タリオ 復讐代行の2人の感想・口コミ
タリオ 復讐代行の2人を観るならこれ
動画配信サービス | 配信情報 | 月額(税込)・無料期間 |
---|---|---|
見放題 | 月額2,189円 31日無料 (600pt付与) 今すぐ視聴 |
この記事ではタリオ 復讐代行の2人の見逃し配信(無料視聴)から実際にタリオ 復讐代行の2人を観た人の感想・口コミを紹介!
タリオ 復讐代行の2人は、元弁護士と詐欺師がタッグを組み、依頼人から頼まれた復讐を実行していく一話完結のドラマです。様々な思いを抱えた依頼人がゲストで登場し、ラストには巨大詐欺事件の首謀者と疑われた父親の謎に迫っていく。
タリオ 復讐代行の2人のドラマ情報・出演者情報についても解説しています。ぜひこの記事をご覧になってください。
『タリオ 復讐代行の2人』(ドラマ)見逃し配信・全話無料動画サイト調査結果
動画配信サイトで『タリオ 復讐代行の2人』配信状況を調査しております。
配信サイト | 配信状況 | 詳細 |
---|---|---|
U-NEXT | レンタル | 月額2,189円 31日無料 (600pt付与) 今すぐ視聴 |
Amazon Prime | 見放題 | 月額600円 30日無料 今すぐ視聴 |
Hulu | 配信なし | 配信なし |
FOD | 配信なし | 配信なし |
DMM TV | 配信なし | 配信なし |
Disney+ | 配信なし | 配信なし |
TSUTAYA | 配信なし | 配信なし |
Netflix | 配信なし | 配信なし |
『タリオ 復讐代行の2人』(ドラマ)期待・感想・レビュー・評判・口コミについて
『タリオ 復讐代行の2人』全体評価
『タリオ 復讐代行の2人』みんなの期待・感想
みんなの感想はこちらをタップ(ネタバレ含む)
まだレビューはありません。最初の投稿者になりませんか?
『タリオ 復讐代行の2人』期待・感想・レビューを投稿
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の作品情報とあらすじ
タイトル | タリオ 復讐代行の2人 |
テレビ局 | NHK |
放送日 | 2020年10月9日~ |
放送時間 | 金曜日22:00~ |
キャスト | 浜辺美波/岡田将生/遠藤憲一/ほか |
原作 | 蒔田光治(脚本)オリジナルストーリー |
公式サイト | https://www.nhk.jp/p/ts/78YR8PJXJ5/ |
公式SNS | |
主題歌 | 流線形/一十三十一『悲しいくらいダイヤモンド』 |
さらに詳細 | Wikipedia |
第1話のあらすじを見る ➡
正義感の強い元弁護士(浜辺美波)と怪しげな詐欺師(岡田将生)がタッグを組み、事情を抱えた被害者からの依頼を受けて悪人に復讐する、1話完結の新シリーズ。新人弁護士・白沢真実(浜辺美波)は大手ゼネコンの御曹司に暴行を受けた女性から相談を受ける。裁判で負けた女性は復讐代行を語る怪しげな男にお金を振り込んだが、その後音沙汰がない、と。真実は経営コンサルタントを名乗るこの男(岡田将生)を探しだすが…。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第1話の感想・ネタバレを見る ➡
財津が結婚式の打ち合わせに来たら、可愛らしいコンシュルジュだと思った白浜に、綿貫の事を持ち出されて、白浜が復讐代行弁護士だと名刺を出されて、財津が驚く場面がインパクトがあります。
白浜は1ケ月前に雇われた弁護士事務所に、口先ばかりだから、失敗したらクビにすればよいと言われる身分でした。司法研修所を1番で卒業した弁護士にしては、冷遇されています。
綿貫という女性が財津のマンションに連れ込まれ乱暴されたのです。財津の父が大手ゼネコンの経営者で、綿貫は裁判に負け、綿貫は復讐代行業者に10万円振り込んで黒岩に頼みますが、連絡が来ません。
それで困って白浜に相談に来たようです。
白浜の父は厳格な弁護士で大口の投資会社に協力しましたが、その会社が詐欺事件を起こして父が行方不明になっていました。母は心労で亡くなり、白浜は正義の為に闘いを決意し3%の合格確率と言われる中卒から司法試験予備試験から勝ち上がって来た奇跡に近い弁護士でした。
白浜が黒岩を尾行し事務所に行くと綿貫について詐欺罪になると言い、更に株の偽情報を流している文書を見つけると黒岩は、10万円を返せばいいでしょうと言いますが白浜は警察に行こうと言います。舌鋒鋭い白浜です。
ところが黒岩は財津のほうが上手の詐欺師だと言います。ゼネコンが抱えている警備会社は警察の天下り先だと言います。どうして裁判の時に都合よく証人が出て来るのかと黒岩が言い、もっと裏を読めと言わんばかりに白浜を馬鹿にします。
白浜は財津に詐欺を認める念書を書かせましたが、時間が経過すると自然に消えるペンで書いたと後で判るのには笑えます。詐欺に関しては白浜より黒岩が上手のようです。
白浜は財津の店での集まりに行きます。
10万円を取り返した綿貫は高石から財津を紹介して欲しいと言われ、酒を飲まされマンションに連れ込まれたと言います。綿貫が後で、高石に今日は有難うございましたとメールしていたのはおかしいと白浜は思い、高石は綿貫にうまくいったかとメールしたので、白浜は綿貫の狂言も疑いましたが、そうではなかったようです。
高石は財津に白浜が調べに来たといいます。
綿貫の裁判を担当した弁護士は綿貫が連れ込まれたマンションの防犯カメラの画像が消えていたと言います。白浜に余計なことしないようにと釘を刺します。おそらく自分のミスが明らかになるのを恐れた自己保身のようです。
白浜が自分のマンションに帰ると行くと黒岩が来ました。白浜に宅配業者を装って黒岩が白浜の住所を知ったとわかり、黒岩は白浜と協力したいと言います。白浜は黒岩を手の上で操りたいと言います。お互いが疑心暗鬼になりながらも、協力をします。
財津のマンションに行くと前の管理人の菅野が急に金周りがよくなってやめたと管理人が言います。おそらく財津から口止め料を貰っているようです。管理人に聞くと画像は1週間が保存期間だから事件当時、画像が残っていた筈だと判ります。つまり先輩弁護士の証拠集めは詰めが甘かったと解明した白浜は鋭かったです。
財津は父に防犯カメラの画像が残っていると言い、白浜をとんでもない弁護士だと報告します。
すると弁護士会から白浜の上司に、白浜が財津の店で未成年に飲酒させたと証拠の写真と共に懲戒処分を突きつけてきました。財津の政治力は恐ろしいです。上司にも見放された白浜は財津の罠にはまって事務所も追い出されました。
それでも白浜は辞めた財津のマンションの管理人を探そうとします。
高石に白浜は画像を見つけて欲しいと言いますが、高石は財津から仕事を貰っていると言い財津に弱みを握られているようです。
ところが白浜は財津が高石に設備投資をさせた後に仕事を減らして高石を窮地に追い込んで会社を入手したいのが狙いだと言います。つまり、高石は財津に騙されていると気が付かせた白浜の調査能力も優秀です。
白浜は黒岩に結婚相手に嫌われても、いいかと尋ねますが、何のことかと判りませんでした。
すると黒岩は高石が財産を守る為に妻と離婚して財産分与すればいいとも提案しますが、債権の詐害行為とみなされると指摘した白浜は鋭いです。
そこで、黒岩が、高石をクラブに誘い、ホステスと戯れている写真を撮って妻どう思うかと白浜が言います。この時点でも、白浜の意図が判りませんでした。
一方、白浜は高石に財津に菅野から金で画像を買い取るように仕向けて財津の代理人のふりをして画像を入手させると言う作戦を建てます。
ところが、高石は白浜の味方のふりをして画像を白浜らから取り返すと財津に言ったので、白浜は高石に騙されたと思いました。
最初の、みどころは、それを知らない白浜は財津の代理だと言って菅野に会い、金を見せて画像を確認し、それを高石に渡しましたが高石が何と、画像のあるデイスクを海に投げ捨てた場面でした。
もうこれで、全ての計画がダメになったと思いました。
おまけに、高石は妻にホステスとの関係を疑われ離婚を迫られます。
次の見どころは、なにもかもうまく隠蔽できたと財津の父も喜んで、結婚式でビデオが流れると、何と、マンションで財津が綿貫を連れ込むビデオが流れます。
高石が財津を裏切ったのかと問われると、高石は財津には最初から味方はいなかったと言い、捨てたのは偽の画像で、本物は確保していました。
財津にも、菅野にも、白浜にも証拠は消えたと思わせることで、高石は自分を守ったと思いました。
財津は花嫁らに殴られ、被害者からの訴えで収監されたのは、スカッとする結末でした。
結局、白浜は黒岩にわざと、高石とホステスの写真を撮らせて浮気の証拠を妻に見せて離婚を切り出させれば、偽装離婚で債権者に対する詐害行為にならないと考えたのだと漸く判りました。さすが優秀な弁護士です。
しかも、高石は、妻に苦労を掛けるなら構わないと言ったので、納得していたようです。
白浜は黒岩に結婚相手に嫌われてもいいかと尋ねたのは、この作戦を考えるにあたって白浜なりに逡巡したのだと、漸く理解出来ました。
ほとぼりが冷めたら高石は真相を妻に話して元の鞘に納まると期待したいです。
白浜は金と権力を動かす人には本当の味方はいなかったと言います。財津は金だけの繋がりの人間関係だった裸の王様でした。
白浜は法を越えた正義があるのか疑問があると言います。確かに白浜のやり方は違法スレスレの行為です。
詐欺事件を起こして白浜の父を巻き込んだ橘が出所したようです。白浜の行方不明の父が判るかも知れません。
新人弁護士・白沢真実(浜辺美波)のもとに、大手ゼネコンの社長の息子から暴行を受けたが裁判で敗訴した女性(綿貫依里子)が相談にやって来ました。その際に、許せない拡大被害の危険がある話が出て、調査協力を頼んでしまう真実。
ネットで見た復讐代行業者に10万円を振り込んでいるというのです。「お金を会って渡したいと言って呼び出して下さい」。現れたのは、黒岩賢介(岡田将生)。その後をつけ、経営コンサルタントとなっている事務所を確認。10万円を返してもらい、被害者に返還するが、黒岩の念書も得ていました。
あっさり書いてくれた内容は、「私は卑劣な詐欺師です」というもの。のちに確認してみると、時間が経つと消えるインクであった事が判明。根っからの詐欺師なのでしょうか。暴行をしたという財津宏樹の調査の為、訪れた飲食店で写真を撮った際に、未成年に無理矢理飲酒させたという事で、弁護士会から懲戒処分。そのような事実はなかったが、真実は弁護士バッジを外す事に。
財津の父の建設会社に、発注と設備投資のバランス操作で下請けとして苦しめられている男に知恵を授け、財津宏樹の犯罪の証拠の映像を獲得。ホステスとの仲良さそうな写真を撮られた下請けの経営者は、妻から財産分与と慰謝料の支払いで債権者詐害行為を避けて、妻子に財産を移し、ゼネコンの追求を免れた。真実は、「今まで言った事がないんですけど、私は司法研修所を主席で卒業しているんですよ」。
極めて忙しい浜辺美波の最新作、楽しみですね。生き生き演技できている感じで、成果が期待されます。
浜辺美波さん演じる主人公の新米弁護士は、昔、弁護士だった父親が、罪を着せられ逮捕された過去を持つ。父親の無念を晴らす為、弁護士になったのだが、ある女性の暴行事件の担当を任される。食事に誘われ、お酒を飲まされ、いきなり部屋に連れ込まれたと主張するのだが、裁判でも負けてしまう。
相手の男性は父親がゼネコンの大金持ちで全てを握り潰したらしいという。被害者の女性は復讐代行業に依頼し、10万円支払う事を知った主人公は、受け渡しの現場に同行し、お金を受け取った復讐代行業の男性の跡をつける。事務所まで追いかけ、犯罪だと訴えるが、相手にしてもらえない。引き続き女性の主張を証明する為調べていくと、食事をセッティングした仲介の男性の存在を知り、会いに行くが相手にしてもらえない。その後再び復讐代行業の男性と会い、手を組まないか、と持ち掛けられる。
一人では限界を感じていた主人公は、仕方なく手を組み、証拠になるマンションの防犯カメラを探し出す。防犯カメラはマンションの管理人が脅迫の材料として持っていると知った主人公は、仲介の男性をこのままでは利用されるだけだと説得し、防犯カメラを手に入れる。そして加害者の男性の結婚披露宴の場で防犯カメラの映像を流し、被害者の女性が正しかった事を証明して解決したのだった。
第2話のあらすじを見る ➡
正義感の強い元弁護士(浜辺美波)と怪しげな詐欺師(岡田将生)がタッグを組み、事情を抱えた被害者からの依頼を受けて悪人に復讐するドラマ。第2話は妻を呪い殺された和紙職人(竹原ピストル)の復讐話。男が住む村は昔から信仰心にあつかったが、ある日女教祖(伊藤歩)が現れ、不思議な力で村人たちを帰依させた。だが意に従わなかった男の妻を呪い殺した、復讐してほしい、と頼むこむ。真実と黒岩は二人で村に乗り込むが…。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第2話の感想・ネタバレを見る ➡
弁護士業ができなくなり、表向き・経営コンサルタント、裏では、復讐代行業を営む黒岩賢介(岡田将生)の事務所に転がり込む白沢真実(浜辺美波)。黒岩の悪知恵を監視する為だというが、早速依頼人が現れました。
埼玉県冠華喜村の高級和紙製造業者が妻を亡くした復讐をしてもらいたいという。村にある新興宗教の教祖に騙された妻は預金を無断で引き出し、なおも恐ろしい事を言われ、心労で病死したといいます。
「先祖の悪行のせいで呪われる」。そこで、黒岩と真実は冠華喜村に。産廃業者の不法廃棄に苦しめられている村に着き、宿となる協力者の経営する温泉旅館に。妻が信仰し、多額の出費を余儀なくされている主人・須川辰造(阪田マサノブ)、「この村でまともなのは、依頼人・谷村寛治(竹原ピストル)と須川辰造だけ」だというのです。
教祖は火を使った化学トリックで興味を惹かせ、おそろしい事を言っては、お布施を奪っている。そんな気がする真実と黒岩。しかし、教祖の部屋に夜中忍び込むと捕まってしまった。
真実と黒岩、須川。教祖の部屋には、空気に触れると発火する黄リンが見つかった。その時の須川が見せた警戒心、黒岩が見ていたのだが。捕まった3人が火あぶりの刑にされる事になりました。
躊躇する教祖。なぜか?。一人だけ助かると言ったので、いち早く黒岩が寝返った為。黄リンに反応が早かった須川は教祖と繋がっていたのです。黒岩といい仕事だけしていこうという真実だったが。しかし、真実の父が詐欺の黒幕と証言した詐欺師・橘道三(殺陣剛太)が刑務所から出所し、美術館通いをしているという。真実は橘を訪ねる事に。
白沢家の不幸、重大な謎ですが、橘道三、何か話してくれるといいのですが。
今回のインテリ詐欺教祖の悪行を暴いた手品のタネあかしの展開は、ドキドキの場面もあり、楽しかったです。
埼玉県の村で、谷村が和紙を作っていましたが妻が貯金を教祖に貢いだのは教祖が、妻に先祖が悪業をしていたので、呪われ、お布施を出せと言われ、妻が悩んで死んだので、脅迫罪ではないかと相談に来ました。警察には相手にされなかったと言います。
白沢は火をつけると言えば脅迫罪でも、教祖が火を操るだけでは脅迫罪にはならないと言います。知能犯の詐欺師の教祖のようです。
白沢らが、谷村に招かれ旅館の辰造と言う主人も妻が教祖に壺を何十万で買わされたと言います。
産廃業者が違法投棄をして白沢が違法投棄だと言い追い返します。
谷村が原料のこうぞが入手できないと言います。すると旅館の妻に誘われ火出教という宗教の教祖に会います。
教祖は産廃業者を呪うというと、手のひらから火が起こります。教祖は法律も勉強していました。
すると、沼田という業者から、こうぞが入手出来て、教祖から、お札を貰った途端に入手できるのは、おかしいと白沢が疑います。後に業者の沼田もインチキのグルだったので、鋭い着眼でした。
白沢宛に化学の本が届きます。白沢は黒岩の手の上に液体をかけ、スポイトで薬品をかけ、マッチで火をつけると焼けました。エーテルに火をつけたと白沢が教祖の魔術のタネ開かしをしました。又、教祖がナトリウムに水をかけて燃やしたと言います。教祖の神がかりのパフォーマンスを見抜いた白沢の洞察は鋭かったです。
すると教祖に呼ばれます。教祖が白沢と黒沢の先祖が悪業をして不幸が来ると言い、壺を見せます。お札の力があったというと、黒沢が自分の力だというと、大きな不幸が来ると教祖が言います。
ウインク商事の沼田がこうぞを谷村に持って来ました。契約が終わると、倉庫で何か悪いことを教祖が企んでいると白沢が予感すると、倉庫から煙が出てこうぞが燃えます。何故、燃えたのか不思議です。
沼田は笑いながら、金を貰うというと、谷村は教祖と沼田がグルだと怒ります。たしかに沼田も怪しいです。
白沢は話をつけると言い、教祖に会うと、教祖は火事は天罰だと言います。
最初の見どころは、白沢は、こうぞの引き渡しが終わっていないので、谷村に支払いの義務がないと言うと、教祖は民法534条で、引き渡したこうぞの保管責任は谷村が負うと言います。
白沢が突然、笑い出したのは、こうぞの煙のせいかと思ったら、4年前の条文は半年前の債権法改正で削除され、白沢は買い主は代金を拒否できると言います。教祖の信用は地に落ちました。流石は白沢で、胸がスカッとする場面でした。
しかし産廃業者のトラックが燃え村人は白沢らを咎めます。トラックのタイヤと反対側の荷台が発火したのは業者の死角から発火したと見た黒岩が産廃業者と村人が共謀したと予想します。
谷村は教祖を殴ろうとしましたが、白沢が止めました。
白沢は自分と黒岩を呪い殺せというと、教祖が、お楽しみにと言いました。
辰造は昔は陽出教を信仰していたが、都会出のOLが教祖の養子になってから火出教になったと言います。
主人が停電になってろうそくを持って来ました。すると、消えた筈の、ろうそくが発火して火事になりました。不思議な現象でした。
辰造は教祖の力が本物で、白沢らを呼んだのが間違いだと言います。教祖の呪いだと信者に思わせるのが、狙いの様です。
白沢らが教祖の家に行くと試験管があり、黄リンがありました。白沢はリンが空気に触れて自然発火したと言います。
倉庫の火事もろうそくの発火も同じだと黒岩が言います。白沢の推理が当たりました。
谷村から借りたエーテルも置いてありました。
教祖は白沢が施設に忍び込んだと言います。教祖は谷村がエーテルを白沢に渡したので詐欺師だと言います。
次の見どころは、教祖は白沢らを縛り罰をくわえ火をつけようとしますが、信者になれば1人だけ助けると言います。白沢らがピンチです。
黒沢が助けてと言い救われますが、白沢は黒岩を裏切りものだと言います。ところが、教祖が火をつけないのを見ると、黒沢が辰造が教祖とグルだと言いました。
黒岩は黄燐を瓶から出そうとしたら危ないと辰造が言ったので教祖とグルだったと気がついたのは、鋭かったです。
辰造が教祖が村人から金を巻きあげようとしたと白状したのは、驚きです。
教祖は化学薬品のOLで辰造と知り合ったようです。谷村に和紙作りに疑問を持った妻を助けたのが自分だと教祖が言ったので、谷村の復讐は妻への罪悪を消す口術だったと白沢が言ったのも、本当かも知れません。
辰造が教祖とグルだっという確信があったのかと白沢が黒岩に問うと、半々だったといったのは笑えるジョークでした。
すると、教祖の予言通り冠華喜村で大規模火事が起きました。
2020年11月19日に白沢が出所した橘に会いに行きます。父の行方を尋ねに行くようです。
かなり頭は良いはずなのにどこか抜けているキャラの白沢真実が可愛いです。
そんな真実をツッコミながら冷たくあしらう黒岩とのコンビが最高です。
とくに今回の第二話では、手から火が出る実験を何も言わずに黒岩の手を使ってやっていたところが面白かったです。
黒岩が浴衣のまま宿を出て行こうとして真実につっこまれたシーンはそれだけでも面白かったのですが、その後今度は真実が浴衣のまま出て行こうとしてつっこまれるという伏線の回収もしっかりしていて、ちゃんと作り込まれている感がありました。
依頼人の谷村を演じる竹原ピストルさんがいい味を出していました。
すぐに怒って手を出してしまうところもハマっていたのですが、最終的に妻を追い詰めたのは自分だったのかもしれないとなった時の表情がとてもよかったです。
今回の教祖の設定自体がとても面白く見入ってしまいました。不思議な踊りやあからさまなインチキ等お笑い要素が強いのかなと思ってみていましたが、結果として教祖の女性も何かしらの理由で社会に疲れ救いを求めてやってきていたり、谷村の妻も日常の不安から救いを求めていたりとすごく考えさせられるテーマにもなっていて見ごたえがありました。
真実と黒岩の関係は、普通のドラマならもっと恋愛に発展しそうなのにそうならない関係性が面白くて次回以降も気になります。
いつもふざけている真実が父親の話になったら顔を歪めていました。父親の事件と関係している橘道三の出所が今後どう真実と関係してくるのか気になります。
第3話のあらすじを見る ➡
正義感の強い元弁護士(浜辺美波)と怪しげな詐欺師(岡田将生)が組んで、事情を抱えた被害者からの依頼を受けて悪人に復讐する。第3話はパワハラで父を失った娘の復讐話。真実と黒岩のもとに、小学生の女の子(古川凛)から依頼がくる。父親(三浦誠己)が転職した会社でパワハラにあい、命を落とした、お金はわずかしかないが復讐してほしい、という。父への想いから他人事とは思えず、真実は先方の会社に乗り込む。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第3話の感想・ネタバレを見る ➡
病院の病室にいる白沢真実(浜辺美波)。隣りのベッドの患者は「大人しくしろ!黒岩!観念しろ!黒岩!」と寝言を言っていて、うるさくて眠れなかったという。こうなったのも、小学生の女の子の復讐の代行をする事になったから。お父さんが自殺した。
会社でイジメにあったのではないかと。いじめた人間を暴いて、懲らしめると約束してしまったのです。急成長中のIT企業で財務の仕事をしていたらしい山村氏。ネットの書き込みを見ると、ワンマン社長の長谷部のイエスマンでないと生き残れないとか、何を書いても社内CIAに消されるとか、評判は良くない。
真実は、企業に対し弁護士と名乗って、正面から質問をしたかったが、懲戒申立てを受けて、弁護士を辞めている事が先方に。ならば、復讐代行業を営む黒岩賢介の力を借りて、調査するしかないと思い、黒岩が女性とワインバーへ出かけたのを追跡。
そこで飲んだワイン一杯で気を失って倒れてしまうという体質を持っていた真実。だが、山村のノートPCから娘宛ての遺書を入手。会社の不正を知って、見て見ぬフリをした事を悔いての自殺だったよう。
「善人の沈黙こそ一番の悲劇」という理解で苦しんで、会社の資料室で一人悩んでいたようです。娘の春香ちゃんも、「学校でイジメを見て見ぬフリした」と涙をこぼし、真実に励まされています。最後に、真実の父を詐欺の黒幕と証言した橘道三、真実が話を聞くアポが取れました。
やっぱり、弁護士であったらよかったですね。しかし、何か違う角度からのアプローチに威力がありそうです。がんばってみるべきではと思いました。面白いです。
お金を少ししか持っていない小学生の女の子からの依頼ですが、自分の父への想いと重ねて女の子のために真相を明らかにしパワハラがあったか調査をする浜辺美波さん演じる真実は、とても真っ直ぐで正義感が強くて格好いいと思いました。
真相が明らかになったところで女の子の父親は戻りませんが、真相をそのまま全て女の子に話すのではなく優しい嘘をついてあげることで、少しでも女の子の気持ちを楽にしてあげようとするのは大人としてとても素敵な対応でした。
理由はどうあれ父親が自ら命を絶ってしまうという悲しく残念な話でしたが、真実と岡田将生さん演じる黒岩のテンポの良い軽快な会話などがたくさんあることでストーリー全体が重くなることがないのがとても良かったです。
回をおうごとに真実と黒岩のやり取りが面白くなっている気がしますし、2人のコンビネーションが良くなっているように感じます。普段なら美男美女が出ているドラマだと恋愛的な要素を求めてしまいがちなのですが、このドラマは恋愛的な要素がこのままなかったとしても最後まで楽しめると思いますし、ただただ2人の言い合いを見ながらクスッと笑うだけでも満足できて癒される作品になっています。
浜辺美波さんが演じる白沢真実の独特の動きや言動等の世界観が面白い作品ですが、今回の第3話では会社の不正と戦う父と学校のいじめと向き合う娘のそれぞれのストーリーが盛り込まれていて、感動する内容でした。
自殺した山村と上司であり前職から仲が良かった上川との思い出のシーンは、山村の妻や娘、上川のそれぞれの立場を想像すると涙が止まりませんでした。
そんな感動的なシーンが多かった3話ですが、やっぱり真実と黒岩のコントのようなやりとりも最高でした。
黒岩に「お酒が飲めないのか」と挑発され、飲まないだけだと言いはるけれど、後日誤ってワインを一気飲みしてしまい即倒れ込んでしまうところは予想通りの展開でしたが面白かったです。
毎回真実の独特の世界観が面白くて好きなのですが、黒岩からパソコンのパスワードを聞かれ、答えたパスワードにも独特の真実ワールドが盛り込まれて楽しみながら見れました。
そして毎回最後に少しだけ暴かれる、真実の父を追い詰めた橘道三の今の様子。今回はついに真実が直接橘道三と話し、橘道三の住まいらしき住所に呼び出されます。
次回は真実が1人で乗り込むような展開になりそうな予感です。少しずつ真実の父の事件の真相に近づいていて最後のシーンまで目が離せません。
第4話のあらすじを見る ➡
白沢真実(浜辺美波)と黒岩賢介(岡田将生)の元を訪れた今回の依頼者は、OLの杉本涼子(穂志もえか)。奨学金600万円の借金を抱える涼子は生活のためパパ活をしていて、一番最初に会った男(堀部圭亮)とデートを重ねるうちに恋愛感情を抱いた。だが男は2週間前のデート中に財布の入った涼子のカバンごと姿をくらませ、電話もメールもブロックされてしまった、気持ちを弄んで裏切った男に仕返しをしたいと言う。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第4話の感想・ネタバレを見る ➡
OLの杉本涼子(穂志もえか)は、パパ活相手にだまされたといって、相手の男(堀部圭亮)への復讐を依頼してきた。二年間に渡ってパパ活をしてきたのに、急にデート中に財布をとられて姿をくらませてしまった。電話もメールもブロックされて連絡がつかないのだという。
しかし、これは、涼子によって作られたうその筋書きだった。涼子には小説家の才能があり、新人小説家コンクールで受賞することが決まっていた。パパ活相手の男は涼子が幼い時に別れた本当の父親だったのだ。
男は、パパ活相手となって娘のことを守っていたのだが、パパ活をしていることが週刊誌にバレてはいけないと思い、自ら姿を消したのだった。しかし、二年間の間、自分が父親だと名乗ることはなかった。
涼子も、相手が本当の父親と知っていながらパパ活を続けていた。父親は小説家を目指していたが、芽が出ることはなかったので、自分が小説家コンクールで賞を取ることで、自分を捨てた父親に復讐を果たしたのだ。
涼子は父親に復讐を果たせて、満足したのだろうか。余韻を残すストーリー展開でした。白沢真実(浜辺美波)は、失踪した父(遠藤憲一)と重ねて複雑な心境のようです。しかし、浜辺美波さんのキャラが、全く重さを感じさせません。
白沢真実という女の子の魅力を、回をおうごとに見出して行っている気分です。ドンくさいところも魅力の一つなのですが、妙に鋭いところも持ち合わせている真実は、ほんとうに憎めない愛すべきキャラだと思います。
第4話に登場した杉本涼子も、内面豊かな魅力あふれる女性だということが伝わり、自然と真美と比較しながら見ることになりました。涼子は、一見すると穏やかで静かな女性ですが、徐々に時間が経つにつれ、心中では複雑なものを持ち合わせいて、あらゆる思考を張り巡らせている人物だということが読み取れました。
真実と涼子、両者とも熱いエネルギッシュな女性なのですが、動と静・明と暗の雰囲気が感じられました。特に、涼子が長年、自身の中で待ち続けていた復讐心には、燃えるようなエネルギーと共に、執念のようなものが見られて、少々恐ろしく思いました。
一方、黒岩賢介の存在も忘れてはなりません。彼には、真実に手を焼きながらも、今となっては完全に相棒となっていることを認めてもらいたいものです。弁護士の知識を活かしながらの弾丸トークは、真実の大きな頼もしい武器となっています。賢介と真実のタッグは、より強力なものとなっていくことでしょう。
今回は『パパ活』ネタで、騙された女性の単なる復讐劇だと思って見始めましたが、どうもそんな単純な話ではなさそうで。。。
実は依頼人は『パパ』が若いころ別れた娘で、それに気づいた父親が『パパ』役を、彼女を守るために2年間にわたって演じていたという展開です。
娘は小説家志望で文学賞新人賞を受賞しましたが、父親を始めとする周囲は彼女の『パパ活』歴を隠すのに必死でした。
そこからさらに状況が変わり、娘が『パパ』が父親だと気づいていたことや、その間に謝ってほしかったなどを復讐代行の白沢と黒岩に打ち明けるのですが、詫びる言葉はなく、再び娘から去ったことで更に憎悪の念を深めたようでした。そして、父親がなれなかった小説家になったことで父親が夢をあきらめたことで父親への復習になったとも。
白沢が言っているようにそれが本心かどうかはわかりませんが、『パパ活』という軽いテーマだと思っていた内容が予想以上に深く、白岩役の浜辺美波さんの可愛らしさとともに大変楽しめました。
それと、白沢の父親の失踪の真相にも注目しているのですが、今回は、白沢が会う約束をしていた鍵を握る重要人物が殺害されたとの報道があり、次回以降のこちらの展開にも目が離せません。
第5話のあらすじを見る ➡
白沢真実(浜辺美波)と黒岩賢介(岡田将生)の元を訪れた依頼者は、会社経営者の古沢順三郎(伊武雅刀)。古沢は医者から余命半年の宣告を受けていた。古沢はかつて強欲な経営者だったが、妻・奈津子は心優しく、皆から慕われていた。だが25年前、奈津子は刺殺されてしまった。古沢は時効になってしまった犯人を探し出してほしいと言う。真実と黒岩は古沢の下で働く織江(中山忍)と、元同僚の美佐子(浅香唯)に話を聞く。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第5話の感想・ネタバレを見る ➡
真美と賢介のタッグが、ますます強固なものになってきたようです。2人のそれぞれの魅力が引き出されてきた、と言えます。会社経営者・吉沢順三の依頼に早速飛びついた2人は、持ち前の才能を駆使して真犯人を探し出して行きました。
その推理過程は、見事なまでに彼らの個性が表現されています。真美は、法律知識を披露しながら、怖いもの知らずの行動力で突っ走っていくのは、いつものこと。その無鉄砲さが、真相究明への大きな道標になっていることは、間違いありません。
一方の賢介は、真美の型破りな行為を諌めながらも、きっちりと抑えるべきところは押さえています。今回は、最後に織江が犯人であることが判明したにもかかわらず、賢介は真実を吉沢には告げませんでした。これは、正しい選択であったのでしょう。
その後に、織江は彼女なりの方法で、自らの罪に対してケジメをつけました。このことで、織江は永年の重荷から少しは解放されたのかもしれません。
亡くなった吉沢はあの世で愛する妻と再会し、織江のことを許しているのかも知れない…などいろいろと考えさせられるストーリーでもありました。このドラマ、笑えるシーンも散りばめられています。吉沢の鼻に詰めた血の滲んだティッシュが、紅茶に浸されていくのは、何とも言い難い感情が湧きます。
古沢精密会社経営の古沢が事務所に来て古沢は医者から余命半年と言われました。強欲な古沢は妻の奈津子が25年前に刺されて殺され金庫から金を盗まれたと言います。
1995年3月の事件は1ケ月の差で時効でした。皮肉な運命です。強欲な古沢に恨みがある人間が代わりに妻に復讐したのかと推測しました。
時効でも古沢は犯人を捜して欲しいと言います。古沢は犯人さえ見つけてくれれば遺産から十分な報酬を出すと言い、明日までに探せと言います。何か判っても白沢は自分で決めると言い白沢は古沢が犯人を殺すと心配したのが理解できます。
白沢は事件を扱った元木戸という刑事を訪ねました。3月28日に奈津子が胸を刺されましたが凶器がなかったので、内部犯行を疑ったと言います。しかし現場から2㎞先にナイフが見つかり、T2という字が手帳に残ったいたのに犯人が判らず迷宮入りしたと言います。
白沢が奈津子の遺体にイヤリングが片方しかなかったのを不思議に思ったのは、鋭い着眼です。右の耳だけに、かける願かけをすると黒岩が言いましたが白沢は納得しないようです。
織江が秘書で古い社員名簿を黒岩に渡しました。古沢は織江が口うるさいと嘆きます。古沢が織江を虐めていると白沢が言うと、織江に資格を取らせたのが古沢のおもいやりだと黒沢が言います。古沢は口は悪いですが、黒沢が言う様に織江を頼っているようです。
美佐子に問うと、逃げるT2を見たと言い、田所虎雄のようです。田所を臨時工で雇ったのですが、機械を壊して4百万円の損失をだしました。美佐子は美津子に相談し事件の日に美津子が田所に会う約束をしていたと言います。その田所が金を持って逃げたと言います。警察に言わなかったのは、自分のせいで妻が殺されたと思われたくなかったと言います。それも怪しい理由で美佐子が疑わしいです。
黒岩は美佐子が田所に恨みがあると言います。
田所は社長になっていました。白沢らが古沢の自伝を書きたいというと、田所は協力すると言います。古沢の妻の死を知って犯人を殺したいと言います。白沢は田所が妻と会う約束だったと言う証言があり、機械を壊して美佐子に責任を転嫁した違法行為だと言います。
しかも田所には25年前に借金があったが、殺された後に借金の4百万が返済されたと問い詰めます。田所が怪しいです。
すると田所は奈津子に会いに行ったら死んでいたと言い、翌日に4百万が届いていたと言います。とても信じられないような理屈です。
白沢は織江に会い、美佐子が事件後、すぐ辞めたというと、織江は美佐子が赤木という男と結婚する予定だったと言います。ところが美佐子が4百万円の返済の為、風俗で働いて金を返そうとし赤木にバレて別れたと言います。
美佐子が田所を恨んでいたと白沢が言います。犯人は田所ではなく恋人の赤木ではなかったかと白沢が推測したのも理解できます。
赤木は美佐子を助ける為に奈津子を襲い、金を奪って田所に送ったのかと推測されました。しかし赤木は10年前に亡くなったと言います。
最初の見どころは、白沢は古い織江の写真にイヤリングが片方しかなかったのに気が付き、織江にイヤリングが犯人のものではなかったのではと言います。なぜなら、織江のつけていたイヤリングが奈津子がつけていたのと同じものだと言います。着眼が鋭いです。
遂に織江は自分が殺したと言います。想定外でびっくりです。当時、織江が奈津子に貰ったイヤリングをつけて机の上に用意していたお金を盗もうとしていたと奈津子に誤解され、誤ってナイフで刺してしまったと言います。
その後、赤木が来て金庫の金を奪ったようです。てっきり赤木が殺したと思っていました。
当時、古沢は社員をかばい、織江を秘書に登用し、織江は自分はそのような人間じゃないと本当のことを言えなかったようです。黒沢は織江が古沢を愛しているのかと言いますが、案外そうなのかもしれません。古沢も社員が犯人だと思いたくなかったのが、事件を迷宮入りさせた原因のようです。
織江は古沢に本当のことを話すというと、白沢は古沢を殺人者にできない、古沢を思っているなら墓場まで持って行って下さいと言います。
黒沢は古沢に犯人は判らないと言い、いても死んでいると言い、去ろうとします。
すると、一番の見せ場は、何と、織江が、みんなバカばっかり、感謝をするふりをしているだけだと言い、もう誰も罰することは出来ないと織江が暴露してしまったのは驚きです。古沢が怒って織江のクビを絞めると、織江が殺されるのを待っていると白沢が言います。その言葉に我に返った古沢に、悪いのは自分だから殺して下さいと織江が泣きます。織江はわざと演技して、古沢を怒らせて本当に古沢に殺されようとしたようです。
6日あと、古沢がなくなります。結果的に、織江は古沢の織江への温情によって生き延びたのは、古沢にとって皮肉な結果になりました。
織江はマスコミに全て暴露しました。織江は良心の呵責に耐えきれなかったようです。せめてもの古沢への贖罪です。今回も、全く犯人の予想が出来ませんでした。
11月19日、橘が正義の使を名乗る男に殺されたと報道されます。これで、白沢の父の行方も事件の真相も迷宮入りかと思うと、鮫島弁護士から電話があり、白沢の父のことを話すと言います。希望の光が見えました。
黒岩賢介(岡田将生)と案外仲がいい白沢真実(浜辺美波)。会社経営者の古沢順三郎(伊武雅刀)が復讐代行を依頼。25年前に強盗に妻を殺された。誰にも優しく、会社の経営を人事面で支えてくれた人だったという。妻を殺し、金庫から400万円を盗んでいった犯人を探してほしいという事です。
だが、殺人事件の時効は、この1995年3月28日の事件には効力があるのです。社長は、「目には目を、歯には歯を」と言い、相応の報酬を出すと言っています。当時の捜査資料によると、内部の人間の犯行は不可能。だが、犯人を見たと言っていた元従業員が浮上。
そして、殺害された妻の手帳には、「T2」との記載が。田所虎男(嶋田久作)と会う予定だった事を突き止めたが、もっと重要な証拠を発見。妻が亡くなった時に片耳につけていたイヤリング、それと同じイヤリングをした従業員・織江(中山忍)の写真。
もしかすると、夫人は犯人を庇おうとして、犯人が落としたイヤリングの片方を死の間際、自分の耳に取り付けたのでは⁉︎。その織江は社長の秘書をしていました。この事件は、織江の告白を聞いたのですが、時効が成立している為、依頼に応えませんでした。「結局わかりませんでした」(黒岩)。しかし、織江は社長の前で白状。怒った社長は首を絞めようとするが、できなかった。なお、社長の死後、週刊誌に犯行を激白した織江。
かなり歴史の矛盾が色濃く現れたお話。時効があるかないか、ただの運になってしまっています。真実の苛立ちも強く、クールな黒岩が比較的冷静に対処。さすがですね。
第6話のあらすじを見る ➡
白沢真実(浜辺美波)と黒岩賢介(岡田将生)に依頼者がそれぞれ別に訪れる。真実の依頼者・赤川(荒川良々)は、妻を殺されたが警察が十分に捜査をしてくれない、犯人を見つけ出してほしいと言う。一方、黒岩の依頼者・青井(丸山智己)は母親を1年前に殺されていた。青井は黒岩に巨額の報酬を提示して、犯人を探し出してほしいと頼む。別々に動いていた真実と黒岩だが、お互いに報告をする中で事件の共通点が浮かび上がる。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第6話の感想・ネタバレを見る ➡
今回の真美もすごくチャーミングで、魅力に溢れていました。いつものルーティーンもすっかりお馴染みとなり、妙な安心感さえ感じられます。
今回は、黒岩までもが一緒になってポーズをとるという新しい展開に、新鮮な驚きと楽しさを見ることが出来ました!小柄な体型の真美がおかしなポーズと共に必死になって走り回る姿は、どこか憎めない滑稽さが見え隠れしていて、すごく親しみやすいものです。
黒岩も、そんな真美に手を焼きながらも実は頼りにしている面も多々あって、ベストパートナーというイメージが6話にして、すっかり定着したようです。そんな暴走しがちで、とことん追及したいタイプの真美を、黒岩はしっかりとガードしているところが良いところです。
今回のラストは、とうとう死傷事件にまで発展してしまいました。警察でもない黒岩と真美が、いつまでも関わっていることは危険すぎます。黒岩はずっと引き際を探っていました。
警察まで出向いて全てを話に行こうとする真美をガッチリと静止した黒岩の行動は、当然のものだと言えます。事あるごとに映し出される、黒岩の事務所のサギとカモの絵が、何とも言えない気持ちにさせられます。最終回には、黒岩の素性も知りたくなります。なぜ「黒岩ビルヂング」なのかということも。
黒岩と真実のそれぞれが受けた依頼が実は繋がっていたという展開が面白かったです。更に同一犯の事件ではなく、お互いがお互いを殺し合っていたと言う結末には驚きました。
毎回、一筋縄ではいかない事件が多く熱中して見てしまいます。
住むところとお金のために黒岩のところで復讐代行をやっていたのかと思われた真実が、法律では裁けない事件に苦しむ人たちのために仕事をしていたことがわかり、少し心動かされました。
現実とはかけ離れた事件が多い作品だと思って見ていましたが、法律では裁けないことに苦しんでいる人がきっとたくさんいるんだろうなと考えさせられました。
真実役の浜辺美波さんの涙ながらの演技に心打たれました。
しかし黒岩とは別の道へ行くというような決意を語っていたので、この先2人はどうなってしまうのか次回がすごく気になります。
そしてついに真実の父の同僚から父のことを直接聞けて、真相に近づいている感じがドキドキします。
真実は今回もお得意の「正義」という価値観で黒岩と対立してしまいました。真実の「正義」の考え方は父から教えられたものと言っていたので、その父が今どうしているのか最後の事件の結末はより深い内容になりそうでとても楽しみです。
今回はそれぞれの元に別の復讐代行の依頼者が訪れ、浜辺美波さん演じる真実の依頼者である荒川良々さん演じる赤川は、妻を殺されたが警察の捜査が不十分なため犯人を見つけてほしいと言い、岡田将生さん演じる黒岩の依頼者である丸山智己さん演じる青井は、1年前に母親を殺されたため犯人を探してほしいと言い、真実と黒岩はお互いに受けた依頼の報告をする中でそれぞれの事件に共通点に気が付いていくのですが、真実と黒岩と同じように2つの事件の犯人は同一人物なのではないかと思いながらずっとストーリー展開を見守っていたので、後半になり少しずつ事件の真相が明らかになっていった時は衝撃的で恐ろしくなりました。
それぞれの依頼者が相手の居場所を必死に聞き出そうとしていた姿などを思い出してゾッとしましたし、そういうことだったのかと全てが繋がり納得するのと同時にスッキリする部分もありました。最後に真実と黒岩が話していた内容はとても心に残り、誰かにとっての正義は誰かにとっての悪なのだと思うと復讐できてスッキリして終わりというのは一方的な見方でしかなく、復讐された側の家族がまた相手に復讐を考えると復讐の連鎖は終わらないことになってしまうのだと、改めて考えさせられました。
第7話(最終回)のあらすじを見る ➡
真実(浜辺美波)は黒岩(岡田将生)と共に、巨大詐欺事件の首謀者と疑われ、行方をくらました父の謎を追うことに。そしてかつて父(遠藤憲一)の同僚だった弁護士・鮫島(いとうせいこう)を訪ね、思わぬ情報を手に入れる。果たして父はぬれぎぬを着せられた正義の士なのか?それとも悪の首謀者だったのか?シリーズ最大の事件に二人が挑む。
出典:NHKドラマ10『タリオ 復讐代行の2人』
第7話(最終回)の感想・ネタバレを見る ➡
白沢は忍者の記憶術を父から受け継いでいました。白沢の不思議な仕草が、忍術だったとは想像できませんでした。
しかし2020年11月19日に詐欺事件の真相を知る橘が殺され真相がわからなくなり、白沢と黒沢は白沢の父を探そうと父の同僚の弁護士の鮫島を訪ねます。
鮫時は白沢の父が間違いなく詐欺の黒幕だと言います。白沢が弁護士を目指したなら正義の心が判るよねとまで言われます。鮫島の思いやりのない冷たい言い方なのが気になります。
すると黒沢の事務所に叔父の橘を知っていると言い、殺した犯人を捜して欲しいと男が来ました。12年前の詐欺は橘が黒幕から一生食べていける金を渡すと言われ、金が政界にも流れたと言います。白沢は黙ったままです。ショックなのでしょう。
すると白沢は行方不明者を探すというテレビ報道に父の姿を見つけます。白沢は父が悪人なら連れて帰って償わせると男に言います。白沢は正義だ、法律だなんて偉そうに言える人間じゃないと黒岩に言います。白沢は父に贖罪をさせようと悲しい決心をしたようです。
黒沢は雑誌社に橘の情報を誰から貰ったのかと問うと、西野のようです。西野に毒物を渡し解毒剤を渡す前に、情報入手先を聞きます。
黒沢は鮫島に、詐欺の黒幕を探していると言います。橘の刑務所の出所を知って借金を帳消しにする代わりに男に橘を殺させたようです。鮫島は深入りすると黒岩も白沢も危険だと言いますが、鮫島が裏社会と繋がっているような不気味な言い方です。
白沢が水産加工会社に行くと父親そっくりの男がいました。男は岸田と名乗って白沢が娘だと気が付かなかったようです。白沢は採用させて貰います。
岸田の部屋に、部屋の乱れは心の乱れと昔、父に言われた標語が書いてありました。やはり、白沢の父で間違いないようです。
岸田は自分が何者か覚えていない、12年前に崖から落ちたが、持っていた物を見たら悪人だったようだと言います。こんなところで、のうのうと生きている資格はないと言います。人は誰かを幸せにすることで、自分が幸せになると岸田が言うと、白沢のような娘がいた気がすると言い、白沢より美人だったと言います。半信半疑なのが、もどかしいです。白沢の悲しそうな目が気の毒です。
白沢が岸田の部屋に入ると弁護士バッジと遺書がありました。やはり白沢の父のようです。
父が証拠を持っていたと白沢が鮫島に連絡すると、南沢という弁護士が受け取りに来ます。白沢は鮫島を信用仕切っているようです。
小泉という人が黒岩に電話をかけて来て、黒岩が美人局のような女性を犯さそうになったと騒いで仲間の男に黒岩が襲われます。黒岩は鮫島だけに特別な電話番号を渡していたので、鮫島が黒岩を襲って殺そうとしたようです。
黒岩の仕掛けた罠にまんまとひっかったのは痛快です。
鮫島は橘は詐欺に関係なく事件の真相がわからないとマスコミに発表します。黒沢は鮫島が黒幕だと言います。白沢は鮫島を信じたのが大きな間違いのようです。
黒岩は鮫島は橘に白沢が黒幕だといわせ、白沢に罪をかぶせて崖から落としたと言います。
白沢が岸田を探しに行くと血を流し誰かに襲われたと言います。鮫島の犯行でしょう。
父は襲われた時に白沢が居なくて良かったと言います。父は何かを覚えるとき、髪の毛を抜くのが忍者の記憶術で、白沢がもしかしたら娘じゃないか、会いに来てくれたのかと言います。ナポリタンが好きじゃないかというと、そんなわけないと白沢が涙目で言います。どうして認めないのかと思いますが、記憶を失った父が受け入れられないのでしょうか。
鮫島がビルから出てくると白沢はナイフを持っていると黒岩が止めに来ます。余程、白沢は悔しかったのでしょう。黒岩は相棒は、お父さんだと言いますが白沢が父が記憶を亡くして何を話したらいいのかと泣きますが、黒岩は父の元に行かせます。
翌朝、岸田が行方不明になります。
鮫島の事務所が窃盗にあいますが、秘密の資料が机の上に、あり警察が押収しました。黒岩は鮫島の事務所に入るふりをして、政界の大物と関係のありそうな資料を置いて、逆に政界の大物から鮫島が刺されて逮捕されました。
黒岩の知能が鮫島より勝っていたのはスカッとしました。
白沢は再び父を探しに行きます。父は白沢が娘だと気が付いているのに、いまだに自分が犯罪者だと思い込んでいるのが気の毒で、白沢が真相を教えてやらないと救われないでしょう。
真実の父親が詐欺事件の黒幕だと父親の弁護士仲間から聞かされてショックを受けましたね。それはそうですよね、自分の父親が犯罪者だなんて聞いただけでも倒れそうになってしまいます。
そして父親の居所を突き止めたのに真実のことを覚えていなかったなんてさらに落ち込みますよね。八歳以来会っていないとはいえそんなことってあるんだろうか?と疑問に感じました。
気付かないふりをしているのでしょうね。と、思ったら記憶喪失だったなんてさらに真実はショックでしたよね。
しかし、真実の態度はかたくなですね。そんなに父親のことを恨んでいたのかと正直驚きました。素直に会えてうれしいと言えばいいのにと思いました。
そして衝撃の事実が明らかになります真犯人は鮫島が犯人でしたね。父親が自殺しようとしたのではなく、鮫島が父親を自殺に見せかけて殺そうとしたことに真実は気がつきました。鮫島が迫る中、父親の部屋に行くと血痕があり父親が誰かに襲われて頭をケガしてましたね。
そして真実は鮫島に復讐を決意しましたが、黒岩に止められましたね。そして父親のところに戻れと諭されました。黒岩は本当は優しいのですね。
そしてふと、人は誰かを幸せにするためにあると言う父親の言葉を思い出して優しい気持ちになりました。そして鮫島が捕まって良かったです。さすが黒岩です。
黒岩と真実の息がぴったり合ったコンビが大好きだったので今回で最終回なのが残念です。
6話の最後に鮫島が真実と再会したあたりから、鮫島があやしいとは想像していましたが、真実の父が記憶喪失になっているという展開には驚きました。
最後まで真実の父は完全に記憶が戻る事はなかったので、回想シーンにあったような厳格な父の姿も見たかったです。怪我を負った父が真実に、自分の娘ではないかと問うシーンは感動しました。遠藤憲一さんの演技が素晴らしかったです。結局父はどこに行ってしまったのか気になるラストでした。
いつも通り笑えるシーンも多くありましたが、父と真実のシーンや黒岩が真実を守るシーンなど、感動的なシーンも多い最終回でした。
いつもふざけている黒岩が、真剣な顔で真実に自分といない方がいいと話すところは切なくなりました。悪徳詐欺師と言われている黒岩ですが、やっぱり根はいい人なんだなと思いました。
真実の様子が変なことをいち早く察知し、自ら助けようとするところがかっこよかったです。
恋愛に発展してもおかしくないくらい、息のあった二人なのに恋愛絡みのシーンがないのも新鮮で面白かったです。
最後は結局別れではなく、真実が黒岩を巻き込んで一緒に行動するような展開だったので、続編を期待してしまいます。
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)のキャスト・脚本・監督
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。。
※青色のリンクがある俳優はクリックして関連作品やその他詳細が確認できます。
- 浜辺美波/白沢真実 役
- 岡田将生/黒岩賢介 役
- 遠藤憲一/ 役
- 蒔田光治/脚本
- 木村ひさし/演出
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の原作ってあるの?
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の原作はなく、蒔田光治さん脚本のオリジナルストーリーになります。
蒔田光治さんはその他にも『トリック劇場版』『チーム・バチスタの栄光』、浜辺美波さんが出演されている『屍人荘の殺人』でも脚本をされていることでも有名ですね。
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の主題歌は流線形/一十三十一『悲しいくらいダイヤモンド』
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の主題歌は流線形/一十三十一で『悲しいくらいダイヤモンド』になります。
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミ・感想まとめ
タリオ 復讐代行の2人(ドラマ)の1話~最終話の動画はU-NEXTで見逃し配信視聴できます。
動画配信サービス | 配信情報 | 月額(税込)・無料期間 |
---|---|---|
見放題 | 月額2,189円 31日無料 (600pt付与) 今すぐ視聴 |