新撰組！（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

編集中『新撰組！』は幕末を怒涛のように駆け抜けた新選組の活躍する様子を詳しく描いていて、見ごたえのある大河ドラマでした。
近藤勇や土方歳三が、新撰組を作る前に出来事から描いているので、色々と詳しい情報が知れるので面白いです。
農民出身ということで馬鹿にされたりと苦労が多かったことも興味深いです。
そして、色々な出来事を経験して行きますが、なんといっても長州などの過激な維新志士を数多く捕縛した池田屋事件がクライマックス的でインパクトが大きいと思います。
近藤勇や沖田総司などの活躍が格好良く、武士に上り詰めていく感じも興味深いと思います。
そして、全盛期を経て、弱体化していく感じも興味深いと思います。
また、演じている俳優陣が入り込んで演じている感じが素晴らしいです。
まずは、近藤勇を演じている香取慎吾さんは身長が大きということもあり、近藤勇になりきっていて、器の大きい感じを表現している感じが良いです。
そして、なんといっても土方歳三を演じている山本耕史さんが、土方に似すぎという感じで、鬼の副長を好演していると思います。
隊の規律を守るために冷酷なこともしますが、実は優しい一面を持っているということが魅力的だと思います。
編集中

「新選組！」は元SMAPの香取慎吾さん主演の大河ドラマです。2004年の放送でしたから、もう16年も前になるんですね。

「新選組！」の一番の特徴は、キャストが史実の登場人物に極力近い年齢層で固められていた、という点です。これまでの時代物のドラマですと、例えば近藤勇が実際は35歳で亡くなったのに、演じる俳優さんが50歳を過ぎている方であったり、いまいちリアリティに欠けているところがありました。大河ドラマ「新選組！」はあえて若いキャストを大量に起用し、この点を解消しています。

近藤勇や土方歳三も当時は30歳前後。沖田総司や斉藤一は20歳そこそこだったと言われています。もちろん、生ぬるい現代に生きる我々と比べれば、随分と老成していたとは思いますが、やはり若者特有の無鉄砲さや悩み等は有ったはず。このドラマは、そこを実に上手く描いています。

香取慎吾さんの近藤勇もさることながら、土方歳三役の山本耕史さん、沖田総司役の藤原竜也さん、斉藤一役のオダギリジョーさんが抜群に役とマッチしています。特に山本耕史さんの土方歳三は、現在も残る土方歳三の写真と面影が重なり、「似てるな」と唸らせてくれます。山本耕史さん演じる土方は相当な人気だったと見え、大河終了後に土方主演の「最後の一日」という特別ドラマまで作成されています。

私が個人的に好きだったシーンは、甲州勝沼の戦さで新選組が破れたあと、オダギリジョーさん扮する斉藤一が新選組の隊旗を振り回して「この旗を守る！」と怒号するシーンです。あのシーンに、剣に生き、新選組に青春の全てを掛けた男たちの思いが凝縮されているような気がします。

実在の人物と歳が近い俳優さん達の演じる若き「新選組！」、お勧めです。

新選組！の見どころといえば、なんといっても近藤勇役の香取慎吾さんと土方歳三役の山本耕史さんの絆です。
二人の絆がなかったら、この作品は完成しなかったと思います。
近藤勇と土方歳三は、共に百姓の出で、小さいころから武士になることを夢見ていました。
そしてある時、将軍の警護のために江戸で浪士組が募集され、近藤達は京都に行く事になり、そこから人生が大きく変わりました。
近藤勇のもとに集まった、土方歳三、沖田総司、井上源三郎、山南敬助、永倉新八、原田左之助、藤堂平助は共に新選組の最初のメンバーとして活躍します。
脚本が三谷幸喜さんで、この人たちこそが本物の新選組なんじゃないかと思わせるような、楽しい群像劇になっています。
私がお気に入りのシーンは、34話の「寺田屋大騒動」です。
前の33話で、大切な仲間だった山南敬助が脱走をして、切腹してしまいます。
その重い空気のまま、34話に突入するかなと思ったのですが、一転、大河ドラマとしてこんなことあっていいのかなと思うくらいのコメディ色濃厚の話になっています。
近藤勇が大阪で出会った深雪太夫を身請けした時、江戸から妻であるつねが来て、鉢合わせしてしまいます。
そこのシーンで、井上源三郎が身請けしたことにしたり、土方歳三が「俺を追って来たんだ！」と深雪太夫を抱いたりして、てんやわんやの事態になります。
しびれを切らした近藤勇が「もういい！みなそれなりにありがとう！」と止めるシーンが笑い泣きするほど面白いです。
新選組のキャストさんたちは、今でも1年に1回、忘年会を開くという話を聞くので、この作品がキャストさんたちにとってとても大事で楽しかった作品だったことがわかります。
最終回の最後のシーンでは、近藤勇の最後のセリフが「トシ」で終わっているのが、本当に愛おしいです。
また再放送してほしい作品ナンバーワンです。