アンナチュラル（ドラマ）見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

石原さとみさん主演の「アンナチュラル」。これまでの可愛らしい女性らしいイメージの役柄が多かった石原さんとは違って淡々とした自然な演技が魅力的でした。石原さんが演じるミコトの所属するＵＤＩでは井浦新さんが演じていた同僚の中堂がおり、中堂はかなり荒い口調や高圧的な態度。その上過去の良くない噂や怪しい動きが気になりましたが、実は恋人を殺害された過去がありその事件の犯人を最後にはＵＤＩ全体で解決していく展開にはゾクゾクしました。各事件ごとの話にも感動的な場面が多く、終盤流れる主題歌の「Ｌｅｍｏｎ」がさらに心に響き、毎度涙腺が崩壊していました。また、ミコトたち解剖医を支えるＵＤＩのスタッフたちも個性豊かな俳優さんばかりで素晴らしい作品でした。

【命の尊さを感じるドラマ】
法医解剖医として働く石原さとみさん演じる主人公・ミコトが運ばれてくるご遺体から死の原因や死に至った経緯など様々な面から死の真相を探っていき、それにより言葉に出来ないご遺体の伝えたかったことを見出していく姿は、残された家族にとって現実と向き合う悲しみでありながら、これから生きていく上で重要な過程だと感じられました。ご遺体となってしまった経緯から「死」のリアルさを感じ、当たり前に過ごしてきた日常が突然奪われてしまう恐怖とそれにより幸せさえも消えてしまう家族の様子に胸が苦しくなりました。
このドラマを見て、「死」というのは人生を変えてしまうほどの衝撃がありますが、残された家族がどう生きていくかで亡くなった人の幸せが決まり、また亡くなった人の幸せを思うことが残された家族の生きていく糧になると思えました。命の尊さを強く感じられる作品です。

【すべての要素が完璧にかみ合っている】
石原さとみさん演じる主人公の可愛さと信念の強さ、井浦新さん演じるひねくれた同僚解剖医の隠された悲しい過去、窪田正孝さん演じる色々踏み外しているのに愛すべき後輩、それぞれのエピソードに登場する人々が一生懸命に生きた証拠、そしてすべてを包み込む主題歌の「lemon」。一つ一つの要素が一部の隙もなくがっちりかみ合うことで、ラスト2話のカタルシスと感動の結末に到達するという、とにかく巧みな構成が大好きでした。松重豊さん演じる所長のチャーミングさもドラマの清涼剤かつみんなの拠り所として大きな存在感を担っていて、出演者もこの作品が大好きなのが伝わってくる、ドラマ全体にわたる雰囲気の良さも素敵です。

【アンナチュラルは最高です！】
甘い女性の役ばかりが続いていた石原さとみさんが、初めて魅せる解剖医役。
法医学に焦点を当てるドラマは中々なかったので、医療従事者でもそうでなくても見応えがあるドラマでした。
六郎演じる窪田くんも、中堂演じる井浦新さんも、ミステリアスな雰囲気があるので、とてもキャスティングが上手だと思いました。
個人的には個性派とも言われている市川実日子さんと、北村有起哉さんがキーパーソンだとおもいます。
亡くなった方は何も語らないけど、それに寄り添いたいと思う法医解剖医の方々の、とても真摯な気持ちが伝わりました。
なんといってもアンナチュラルの大きな話題であった米津玄師さんのレモンが、ドラマをさらに盛り上げてくれます。

このお話は石原さとみが主演のドラマであり、『不自然死究明研究所』これは、日本の不自然で亡くなった人たちのほとんどは、解剖されることなく安易な理由で全くちがう死因をつけられてしまうのです。それがこの研究所、通称UDIラボで勤務する人たちを主とし、死に対する謎や裏側を皆様たちで解決していくといった物語なのですが、何より面白いのが次の回の話が本当に気になり楽しみになるドラマだと思います。解決したと思ったら、また新たな事件や謎が発見されて５０分のドラマが終わってしまうのです。そんなこんなで最終回はとても感動しました。２６人を殺したと出頭した犯人の真相に迫り意見が合わずの長期戦になりました。又窪田正孝はのちに認められて採用となりこれからも事件と阿知向かう想像をさせてくれるドラマでした。

【今まで見た中でも上位に入る傑作ドラマ！】
久しぶりにリアルタイムで見たドラマです。毎週楽しみで放送される金曜日が楽しみでした。石原さとみさんのドラマはハズレがないです。ARATAさんや、ずん飯尾さん、松重さんという主要メンバーは役がピッタリで、このメンバーでしかあのコミカルさはでないんじゃないかと思います。
内容は1話完結になっていて毎回のエピソードに涙していました。人間の弱さや人との繋がり、大切な人への思いを上手く表現できているので感情輸入しやすく、ドラマと言えども、本当の話のようで自分事のように考えさせられました。
そういう展開の中で、ARATAさん演じる役の恋人が殺された事件の真相が徐々に暴かれていきます。その怪奇的とも言える事件の真相を追いかけながら、人間という生き物について深く考えられる、ハラハラドキドキする作品です。

【アンナチュラルは誰にでも薦めたい作品】
まず設定から良い。不自然死と、それを究明するラボという架空の施設を舞台にしている所で、謎解きのワクワク感と一緒に法医学の現状や解剖の実態、問題なんかがドラマと上手くリンクされていて、良く分かる。全話観終えた時、アンナチュラルのラボが現実にもあったら良いのにと思った。脚本も良い。一話一話に出てくるご遺体の真相究明の過程も描き方が繊細で、どの話も身近なテーマを元にしているからいつの間にかのめり込んでしまう。私は7話で、主人公が犯人に優しく訴えた言葉で泣いた。
主人公役の石原さとみさんの演技も良い。明るくポジティブな印象ながら、つらい過去を抱えた主人公の役を表情や演技で完璧に表現されていたと思う。炬燵に入って義理の母親に弱音を吐いてしまうシーンはとても、演技とは思えないほど自然で綺麗で、思わず感情移入させられ胸が締めつけられた。
基本は一話完結だけれど、全話通して登場人物たちが追う事件があって、それに絡む人間関係や事件の真相がはっきりしてきた時、それまで以上にドキドキして次の放送が待ちきれなかった。是非ラボや登場人物達のその後をやってほしいし、続編がもしあったら必ず観る。

第２話のミコトと六郎が冷凍車に閉じ込められて池に落とされるのが衝撃的。どんどん身体が冷たく凍っていくのにミコトは冷静で少しでも空気があれば死なないと言って諦めないのが凄かった。５話でいつもぶっきらぼうな中堂が他殺体で運ばれてきた（恋人の夕貴子）を解剖していた過去と、同じように妻をなくした青年が逆上して犯人を刺したのを止めなかった中堂が印象的な回だった。青年役の泉澤祐希の迫真の演技は奪われた者の怒りが込められていて、怖くて刺した瞬間目をおおった。
最終回では夕貴子自らの遺体が証拠となることをミコトたちが突き止めて犯人を暴き、裁判でミコトが犯人の自己顕示欲を利用して犯人の自白を促した駆け引きが面白かった。奪う者と奪われた者の悲しみがよくわかるドラマだった。

元々医療関係のドラマは好きで見ていて、その流れでアンナチュラルも見ていました。救急救命などのカテゴリーは多かったですが、法医学者をメインにしたドラマはなかなかないと思います。1話~最終話まで見ていて印象に残っているシーンは、疎遠になってしまった父親に幼い頃教わった人命救助の紐の使い方で息子が実家のように思っていた麻雀店の常連やママさんを何とか助けたいと火の手の上がる中助けに行ったシーンと UDIラボの所長がたまたま僕達は生きている、だからこそ死を忌まわしいものしてはいけないんです。といったセリフがすごく印象的でした。法医学者はただ単に死因究明ではなく、事故や事件で亡くなった被害者の思いを汲み取っていくことも大事なんだと思いました。

アンナチュラルは1話完結で話が進むため死因がなんなのかを次の週まで持ち越すことがないため、毎回ストレスなく見ることができます。ただ、死因を究明する“不自然死究明研究所”、通称UDIラボの話なので、毎回ご遺体がでてきます。まる焦げになっていたり、遺体解剖だったりとちょっと怖いシーンもありますが、演技のうまさに引き込まれます。とくにこういう職業の場合、真面目だったり、硬いというイメージですが、石原さとみさんと市川実日子さんの会話がサッパリしていてかっこいいのも見ていて気持ちがいいです。初回はとくに未知のウィルスに感染したご遺体の解剖で、周りに感染する怖さや恐怖、人がパニックになる様子が描かれていましたが、今思えば予言？と思える内容だと思います。次回作も見たいです。