時をかける少女（アニメ映画） 見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

数年ぶりに「時をかける少女」を観ました。

すでに数回観たことがあるのですが、
とても好きな作品だと確信しました。

やはり一番印象深いのは、
物語の終盤で、主人公の真琴が、やっと自分が千昭を好きなことを自覚するのですが、
やっと両想いなれたころには、もう一緒にいることのできない状況（千昭が未来に帰らなければいけない）となってしまう。
このときの二人の別れがとてもつらく、
最後の別れのシーンの「未来で待ってる。」「うん、すぐ行く！走っていく！」のやり取りは自然と涙が出てきました。
この「走っていく！」というのが真琴のキャラクターも表していて、素晴らしいです。

また、この作品を学生の頃に見ていた時には、恋愛要素が大部分を占めており、
千昭と真琴がもう会えないという事実をバッドエンドのように受け止めていました。
しかし、年を重ねるにつれて、あの絵を”千昭のために後世に残す”という約束があり、
それを生きがいとして人生を送るであろう真琴を想像し、
この作品はバットエンドでも、ただの恋愛作品でもないのだと感じるようになりました。
一度観られえた方も、新しい発見があるかもしれませんので、
よろしければ観てみてください。

あまり過激な描写もなく、
お子様から大人まで楽しめる作品かと思います！
（過激なものがお好みの方には刺激が足りないかも？）

細田守作品で始めて観たのがこの作品です。タイムリープものでSFジャンルなのかも知れないですが、私にとっては切ない恋愛物語です。未来から来た男子高校生の千昭は、ヒロインに「未来で待ってる」と言って未来に戻ります。もう、このシーンは涙なしに見ることは出来ません。2人は無事に会うことはできるのかな？気になるのは、千昭が現代の自然とか自転車を妙にありがたがっているという描写です。もしかしたら未来はあまり明るくなくてそれを変えるために千昭が派遣されてきたなら、なんだか2人は会えないんじゃないかなと思います。ヒロインがタイムリープするきっかけとなったのは、学校でクルミのような赤く光るものを潰してしまったからでした。このせいでクルミを見るたびにこの作品を思い出します。ヒロインは腕に数字の跡があるのを不思議に思いながら、面白くなってしまって何度もタイムリープにハマります。結果、後でタイムリープの回数が少なくなって大変な思いをするのだけど、しょうがないですよね。わたしもタイムリープできたら不都合なことが起きるたびに修正に走ってしまいそうですもん。また、わたしの身の回りにも、もしかしたら未来人が居るのでは？千昭はどこ…？と妄想してしまいます。

高校2年生の主人公、紺野真琴は、勉強熱心な津田功介、転校生の間宮千秋と3人で仲良く過ごしています。
ある日、真琴がタイムリープの能力を持つこととなり、タイムリープによって3人でいる日常が少しずつ変わってきます。
ずっと友達でいられると思っていた真琴ですが、千秋や功介からの告白に驚き、タイムリープを使ってなかったことにしてしまいます。
高校生ならではの感情で、私もすごく納得しました。あいまいな関係で、3人で仲良くしているのが心地いいのにと思ってしまうのはとても共感できます。
男女でまた見方は変わるのかもしれませんね。
見どころは、未来から来た千秋が、河川敷で真琴にお別れをするシーンです。千秋が「未来で待ってる。」と耳元でささやき、真琴が「すぐ行く。走っていく。」と答えるシーンがとてもおすすめです。
別れのシーンですが、真琴の悲しげだけどすっきりとした顔を見て、未来へ向かって頑張ろうという気持ちがうかがえます。
功介と2人でキャッチボールをするシーンで真琴が「将来したいことが決まったんだ。」と功介に伝えていて、千秋のいる未来に向かって進んでいくという決心をしたんだと感じました。
高校生の恋愛は友情なのか愛情なのか自分でもわからなくなってしまいます。作中では何度も時間を戻すことができますが、現実ではできないのでその時々を大切にしようと思うことができます。夏にぴったりの青春映画です。

『時をかける少女』はもう何度見返したか分からないぐらい大好きな作品です。
夏になると必ず見たくなります。話も良いですが、雰囲気が最高です。
タイムリープが題材の話で、千昭が未来からきた未来人と分かった時の切なさは本当に胸が痛くなります。何回見ても号泣してしまいます。
真琴がタイムリープの能力を身につけて使いまくるシーンは、見ていて憧れます。（笑）結末の自転車での事故を分かっていると、あーあーという気持ちになります。（笑）
作中を通してとにかく千昭がかっこいい！功介との三角関係も青春真っ盛りという感じがして、見ていてキュンキュン、ワクワクします。
途中、功介が後輩に告白されて真琴がやきもきするシーンも、学生時代のあるあるでとても共感しました。（笑）
時かけといえばの名ゼリフ、「未来で待ってる。」のシーンは本当に100点。
もう千昭が居なくなっちゃうと分かりながらの自転車2人乗り。夕焼けが綺麗な河原を走る姿が、めちゃめちゃセンチメンタルな気持ちにさせてくれます。
見ているこっちは涙でぐしゃぐしゃでよく画面が見えません。（笑）
未来人の千昭が居たことによって、1つも2つも成長できた真琴と功介。
未来で真琴と千昭は再会するのか、作品を見終わった後いつも涙ながらに妄想します。（笑）
夏、見る作品に困ったら『時をかける少女』見るべきです！