半妖の夜叉姫（アニメ） 見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

あの犬夜叉たちが帰ってきた！！…と思いきや、今回のメインは癖強そうなじゃじゃ馬3人がメインでその1人「とわ」は殺生丸の娘と来るもんだから色んな意味で話題ばっちり、引き寄せ抜群。いわゆる「次世代物語」なので、じゃじゃ馬3人いずれも親の特徴を受け継いでいるのが面白いが犬夜叉たちの姿はないし、3人とも親の記憶がないので「お前らどこ行った！？」という前作を少しでも知っていれば誰もが突っ込むところなので、その意味でも真相を追う楽しみがあります。犬夜叉の話を少しでも知っていれば「なつかしさ」、初めての人でも一応主人公が違うのでこれはこれで楽しめます。

そして戦いから10年以上経過しているので身近に人たちも成長した姿も必見。特に退治屋の初陣でオドオドしていた珊瑚の弟・琥珀は妖怪退治屋の頭領として立派に成長、甥っ子の翡翠も母の武器「飛来骨」を背負い共に戦っている姿はぐっとくる。かごめの弟・草太は「とわ」を養子として引き取り現在2児の父と如何にもなマイホームパパだが姉のタイムスリップや犬夜叉を知っている関係で「とわ」がタイムスリップしたと即座に察して、養子として引き取る度量は強すぎる。そして妻は妻で「もろは」「せつな」がやってきても気にしない度量なので妻も強い。義妹「芽衣」も喧嘩に明け暮れる姉に怒るが戦う姿はかっこいいと嬉しそうに語るので日暮家何気に強い。楓婆さんは相変わらずが似合うほどに頼もしくもあり、苦労人。

犬夜叉の続編です。本編を見る前から想像はしていたことですが、前作を見ていない人には分かりにくい内容になってしまっているところが多々あります。逆に、前作のファンだった人であれば、登場するキャラクターを見ているだけで結構楽しめます。３人の半妖（一人はハーフではなく、クォーターですが）が主人公的な扱いになるのだと思いますが、お父さんの血筋がキャラクターの性格に現れていて面白いです。
それから、前作から引き続き登場するキャラクターがそれぞれに年を取って成長しているのも、前作からのファンには興味深いところでしょう。「とわ」の義父が「草太」であるという設定には、ちょっと驚きましたし、「あの草太が、立派な大人になってる」というのは感動ものです。「琥珀」も随分と立派になって、今では退治屋の頭になっているそうで、何だか隔世の感があります。
ストーリーの方は、これから主人公３人の過去が明らかになりつつ、宿命の敵っぽい相手が出てくるのではないかと予想しますが、前作の「奈落」がかなりインパクトがあるキャラクターだったので、それに匹敵するような敵役を設定できるのかが見ものですね。
気になる点として、最近のアニメでは多いのですが、作中の説明だけではキャラクターの背景とかの説明が足りない気がします。これから視聴したいと思っている人は、公式サイトの登場人物紹介などに一通り目を通してからアニメを見た方がいいかもしれません。全体的には、前作「犬夜叉」を大事にしつつ、新しいストーリーを紡ごうとしている良作だと思います。

とわとせつなは双子で、幼い時に周りの木々が燃えて手を繋いで走って逃げている時に離れ離れになってしまう。どこから火事が発生して原因もわからないが、ただの山火事だったのか、それとも誰かの仕業なのかは未だ謎に包まれている。その逃げている時に異空間へと、とわは飛ばされて、現代の世界のかごめの弟草太のもとでお世話になる。犬夜叉のかごめの弟だけあって、とわのことをすんなり受け入れてくれるので安心しました。現代の世界で、生きるにはとわは生きづらい世界だが、それでも、一緒に暮らす妹や家族を守ろうと必死な姿に優しさを感じます。第３話でとわとせつなが殺生丸の子供であることが分かったが、瞳に宿る虹色真珠の力となぜそれが宿っているかの謎はこれから明かされて行くようです。虹色真珠は悪い妖怪にも狙われて簡単に奪うことができるので、これからとわとせつなは、また強い妖怪に狙われることが起こりそうです。せつなも、もろはと共に現代の世界に飛ばされてきても幼い頃の記憶がありません。これは殺生丸がそうしたのか、この点も謎のままです。せつなは半妖と言われているので、殺生丸の妻が人間である可能性があるが誰か未だ明かされていないので、今後楽しみな点です。