葵　徳川三代(大河ドラマ)の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

戦国大名とその家族が多く登場し、歴史マニアにはたまらない作品です。関ケ原の戦いや大阪の陣の合戦シーンは迫力があり興奮しました。武将同士の駆け引き、人間関係なども詳しく描かれ興味深く観ることができました。また当時の情勢も詳しく説明され、１話観ただけでも歴史の勉強になった気分でした。

特に津川雅彦さん演じる徳川家康の他の大名を威圧する力強さに引き込まれました。今でも「津川雅彦=徳川家康」のイメージは私の中で健在です。

　戦国時代の覇者家康、正室のお江に頭の上がらない秀忠、生まれながらの将軍家光と徳川将軍の３代を中心とした物語です。豊臣秀吉の死後、徳川の世へと移っていく時代に生きた戦国大名たち、そして築かれていく徳川幕府を描いています。

徳川家の中心として描かれていますが、徳川氏の敵対した石田三成や豊臣氏のことも描かれ、女性達の人間模様も描かれています。

　関ヶ原の戦いにシーンおいて、積極的に戦っている武将、動かない(動けない)武将、裏切る武将の気持ちが想像できます。

小早川秀秋の裏切るかどうか迷うシーンがり、新説では小早川は当初から東軍側で戦っていたという話もあるので、そういった新説のことも考えながら観るとまた違った楽しみ方ができます。　

江戸幕府を開いた徳川家康、幕府の基礎を固めた秀忠、そして安定運用に乗せた家光の３代に渡る物語です。

ます、関ヶ原の合戦シーンから始まりますが、このシーンがとても壮大で、大草原にエキストラも大人数使用しており、本物の合戦のようです。

その後、大阪夏の陣で豊臣家を滅ぼした後は、秀忠の時代になります。

秀忠は関ヶ原に遅参した事で愚将というイメージがありますが、実は諸国で起こる様々な問題を裁き、それを裏付けるための武家諸法度を制定したり、また、朝廷との融和を図るために、娘を嫁がせる工作をしたりと、実に多忙な日々を送り、正に幕府の基礎を築き上げた立派な将軍です。

最も特徴的な事は、秀忠は外様よりも譜代の家臣や身内に対して特に厳しく接した所です。これにより、世の中の秩序が保たれる事になります。

関ヶ原の合戦から徳川家康の江戸幕府の開設から徳川秀忠、家光の３代将軍までの徳川幕府の礎までを描いています。

脚本もジェームス三木さんで歴史作家とは違う視点もある大河ドラマです。

津川雅彦さんの徳川家康は語り口調も今でも思い出します。江守徹さんの石田三成は今までの三成像とは違う印象で江守徹さんの優しい語り口調が逆に三成の怖さを与えています。

西田敏行さんの徳川秀忠は弱々しい将軍のイメージを、岩下志麻さんのお江の方は怖いイメージを樹木希林さんの春日局は優しさと強さのイメージがあります。

徳川家康に関する武将も多く出演しています。ここまで多くの武将を出演している大河ドラマは初めてだと思います。徳川四天王に徳川御三家に伏見城での鳥居元忠に、福島正則、宇喜多、毛利、黒田、島津、等々有名武将も数多出演し今でも思い出させるシーンが沢山あります。

関ヶ原の合戦で島津の猛進で井伊直政が足を撃たれるシーン、徳川家康の終演で秀忠が鼓を打つシーン、大坂の陣の三林京子さんの阿茶局の活躍のシーンなど沢山思い出します。

時代考証もしっかりしており今でももう一度見たい、大物俳優も沢山出演している贅沢で豪華キャストの大河ドラマです。

蟹江敬三さんの福島正則も印象大です。徳川家康好きには最高の大河ドラマです。