ツバキ文具店～鎌倉代書屋物語～(NHKドラマ)全話フル動画配信情報！心温まるヒューマンドラマ

小川糸原作の「ツバキ文具店」主人公の雨宮鳩子(ポッポちゃん)を多部未華子が演じます。舞台は鎌倉。祖母が営んでいた文具店を継ぐため戻ってきたポッポちゃんが文具店だけでなく祖母が行っていた代筆業も継いでいく物語です。

最初の代筆依頼は年配のご婦人からのお悔やみの手紙の代筆です。悲しみにくれる友人を慰めたいというご婦人の気持ちに共感するポッポちゃんですが亡くなったのはペットの猿だと聞いて面食らってしまいます。しかし話を聞くうちにその友人がなぜペットの猿をそんなに可愛がっていたのか、また愛する存在がいなくなってしまった寂しさを理解して、心を込めてお悔やみの手紙を代筆します。

ポッポちゃん自身、母親の顔を知らず、育ての親の祖母ともケンカ別れして家を出て以来連絡を取っていなかったため祖母の死に際にも立ち会えませんでした。

様々な依頼を受ける中で祖母がなぜあんなに厳しくポッポちゃんを育てたのか、代筆業を継がせるためだけではない祖母の思いを知っていくのです。今はこんなおばあちゃんいないだろうと思いますが一本芯の通った厳しくも温かい祖母の愛情に心が温かくなるドラマです。

後半は涙落ちる感じで、亡くなった人と残された人、後悔しない日はありませんが今あるもの大事にいきなくてはなりません。

愛されてたということ。自分が未熟で想像できない先代の気持ち。手紙１つづつストーリーも奥が深く良い話でした。

この話を見て自分の母ないてたことを忘れません。わたしがあの年になったらどういうように見えるのでしょうか。決して面白い、悲しいなどではありませんが、当たり前のことというか、泣かせるためにつかれた感じではなく、泣ける敬物語とまた違った泣ける話でした。

そして、背筋ぴんと伸ばして、えらびぬいたきれいな紙にきれいな字で文をししたためるぽっぽちゃんのリンとしたところ魅力的です。ぜひ見てください。

多部未華子さん演じる主人公の鳩子は、祖母が亡くなり8年ぶりに鎌倉の古い家に帰ってきました。

そこはツバキ文具店で、祖母は、お客の要望で手紙の内容も考えて書く代書屋をしていたのです。

鳩子は祖母と仲が悪かったので、仕事を継ぐつもりはなかったのですが、頼まれてやり始めます。

すると、祖母の教えが身についていたためか、さまざまな依頼に答えていくようになります。

評判を聞き、文具店には不思議な依頼が来ます。友人への借金お断り、離婚のお知らせ、親友への絶縁状、最後のラブレターなどを鳩子は便箋と封筒、書く道具を選び、字体を決め、身を清め心を込めていっきに書き上げます。

手紙の全文が読まれるので、鳩子の思いを知ることができ、その奥深さに毎回感心しました。鳩子は、お客や近所の人と親しくなる中で、両親のことを教えてくれず、厳しかった祖母の愛情に気づいていきます。

そして、亡くなる前に分かり合えなかったことを後悔し、最後は祖母に当てた手紙を書くのです。

きっと、鳩子の思いは届くのではないかと思いました。ドラマはロケも多く、古都鎌倉の建物や自然を感じることもできました。鳩子はこれからも代書屋を続けて行くと確信できる終わりでした。