おちょやん(朝ドラ)の見逃し配信・無料視聴まとめ!Netflixやhuluで見れる?

(出典:NHK『おちょやん』公式)
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この記事ではおちょやんの見逃し配信(無料視聴)から実際におちょやんを観た人の感想・口コミを紹介!

おちょやんは、2020年放送の第103作目となるNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)です。

大正から昭和にかけての活気ある時代に劇団を渡り歩きながら色々な人との出会いや恋、そして戦争を経て、松竹新喜劇で活躍した女優・浪花千栄子の半生をモデルに描いた作品となっています。

おちょやんのドラマ情報・出演者情報についても解説しています。ぜひこの記事をご覧になってください。

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『おちょやん』(ドラマ)期待・感想・レビュー・評判・口コミについて

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『おちょやん』みんなの期待・感想

一部ネタバレを含むことがあります。先にドラマを観ることをおすすめします。
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おちょやん(ドラマ)の作品情報とあらすじ

タイトルおちょやん
テレビ局NHK
放送日2020年11月30日~
放送時間月曜日~金曜日 8:00~8:15
キャスト杉咲花/成田凌/篠原涼子/ほか
原作八津弘幸さんのオリジナル脚本
公式サイト
公式SNSTwitter
主題歌秦基博『泣き笑いのエピソード』
さらに詳細Wikipedia
1週あらすじ『うちは、かわいそやない』

大正5年。竹井千代(毎田暖乃)は大阪の南河内で、飲んだくれの父テルヲ(トータス松本)と弟ヨシヲと暮らしていた。千代は口が達者な元気な女の子だったが、弟や鶏の世話などで忙しく、小学校にも通えずにいた。そんなとき、テルヲが新しい母親、栗子(宮澤エマ)を連れて帰る。これで小学校に通えると喜ぶ千代だったが、栗子は家事を何もしない。千代が栗子に次第に反発していく中で、ヨシヲが突然家からいなくなってしまう。

出典:NHK『おちょやん』公式
2週あらすじ『道頓堀、ええとこや〜』

奉公に出された、竹井千代(毎田暖乃)は、道頓堀にある芝居茶屋「岡安」にやってくる。「岡安」を取り仕切るのは、女将の岡田シズ(篠原涼子)だった。千代はひと月の間に女中の仕事を覚えるという条件で、女中として働き出す。ある日、道頓堀に喜劇の天海一座がやってきて、千代はその一座の子役、一平と出会う。一平は芝居が嫌いだし、酒飲みの父の天海の事が大嫌いだと話す。そんなとき、天海が突然、亡くなってしまう。

出典:NHK『おちょやん』公式
3週あらすじ『うちのやりたいことて、なんやろ』

大正13年、秋。千代(杉咲花)が道頓堀の芝居茶屋、岡安に来て約8年、まもなく18歳になろうとしていた。千代は岡安の女将シズ(篠原涼子)に言われ、生まれて初めて自分のやりたいことを考え始める。ある日、千代は憧れの女優、高城百合子(井川遥)と再会。一方、シズもかつて深い因縁のあった歌舞伎役者、早川延四郎と20年ぶりに再会していた。しかし、二人の仲がうわさとなり、道頓堀に悪い評判が広がってしまう。

出典:NHK『おちょやん』公式
4週あらすじ『どこにも行きとうない』

芝居茶屋「岡安」で奉公している千代(杉咲花)の前に8年ぶりに、父テルヲ(トータス松本)が現れる。テルヲは借金の返済のために、千代を別の店に奉公に出そうとしていた。一方、天海一平(成田凌)、須賀廼家千之助(星田英利)の天海一座が、久しぶりに道頓堀で芝居を行うが、客の入りが悪く、中日で打ち切られる。その頃、借金の取り立て屋から「岡安」への嫌がらせが続き、千代は女将のシズ(篠原涼子)に店を出ると伝える。

出典:NHK『おちょやん』公式
5週あらすじ『女優になります』

道頓堀から飛び出した千代(杉咲花)は京都にたどり着く。そこで、「カフェー・キネマ」という店で、住み込みで働くことにする。店長の宮元(西村和彦)は映画好きで、この店には、同部屋の真理(吉川愛)など女優を目指しながら働く女給たちがたくさんいた。そんな時、千代は真理の紹介で山村千鳥一座という劇団の試験を受け、合格する。ところが、それは役者としてではなく山村千鳥(若村麻由美)の身の回りのお世話役だった。 

出典:NHK『おちょやん』公式
6週あらすじ『楽しい冒険つづけよう!』

女優を目指す千代(杉咲花)は、山村千鳥(若村麻由美)の一座に入ったものの、お客の数は日に日に減っていた。清子(映美くらら)は子どもに人気の芝居をやろうと提案するが猛反対され、千鳥抜きでその芝居を行うことになる。しかし、公演直前に主役の清子が足を負傷。千代が急きょ、代役で出演することになる。千代はせりふを覚えていたものの、発声も芝居も全くだめだった。公演前日、それを見かねた千鳥が千代に演技指導を始める。

出典:NHK『おちょやん』公式
7週あらすじ『好きになれてよかった』

千代は(杉咲花)は鶴亀撮影所で映画女優の卵として再スタートした。撮影所で居場所のない千代を親切に見守ってくれていたのが、助監督の小暮(若葉竜也)だった。その頃、千代は撮影所で高城百合子(井川遥)と再会する。千代は女優としての役作りのため、小暮に仮の恋人役をしてもらえないかと頼む。しかし、なぜかその場に天海一平(成田凌)が現れる。そんなとき、百合子が相手役の俳優と一緒に失踪するという事件が起こる。

出典:NHK『おちょやん』公式
8週あらすじ『あんたにうちの何がわかんねん!』

千代(杉咲花)が撮影所に来て3年。父テルヲ(トータス松本)が突然、訪ねて来る。テルヲは相変わらず調子のいいことを言い、撮影現場にまでやってきた。しかし、結局お金が目当てだということがわかり、千代はすべての持ち金をテルヲに渡し、二度と会いに来るなと言い放つ。落ち込む千代に小暮(若葉竜也)がプロポーズするが、千代は自分の気持ちの整理をつけることができない。そんな千代の前に、天海一平(成田凌)が現れる。

出典:NHK『おちょやん』公式
9週あらすじ『絶対笑かしたる』

昭和3年、千代(杉咲花)は新しい喜劇の一座に参加するため、4年ぶりに道頓堀に戻ってきた。そこには、旧天海一座の面々や歌舞伎、新派、歌劇団などさまざまなジャンルから来た役者が集まっていた。座長に指名されたのは一平(成田凌)だった。しかし、一番の実力者である、千之助(星田英利)が参加しないことがわかると、不安を覚えた役者たちが次々と辞めると言い出す。千代は千之助を訪ね、一座に参加してくれるように頼む。

出典:NHK『おちょやん』公式
10週あらすじ『役者辞めたらあかん!』

千代(杉咲花)と一平(成田凌)が参加する、鶴亀家庭劇が船出をした。しかし、それは喜劇、新派、歌舞伎、歌劇団など役者の寄せ集めだったため、それぞれの思いがバラバラのまま、初日を迎える。喜劇の経験のない役者たちで演じる芝居では、なかなか笑いがとれない。それを見ていた千之助(星田英利)は、突然段取りのないアドリブを連発し始める。そのことに、強く反発したのが、新派出身のルリ子(明日海りお)だった。

出典:NHK『おちょやん』公式
11週あらすじ『親は子の幸せを願うもんやろ?』

鶴亀家庭劇の初興行は大盛況のうちに幕を閉じ、次の公演はひと月後と決まった。その頃、シズ(篠原涼子)のひとり娘、みつえ(東野絢香)に縁談話が持ち上がる。千代(杉咲花)は、みつえはきっと一平(成田凌)のことを好きに違いないと思い込んでいたが、意外なことに、みつえが好きなのは福助(井上拓哉)だった。しかし、二人の母親であるシズと菊(いしのようこ)の仲の悪さは、先代からの因縁もあり、非常に根の深いものだった。

出典:NHK『おちょやん』公式
12週あらすじ『たった一人の弟なんや』

一平(成田凌)は自分の力試しに、前座で千代(杉咲花)と舞台に立つことにする。台本は新作の「若旦那のハイキング」。商売敵の親同士のせいで結婚を反対された恋人たちの物語だった。それは、みつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)の結婚を参考に一平が書き上げたものだった。だがこの頃、警察の検閲が厳しくなり、男女の恋愛場面が書き直されてしまう。また一か月前にえびす座でボヤ騒ぎがあり、気がかりなことが続いていた…

出典:NHK『おちょやん』公式
13週あらすじ『一人やあれへん』

一平(成田凌)が突然、一人で暮らし始めた。そんなとき、社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)がやって来て、父の名前を継ぎ、二代目天海を襲名するように伝える。一平はそれを断るが、これは社命だと言う。一平が襲名をしたくない理由には、父親への恨みがあった。千代(杉咲花)は、一平の母、夕に会い、襲名を説得してもらおうと、千之助(星田英利)から居場所を聞き出す。そして、一平を連れ出し、京都に向かう。

出典:NHK『おちょやん』公式
14週あらすじ『兄弟喧嘩

昭和7年、千代(杉咲花)と一平(成田凌)が夫婦となってから、3年の月日が流れた。そんなとき、世界の喜劇王チャップリンが来日することがわかる。大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、鶴亀家庭劇と須賀廼家万太郎(板尾創路)率いる万太郎一座を競わせ、勝った方の芝居をチャップリンに見に来てもらうと宣言する。家庭劇の面々は打倒万太郎一座に向けて盛り上がったが、ひとり千之助(星田英利)の様子だけがいつもと違っていた。

出典:NHK『おちょやん』公式
15週あらすじ『うちは幸せになんで

千代(杉咲花)の父、テルヲ(トータス松本)がボロボロの姿で芝居茶屋「岡安」に現れる。テルヲは千代にこれまでのことを謝りたいと言うが、千代はそれを冷たく拒絶する。それでも、テルヲは千代と一平(成田凌)の家に押しかける。そんな時、テルヲは急な腹痛に苦しむ宗助(名倉潤)を助け、病院に運び込む。シズ(篠原涼子)は、テルヲに道頓堀から出て行ってほしいと頼むが、テルヲが病で命がもう長くはないことを知ってしまう。

出典:NHK『おちょやん』公式
16週あらすじ『お母ちゃんて呼んでみ

昭和12年の夏に始まった日中戦争で日本軍は勝ち続け、日本中が沸いていた。鶴亀家庭劇でも戦争を題材とした愛国ものの芝居が人気となっていた。そんなとき、千代(杉咲花)と一平(成田凌)は新派出身の子役、松島寬治をしばらく預かることになる。寬治に母はおらず、父を亡くしたばかりだった。そんなとき、突然、高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)が訪ねてくる。驚くことに、二人は結婚しているという。

出典:NHK『おちょやん』公式
17週あらすじ『うちの守りたかった家庭劇

昭和19年1月、鶴亀家庭劇は相変わらず愛国ものの芝居を続けていたが、客の不入りが続いていた。そんなとき、千代(杉咲花)と一平(成田凌)の家に幼なじみの福助(井上拓哉)がやってくる。福助に赤紙が来て、召集されることになったのだ。福助は、千代と一平に、みつえ(東野絢香)と息子の一福のことを頼むと頭を下げる。千代は、出征する前に、福助に思う存分好きなジャズの曲を演奏させてあげたいと考える。

出典:NHK『おちょやん』公式
18週あらすじ『うちの原点だす

昭和20年3月13日深夜、大阪の街が大空襲に見舞われた。公演のため京都に来ていた千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、そのことを聞き、急ぎ道頓堀に戻ってくる。そこで、福富の菊(いしのようこ)と夫の福松(岡嶋秀昭)が亡くなったことがわかる。千代と一平たちは、みつえ(東野絢香)たちと一緒に暮らすことにする。そんなとき、寛治(前田旺志郎)が突然、家庭劇を辞めて満州への慰問団に志願したいと言い出す。

出典:NHK『おちょやん』公式
19週あらすじ『その名も、鶴亀新喜劇や

終戦から3年、千代(杉咲花)たちは、地方で公演を続けていた。そんなとき、鶴亀の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)から、道頓堀に戻ってこい、という連絡がくる。一平(成田凌)は、鶴蔵がどうして、万太郎一座ではなく、自分たちに声をかけたのか不信に思う。実は、須賀廼家万太郎(板尾創路)は、病で声を失っていた。そのことを知った、須賀廼家千之助(星田英利)は、万太郎最後の公演に助っ人として参加することにする。

出典:NHK『おちょやん』公式
20週あらすじ『何でうちやあれへんの?

千代(杉咲花)と一平(成田凌)が中心となった鶴亀新喜劇が道頓堀で旗揚げし、大成功してから1年が経った。昭和25年、鶴亀新喜劇の劇団員たちは1周年の記念興行を行うことになった。しかし、歌劇団出身の灯子(小西はる)が突然、劇団を辞めたいと言い出す。千代は灯子に辞めないように説得するが、灯子は聞く耳を持たない。灯子が辞めようとしていた理由は、実は一平と何かがあり、劇団に居づらくなったからだった。

出典:NHK『おちょやん』公式
21週あらすじ『竹井千代と申します

千代(杉咲花)が道頓堀からいなくなってから、1年が過ぎた。その頃、NHK大阪では、「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画会議が開かれていた。脚本家の長澤(生瀬勝久)は、お母さん役に全国的に有名な女優にやってもらいたいと考えていた。しかし、お父さん役の花車当郎(塚地武雅)が、竹井千代に自分の相手役をやってほしいと強く主張していた。そのため、NHK大阪のスタッフは千代を捜索することにする。

出典:NHK『おちょやん』公式

おちょやん(朝ドラ)のネタバレ・感想・考察

11月30日~12月4日(第1週)感想・ネタバレを見る ➡


初めて観る千代ちゃんの元気さと迫力に圧倒されました。いつも気を張って精一杯生きてきたということがとてもわかります。朝ドラは幼少期が辛いことが多くてとても悲しいです。

母を亡くした千代は弟のよしおと家を守ることを日々考えて生活してきました。トータス松本さんが演じるお父さんが本当にダメ人間で腹立たしいです。憎たらしいダメ人間ぶりをとても上手に演じていてトータスさん自身がそのような感じに見えてきます。

このような状態でも千代は自分のことを可哀想だと思われたくなくようで本当に意地らしいです。新しい母、くりこを弟のよしおは何もしなくてもお母さんとしてすんなり受け入れました。千代は受け入れられず奉公に出されることになったのです。

よしおだけはこの家に置いて欲しいと頭を床に擦りつけてお願いする姿がとても健気でした。隣の家に挨拶に行き帰りがけにおばあさんが千代の手をギュッと握りました。全て知った上で頑張って生きていきなさいという励ましだったのだと思います。

奉公に出る当日、父親が追いかけてきたので引き止められると期待した顔がとても愛らしかったです。しかし実母の写真を渡されただけでした。父も引き止めることもできず悔しいと思いますが千代はもっと辛かったのです。親に捨てられたのではなく自分が捨てたのだと捨て台詞を言って別れました。奉公先でも色々あると思いますが千代なら辛抱して頑張ってくれると思います。


大阪の田舎に生まれた千代は、幼い頃に母を亡くし父親と弟と暮らしています。
小さな養鶏を営んでいますが、父親はぐうたらで飲んだくれのダメ親父。

まだ子どもの千代が弟の面倒も鶏の世話も家のことも全部しています。
そのために小学校にも通うことができない千代は、近所の子どもからバカにされてしまいます。
そんなある日、父親が鶏を売りに出かけてしばらく帰ってこない時がありました。
隣の家に卵を持って行き、食料と交換してもらう千代は、隣の家の子どもから悪口を言われて心を痛めます。

すると父親が帰ってきました。
父親は新しい母親を連れて帰ってきたと言い、それを知った千代は大喜びします。
新しい母親が来たことで小学校に通えるとはしゃぐ千代ですが、新しい母親・栗子は何もせずずっと寝てばかりいます。
そのため再び学校へは通えなくなる千代。

千代は栗子が疎ましく思え、家から追い出そうとします。
すると怒った栗子が家を出て行きました。
千代の父親・テルヲは栗子を呼び戻すために大事にしていた鶏を売ることにして、大金を得ることになりました。
そして千代と共に意気揚々と帰ってきたのですが、家には弟・ヨシヲの姿がなく、翌日村人総出で探すことになりました。

ヨシヲは何とか無事でしたが、千代は栗子が許せず以前にもまして栗子を家から追い出そうと必死です。
しかしヨシヲは栗子のことを慕っており、居場所がないと感じた千代は奉公に出ることにするのでした。


コロナの影響で放送が遅れて、11月の30日から始まりましたが、 主役の女優さんは杉咲花さんで、前の朝ドラの「とと姉ちゃん」の時に一番下の妹役を演じていた方です。

物語は、昭和のお母さん役で有名な女優さん、浪花千栄子さんのお話です。
私はギリギリ、浪花千栄子さんを知っている世代で、大阪のお母さんの役をたくさん演じておられましたから、テレビなどでよく拝見していました。

主人公は実母を亡くし、継母が来て小学校に行くことができるのかと思って喜んでいたところ、寝てばかりで家事をまともにすることができない人だったので、学校に行けませんでした。

父親も、お酒ばかり飲んであまり仕事もしないとんでもない人なので、その母の言いなりになって幼い子供を奉公に出すというのは、当時の家庭ではよくある話なのかもしれませんが、今ならとても考えられません。

まだ始まって一週間なので、奉公に出されてから、才能が発揮され女優さんになれるのだと思いますが、どんな人と出会って、恋をしたり、助けられたりしながら大女優になられるんでしょう。
特に、子役の方がとてもかわいくて、しっかりしてるので、将来やっぱり名女優さんになられるのかもしれません。
朝ドラは、昔の有名な主に女性の一生が描かれるので、毎回とても楽しみです。

12月7日〜12月11日(第2週)感想・ネタバレを見る ➡


奉公に出された千代は、大阪・道頓堀へとやってきます。
彼女が住み込みで働くのは、岡安というお茶子がたくさんいるところです。

そこの女将・シズに千代は帰るよう言われます。
しかし帰る家はないと話す千代に、シズは一か月だけ様子を見ることにしました。

その日からお使いに掃除、料理の手伝いなど忙しくする千代。
シズの娘が通う学校に弁当を運び、そのあとにお使いへ出かけてあっという間に一日が過ぎてしまいます。
その日の夜、お茶子の先輩から面倒な用事を言いつけられた千代は風呂に入る時間もありませんでした。

翌日からも千代はお茶子としての仕事に追われます。
そんな時、芝居小屋にお使いを頼まれた千代は初めて芝居を目にして驚きます。
そこで初めて見た女優に心を奪われる千代。
芝居小屋の支配人から台本をもらった千代は、道頓堀に巡業に来ていた同い年の天海一平から字を教わることにします。

そんなある日、一平の父・天海がかえらぬ人となってしまいました。
葬式が劇場で行われている時に、千代はテルヲたちが夜逃げしたことを偶然知ります。
あまりにもショックで言いつけを守れなかった千代は、シズから出て行くよう言われました。

千代には帰る家はなく困っていると、シズの母親が迎えに来てくれます。
千代はシズに一生懸命に働くので岡安においてほしいと頼みこみ、何とか千代はお茶子として岡安に置いてもらえることになるのでした。
そして8年後、すっかり大人になった千代の姿がありました。


千代は自分で決意して奉公に出て道頓堀にやってきました。道頓堀の華やかさとは反対に奉公先の岡安は迫力ある面々が揃っていました。

女将を演じる篠原涼子さんは店を取り仕切る女将らしくとても心が強そうです。千代は朝ドラあるあるの修行を重ねていきます。観ていてとても辛い時期ですが千代を演じている毎田暖乃さんが、はつらつとしていてめげることなく頑張る姿に元気をもらいました。

千代はお嬢様や天海一座の一平にも躊躇なく話かけとても子供らしいところも持ち合わせています。実家の家族が夜逃げをしたと聞き千代は可愛い弟が心配でならないと思います。

千代が父を亡くした一平に寄り添うシーンは子役二人だけので芝居でしたが二人の心情が現れていてとても良かったです。女将から頼まれたおつかいの時間が遅れて用を果たせませんでした。

それにより千代は店を追い出される始末となってしまったのです。帰るところもないけれど言い訳も出来ずに店を後にします。行くところもなくとても辛かったと思います。

女将の母が千代を見つけてくれました。とても優しい眼差しで安心しました。店に戻り今までの自分が生きて来た経緯と辛さを語ったシーンはとても真に迫っていて感動しました。毎田さんの力強さが杉咲花さんに上手くバトンタッチされたら良いと思います。


父と別れた千代がやってきた奉公先は、大阪は道頓堀の芝居茶屋、岡安。道頓堀の賑やかさに目を奪われ、希望で胸をふくらませた千代に岡安の女将シズは厳しい条件をつきつけます。それはたったひと月で全ての仕事を覚えるというものでした。

千夜は精一杯働きますが、慣れない仕事ゆえ、そううまくはいきません。お弁当を届けた小学校では岡安の娘、みつよに「みつよちゃん」と呼びかけて「あんたと私はちがう)と言われてしまいます。その上お風呂に長いこと入っていない体を「クサイ」と言われたり、先輩女中にはお使いの詳細を教えてもらえずに失敗したり、散々な日々です。

そんな中、千代にも仲間になれそうな存在が現れます。岡安で芝居を打つ天海天海一座の少年、一平です。同じ歳で、学校にも行っていない共通点がある2人。一平の仮病をばらさない代わりに、一平から文字を教えてもらう約束を取り付けて、千代は字の練習も始めます。

千代がどうしても読みたかったのは、仕事の合間に見たお芝居の台本。なかなか帰ろうとしない千代を見かねた関係者が台本を一部わけてくれたのです。千代は自分でも気付かぬうちに芝居に魅了されつつありました。千代は立派に仕事を一通り覚え充実した毎日の中、一平の父が突然亡くなります。

芝居に対しては全く熱意のなかった一平は父の死をきっかけに本気で芝居に取り組むようになりました。一方、千代は、大事な届け物を間に合わせることができないという失態を犯し、シズの逆鱗に触れてしまうのでした。尋ねてきてくれた隣の家のおじさんから知らされて、千代は父が夜逃げをしてもう自分の実家がないことがわかっていました。

帰るあてのなもなく雨の中を佇んでいた千代を探し当ててくれたのは、岡安の優しい大女将です。皆が心配する中、戻ってきた千代は事情を知ったシズに許され、晴れて正式に岡安の「おちょやん」となりました。

12月14日〜12月18日(第3週)感想・ネタバレを見る ➡


千代が子役の毎田暖乃さんから杉咲花さんになりました。どのように引き継がれるのか期待していました。元気はそのままで8年間岡安で大切にされたことが想像できるくらい穏やかになっていて安心しました。

自分より小さいおちょやんも出来て貫禄もついていました。18歳になると年期明けとなり千代は自分の道を歩めるようになるようです。岡安で一生懸命生きるために奉公してきましたが急にそのような状況になって戸惑っている感じがよくわかります。

ある日憧れている高城に出会いました。こじきと一緒にいる高城を見て大変驚き岡安に連れて行くのです。高城は舞台から活動写真に転身する話に戸惑っているようでした。千代は高城の素晴らしさを本人の前で熱弁して以前観た舞台の台本片手に演じて見せました。

千代は高城に役者として前に進んで欲しかったのだと思います。高城からは千代自身が演技者になったら良いと言われました。これがきっかけで千代は女優の道に進むことになるのだと感じました。シズが昔、恋仲だった早川延四郎の引退公演が行われていました。

千代は自分を救ってくれたシズに恩返しをしたいと思って生活していたからシズにも自分の苦しい時を救ってくれた延四郎に感謝と別れを告げて気持ちの区切りをつけて欲しいと堂々と言いました。凄い成長に驚きです。最後に父親のテルヲが訪ねてきたのが不気味でなりません。


18歳になった千代は、岡安の女将・シズからこの先の人生を決めるように言われます。
奉公期間が終わりに近づく千代は、これまで考えたこともなかった自分の夢を探すこととなります。

そんな時に憧れの女優・高城百合子と偶然出くわす千代。
彼女は舞台から映画の世界に映るよう会社から命じられ、逃げ回っていました。
千代は岡安で彼女をかくまうことにします。
その時に、千代は百合子が演じていた台本を持ってきて見せることにしました。

百合子は自分がかつて演じた舞台を思い出し、演じる楽しさを思い出します。
このことで彼女は舞台から映画の世界にうつる決心をして、岡安を出て行くのでした。
一方シズは、かつて恋仲にあった延四郎と再会を果たしていました。
彼はシズに話したいことがあると言いますが、シズは延四郎とは金輪際会わないつもりでいます。

しかし千代はシズが延四郎のことを心の底から慕っていることを知っていたために、会いに行くように説得し、シズも彼に会いに行くことにしました。
心残りなくシズは別れを告げることができたのですが、その一か月後に延四郎は亡くなってしまいます。

それから一年が過ぎ、千代は奉公期間を終えようとしていました。
この先も岡安で働き続ける決心をした千代ですが、そこへ父親・テルヲが顔を出すのでした。


千代が岡安に奉公に来てからあっという間に12年が経ちました。一時は岡安においてもらえるのかどうか心配な時もありましたが、今では立派にお茶子として生き生きと楽しそうに仕事をしている姿が見ていて気持ちがいいです。

あれだけ小言を言っていたかめも今では千代の仕事ぶりを温かく見守っています。岡安のみんなが今では千代の家族だし、帰る場所ですね。みつえも福富の福助もすっかり大きくなりましたね。みつえは芝居茶屋の後を継ぐ気満々ですが、福助は芝居茶屋がこれからは先細って行くとみつえに言って怒らせてしまいました。

しかし、みつえは甘やかされてわがままなので跡を継ぐことが出来るのか心配になってしまいます。そんな中、昔シズが駆け落ちしようとしていた延四郎がシズの前に姿を現します。道頓堀ではすごい噂になってしまいましたね。宗助もみつえもいるのにもしかして浮気か?と周囲は勘ぐってしまいますよね。

しかし、宗助は問い詰めたりせずに普段と同じように接してくれて本当に優しい旦那様だと思いました。昔、行くことの出来なかった神社で待ち合わせをして20年来のわだかまりが解けて二人の嬉しそうな顔が印象的でした。しかし、延四郎は間もなく病気でなくなってしまいました。死ぬ前にもう一度シズと話がしたかったのですね。本当に切なかったです。延四郎の元気そうな芝居に騙されたと呟いていたシズの表情を見て泣けてきました。まだまだこれからだったのに残念です。

12月21日〜12月25日(第4週)感想・ネタバレを見る ➡


千代が18歳となり年期明けを迎えました。やっと奉公から解放され自分の思ったように生きることが選択できるのです。しかし岡安は千代にとってとても居心地の良い場所でした。

皆から優しくされ女将のシズからも頼りにされているのが良く表されていて生き生きしている姿に安心しました。しかしそれが一変したのは父親のテルヲの存在です。千代に会いに来て一緒に暮らそうと誘ったのです。その言い方にとても不安を抱きました。

案の定、自分の借金を精算しようと再び千代を奉公に出そうとしていたのです。代々の朝ドラにもダメな父親がたくさん描かれていましたが今回は特別悪いです。

娘をお金のなる木とでも思っているかのような扱いです。躊躇している千代にヨシヲの体の具合が悪いと嘘をつき決定させました。テルヲを演じているトータス松本さんが憎くなるくらい嫌な父親で腹が立ちました。

それを皆はなす術もなく見守るしか無かったのです。何もしてあげられないのは本当に辛いことです。しかしシズが立ち上がりました。千代が今後自由に自分のために生きられるように逃したのです。仲の良くない福富の女将にまで頭を下げた行いに千代の本当の母親のような強さを感じました。千代が船で逃げるところをそっと見守るヨシヲの姿にちょっとだけホッとしました。


数年ぶりに父親のテルヲと再会を果たした千代。
奉公を終えても岡安で働くつもりでいた千代でしたが、テルヲから一緒に暮らそうと言われて悩みます。
そんな時に借金取りが現れます。

実はテルヲは多額の借金をしており、千代をお金で売り飛ばす計画を立てていました。
それを知った千代は抵抗しますが、岡安への嫌がらせが始まってしまい、千代は仕方なく岡安を去ることを決めます。
一方その頃、天海一座が道頓堀へと帰ってきました。

天海一座の一平は、毎晩芸子遊びに明け暮れて本気で芝居をしていません。
そんな一平に喝を入れる千之助。
千代は天海一座の千秋楽まで岡安で働く約束をします。
あと7日間千秋楽まであったのですが、中日で打ち切りとなってしまいました。

その千秋楽の日、千之助が姿を消して、その上一座の一人が腰を痛めて舞台に立てなくなってしまいます。
困った一平は近くにいた千代に舞台に上がるよう頼みこみ、千代は初舞台を踏みました。

緊張しながらも何とか舞台を終えた千代を借金取りが迎えに来ます。
千代は意を決して借金取りの元に向かおうとするのですが、シズの計らいで千代を逃がす計画がすすめられており、シズは借金取りから逃げることに成功します。

シズは借金取りにお金を渡し、二度と岡安に現れないようくぎを刺しました。
千代は船で道頓堀を離れるのでした。


大阪道頓堀の芝居茶屋、岡安のでお茶子として働く千代。数えで18となり、正式に奉公の年季が明ける年となりました。8歳の頃、家の借金のために奉公に出された千代ですが、年季が明ければ、岡安を出て自由の身になることができるのです。

しかし、千代は岡安でこのまま働き続けることを選択します。子どもの頃は千代に意地悪をしていたおかめさんとも他とお茶子たちとも仲良く忙しく仕事をしていた千代にとって、岡安はかけがえのない場所になっていました。そんな折に一度も千代の元を訪れたことのない父のテルヲが岡安にやってきます。

父親のことなど歯牙にもかけない素振りの千代でしたが、内心では「帰るところができた」と喜んでもいました。しかし、テルヲはまたしても借金の方に千代を怪しげな料理屋に出そうとしていたのです。テルヲの企みは、偶然酒場で隣の席に居合わせた一平の知るところとなります。

一平の属する一座は、ライバルに人気を持って行かれて客入りが悪くて、中日で打ち切りになることが決まっていました。そんな中、テルヲが借りた金の借金とりたちは毎日岡安に嫌がらせをします。いらない弁当を仕出し屋に注文したり座布団を切りつけたり。自分のせいで岡安が大変なことになっているのに耐えられなくなった千代は、父の言う通りに料理屋に行くことを決断します。

千夜の決断を受け入れる岡安の女将シズですが、千代を助ける手はずを着々と考えているようでもあります。それを知らない千代は、岡安にいたい気持ちを募らせながら日々の仕事をこなします。そして迎えた中日。一平の一座の芝居が打ち切られる当日になって、ベテラン役者の千之助が姿を消し、主要な役者も腰をいためるというとんでもない状況。苦肉の策で千代は女中の役で舞台に立つことになります。台詞は2つだけだったのですが、それがでてこない、手は震える。

散々ななか、千代の本音が飛び出します。芝居の中で出ていくように言われると千夜は「どこにも行きとうない!!」と叫ぶのです。その言葉が迫真に迫っていて、見ている方も泣いてしまいました。それでも千代は出ていくつもりでいたのですが、出ていく当日、シズの粋な計らいで、岡安のみんなの協力のもと、逃げ出すことができたのです!! 

相手がチンピラとはいえ、ドキドキしました。また、シズはその後に妥当な額の手切金を渡すのですが、後から出したのは、千代が申し訳なく思って岡安を出られなくなることを気遣ってのことでした。その配慮も素晴らしいと思いました。小舟に乗り、川を下っていく千代ちゃんの顔は、期待と不安に彩られて美しかったです。それを橋の上から見ていた一平との今後や、木の影から見ていたテルヲのその後も気になります。

1月4日〜1月8日(第5週)感想・ネタバレを見る ➡


道頓堀から京都へやって来た千代は、生きていくために仕事をすぐに探し始めます。カフェー・キネマの面接を受けた千代は、ここに住み込みで働くことになりました。カフェー・キネマの店主は、映画好きの男性で、少し変わっています。

この店には女優志望の女の子がたくさん働いており、千代と一緒の部屋に住み込みで働いている真理もまた、女優を目指す女の子でした。初めて店で働いた夜、千代は黒木という男性から活動写真に出ないかと声を掛けられます。

迷っていた千代ですが、弟・ヨシヲと再会できるかもしれないと望みをかけて、活動写真に出ることにしました。しかしすぐに黒木が詐欺師だと判明します。黒木が逮捕され、千代に被害はありませんでしたが、このことで千代は自分が女優になりたいという気持ちに気がつくことになりました。

同じ店で働く女の子が活動写真に出ることが決まりますが、心から祝福できない千代。千代は自分も女優を目指すために、鶴亀撮影所へ出向き直談判しようとします。しかし門前払いをくらってしまい、女優になる道を模索する千代に、真理が一枚のチラシを持ってきてくれました。

そこには山村一座の座員を募集していると書かれており、千代はすぐに採用試験を受けることにします。採用試験を受けた千代は合格し、その後は山村千鳥の身辺の世話係をすることになります。そんな時、山村一座が危機にあることを知った千代。

千代は千鳥に周りの意見を聞くべきだと提案しますが、千鳥と喧嘩になってしまい千代はそのまま一座をやめてしまいます。そんな千代の元に一座の一人・清子がやってきて、もう一度山村一座に戻るよう頼みました。翌日千代は千鳥の家に行き、もう一度一座の入れてほしいと頼みこみ、これまで通り千鳥の世話係として始める千代でした。


千代は岡安の女将さんから逃してもらい電車に乗り換えて京都までやって来ました。何で京都だったのかと疑問に思っていたら子供の頃の思い出の竹林が見えたからだと言っていました。子供の頃あんなに辛かった思い出しかないのに心の中はそれを求めていたなんて悲しい気がします。

しかし千代はとても強く成長していました。住み込みでのカフェでの仕事を見つけました。酒飲み相手の仕事はとても大変だと思いますが岡安で培った対処方で上手に相手をしていました。さすが千代ちゃんだと思います。詐欺のお客に騙されて女優になる夢を持ちました。昔、高城に憧れていたことはありましたがこのようなことがきっかけで本格的に女優になろうと思ったのはとても驚きです。

しかし女優になるための道は過酷です。やっとの思いで試験を受けた劇団、山村千鳥一座は雑用係としての採用でした。山村千鳥は口が悪く劇団員にも辛く当たっていました。しかしきよこから山村千鳥の半生を聞き千代は再びこの人についていこうと決めたのです。

しかしまだまだ女優の道のりは長そうです。千代の力強い生き方ならばどんな困難にも立ち向かっていきそうでこちらも元気が出ます。岡安の面々が懐かしいと思いならが京都編を見始めましたがカフェの仲間も個性的な楽しいメンバーで山村千鳥一座での働きがどのように発展していくのかとても期待しています。


千代はシズの助けを借りて道頓堀を出て汽車で京都に降り立ちました。そしていよいよ住み込みで「カフェー キネマ」という女優を目指している女の子がたくさんいるカフェで働くことになりました。

とりあえずは住むところが見つかって良かったですね。そこには気のいい店主の宮元、おっとりとした富山出身の真理、一番人気で気の強い洋子など面白い登場人物がたくさんいます。中でも同室の真理はほんわかとして富山弁の訛りが強くてとてもかわいいです。お互いにお客からのチップを取り合うライバルでもありますが、お人好しのせいなのか、千代にいろいろと女優の仕事やオーディションの話をしてくれます。

一度は詐欺に遭い、世間の厳しさに打ちひしがれる千代ですがそれだけではへこたれないのが千代のいいところでもあります。今度は山村千鳥一座のオーディションを受け、あまりにもヘタ過ぎるという酷評を受けたにも関わらず、雑用ができそうだという点だけで合格しました。「そんなのでいいのか?」と思いましたがチャンスをなんとかたぐり寄せることが出来てラッキーでしたね。

しかし、山村千鳥の怖いことといったら、半端ないです。罵声は浴びせるは、手あたり次第物は投げつけるはでもう大変な人です。私だったら絶対に身の回りの世話なんか無理です。しかし、千代は世話だけでは終わらないと千鳥に宣言しましたね。ますます頑張る千代を応援したくなりました。次回が楽しみです。

1月11日〜1月15日(第6週)感想・ネタバレを見る ➡


山村一座が危機にあり、客寄せのために子供向けの劇をすることになります。千代も小さな役ですがもらえることになりました。

しかし開演前日になり、主役を演じる清子が足を怪我してしまいます。清子はすべてのセリフを覚えている千代に代役を頼むことにしました。千代は翌日の公演に向けて特訓を始めますが、声が小さくて客席に届きません。

寝る間も惜しんで練習する千代の元に千鳥がやってきました。彼女は明け方まで一緒に発生練習からセリフの練習まで付き合ってくれます。幕が開き、千代たちは無事に劇を終えることができました。しかしこのことで千鳥が一座を解散させることに決めます。

もう一度演じることについて考え直すことにした千鳥。千代には鶴亀撮影所を紹介し、千代は念願の鶴亀撮影所を訪れるのでした。面接に合格した千代ですが、大部屋の先輩女優からさっそく嫌がらせを受けてしまいます。千代がこれから女優として一人前になることはできるのか、これからも千代から目が離せません。


千代は千鳥の一座で千鳥の身の回りの雑用をしながら女優としてデビューする機会を得ました。憧れはずっと持っていましたが基本ができていない千代が稽古する姿はとても真に迫っていました。

ましてや怪我をした清子の代わりに主役を演じることになるとは驚きでした。小道具を忘れアドリブで締めたのはさすがです。舞台成功の後、初めて岡安に連絡を入れました。

皆は行方知れずの千代を心配していました。懐かしい面々が見られてとても嬉しかったです。千代の姿を見た千鳥がもう一度芝居と向き合い直す選択をし一座を解散しました。千代の影響力が凄いとつくづく感じました。


今週の『おちょやん』の見どころは、千代が山村千鳥一座で初舞台に出ることとなり、さらに主役を演じることになることです。
口が達者な千代ですが、演技になるとボロボロで棒読み状態だったので、ネズミ3の一言言うだけでも一苦労していますが、主役の清子が足をくじいてしまったため、セリフをすべて覚えている千代が急遽主役になります。

千代の芝居が下手すぎて、とうとう千鳥が千代に演技指導をし始めるシーンは観ていてとても面白かったです。
また、千鳥の境遇からかつての自分を思い出す千代のシーンは心を打たれました。

最終的に、千鳥の紹介で鶴亀撮影所に入った千代ですが、大部屋女優にはいけずをされますし、千代自身も活動写真や女優業のことをいまいちわかっていないまま来週へ続きます。
この先もとても楽しみになる展開です。


千代は清子の代役で舞台で主役を務めることになりました。千鳥は「あなたの困った顔が見たい」と言いつつ、千代に稽古をつけてくれました。

本当は面倒見が良くて優しい人なんですよね。素直じゃないですけど。一座を解散する時もみんなの行き先を斡旋してくれましたし、千代は良い師匠と仲間に恵まれましたね。

そして、女優として第一歩を踏み出すために鶴亀撮影所の女優になりました。撮影所の守衛さんが優しそうで大好きです。千代を温かく見守ってくれています。大部屋の女優さん達からの厳しい洗礼がありましたが持ち前の根性で頑張って欲しいです。


山村千鳥に出会ったことで、鶴亀撮影所の中に入ることができ、女優への扉を一歩踏み出した千代。

でも山村千鳥もまた、千代に出会ったことで変われたんですよね。閑古鳥が鳴くようになった劇団を見て見ぬふりして、ただ稽古に励むことで何とかしようとしていたけど、お芝居が下手でもお客さんの心に寄り添った千代の姿を見て、自分自身の芝居と向き合うことを決心できたのではないでしょうか。

一人前の女優となった千代と、磨きがかかった山村千鳥の再会、将来あるかもしれませんね。

1月18日〜1月22日(第7週)感想・ネタバレを見る ➡


大部屋の先輩達にいびられながらも毎日をたくましく過ごしている千代、すごい根性です。私だったらもう逃げ出したいです。

髪結の手伝いもしていて、遅れてやってきた先輩の髪を急いで結って助けたことから思いがけず役をもらえました。そして、百合子も千代のことを思い出してくれて、話しをすることができました。そこで女優としての心構えを聞きましたね。

どんなチャンスも逃してはいけないし、使えるものは使えと言われました。さすが大女優です。こんなふうにのし上がって来たのですね。千代に足りないところを百合子が補ってくれました。そして監督に言って役をくれました。なんとかジョージからOKがでました。

ジョージは褒め方が上手でしたね。怒ってばかりではないのですね。千代が笑顔になってよかったです。しかし、名前が出るようになって父親がまた千代の居場所を突き止めてしまいました。次回が気になります。


大部屋の女優として何とか一歩を踏み出した千代ですが、すぐに先輩女優からイジメにあってしまい映画の撮影に出ることもできなくなります。そんな時に千代を励ましたくれたのが小暮でした。

彼と一緒に食事に行ったり映画を見たりすることで、彼のことを好きになった千代。初めて人を好きになった千代は恋を知りますが、小暮は大女優の高城百合子を思っており、千代の恋はあっけなく終わってしまいます。

それでも彼を好きになれたことを後悔しない千代は、それから撮影所で3年を過ごし、何とか名前をのせてもらえる中堅どころの女優となっていました。撮影所で見かけた一平はいつの間にか姿を消しており、一座を解散させた彼が今どこにいるのかもわかりません。

一方千代の父親がまたしても千代の居場所を突き止め、彼女に近づこうとしているのでした。あのくそ親父がまたも現れ、これからどうなるのか不穏な空気しか漂っていません。いい加減目を覚ましてほしいものですが、父親のせいで女優業まで追われることになれば、今度こそあのバカ父親を永久追放してほしいです。


鶴亀撮影所に女優として通い始め先輩からいじめられても上手く対応できるようになり懐かしい面々に再び出会うことになりました。

岡安で度々会っていた一平が撮影所にいたのです。ここで出会うとは思っていなくてとても驚きました。千之助が一座を辞めてからだんだん座員が減り解散して演者ではなくシナリオを書く勉強をしていました。やる気のなさがずっと続いていたように思います。

千代とのからかい合いは健在で安心しました。早く這い上がって欲しいです。千代は役者を目指すきっかけだった高城ゆりこにも出会いとても喜んでいました。

人脈は大切だと言い残し去っていきました。千代は高城のお陰で名前のある役をもらうことができやっと演技も上達してきました。千代の人柄が人を引き寄せるのだと思います。再び現れたテルヲの存在がまた嫌な予感がします。いい加減、娘の邪魔だけはして欲しくありません。

1月25日〜1月29日(第8週)感想・ネタバレを見る ➡


再び千代の前にテルヲが現れました。またお金を無心するかと思いきや、まるで心を入れ替えたかのように父親らしいことをいうようになっていました。これで千代も幸せになれると思いきや、人はなかなか変わることができませんね。

千代や周りを信頼させて千代の部屋からお金を盗みました。これにはショックでした。ここまでクズだったのかと。本当に金の切れ目が縁の切れ目です。千代は有り金を全て渡して二度と現れるなと激怒しました。全く同感です。テルヲがいたら害にしかなりません。

そして、思いがけず小暮からプロポーズをされます。しかし、千代は女優を諦めきれずに断りました。小暮は本当は断られるとわかっていて、千代の力になりたかったのでしょう。誰よりも千代を応援しているのですね。小暮の優しさが身にしみます。そして、喜劇女優として再び、道頓堀に戻ることになりました。キネマのみんなに送られて新しい一歩を踏み出します。千代には頑張ってもらいたいです。プライベートでも幸せになって欲しいですね。


撮影所にいる千代を訪ねてきたテルヲ。借金はもうなく、千代とこれから一緒に暮らしたいと言い出します。千代は仕方なくカフェーの場所を教えることにしました。

その夜、カフェーにやって来たテルヲと過ごす千代。その後、テルヲは千代と共に撮影所に出入りし、所長に千代を主演女優にするよう直談判したりします。千代はそんなテルヲの行動を迷惑に感じながらも、うれしさも感じていました。

そんな時に主演女優のオーデションを受けた千代。結局主演に選ばれたのは別の者で、千代は女優業の難しさを痛感します。しかもテルヲの借金が判明し、すべてにおいてやる気を失う千代に、小暮がプロポーズします。千代はうれしいはずですが、プロポーズの返事をすることができません。

結局千代は小暮と一緒に東京に行くことはなく、女優業を続けることにします。そんな時に鶴亀の社長から映画はなく舞台女優になるよう言われました。京都から道頓堀に戻ることになり、千代はカフェーの仲間たちに見送られ京都を後にするのでした。

道頓堀から京都へきて、そして道頓堀へ戻ることになった千代が、これからどのような女優になるのか気になるところです。道頓堀に戻れば岡安のみんなと再会できます。これからの千代の人生が楽しみです。


千代の前に再び父親のテルヲが現れました。最悪の父親ですが今回はまともな振る舞いをするのかと思って少しは期待していましたが、やはり裏切られました。

以前よりも多額の借金を作り千代の貯金や小銭までも奪っていったのです。何度裏切られても父親だと思い続けた千代がとてもいじらしいです。テルヲを演じているトータス松本さんの演技がとてもリアルでトータスさん自身を憎みたくなります。

朝ドラにこんなに酷い父親はなかったと思います。最終的には少しでも善人になってほしいと願っています。千代が女優を続けるか辞めるかの岐路に立たされました。小暮さんと結婚したら幸せになりそうと思いましたが、千代は女優を続ける決心をしました。カフェを出て道頓堀に帰り舞台女優になります。再び岡安の面々が出演されると思うと楽しみでなりません。

その他ネタバレ・感想・考察
101話感想

千代が一平と別れ劇団からも道頓堀からも居なくなりとても心配して見始めました。

一年が経っても消息は掴めないようでシズを始め千代を家族だと思っている皆は心配で気が気でないと思います。

しかし千代はとても強い人間です。今回のことだけでなく幼少の頃から次から次へと辛いことが山ほどありました。

千代と一緒にラジオ劇をしたいという漫才師の要望で行方を探していますが誰に聞いても千代は強くて死を選ぶような人間ではないと言っていました。

京都にいることが分かりやっぱり予想通りと思いましたが父親のテルヲの妻の栗子と子供と暮らしいる展開にとても驚きました。千代の幼少の頃を演じた子役が千代と暮らしている子供を演じています。

血のつながりを感じます。どのような経緯でこのような暮らしをしているのか気になって仕方ありません。

101話感想

先週はどうしても夫の不倫を許せず、幼馴染とあって昔から支え合っていた記憶が蘇り悲しみが止まらない千代を観るのが辛かったですが、今週は千代が道頓堀を飛び出してからいきなり一年経過している事にびっくりしました。
みんな千代の行方を探している中、ラジオドラマ出演のチャンスが訪れ、戦時中の縁がまさかこんな形で巡ってくるとはとワクワクしました。
居場所も見つかり、千代が生きてくれていたのが嬉しかったですが、まさかの同居人の存在は意外な展開でした。

しかし、千代が子供の時に既に妊娠していたのに子供が幼すぎるのは時系列的におかしいのではないでしょうか。

千代の幼少期を演じた子役の子が演じていたので、紛れもなく実の妹に当たるはずなのです。血縁関係のある家族は千代にはもういないと、すっかり忘れていたので盲点でしたが、温かい家庭に触れて暮らしていたのだといいなと明日からの展開も楽しみです。

101話感想

一平との離縁から1年後、千代がどうしているのかハラハラの101話。

写真だけでやたらと登場する天海佑希(大女優役)がやたらと気になりました(笑)。以前、防空壕のシーンで一度登場したきりだった花車当郎が満を持して再登場、思った以上にキーパーソンのようです。行方不明の千代をめぐって周囲が語る、「そないなことで死んでるんやったら、彼女はもう10回は死んでる」という台詞に思わず頷いてしまいました。

その言葉が、今後の千代の復活劇に繋がっていくのですね。

ラストシーンでは、新たな環境で生活を送る千代の笑顔が見られて一安心しました。一緒にいた女の子との関係はまだ不明ですが、千代の子供時代を演じた毎田暖乃さんなので、栗子さんの(つまりテルヲの)孫娘あたりになるのでしょうか。なにがどうしてそうなったのか、経緯がとても気になるところです。

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おちょやん(朝ドラ)の関連作品

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おちょやん(ドラマ)のキャスト・脚本・監督

おちょやん(ドラマ)に出演されていたキャスト・脚本・監督をご紹介していきます。

キャスト・脚本・監督
  • 杉咲花/竹井千代 役
  • トータス松本/竹井テルヲ 役
  • 宮澤エマ/竹井栗子 役
  • 篠原涼子/岡田シズ 役
  • 名倉潤/岡田宗助 役
  • いしのようこ/富川菊 役
  • 成田凌/天海一平 役
  • 中村鴈治郎/大山鶴蔵 役
  • 井川遥/高城百合子 役
  • 若村麻由美/山村千鳥 役
  • 井上拓哉/富川福助 役
  • 宮田圭子/岡田ハナ 役
  • 板尾創路/須賀廼家万太郎 役
  • 六角精児/片金平八 役
  • 坂口涼太郎/須賀廼家百久利 役
  • 八津弘幸/脚本/

※青色のリンクがある俳優はクリックして関連作品やその他詳細が確認きます。

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おちょやん(ドラマ)の原作ってあるの?

朝ドラ『おちょやん』の原作はなく、八津弘幸さんのオリジナル脚本作品となります。

八津弘幸さんは過去あの大ヒット作である『半沢直樹(2013年)』の脚本をしたことでも話題の方になります。

その後も池井戸潤さん原作の作品である『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』『陸王』などの脚本も担当されており、朝ドラ『おちょやん』ではどんなオリジナル脚本で描かれるのか楽しみで仕方ありませんね。

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八津弘幸さん脚本で映像化されたドラマ・映画の人気作品を厳選! 八津弘幸さんはフジテレビでアシスタントプロデューサーとして働き、その後1999年に脚本家としてデビューしました。 そして池井戸潤さん原作の『半沢直樹(2013年)』の...

おちょやん(ドラマ)の主題歌は秦基博さんで『泣き笑いのエピソード』

おちょやん(ドラマ)の主題歌は秦基博さんで『泣き笑いのエピソード』になります。

朝ドラ『おちょやん』のために書き下ろされた新曲になるようですね。

明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロインの竹井千代が、女優を志し、その華やかな芝居の世界に飛び込んでいくさまを、こちらの楽曲でどう表現されるのか楽しみです。

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おちょやん(ドラマ)見逃し無料動画配信情報とみんなの口コミ・感想まとめ

(出典:NHK『おちょやん』公式)

おちょやん(ドラマ)の1話~最終話の動画はU-NEXTで見逃し配信視聴できます。

女優であった浪花千栄子さんをモデルにした物語ということですが、貧しい家庭で育ち、家事の雑用などする女中として奉公しながらも女優を志すという、当時の明治時代では中々の決断をされた方なのではないでしょうか。

まだ女性の立場もそれほど良かったとは言えないような環境の中、そして戦争の中での主人公の「竹井千代」の生き様に期待しています!

動画配信サービス配信情報月額(税込)・無料期間
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2025年1月ドラマ

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月曜日119エマージェンシーコール
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