますが、見事に相手の攻撃を防ぎきって勝利することになります。

【葬送のフリーレン】フェルンの名言・名シーン

フェルンの名言・名シーンを紹介します。

「いずれではダメなのです。」

アニメ2話、フェルンの育ての親であるハイターが倒れてしまったので、フリーレンが修行中のフェルンを呼び戻そうと声を掛けた時のセリフ。

フリーレンは彼女に倒れてしまったハイターの傍にいるよう促しますが、まだ修行の目標である一番岩を撃ち抜けていないからと拒否。

「それはいずれ必ず出来ることだ」とさらに促しますが、彼女は「いずれではダメなのです。」と語気を強めました。
死期が迫っているハイターに自分が一人前になった証拠を見せなくては、という焦燥感から出たセリフです。

あなたが私を知ろうとしてくれたことが、たまらなく嬉しいのです。

アニメ3話、フリーレンがフェルンの誕生日に髪飾りをプレゼントしてくれた時のセリフ。

フリーレンはエルフなので人間と時間感覚が異なり、感情を共有することも難しい立場にありました。

しかし勇者ヒンメルの死後、他者との交流を経て徐々に心が柔らかくなっていって、人の感情を理解しようと努力するように。

その一環である髪飾りの贈り物にフェルンが感銘を受けて出たセリフです。

もしかしたら私、フリーレン様を殺せるかもしれません。

アニメ24話、第1級魔法使い試験において苦境に立たされた時にフェルンが発した言葉。

魔法使い試験で零落の王墓という迷宮を攻略することになったフリーレン一行は、迷宮が造り出した受験者たちの複製体を倒さなくてはなりませんでした。

その作戦会議をしていて突破口が見つかった時にフェルンがおもむろにこの言葉を口にしました。

師弟関係であるにも関わらず「殺す」という物騒な言葉を使うフェルンの個性的な面が発露したセリフです。

【葬送のフリーレン】フェルンの主要登場人物との関係

フェルンの主要登場人物たちとの関係を紹介します。

ハイター

フェルンの最初の師匠であり、育ての親。

幼少期に戦争によって両親を亡くしたフェルンは自殺を試みましたが、寸前で傍にいたハイターに命を救われました。それ以降フェルンはハイターに拾われ、彼に育てられることに。

愛情を持って接してくれる彼をフェルンは敬愛し、彼が死ぬまでに1人前の魔法使いになると心に決め、それを実現させます。

安心した彼はフリーレンにフェルンを託し、安心して息を引き取りました。

フリーレン

フリーレンはフェルンの2番目の師匠であり、ハイターの死後には旅を一緒にする仲間。

フリーレンはハイターに頼まれて幼い彼女の魔法の師匠となり、彼女の心の支えとなった人物です。ハイターの死期が迫った時には自身の研究を後回しにしてもフェルンの身を案じました。

ハイターの死後は一緒に旅をすることになり、彼女の師匠兼保護者、そして大切な仲間となっており、お互いがお互いを大切に思う存在に。

シュタルク

シュタルクはフェルンの友達であり仲間。

シュタルクはフェルンを含むフリーレン一行が旅の途中で出会う少年です。
最初はフェルンに対してぶっきらぼうに対応しますが、旅が進むにつれて信頼できる仲間として成長して彼女もシュタルクのことを信頼するようになります。

魔族に故郷を襲われてアイゼンに拾われたというフェルンと似たような境遇の持ち主であるからか、シュタルクには信頼以上の感情を持ち始めているようです。