稲城フィルハーモニー管弦楽団 第52回定期演奏会
イベント詳細
稲城フィルハーモニー管弦楽団第52回定期演奏会では、チャイコフスキーの交響曲第4番を取り上げます。1877年、作曲者は破綻した結婚をきっかけに深い精神的危機に陥り、心身ともに不安定な状態の中でこの交響曲を完成させました。チャイコフスキー自身が「運命の力」と表現した冒頭のファンファーレに象徴されるように、内面の葛藤と向き合いながら構築されたこの作品は、初期の3つの交響曲とは規模・構成力・劇的表現の点で大きな飛躍を示すものとして知られています。
一方、演奏会の前半ではワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲と、グリーグ《ペール・ギュント》組曲より数曲を抜粋してお届けいたします。いずれも物語性豊かな作品であり、《マイスタージンガー》はワーグナーの舞台作品の中では珍しく喜劇として書かれ、悲劇的な死が登場しない明るい雰囲気を持っています。
物語にまつわる音楽と、チャイコフスキーが創作上の転機を迎えた時期に生まれた交響曲第4番。対照的な魅力をもつプログラムを、どうぞお楽しみいただければ幸いです。
チケットは2026年9月26日発売予定です。
出演者
指揮: 後藤 悠仁(日本フィルハーモニー交響楽団)
演奏:稲城フィルハーモニー管弦楽団
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