タイガー&ドラゴン（ドラマ）の見逃し配信・無料視聴まとめ！Netflixやhuluで見れる？

ヤクザの山崎虎児は幼い頃、両親を借金苦によって亡くし、笑顔を忘れてしまった男性です。いつも眉間にシワを寄せている彼が心から感動し、興味を持ったのはなんと浅草で聞いた落語でした。
その落語を話していたのは林家亭どん兵衛という落語家でした。彼は実は虎児の組から借金をしており、それを聞いた虎児は、どん兵衛に自身に話を教える代わりに虎児が授業料を払うことで借金の返済に当てることを提案し、晴れて彼の弟子になることになります。
しかし元々家族の情を知らずに育った虎児には感情の機微を表すことが出来ず、困惑します。そんな中どん兵衛の次男であり、現在は裏原宿で変な服を売る竜二と出会います。彼は実は父や兄よりも期待され、元々は「落語の天才」とまで呼ばれていたのですが･･･。

このドラマの見所は、脚本が宮藤官九郎さんというところです。かなりギャグパートが多く、これで落語に興味を持たれるきっかけにもなりそうです。
主人公の虎児を演じるのは長瀬智也さん。かなり眉間にシワを寄せ、肩を揺らして歩く姿が様になっていました。またその敵対するどん兵衛の次男役はV６の岡田准一さんです。
この次男である竜二の経営する変な服を売る店の売り子さん役に蒼井優さんが出演していました。その役柄がとっても凶暴で面白く、大好きでした。なかなか面白い作品です。

これぞ宮藤官九郎作品です。テンポも良く、宮藤官九郎さんが好きであればすんなり入ってこれる世界観。主役の岡田准一さんと長瀬智也さんのコンビネーションも流石です。キャストはクドカンドラマといえばお馴染みの阿部サダヲさんを始め今や大人気の星野源さんが近頃では見られないひょうきんな役をしているのでとても大注目だと思います。今ではもうこのような役はやらないと思うので。また落語を題材としたドラマもあり、笑福亭鶴瓶さんや春風亭昇太さんなどプロの落語家さんも出ますがそれに負けじと俳優さんたちも落語に挑戦されているのもすごいです。ドラマは違いますがこのドラマがのちの大河ドラマいだてんにつながっているのかなと思うとこのドラマも見ると楽しめると思います。落語をベースに現代ドラマを重ねる形で話が進んでいきます。クドカンドラマならではのくどさ、くだらなさもあるかもしれませんがうまく作られているなと。時には涙がほろっと出てしまう時もあります。ジャニーズ二人が主演にも関わらず主題歌はクレイジーケンバンドが担当しているのはとても好感が持てます。雰囲気にバッチリあっています。とにかく笑いたい、クドカンドラマはどれから見ればいいかわからない人はまずこれから見て欲しいです。

木更津キャッツアイシリーズで有名な、宮藤官九郎脚本のドラマ。落語という、若者世代には普段あまり馴染みのないものがテーマだが、落語一家のドタバタ劇がコミカルに描かれていてクスッと笑えるコメディ。実際に舞台上で語られる落語も誰にでも分かりやすく、落語ってこんなに面白いんだ！と若者でも感じられる内容になっています。
主人公は、元ヤクザだが足を洗って西田敏行演じるどん兵衛師匠のもとに弟子入りした虎児(長瀬智也)と、どん兵衛の息子で、元天才落語家と言われながら引退して古着屋を開いた竜二(岡田准一)の2人。様々な困難がありながらも、ひたむきに落語を愛し、師匠を愛して修行を続ける虎児と、どん兵衛師匠の弟子愛がほろっと泣けるストーリーです。また、一度は落語の世界から身を引き、夢だった古着屋をオープンさせる竜二ですが、古着屋は全く人気が出ずいまひとつ…。虎児の説得や、あたたかい周りの家族の影響もあり、徐々にまた落語をやってみたいという気持ちになり、ついに最後は再び落語家として舞台に復帰する姿も泣けます。コミカルなやり取りなどのコメディ要素がほとんどですが、最後は必ずほっこりした気持ちになれる、家族の大切さを感じられる、そんなドラマです。

落語家のお話なので、日本独特の雰囲気というか伝統芸能のようなものを初めて、知りました。また、和の雰囲気があって、なんというか落ち着いて見ることが出来ました。宮藤官九郎さんことクドカン作品だけあって、面白さもありながらも、ほんわか癒されもしました。またやっぱり、長瀬智也さんのカッコ良さはズルいですね。だけれども、笑いのセンスがないという、落語家としては最低で、だけれども、普段は面白いから、なんだかかわいそうでした。でも、それがまた愛らしくもありました。そして、背の高い長瀬智也さんの横にいると、岡田准一さんの身長の低さがすごく目立ってしまいました。ただ、岡田准一さんのこの時の顔のきれいさは異常なんですよね。すごく好きな時でした。また、阿部サダヲさん、蒼井優さん、春風亭昇太さん、星野源さん、西田敏行さんといい、本当にすごい役者さんばかりが出ています。演技力はもちろんすごいのだと思いますが、今まで見たこともない落語に少し興味をもちました。日本独特の伝統芸能が、外国人にもうけて、外国人の落語家がたまにいるらしいのですが、それもこのドラマのお陰だと、バラエティー番組で見たことがあります。外人が落語をやりたいと言わせるくらい、良い作品だったのだと思います。

１番の見どころは、有名キャストたちが披露する落語です。落語を見たことがない人でも、面白おかしく見ることが出来ます。特に、夜はヤクザの主人公・虎児（長瀬智也）の落語は、現代っぽい感じで話してくれるので、落語が初めての人でも受け入れやすいです。だいたいが一話完結の物語で、一つの落語の話を最初と最後にしていくのですが、話の途中に再現VTRみたいなものが流れてきたりするので、難しい言葉もすんなり入ってきます。また、長瀬智也さんだけでなく、岡田准一さんや西田敏行さんたちも落語を披露しているのですが、みんな本当に落語が上手なので、それだけでも見る価値のあるドラマだと思います。落語がドラマの主軸にありながらも、ヤクザの抗争や師弟愛などが、かなりコミカルに描かれているのも面白いです。宮藤官九郎さん脚本のドラマなので、クドカンワールド全開といった感じです。ちょい役で星野源さんや浅利陽介さんが落語の弟子役で出演されていたりするので、若い二人の姿にも注目すると面白いです。他にも、ヤクザ役で塚本高史さんが出演しているのですが、彼のヤクザ姿もかなりハマっていました。また、ゲスト出演としてお笑い芸人のヒロシさんや、今ブレイク中の女優・松本まりかさんらが出演している回もあるので、改めて見ると新たな発見が楽しめるドラマになっています。