芳根京子さん出演の主な映画・ドラマ
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- 先輩と彼女(2015年)
- 64 -ロクヨン- 前編・後編(2016年)
- 心が叫びたがってるんだ。(2017年)
- わさび (2017年)
- 累 -かさね-(2018年)
- 散り椿(2018年)
- 居眠り磐音(2019年)
- 今日も嫌がらせ弁当(2019年)
- 記憶屋 あなたを忘れない(2020年)
- ラスト♡シンデレラ(2013年)
- 仮面ティーチャー(2013年)
- 花子とアン (2014年)
- べっぴんさん(2016年)
- 探偵の探偵(2015年)
- 表参道高校合唱部!(2015年)
- いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016年)
- 小さな巨人(2017年)
- 海月姫(2018年)
- 高嶺の花(2018年)
- TWO WEEKS(2019年)
- コタキ兄弟と四苦八苦(2020年)
- あのコの夢を見たんです。(2020年)
- バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~(2021年)
芳根京子さんの生年月日 ・出身地 ・身長・血液型
- 生年月日:1997年2月28日
- 出身地:東京都
- 身長:159cm
- 血液型:A型
- 結婚:無
- 所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
芳根京子さんのレビュー・評価
芳根京子さんは、数々のオーディションに合格し、「オーディション荒らし」とまで周りに言われていたほどの実力派若手女優です。
朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」では、見事にヒロイン役を勝ち取り、国民的女優へと成長しました。また、映画「累-かさね-」や「散り椿」では憑依的なお芝居も見せ、その年のアカデミー賞の新人俳優賞にも選ばれています
。個人的には、その後に主演を務めた「チャンネルはそのまま!」という北海道テレビ制作のドラマがとても良かったと思います。漫画原作のドラマですが、主人公の雪丸花子に芳根京子さんがそっくりでした。
漫画よりも顔はとってもチャーミングでかわいいのに、動作やしぐさが雪丸さんと瓜二つという感じで、漫画の世界観を上手に表現されていたと思います。
しかもこのドラマは、日本民間放送連盟賞番組部門のテレビドラマ番組最優秀賞を受賞し、その中のグランプリを受賞するという快挙までも達成しています。
これは、ドラマ全体の面白さはもちろん、彼女の演技力も充分に貢献していたと思わせる結果でした。
また、同じ漫画原作のドラマとしては、「海月姫」も彼女の良さが存分に表れていたのではないかと思いました。スッピンで冴えないオタク少女だった主人公が、自分の道を開花させていくというストーリーを、とても上手に表現されていました。女優の中では、漫画の実写化が1番上手い若手女優さんだと思います。
芳根京子さんは、若手女優の中でも実力・人気ともにトップクラスの女優です。連続テレビ小説「べっぴんさん」で主役を演じたことで、一気に全国に名前が知られるようになりました。
「幕が上がる」「花子とアン」「探偵の探偵」「小さな巨人」「海月姫」「高嶺の花」「先輩と彼女」「累 かさね」「TWO WEEKS」「散り椿」「今日も嫌がらせ弁当」「記憶屋 あなたを忘れない」など、さまざまな作品に出演しています。真っ直ぐでひたむきな可愛い役柄が多く、芳根さん本人そのままの良さが出ています。
「海月姫」では、三つ編みにメガネのクラゲオタクの主人公を、振り切った演技でとてもいい味を出していました。「高嶺の花」では、はっきりと物を言って自分の気持ちのままに行動する姉と、対照的なおしとやかでおとなしい妹を熱演していて良かったです。
「小さな巨人」では、新米刑事ながらサポート役もする仕事のできる女性をうまく演じていました。過激過ぎるシーンなどはあまり演じませんが、幅広い役柄をこなしているのは、確かな実力があるからこそです。
今後、大人の女性として悪女的な役や恋愛で男女間の駆け引きなどを演じて、新しい顔を見れるのが楽しみな女優さんです。
ベビーフェイスでありながら力強い眼差しは凛としてしなやか。JR東日本のコンビニ=NewDaysのイメージキャラクターでもある芳根京子さんですが、駅のホームで画面越しにパンやおにぎりを頬張る姿は、黒目がちの小動物のそれに似てただただ可愛いらしいです。
お茶の間ではNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン坂東すみれ役として浸透していますが、近年は俳優としての成長著しく、確かな演技力に裏打ちされたコメディアンヌの片鱗も見せており、芳根京子さんは間違いなく日本の次世代を担う俳優です。
その思いを強くしたのは、野木亜紀子さん脚本のTVドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」でヒロインのさっちゃんを演じていたのを拝見してからでしょうか。
コメディに比重を置いたドラマのヒロインながら、複雑な家庭環境を内包し、まだ日本には浸透しているとは言えない同性愛者という難しい役どころでしたが、見事にさっちゃんの内面を演じ切りました。
本作がギャラクシー賞を受賞できたのは脚本の素晴らしさ、主演の古舘寛治さんと滝藤賢一さんの素晴らしさもさる事ながら、芳根京子さんの素晴らしい演技があってこそです。今後も芳根京子さんのさらなる成長を期待せずにはいられません。