Re:ゼロから始める異世界生活 第1期（リゼロ） 見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

最初は最近はやりの長い題名の異世界転生ものかと思ってあまり見る気が起きなくて、食わず嫌いのようなものをしていたのですが、いざ再放送で見てみると、ただの異世界転生ものじゃないじゃないかと驚いて次の話を見たいと童心に帰った心持ちでした。なんで食わず嫌いしてたんだと少し後悔したものです。主人公のナツキスバルとエミリアが出会うことから物語が始まると言っていいでしょう。特に深読みも何もせずに、このまま平穏な感じで進むのかなと思いきや、盗まれた徽章を取り返しにたどり着いた盗品堂でまさかの主人公の死。え、まだ始まったばかりなのに死ぬのかよ！？と思って見ていれば、最初に転生した場所、リンガ売りのおじさんの前に時間が戻ってる。でも、リンガ売りのおじさんはナツキスバルのこと知らないし、どういうことなのかと、ゲームで言うリスポーンってことなのかと思いました。なんでただの凡人のはずのスバルがそんな現象ができるのか分からないまま話は進んでいきます。何とか死に戻りをしながら何とか徽章を取り戻し、エミリアに返すことが出来たスバルは最後の力を振り絞った剣戟を防いだと思っていたが、あまりの切れ味にロム爺の斧共々腹も切れ、また死ぬのかと誰しもが思ったことでしょう。だけど目が覚めた時はベッドの上で、死んでなかったんだなときっとエミリアが治してくれたんだろうなと思いました。その後エミリアの屋敷で過ごすことになるスバルですが、ラムとレムという双子のメイドに手を焼いたり、ベアトリスの部屋に行ったり、原因の分からない死を遂げたり。前回の徽章の件は3回目で何とかなったけど、3回以上死ぬことはできるのかと葛藤したり、みんなの心を動かすにはどうしたらいいのか苦悩したりして自分がいかに最善の道へ行けるかを模索していきます。長々と事細かに言ってきましたが、リゼロ第1期の見どころといえば、やっぱり初めてエミリアがスバルに感情的になることじゃないでしょうか。エミリアが王候補だと知ったスバルは自分はエミリアの騎士だと騎士団の前で王候補の前でそう言い、エミリアを怒らせ、騎士団を侮辱したとユリウスに決闘を挑まれボロボロになる。そして起きた時死に戻りはしてなく、エミリアがいた。初めてエミリアとスバルがぶつかった瞬間でとても印象に残っています。そして次に、スバルが初めて心が折れた時のレム。ここは1度見た事がある人はかなり印象に残ってるシーンだと思います。スバルの体とオドの療養に王候補の中の1人クルシュの屋敷でクルシュの騎士であるフェリスに治療を施してもらうようエミリアに指示されたスバルはクルシュ邸でレムと過ごすことになります。ユリウスに負けたショックとエミリアに見放されたような虚無感にクルシュの執事であるヴィルヘルムに剣の稽古をつけてもらって過ごしていました。スバルに平穏は訪れる訳もなく、スバルが耳にしたのはエミリアの屋敷が襲われたと言う内容でした。屋敷に戻るとそれは無惨で一体誰がこんなことをと思い、エミリアはどこなんだと死体のないエミリアを探せば、塔の一角に寒くて氷で閉じた扉に手をかけると手は氷り、腕ごともぎ取れついには死んでしまいました。そこからどうにかして最善の道を進もうと模索しても何も出来ずについには心が壊れてしまいます。何も出来ず、レムの手を引かれるままに屋敷に戻るも屋敷は既に襲われており、地龍にスバルを残して1人で屋敷の様子を見に行ったレムが帰らず、屋敷に戻れば、レムは門で倒れていて抱き上げて涙を流しながら、徐々に体が凍っていく。そして、今度はレムとどこかに移り住もうと提案するもレムに跳ね除けられてしまいます。励ますのかと思えば、叱責するような口調のレムの言葉に胸が打たれました。次に進もうとスバルを焚き付けた一言でした。深くは聞かないのにわかってくれているというのはスバルにとって救われたのではないでしょうか。
平々凡々なナツキスバルがどのようにして人間関係を作って最善の道へ行くのかその過程が辛く険しいけれどでもその先には笑う未来が待っている。見ているととても勇気づけられるような気がするアニメです。騙されたと思って1回でもいいので見て見てください。1話1話が重くなりますが、人の命の重さについて考えさせられるアニメだと思います。

リゼロは近年のアニメの中でもNo. 1に素晴らしく、久々にハマってしまったアニメです。異世界もののアニメの先駆けではないでしょうか。そしてただの異世界ものではなく「死に戻り」というのが最大のテーマです。この「死に戻り」の謎が怪しく、怖く、視聴者を惹きつけます。そして異世界に呼び「死に戻り」をさせている謎の魔女の存在がこのアニメの怪しい雰囲気をさらに加速させています。
登場人物も魅力的で、まっすぐなナツキ・スバルは前向きで明るい存在です。どんな時にも、いじけても最後には諦めず立ち向かって行く姿勢は、このアニメの黒く吸い込まれそうな闇を打ち破っていきます。他の登場人物も素敵で銀髪のハーフエルフ、エミリアは儚げ美しい女の子、ナツキスバルが大好きなレムは脇役ながら、ひたむきにスバルを守ろうとする姿に心打たれます。禁書庫の司書ベアトリスは憎まれ口をいつも叩きながらも本当は優しく、スバル助けてくれようとします。そして謎の人物、ロズワール。彼がこの先のストーリーの鍵を握っているといえます。
困った時にはいつも不在なロズワールは、色々な事を知っています。ナツキ・スバルの「死に戻り」の謎も。ベアトリスやエミリアの明かされていない事も知っているのではないでしょうか？とにかくずっとずっと続きを観ていきたいと感じるアニメです。