オールド・ボーイ（韓国映画）無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

主人公が一人娘に天使のハネのコスプレ衣装を買ってあげるシーンがほのぼのとしててよかったと思ったんだよ。でも、プレゼントするんだったら、買ったらすぐに家に帰ればいいのにって思ったよ。どうして飲んで帰ろうとするんだろうって疑問だったよ。お酒さえ飲まなかったら、いいお父さんなのにって言うパターンだと思ったわ。そうしたら、言わんこっちゃない、主人公は拉致されてしまった。１５年も。真っ直ぐに帰宅してたら良かったのにって、改めて思ったよ。アパートの一室みたいな所で拉致されるって大変だと思ったわ。しかも長い年数だから想像を絶する大変さだわ。まだ、食事が普通に出来たり、テレビを見ていい環境なだけましだけどね。しかし、テレビを見て自分の奥さんが殺されたニュースを知った主人公が、とても可哀想に思ったわ。普通に死別とかでも悲しいのに、殺されて永遠の別れになるなんて、悲しすぎると思ったわ。いったい、なんのために拉致されているのか大変気になったよ。突然、解放されて良かったけど、解放された理由も気になったよ。解放早々、恋愛する流れになる事に、正直びっくりしたよ。そんな気分になるのかなって感じ。終始、興味深い映画だったよ。

軟禁された男というシチュエーションの面白さだけでも一本の映画になるくらいの濃密な描写と演技で、冒頭から度肝を抜かれる。「いやいやこんなんムリだろ狭すぎ、外出れないとかありえない」という観客の心の叫びを無視してチェ・ミンスク演じる主人公オ・デス（この名前のひびきが面白くて良い）はサバイバって行くのだが、その過程の丹念な描写がもうそそられること！。テンポよくムキムキと鍛錬を重ね（あのクソ狭い部屋で！）、頼りないただのオッサンから自信と闘志にみちた男へと変貌して行く頃にはもう、つかみはＯＫ！オ・デスに貴方のハートをガッチリ鷲掴みにされています。その後はめくるめく展開につぐ展開で息つく間もなく衝撃のラストへとなだれ込みます。モラルを全人類に問い掛けてくる非常に重い結末は、生理的嫌悪感を催す向きもおられるかとは思いますが、ある意味非常に感動的と言えるでしょう。ポスタービジュアルから連想される雰囲気とは裏腹にコミカルなシーンがとても多いのも本作の見どころで、タランティーノがパルムドールあげたかった！と悔やむ程。非常に重いテーマを中和させ、面白く鑑賞させる重要な役割を果たしています。描写はちょっとグロめですが、グルメなシーンも要注目です（特に生たこを食べる所！）。

狂気が凄すぎる、の一言です。一度見たら忘れないパッケージも狂気を表現しております。復讐をベースに物語が進んでいくのですが、韓国映画はノワール作品が素晴らしいですね。廊下での格闘シーンが特に印象に残ってます。これまでの映画だと主人公が無敵すぎてあんまりリアリティがなかったのですが、この主人公はとにかく痛いです。敵からの暴力をしっかりと受けながら、満身創痍で敵をなぎ倒していく様はカタルシスを感じます。そちらの方が復讐の執念が伝わってきますので。監督は暴力を伝えたいのではなく、暴力の痛さ、怖さを伝えるが故にあえてこのような痛々しく生々しい演出をしているのだと思います。深作欣二監督が仁義なき戦いで暴力を描くことで暴力を否定したように、ですね。ラストシーンでは雪が積もった描写がされますが、どこか映画ファーゴ的な雰囲気を醸し出しています。そして、これから訪れるであろう春を感じさせる演出となってます。見事。バイオレンスを見せつつ、少しずつ謎が紐解けていくミステリーノワールな脚本が素晴らしく最後まで飽きずに見られる稀有な作品です。見返したいと思うのですが、痛いのが怖くてなかなか見返せません。それくらいの衝撃です。

オ・デスが会社帰りにお酒を飲みすぎて警察のお世話になるのは、迷惑をかけてすいませんと謝罪すれば良いはずが、この後の想像を絶することは全く考えられなかったと思います。電話中に何者かに襲われて、目を覚ますと窓のない部屋にいる。なぜ？自分が夢なのか？現実なのか？誰かに恨まれたのか？そんなことを自問自答していると、小さなドアがひらいて、そこから食事が来た。小さなドアのため相手の様子を見ることができない。じっとしていてもなにも始まらないと思ったデスは、トレーニングを始めた。あっという間に15年経過した日に解放されます。寿司屋で知り合ったミドが好きになって、やがて肉体関係になる。監禁された時の餃子の味を思い出して、中華料理屋を徹底的に回って食べた。デスは毎日食べた餃子から監禁部屋を突き止めた。そこで、デスを15年の長い期間監禁した首謀者が出てきました。首謀者は怒り狂うデスを前にしても、冷静にゲームをしようと提案する。徹底的に調べた結果首謀者はデスの同級生のイウジンだった。イウジンは姉との関係をデスに見られてしまい、噂が広まって姉は自殺してしまった。ウジンは、ミドとデスは血の繋がった親子と言った後に、デスは錯乱状態になりました。噂を広めた罰として、デスは自分の舌を切りました。ウジンは拳銃自殺をします。そもそも学校でイウジンが姉と関係を持ったなければこんな残酷な出来事は起こらなかったと思います。