亜白ミナは、怪獣8号に登場する主要キャラクターです。主人公である日比野カフカの幼馴染で、防衛隊員としての実力もあります。怪獣8号におけるヒロイン的な存在でもあるため、読者からの人気も高いです。今回は、亜白ミナの経歴や強さについてのエピソードをまとめていきたいと思います。
【怪獣8号】亜白ミナのプロフィール
亜白ミナは、6月17日生まれの27歳、身長169cm、好きなものは猫、甘いもの、スルメ、お風呂です。
氏名 | 亜白ミナ |
年齢 | 27歳(6月17日生まれ) |
身長 | 169cm |
好きなもの | 猫、甘いもの、スルメ、お風呂 |
【怪獣8号】亜白ミナの経歴
亜白ミナの生い立ちや経歴についてまとめています。
亜白ミナと日比野カフカと幼馴染
亜白ミナは、日比野カフカと幼馴染です。小学生の時に、住んでいた家や学校が怪獣によって壊され、ミナが飼っていた三毛のミイコも死んでしまったということがあり、そこから2人は防衛隊員になることを目指します。
そしてそこでどっちがカッコいい隊員になるか勝負だと誓い合った、ライバル的な存在でもあります。
ミナに対してカフカはだいぶ遅れて防衛隊に入隊してきましたが、ミナはそれを嬉しく思っているシーンが見られました。カフカたちの入隊式では、珍しくミナが笑っているシーンがあり、そこのことからカフカのことをずっと待っていたことが伝わってきます。
幼い頃に、2人で怪獣を全滅させようと誓い合ったことからも、2人が思い描いている未来はおそらく同じなのでしょう。実際、ミナがカフカに向かって、「私の隣で戦うにはまだまだ程遠いぞ」と言っていたシーンもあります。2人が並んで戦っているシーンが今後登場するのか、楽しみですね。
またミナは隊長として、基本的にカフカには上司として接していますが、時々見せる顔は違うように見えます。昔に戻ったような感じになることが時々あります。2人が絡むシーンがまだ少なく、お互い防衛隊員として大変であるため、まだはっきりとはしませんが、これからのミナとカフカの関係性についても気になりますね。
防衛隊第3部隊隊長
ミナは、第3防衛隊の隊長です。世間からは人気が高く、また多くの防衛隊員からも目標とされるような人物です。
そしてあるニュースでは、実績・容姿ともに人気があり、未来の師団長候補とまで称されていました。たくさんの隊員を先導するための実力を持っており、それに伴う行動や発言から、まさしく隊長に相応しい人物と言えます。
カフカたち新人がお風呂で会話しているシーンでは、古橋伊春、出雲ハルイチ、神楽木葵の3人ともミナに憧れて防衛隊を目指していると言っていました。市川レノ曰く新人たち世代にとってミナは、スーパーヒーロー的な存在らしいです。これだけ多くの人から憧れを集めるというのはすごいですね。
【怪獣8号】亜白ミナの強さ
亜白ミナの強さについてまとめています。
解放戦力96%
ミナの解放戦力は96%であり、圧倒的な実力者であることが分かります。
ミナは27歳の若さで防衛隊第3部隊の隊長になり、防衛隊でも最強クラスの実力があると言われています。
現役隊員たちの中で、最も解放戦力が高いのは鳴海弦の98%ですので、現時点ではその次に高い解放戦力を示しています。戦闘時は、絶対的王者であるかのような存在感を放ち、まさにヒロインとしてのカッコよさが伝わってきます。
専用武器
ミナの専用武器は、巨大な機関銃のようなものを使っています。
そして、伐虎という虎を帯同して戦います。機関銃を発砲する際に、伐虎を呼びますが、伐虎はミナの後方で支える役割を果たしているように思えます。正体や詳細は明らかにされていませんが、戦闘には不可欠な存在だと思われます。そして、ミナの自宅がうつされた場面では、部屋の中に伐虎がいることが確認されているので、戦闘時のみならず一緒に暮らしている可能性がありますね。
専用武器である機関銃ですが、こちらも詳細は明らかにされていません。しかし相模原討伐時より、三弾装填完了、四段装填完了、五段装填完了、という掛け声が聞かれたので、少なくとも5発弾をこめることができると考えられますね。
また1発で本獣を仕留めるだけの威力があることも分かりました。専用武器を使っている他の隊員たちと同じように、今後はミナの隊式術も明らかになってくるのではないでしょうか。
隊長としての強さ
先ほども述べましたが、隊長としてのミナは、世間からも防衛隊員からも認められる人物であることが分かります。
実際カフカたち新人の防衛隊員任命式にて、新たに仲間になった防衛隊員に向かって「命を貸してほしい。
私はその一番先頭で君たちの盾となり鉾となることを誓おう」と言います。死ととなり合わせの危険な仕事であり、命の保証はありませんが、日本の平和のために自らが命をかけて戦い、防衛隊員みんなのためにも戦おうという、ミナの意志が伝わってきます。実際のミナの行動からもそれが伝わってくるため、多くの隊員たちにとって、尊敬と信頼に値する、それだけ大きな人物であることが分かりますね。
【怪獣8号】亜白ミナの名シーン
亜白ミナに関する名シーンについてまとめました。
怪獣10号撃破
ミナが不在の時に、怪獣10号が数十体の怪獣を従えて第3防衛隊の拠点である立川基地を襲撃してきました。
10号の力はフォルティチュード9.0と凄まじく、保科副隊長やその他の隊員たちが頑張ってもなかなかかなう相手ではありませんでした。それでも保科が誰よりも体を張ってボロボロになりながら、なんとか第3防衛隊を守ろうと戦っていました。
そして絶体絶命のピンチという時に、「皆よく耐えてくれた。消しとばすぞ」という言葉とともに登場します。この場面は、まさに誰もが待ちわびた救世主の登場といったかのような描写になっており、ミナの強さが伝わってきました。
この時のミナは、仲間を傷つけられたことから、非常に怒った顔つきをしており、その想いとともに伐虎とともに戦う姿がとてもカッコいいです。そして、見事怪獣10号を倒すことに成功したことからは、まさに圧巻的と言わざるを得ませんね。
防衛隊員に日比野カフカを任命
日比野カフカが候補生から正式に防衛隊員となった時の任命式のシーンです。
2人きりの場面で、ミナがカフカに叱咤激励をします。カフカは解放戦力1%で全く実力はありませんし、カフカにとっては、ようやくスタートラインに立ったところです。
防衛隊トップクラスの実力を持つミナの足元にも及びません。しかしミナが「私の隣で戦うにはまだまだ程遠いぞ」とカフカに告げたことで、カフカのやる気が一気に上がったに違いません。
カフカのことをしっかり気にかけており、さらにはカフカのやる気を上げた、ミナらしい激励の言葉だったと思います。
日比野カフカの本部移送
日比野カフカの正体が怪獣8号だとバレてしまった後、本部施設へ移送されることになりました。
この時カフカに同行していたミナが、カフカに想いを伝えます。カフカは、この時みんなを裏切ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになっており、また、自分の目指す防衛隊としての道は途絶えてしまったと考えていました。しかし、ミナは、迷わず走って基地を救ってくれたことに対して、カフカらしいと思ったと伝えます。
そして有利な証言や映像を集め、カフカが処分されないように動いているという旨も伝えました。カフカのことを敵だと思っている人なんて誰もいないから大丈夫だと、カフカにとっての救いの言葉をかけたのです。カフカが、泣きながら「俺はまだお前の隣目指していいのかな」と言い、それに対してミナは「うん、ずっと待ってる」と答えました。
この言葉のおかげで、カフカは気持ちを途切れさすことなく、夢を諦めずに済んだのだと思います。
このやり取りからはミナの隊長として以上に、幼馴染として、カフカのことを大切に想っていることが伝わってきたシーンだと感じました。
【怪獣8号】亜白ミナと主要登場人物との関係
亜白ミナ主要登場人物との関係について、エピソードをまとめました。
日比野カフカ
上記で何度も触れてきましたが、ミナは日比野カフカと幼馴染です。カフカが防衛隊に入隊してから久しぶりの再開となったのですが、お互いの立場の違いや、防衛隊員としての忙しさゆえに、なかなか話しているシーンは登場していません。しかし、2人とも小学生の時に交わした約束を覚えており、とても大切な存在同士であることが伝わってきます。
ミナは防衛隊第3部隊隊長の立場であるため、一般隊員のカフカに対しては基本的に命令口調で、日比野カフカと呼ぶことが多いです。しかし、2人きりの場面になった時は、周りに気を使わなくていいこともあり、タメ口になったり、カフカくんと昔のように呼んでいたりする場面が見てとれます。そういった時のミナは、雰囲気がだいぶ柔らかくなり、普通の女の子といった感じでとても可愛らしいです。
また、カフカが防衛隊に入隊する前に、怪獣に襲われたカフカをミナが助けた時があります。ミナが久しぶりにカフカを見かけたことから、昔のことが思い出されたのでしょう。
小学生のミナが、「少し怖いな。自分の何倍もある怪獣と戦うの想像したら」と言ったことに対し、当時のカフカはミナの頭をポンとしながら、「大丈夫だ、そん時ゃいつだって俺が隣にいる!」と言っている回想シーンが登場しました。それにも関わらず防衛隊にならなかったカフカに対して、「うそつき…」とミナが独り言を洩らしており、カフカが防衛隊になることをずっと何年も待ち望んでいることが伝わってきました。
2人が大きく絡むような場面は未だ登場していませんが、このようなミナの表情や言動から、もしかしたらカフカに気があるのではないかと、少し思ってしまいます。2人が防衛隊としてどのように成長し活躍していくのかに加えて、2人の関係性が今後どのように進展していくのかにも注目していきたいですね。
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保科宗四郎
保科宗四郎は、第3防衛隊の副隊長であり、ミナと一緒に第3防衛隊をまとめている人物です。
保科は、室町時代から続く怪獣討伐一族の生まれであり、刀を用いて戦闘を行います。しかし、近年の怪獣の大型化もあって、武器の主流はピストルなどの銃タイプとなってきています。そのため、保科は今まで、刀の戦闘スタイルは古いし今後通用しなくなるから、防衛隊員は諦めろと言われてきました。しかし、そんな保科を救ったのがミナでした。
ミナはかつて保科に「私が敵を射抜くとき、君がその道を切り開いてくれないか」と言って、副隊長に任命したのです。ミナは包丁すら握りたくないというほど刃物が苦手で、小型怪獣や中型怪獣と戦うことを不得意としていることから、保科に力を貸してくれと頼んだものですが、保科にとっては初めて存在意義を見いだすことができた言葉だと言えます。
この言葉があったから、保科は怪獣10号とあそこまで戦いうことができたのだと思います。そして、それに応えるようにミナが保科のために戦いました。この様子から、2人の信頼関係は強いことが分かり、また、ミナは人を動かす力のある人物であることが分かる場面でもあったと思います。
鳴海弦
鳴海弦は、防衛隊第1部隊隊長であり、上記でも述べましたが解放戦力98%の実力者です。
しかしながら、私生活がとてもだらしなかったり、礼儀がなっていなかったりと、なかなかのくせ者。そして、プライドがとても高いのか、他人に負けることを非常に嫌います。
特にミナをライバル視しているようで、何かとミナと比較しています。新聞に防衛隊が取り上げられている紙面で、鳴海よりミナの方が大きく取り上げられていた時には、それに対して怒っていました。自分が倒したことを周りの隊員たちにアピールしており、必死にエゴサをする始末。タイトルの1つである遠距離射部門でミナに負けていることも根に持っているようでした。
しかし、一方のミナは、鳴海のことは全く気にしていない様子。そして鳴海のことを、「怪獣を倒すこと以外取り柄のない男だ」と評しており、気にもしていないが、そこまで仲良くしようとも思っていないことが伝わってきました。鳴海の性格に難があることが大きな要因でしょうが、現役の隊員の中でもトップを争う2人だからこその関係性なのかもしれませんね。