何者(映画)無料フル動画配信情報！自分は「何者」なのか？

元々菅田将暉が好きでその人の出演している作品を探していたところこの作品が見つかったので、見てみました。内容は就活生特有の苦悩と葛藤が見える作品で当時の僕も就活後でしたので、見ていてかなり共感できるところが多くて見入ってしまいました。この作品は本当にリアルで同じ大学に通う仲の良い男女二人組が就活では協力し合いさまざまな所に履歴書を送ったりしていくのですが、主人公の佐藤健は、頭は良いのですがコミュニケーション能力はあまり高くない人で逆に友達の菅田将暉はそこまで頭は良くないのですがコミュニケーション能力は高いという2人でした。その2人が同じ就職先に応募したのですが、その会社は佐藤健を取らず、菅田将暉の方を取ってしまったことによる、嫉妬、焦り、憤慨、様々な感情が渦巻く佐藤健の演技力、そして、演出力の高さを見ることが出来て見ていてとてもワクワクしたのを覚えています。また二階堂ふみも出ていて二階堂ふみと佐藤健が同じ就職先でグループワークをするシーンもあるのですが、そのシーンで二階堂ふみが就職を獲得したいがために今まで仲の良かった佐藤健を少し裏切ってしまう感じで絆にヒビが入るシーンがあるのですがあそこもとても現実でありそうでとても見ていて笑みがこぼれてしまいまし。

私の理解力が乏しいからなのかわかりませんが全然おもしろくなかった映画だなと思いました。出演者が豪華なのでそこを魅力的に思って見に行ったのですが、終わるころには眠くなっていました。私はしっかりとした就活を大学時代にしていないので出演者たちの苦労というものがあまり共感できなかった部分にも、私がおもしろくなかったなと思う要素があったのかなと思いました。でも就活で悩んでいるのを誰にも見られないわかられないように、SNSで発信するのはすごく共感できたしやっぱり今どきの人はSNSに頼ってしまうんだろうなと思いました。SNSは顔も出さずにどんな人かも知らない人に自分の悩みを発信できるし、人からのレスポンスがなかったとしても誰かに発信している伝えていることで満足できるので、いい部分もあるが顔を出さずに人を傷つけることもできるので悪い部分もあるなと思います。この作品にぴったりな主題歌はすごく興味が湧きましたし好きになった曲でした。あと出演者は豪華なので内容はともかく見ていてつまんない気持ちにさせる人たちばかりで見ごたえはあるかなと思います。ただもう一度見たいかと言われるとみたいとは言い切れない作品でした。

この作品は就活という若者達の生存競争の凄まじい現実を実にリアルに描いた傑作です。極限状態に置かれた人間の本性があぶり出され、次々と嫉妬や裏切り、羨望、失意等が噴出してきて最初から最後まで目が離せなくなります。そして自分の就活を思い出して誰もが懐かしく切なく不思議な感情が湧き上がってきます。
主な登場人物は菅田将暉、山田孝之、佐藤健、二階堂ふみ、有村架純、岡田将生ですが、名前を上げただけでも実に豪華です。特に菅田将暉と二階堂ふみが秀逸な演技力で魅力します。
現在の就活にネットは欠かせなくなりましたが、それらで集めた情報やSNSへのちょっとした投稿が友情を壊し、自分の心の闇をも顕にしていき人を悪魔にさせていく過程が生々しく描かれています。就活は自分の中の悪魔との戦いです。しかし、悪魔が元々取り憑きづらい者もいます。しかしそんな者はごくわずかで、私達殆どは主人公の様に弱さや自信の無さから簡単に他人を蹴落とし絶望する悪魔になる可能性を秘めています。
闇に落ちないためには自分をしっかり知る事です。好きな事嫌いな事含め全てです。ネットだけに頼らず自分の頭で考え、友人や先輩等大切な人の意見を聞いて歩んでいく事が夢を叶え社会に出る一歩になります。そうして社会に出た主人公達はきっとこれからも「何者」か？と迷わず、これが自分なんだ、と進んでいくはずです。
鑑賞した私達大人にも今一度自分を振り返る大切さを本作品は教えてくれます。

何者は、大学生である仲の良い5人が、就活をしていく過程でその人間関係に変化が生じていくストーリーの作品です。
主役となる5人の大学生の男女は、それぞれ就活をするにあたって、自己分析などを行っていました。
そして、自分はどんな人物なのか？を分析する過程において、いろいろな悩みが生じてきます。
それに関して各自はSNSで吐露するような毎日を送っていましたが、そんな毎日を送るにつれて、いら立ちを隠せない人物が現れ始めるのです。
そして、しまいには内定を手にした人物が出てくると、その結果各自が抑えていた本音が爆発するようになり、彼らの人間関係は一気に崩壊し始めるのでした。
就活ではこれまでほとんどやったことがない、自分の人生を振り返るプロセスを行うことが多いです。
その際には自分とは何者か？どんな人間なのか？に関して見つめていくことになるでしょう。
この映画はそんな現実の就活を反映した内容となっており、就活を経験した人が多いと言えるでしょうから、そういう意味では自分の体験も踏まえたうえで見ることができます。
大学生が実際にぶつかる就活というイベントが一体どのように描かれているのか？どこまでリアルに描かれているのか？は非常に注目です。