テラフォーマーズ(映画)無料フル動画配信情報！漫画原作のSFアクション

大人気マンガの実写化映画で公開前から話題の映画でした。

火星移住計画の為、各国から選ばれた男女が火星の探索に向かい巨大化・凶暴化したヒト型ゴキブリとの死闘を描いています。

とにかく主演の伊藤英明さんが主人公小町と印象がピッタリ合っていて、マンガの世界観とぐっと近づけていました。

その他の出演者も豪華で作品に華を添えています。

単なるゴキブリとのバトル映画ではなく、各国の陰謀やクルー同士の仲間割れ、助け合いなどのさまざまな人間ドラマが楽しめる作品です。

ゴキブリの実写化においても文句無しの再現度で、マンガそのままの感じが映画に引き込まれる要因の１つになっていました。マンガを読んだことがない人も楽しめる作品です。

犯罪者が仮面ライダー的な虫の機能との融合的改造をされ、他の惑星に送られて人体実験さながらのミッションに挑む、といったような内容です。

それぞれのキャラクターのバックボーンに悲しみを帯びていて泣けるほどじゃないですけども、最初から使い捨てありきの扱われ方には憤りも感じましたね。

主演は熱い男のイメージが定着したような伊藤英明さんで似たような役柄を結構見慣れているせいか、熱血系の人間を演じるとややくどさが目立つように思いました。

情熱の圧が凄くて見てて疲れるといいますか、別の映画で演じていた抑え目な芝居の方が自然に思えるんですけどね、求められているイメージというのもあるのでしょう。

それから悪役となった博士役の小栗旬さんは、いかにも奇妙奇天烈なキャラを違和感なく演じられていて演技のふり幅を広さを感じさせましたね。

どの作品でも存在感の調整が上手そうだし、あまり浮いた違和感を感じさせたりしなさそうな器用な印象を持ちました。

囚人を使った人体実験の主な目的は新しい人類への遺伝子レベルでのアップデートを兼ねているのかな、彼らはあくまで進化の途中にあるのでしょう。

だとしても体の一部が別のものに切り替わっているわけだし、あまり歓迎できない改造ではありますけどね。

個人的には近い未来にこうならない世界であってほしいものだと願わずにはいられないですけどね。

２０１６年に公開された同名の人気コミックを実車映画化した作品でテラフォーミングのさ中、異常進化したゴキブリと人類の壮絶な戦いが描かれるアクション映画となります。

鬼才・三池孝志や豪華キャスティングなど、話題性の多い作品ではありますが、セットやCGなど凝っているのは判りますが、漫画原作の実写化の場合、一部を除きややコスプレ感が否めない出来になってしまうパターンがあり、本作はそっちの方になってしまった印象でした。

とはいえ映像的な見どころで印象的なのは進化したゴキブリが津波（！）となって押し寄せてくるところと、滝籐賢一さん口から炎など少しシュールに感じた場面でした(笑)。

ある程度ストーリーにツッコミ所が目立つのを映像を中心の視点にすればそれなりに楽しめる作品に思いました。