翔ぶが如く(大河ドラマ)の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

西田さんはイメージに合っていないと思わなくて、西田もいい仕事したと思ますが、それでもうまく作られた作品とはいいがたかったりします。

西田さんたち２人だけで首位浮いていたといった感じがあり、豪華俳優出演と知多枠だけに縛られてしあった印象もあります。

９０年代のドラマではずれの作品のイメージが強くて、その意味で他の大河ドラマにくらべ浮いていたとみるべきでしょう。

そして大久保の隠れた人物像は本作でよく解明されてなかったりします。

また大久保はフェミニストだったといわれてるといったことも出し切れてない作品といわざる得ません。

とらえ方が地域でかなり異なってくる幕末関連のドラマはいろいろ見る人にとって良くも悪くもなります。

1990年1月から12月までの大河ドラマでした。

原作は司馬遼太郎さんで、西郷隆盛と大久保利通を中心に、幕末から西南戦争までを描いた大作です。

主人公の西郷隆盛を西田敏行さんが、大久保利通を鹿賀丈史さんが演じました。

2人とも、写真に残っている実物によく似ていました。一番印象に残っているのは、ナレーションも薩摩弁だったことです。草野大悟さんは鹿児島で育ったそうです。

前半は、鹿児島で、西郷と大久保が貧しくても志を持って学んでいる場面が多かったです。

島津家の殿様が加山雄三さんと高橋英樹さんで威厳がありました。もちろん尊王攘夷や安政の大獄、長州との争い、討幕など歴史に忠実に話が進みます。西郷が島流しになった時の様子も詳しく伝えました。

明治時代になってからは、西郷と大久保が対立し、西郷は薩摩の不満を持った武士たちと一緒に西南戦争で敗れ、自決します。江戸城を無血開城に導いた英雄が、迎えた最期は悲しいものでした。

西郷だけでなく大久保にも焦点を当てた幕末から明治のドラマに、新たな発見ができたドラマでした。

1990年に放送された幕末の西郷隆盛と大久保利通の半生を描いた大河ドラマでした。

（感想）幕末の討幕の立役者である西郷隆盛と大久保利通の友情が、激動の時代に翻弄され本人たちの思いとは違う形で決別してしまう様子が丁寧に表現されていました。

幕末の時代背景や西郷を取り巻く人物像は史実に近い形で描かれていました。薩摩の島津斉彬や島津久光との両者の関係や西郷隆盛を慕う薩摩私学校の登場人物は、きわめて正確に描かれていました。

幕末に詳しいと自負する立場でみても史実とのブレは少ないです。ちなみに岩倉具視役の佐藤慶さんは実物そっくりでした。

（ネタバレ）西南戦争で戦死した熊本協同隊の自由民権運動家の宮崎八郎は矢崎八郎太という名前で堤真一さんが演じておられました。

（考察）西郷隆盛と大久保利通は政敵でしたがお互いの立場を理解していた様子がドラマで十分表現されていました。