ターミネーター5：新起動／ジェニシス（映画） 無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

<見所>
審判の日から人類と機械の戦いは30年経過し、人類の勝利となりつつありました。スカイネットは人類の脅威を察知し、抵抗軍のリーダーのジョンの母であるサラを抹殺するべく、1984年にT-800を送ることを決意します。それを守るべくジョンは過去にカイルをおくりサラをまもるよう指示します。
カイルがタイムスリップする瞬間にジョンが何者かに襲われます。
過去に辿り着いたカイルですが、様子が一変していました。待ち受けていたのは液体金属T-1000の襲来とそれに立ち向かう逞しく戦う若きサラの姿でした。

<感想>
1984年がターミネーター1作目のT-800が不良達を裸の姿で服を求めて戦うシーンがあります。ロケ地もそのまま当時の様子で、なつかしいのと
ファンは興奮する作品となっています。
韓国俳優のイ・ビョンホンが演じるT-1000についても名演技で、当時はターミネータ2では俳優うのロバート・パトリックが演じていましたが
負けず劣らずの冷酷な感じはお見事でした。

<ネタバレ>
今回この作品で驚くのは、抵抗軍リーダーが何者かに襲われたところで、ご存じの歴史の流れとは一変します。
未来のジョンがスカイネットによってターミネータとなり、サラ、カイルと戦うのです。

２０１５年に公開されたシリーズ第５作目で、１作目と同様、解放軍のリーダー・ジョンの母であるサラ・コナーを守るため過去にタイムスリップしたカイル・リースの前に戦士として成長したサラと何故かサラを守っているT－８００型が待っていたという本来の歴史と異なる時間軸になったというあらすじで、ターミネーターといえばこの人というべきアーノルド・シュワルツェネッガー氏の出演も当時大きな話題になりました。

本作はタイムパラドクスというシリーズが以前から扱っていた要素の最も難解な部分に触れ、これまでのシリーズの戦史と全く異なる時間軸の世界が描かれるというチャレンジングなストーリーとなりました。

そのため「２」で最大の脅威だった液体金属型ターミネーターも前半戦のかませになったり、シリーズ通しての希望といえる存在だったジョン・コナーが異なる時間軸とはいえ、スカイネットによってモンスターにされ、本作ではラスボスになっているあたりもシリーズを見てきたファンにとっては「今までのシリーズはなんだったんだ！？」と否定された印象になり、結果的には成功とは呼べない流れになってしまいました。

とはいえ「２」や「３」で仲間の為に自信を犠牲にするラストは多かったシュワちゃんが本作では生還するオチなのは個人的にはこういう終わり方もアリでいいのでは？とも思えました（感動が多少台無しになったのも少し否めませんが苦笑）。