ナミヤ雑貨店の奇蹟（映画）無料フル動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

有名な俳優さんから女優さん、といった幅広い方々が多数出演しているのを知って見に行きました。最初は親しい友人と見に行く予定でしたが、友人が急遽行けなくなってしまったので、私1人だけで正直寂しかったです。ですが、最後まで夢中になっていました。普段映画やドラマは面白いな、と思っていて見続けていると途中から飽きてしまうタイプなので、この作品を見るにあたって勇気がいりました。物語の結末を予想をしていなかったので、どんな展開になるんだろう、と期待を抱いていました。まさかこのクライマックスで意外だったので驚きを隠せませんでしたが、見なきゃよかった、と後悔することなく寧ろ楽しかったな、と思えるようになりました。2回目に行った時は友人と一緒だったので敢えてネタバレをしないで反応が気になっていました。映画が終わって2人で昼食をしている時に友人も私と同意見だったのか、見ていて楽しかった、と言ってくれました。結末にはかなり驚いていましたが、それでも楽しい、と共感してくれたので私自身嬉しかったです。ちなみに、映画の上映期間最終日にまた見に来ました。この作品は何回見ても心に強く残る作品だと確信しました。またいつかきっと続編が出たら間違いなく見たいと思います。

東野圭吾史上最も泣ける！？「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
予告で気になって映画館で鑑賞。この映画の廣木隆一監督の作品は「ストロボエッジ」「オオカミ少女と黒王子」「PとJK」など胸キュンラブストーリーのイメージが強いが、このナミヤ雑貨店の奇蹟はヒューマンミステリーでありファンタジーでもある。
廣木監督作品の特徴として、それぞれ違うジャンルでも引き画の長回しが使われることが多く、場面にべったりよりそうことなくどこか冷めた目で、それでいて優しく真摯に見守るといった印象を受ける。この映画の中にも引き画のシーンがたくさん使われいる。そこが魅力の一つだ。
性格の全く違う3人の少年たち、敦也・翔太・幸平のたった一夜の奇蹟が切なく美しく聡明に描かれている。もちろんナミヤ雑貨店なんてものは現実には存在しない架空のもので、ましてや過去と今が繋がるというファンタジー展開のストーリーだが、この当時この街に本当にナミヤ雑貨店が存在していて、本当にこの3人の少年たちにこんな一夜のあたたかい奇蹟があったのではないかと思わせてくれるほどの世界観だ。
映画鑑賞後原作も読んだが、映画と同じ場面で涙してしまった。ただ、〝東野圭吾史上最も泣ける〟というキャッチコピーには共感できず。個人的に2006年の「手紙」と2015年の「天空の蜂」で泣きすぎてしまったからだろう。

東野圭吾作品が好きで、小説や映画、大概のものはみています。ですがこちらはちょっと作風が現実的ではないところがとても意外で、驚きました。とはいってもやはり構成や工夫が凝らされているので、最後まで止まることなくみていられるのはやはり東野圭吾作品ならではだと感じます。それも術中のうちなのか、最初はなんだかよく意味がわからないところから始まり、気がついたら画面にクギ付けに。まんまとはまってしまっていました。ラストは感動的。それまでの伏線も綺麗に拾われているので気持ち悪さもありません。それでいて優しい気持ちになります。それ自体も個人的には作品の中では意外だったのですが、リアリティや、ただただ絶望的に暗い内容のものが多かったりする東野圭吾の作風の中で、唯一気持ちが晴れるような感覚を覚えた作品です。ですが「たまにはこんなものがあってもいい」とは言えない良くできた作品です。そんな感じで他と見比べてみても面白いかもしれません。キャストはまず西田敏行の演技はいうまでもなくうまいの一言。映画を通して、それだけでもう約束されたようなものだし、落ち着いてみていられます。意外と山田涼介もただ綺麗な男の子というだけではなく光るものを感じました。