戦翼のシグルドリーヴァ（シグルド） 見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

近年も何作かある「美少女が戦闘機に乗って戦う」アニメです。本作は館山基地が舞台というか拠点になっており、海ほたるなどの実在スポットも出てくるので、地元の人や訪れたことのある人は、おっ、と思うかも。
オーディンという神様が出てきたり、ピラーと呼ばれるエヴァの使途のような敵がいたりとファンタジー要素はあるものの、やはり実在の建物などが出てくると思わず見てしまうものです。私も海ほたるで色々食べたりしたことを思い出しました。
出撃すると敵を倒す代わりに一緒に帯同した仲間は全滅する「死神」の異名をつけられているクラウディアという少女が主人公。彼女を初めとするその精鋭パイロットらはみな少女で、通称「ワルキューレ」と呼ばれており、館山基地にもあと3人のワルキューレがいます。ワルキューレの乗る飛行機はレシプロエンジン、プロペラ機。
こう書いてしまうと、リアルを求める人は拒絶感を覚えるかもしれません。飛行機乗りは最新鋭のマシンで男くさい世界のイメージがありますよね。しかし、がんばって3話見てもらいたい。たしかに実在する地名などは出てくるのですが、リアルさをそこまで求めずに一つの娯楽作品としてまず3話。
1話、2話は導入部でいろんな人物の紹介、という印象ですが、3話のラストの方、館山基地でのワルキューレの役割が胸に来るんです。
北欧神話ではワルキューレは、戦場で勇ましく死んだ男たちを天の国に連れて行くのが役目です。ここ館山基地でも、任務でひどく傷ついた仲間の最期を看取り穏やかな気持ちで最期を迎えさせるという役目をワルキューレの一人、宮古が担っています。もちろんそれは強制ではなく本音はすごく優しい彼女が自ら行っている事。切ない描写ですが、改めて戦争、命がけで戦う（護る）ことの過酷さがにじみ出ているシーンでした。
ワルキューレが飛行機で戦うさまもかっこいいのですが、彼女らを護る「シールド」という部隊もいます。3人の男たちなのですが、杉田智和、中村悠一、マフィア梶田とマニアなら腹を抱えてしまう3人組がこのシールド隊の声優です。彼らの出番がストーリーに時に笑いを、時に深みを与えていて飽きの来ない作品になっています。
まだ序盤ですが、最後まで目が離せなそうです。
また、原作はラノベのようなのでアニメが終わったらじっくりと見てみようかなとも思っています。