梅ちゃん先生（ドラマ）の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

『梅ちゃん先生』は、堀北真希さん主演の連続テレビ小説です。
戦後、東京の下町で女医として活躍する女性の半生が描かれています。
当時はまだ女性医師が少なかった時代で大変だったと思いますが、周囲の期待を超えて街のお医者さんとして活躍していく姿に心を打たれました。
朝ドラというと、戦時中のシーンをガッツリ描く印象があると思いますが、このドラマに限っては終戦の日のシーンから物語が始まります。
新しい時代をこれから作っていく意気込みと希望が感じられるドラマでした。
主人公の梅子は、最終的には医者になるものの勉強が得意だった子ではありません。
兄と姉に比べると、行動が遅くて何か取り柄がある子ではありませんでした。
しかし、医者である父が孤児の子ども助けた姿を見て、梅子が医者になりたいと決意して頑張った姿に私も何か一つのことを頑張りたいと思わされました。
今は無理でも、努力をすればきっと夢が叶うのだろうというテーマが描かれており、視聴者が将来に希望を持てるドラマだったと思います。
『梅ちゃん先生』は、堀北さんの旦那役として松坂桃李さん、父親役として高橋克己さん（普段の高橋さんのキャラクターとは一転した厳格な父親でした）、そして小出恵介さん、ミムラさんなど実力は俳優が出演されています。
明るくてどこか切ない人情ものの話です。

『梅ちゃん先生』は焼け野原となった東京蒲田を舞台に終戦の日から始まる物語です。
日本が戦争に負けたことを悲しむよりも戦争が終わったことを喜ぶ人達の逞しくてリアルな日常が描かれています。
主人公の梅子は父(大学教授で医者)建造と、優しい母と祖母、優秀な姉の松子、医者を目指している兄の竹夫の6人家族で焼け跡のバラックに住んでいます。
梅子は松竹梅の梅という自分の名前にコンプレックスを持っている16歳の女学生で、優秀な松子や竹夫に比べて特別目立つこともなく、両親も梅子にはあまり注目しておらず、梅子はのびのびと育っています。
そんな中、梅子が知り合った戦争孤児ヒロシが苦しみながら倒れているのを連れて帰り、建造が食中毒のヒロシを診てやって危ないところを命を助けます。
このヒロシが梅子のことを「梅ちゃん先生」と呼んだのでした。
医者としての父の姿を初めて見て、医者という仕事に感動した梅子は医者になろうと志しますが、最初は家族全員から反対されました。
このドラマの見どころは、ぼんやり生きてきたように見える梅子が医者を志してからのとんでもない行動力にあります。
誰も梅子が医専に合格し、そこで学びながら医師国家試験にも合格して「梅ちゃん先生」になるなんて想像できないような少女だったのに、梅子は自ら行動して多くの人達からの協力をもらい、晴れて医者になります。
もうひとつこのドラマの素晴らしいのは梅子は協力してもらうばかりではなく、周囲の人達の幸せを考えて知恵を絞って行動していくことです。
仲間との友情や、梅子や松子や竹夫達の恋、信郎との結婚など下町の人情味溢れる、見ていて優しい気持ちになれるドラマです。

主演の堀北真希ちゃんが、とにかくかわいいです。透明感があって、少女時代のポケーっとした表情とかもたまりません。成長するにつれて、個人病院の医師としてビシッとした姿になっていく様子もカッコ良かったです。また、高橋光臣さんが演じた松岡さんとの恋愛の様子も胸キュンでたまりませんでした。松岡さんの変人っぷりも面白くて、二人のバランスがとてもいいカップルだなと微笑ましく見ていました。個人的には、松岡さんと結婚するのかな～と思っていたのですが、いい意味で裏切られた感じで、その辺のストーリーも面白かったです。特に、雨の中でのノブ（松坂桃李）からのプロポーズシーンは、かなり胸キュンしました。幼馴染みだからこそ、なかなかくっつかなかった二人が、ようやく結ばれた瞬間で、朝からニヤけるほど嬉しかったです。また、序盤は戦争時代もあって、松子（ミムラ）が婚約者（成宮寛貴）の死を思って泣く姿とかは、今思い出しても泣けてきます。このドラマは、そこまで深く戦争シーンをやっていませんでしたが、戦災孤児のヒロシが現れたりと、戦後の日本の様子や時代背景が色濃く描かれていて、見ていて勉強にもなりました。なので、悲惨なシーンは少ないけど、考えさせられることも多く、朝ドラとしては非常にみやすい内容だったと思います。

このドラマの見どころはなんといっても主人公の梅子を演じる堀北真希さんの可愛さです。朝ドラらしい、さっぱりとした可愛さで朝から堀北さんを見るだけで元気になれまひた。堀北さん演じる梅子は優秀な兄弟を持ち、劣等感を抱きながら成長していきます。梅子は何をやっても失敗ばかりでしたが、医師である父親の背中を見て、医師を目指し奮闘します。そして医師になってからも、色々な経験を積んだ上で、地元の人たちを助けることができる開業医という道を選びます。おっちょこちょいで、どうなることかと思っていましたが、段々と頼もしく成長していく梅子を見ているとわくわくする気持ちになりました。そして医師になってからもそれで終わりではなく、自分にできることを考え、人々のために懸命に働く姿がかっこよく、梅子のように自分も頑張ろと励まされました。そしてそんな梅子の素晴らしい成長も見どころですが、幼なじみであるノブとの恋愛模様も見どころです。ノブを演じる松坂桃李さんも堀北さんと同じように爽やかで可愛らしく、2人のやりとりを見ているとキュンキュンが止まりませんでした。2人とも途中で別の相手と付き合うので、結婚することになるとはまさかの展開で、嬉しさ倍増でした。

梅ちゃん先生は、昭和20年に戦争で焦土になった蒲田のバラックに家族に6人で暮らしている梅子という高等女学生の話です。梅子は優秀な姉と兄とは違い、勉強は苦手でいつも失敗ばかりしてしまうことに劣等感を抱いていました。そんな1人の女の子梅子が、医者としての勇敢な父親に憧れて医者を目指します。医者を目指す中で努力を重ねて医学専門学校へ進学し、インターンを経て医師免許取得後、大学病院へ就職するまでの梅子の姿は今年受験生の私には今でも心に刺さります。
またそんな医者として目指す内容だけではなく、医学専門学校時代に出会った男子学生と交際し不器用な恋愛ながらも結婚を意識しますが、価値観の違いや彼の留学によって破局してしまい、最終的には兄姉の後押しによって隣に住む幼なじみと結婚するなど恋愛も描いていることから、女性が見ててとても面白い内容だと思いました。
私が特に印象に残ったのは、威厳に満ちた父親をめぐる家族関係も時の移り変わりと共に変化し、わだかまりも修復していくところがとても印象に残りました。
出演している堀北真希さんや小出恵介さん、高橋克実さんなどの多くの女優さん、俳優さんの素晴らしい演技で元気がもらえる様な作品です。