名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)見逃し無料動画配信情報！劇場版17作目

名探偵コナンシリーズでは今まであまり登場することのなかった海上自衛隊のイージス艦が舞台となっているのですが、この作品は海上自衛隊の全面協力のもと作られた作品というだけあってイージス艦内の雰囲気や迫力がリアルです。そしてこの船内でいくつかの事件に遭遇するコナン達ですが、訓練と偽りながら不審船に攻撃をしたり、受け答えの怪しい乗組員がいたりと最初は海上自衛官達が敵なのかと錯覚します。しかし、そんななかで殺人と思われる遺体の腕の一部が発見されたり、船内のスパイの存在に気付くなど事件が相次いで発覚します。海の上かつイージス艦の中という狭い空間であることや、多くの人の目や規則があることでコナンが思うように行動できないシーンがあったりとスリル感が良かったです。この作品では事件の犯人を追い詰めていくのはコナンだけではなく平次や和葉、蘭も相対する場面があるのでコナンだけではなく違うキャラクター好きさんにもおすすめです。最大の見どころはなんといってもコナンらしさ全開のクライマックスでの蘭の救出作戦。犯人に大海原の中に突き落とされてしまったであろう蘭をなんと電波時計（蘭が身に着けていた）の微弱電波を頼りに探すというものです。無事に見つかりすべて事件は解決となるのですが最後の蘭の救出には小五郎のおっちゃんもなかなかいい味を出していました。

海上自衛隊の全面協力にて製作された作品ということで話題になりました。イージス艦の外観や用語を発声するときのイントネーションの付け方など、本職自衛官の監修がだいぶあったようです。
冒頭に海保の人が不審船を発見するのですが、実はこの前に重要な場面があった事が終盤に明かされます。というか、この人のケースは過失致死であり、別に犯罪はやってないと思うんだけど、手錠かけられちゃうんですよね。
イージス艦に乗艦するにあたり、腕時計に衛星電話機能を仕込む博士。ここは監督の演出の問題ですが、もうちょっと自然に紹介できないものか。
そして、謎の自衛官登場。彼女は柴咲コウさんが担当していますが、ファンからも高い評価を得ている彼女の演技にご注目。
始まった体験航海ですが、不審物探知の訓練後に現れる本物の不審船への対応がすごく緊迫感が伝わってきます。そして登場する謎の少年・勇気君。彼が、この物語を大きく動かします。
イージス艦に引き上げられた「腕」に大騒ぎになる自衛官たち。この「腕」に特に意味はなく、腕章から階級がだいたいわかる程度です。
女性自衛官の正体、何も知らない体験航海の参加者、明かされるスパイXの存在と、なかなか面白い要素がそろっています。そして、独自捜査により本職の捜査を妨害するコナン君、迷惑。
コナンが勇気君にかけた励ましの言葉によって奮起した勇気君の行動が原因となって、最後に蘭が命の危機に陥るというなんとも皮肉な展開にも注目です。
エンディングはコナン映画には珍しく、曲の途中から後日談が入ります。

高倍率の抽選を当てたコナンや少年探偵団一行は海上自衛隊によりイージス護衛艦の体験航海に参加。
その当日の朝に不審船が発見されたことにより入艦する際の手荷物検査も厳しくなっており携帯電話も取り上げられてしまった。
体験航海中に未確認物体が艦体で接近し艦内は一瞬物々しい空気に包まれるものの、ただの廃船だったことが判明し訓練であるとごまかされ終了となった。
その後船内を探索するコナンは１人でいる男の子を発見し声をかけたのだが、何か思いつめた表情で大丈夫だという言葉を残し逃げられてしまう。
その後船のデッキに出たみんなは海上自衛隊と写真を撮ったりと楽しんでいたのだがそこに女性自衛官が現れる。
コナンは女性自衛官に何の仕事をしている人なのかを尋ねると「食事係」と回答されるが、のちに情報保全隊員であることが判明する。
コナンが推理した結果一人でいた男の子の父親がスパイであることを突き止め、男の子のことを質問しかまをかける。
その質問にまんまと騙された父親を名乗る男はコナンと戦うことになるがその時点では周りにたくさんの人がいたため何もできず。
その後に立ち入り禁止区域にいるところを蘭に目撃され、男の子は一緒にいる男性をスパイであることを蘭に叫び伝える。
そのことを聞いた蘭はもちろんそのスパイと戦うことになるのだが、残念ながら海に落とされてしまう。
コナンは船内で犯人を突き止めたうえで何かおかしいことに感づくのだが、そこに園子が蘭がいないということを知らせに来たと同時に犯人の事情聴取を行っていた佐藤刑事も
犯人が妙なことを言っているとの申告。
コナンは蘭のことを捜索しにかかるがうまくいかず、最終的にたどり着いたのが、光彦が蘭に貸した電波の腕時計で探すことだった。
そのかいもあってか蘭を発見することができ無事ハッピーエンドとなる。

イージス艦という一般人がなかなか入ったことのない国の機密情報が満載の自衛艦の中にコナンたちは入ることができる。灰原哀と阿笠博士は国際フォーラムに行って不参加です。少年探偵団と蘭とコナン、毛利のおっちゃんが参加しています。映画なのですがイージス艦の精巧な作りが本物さながらに表現されていて、アニメ映画ですが、なんとも自衛艦のすばらしさをしるきっかけにもなる作品でした。片腕が見つかったりと衝撃的なシーンもありますが、幼稚なトリックではなくイージス艦にスパイxが忍び込んでいるといった謎も含まれていて、エックスが誰か見極めるのも少し難しかったです。ただ勇気くんという少年が父親といるのに違和感がありコナンが見破ってxの招待を掴んで終わりかと思いきや蘭が、xとの戦闘で海に落ちてしまっています。コナンも考えますが、かなり前に海に落ちているこの広大な海を探すのは困難と考えますが、光彦が蘭に貸していた電波時計の電波をイージス艦を駆使して探すという笑をも掴む思いで探して、見つけることに人間の創作物の進歩を感じました。毛利のおっちゃんの悪趣味な金の名刺のおかげもあって蘭が無事発見されて本当にほっとしました。コナンの蘭を探すあきらめない姿勢もかっこいいです。

物語はイージス艦上でのスパイ事件が舞台です。スパイ者でとてもドキドキさせてくれる内容でした。まず今回の事件はコナンの中ではめずらしいスパイ系です。コナンの物語というと、大概容疑者がいてその中に一般人の犯人がいて終わりなのですが、今回はスパイ探しということで、いつもよりドキドキ感やハラハラ感があります。また、舞台もイージス艦上なのでよりスパイ感を高めてくれます。しかし、この映画はコナン映画史上では下位層に入るのではないかと考えられます。というのは、コナン映画というと全体的に偏差値が高く、おもしろい作品なので、比較対象が高いというのも理由の一つです。そして、内容的な理由としてはあり得ないことが多いからです。コナンのサッカーボールといい、子供でもスラスラ入れてしまうイージス艦のセキュリティの甘さといい、まずあり得ません。そのうえその内容は誇張して描いているので、より目立ってしまっていました。そしてクライマックスについて、コナンが大きく解決してくれるのを期待していたのですが、まさかの電波をキャッチして解決するというコナンにとってはなにもしていない状況にも驚かされました。とはいえ、見どころもあります。この物語では平次が別舞台で協力してくれるのですが、その際和葉を守る姿がとてもかっこいいです。また、蘭の空手の対戦シーンはとても見ごたえがありました。いつもなら空手で倒して終わりなのですが、今回は戦います。なかなかの迫力でした。