やまとなでしこ（ドラマ）見逃し無料動画配信情報！Netflixやhuluで見れる？

子供の頃にとにかくド貧乏だった主人公の櫻子は、とにかくお金持ちと結婚することだけを夢見て、というよりか目標に人生を歩んできています。世界中のお金持ちに出会うためにキャビンアテンダントの仕事をしながら、合コンを繰り返してたった一人の人に出逢うために日々せっせと努力を惜しまない。自身もそれなりのお金持ちに見えるように、高級感溢れる服装を心掛けて高級マンションに住んでいるかのように男性に見せて高嶺の花の姿を見せかけます。そんな日々を過ごしていたある日、庶民的な魚屋の跡を継いだ彼と出会います。たまたまつけていたアクセサリーに目をつけた櫻子は勘違いをして彼との将来を考えるも、彼の生活を目の当たりにして別れることを決意します。彼は櫻子の本当の性格や生活を知るも彼女の事が気になってとにかく助けになりたいと様々なトラブルに巻き込まれる櫻子を真っ直ぐに支え続けます。お金持ちと結婚したいと考える櫻子も、徐々に彼に惹かれている自分に気が付くが認めたくない気持ちが強くて、素直にはなれません。数学者になりたかった夢を抱えていた彼も、櫻子に背中を押されて魚屋を辞めて夢を追いかける決意をして、留学します。その後、お金よりも大切なものに気がついた櫻子も彼の後を追いかけていくラブストーリーです。

堤真一さんが演じる真面目で頼まれると断れない少し頼りないただの良い人な中原欧介。

性格も考え方や行動などすべてが真逆のヒロイン松嶋菜々子さんが演じる神野桜子。

この二人の恋物語なのですが、とにかく二人の生き方の違いが非常にわかりやすいです。

本当に「真面目で良い人」な堤さんなんですが、実は数学の才能があり本気のエリートが集まる海外留学に誘われたりと言った一面もあります(自信がなく行かなかった)。

個人的なお話なのですが自分も似たような性格で勝手に感情移入してしまった部分もあるかもしれません、特に才能はないですが押しに弱いと言うか損をするタイプです。

父親は他界し母親と細々と魚屋で商売している堤さん。

値切られると断れない小学生には無償で勉強を教えたり、経営はいつもギリギリで途中立ち退きの話も出ます。

松嶋さんはかなり良い所のキャビンアテンダントでお給料もなかなかだったのですが、小さい頃貧乏で苦しんからなのか玉の輿を狙い合コンや自分を良く見せる為だけにすべてを投入していました(部屋は寝るだけで十分1Kアパートに住む)。

貧乏と玉の輿狙いが関わる事なんてまずないですし恋愛感情は無く資産で決める松嶋さんと昔の彼女を引きずる堤さん。

昔の彼女にそっくりな松嶋さんと出会い(性格は全く違う)多分一目惚れしたのか興味を持ちます。

一方勘違いでお金持ちだと思った松嶋さんも良いイメージを持ち、本当のお金持ち(東幹久さん)と天秤にかけます。

これだけだと非常に悪女の様な感じですが相当に貧乏だった幼少期にトラウマがある様で二人共に表面上は良い雰囲気になり、表面上は恋人に近い所まで接近します。

しかし堤さんがお金持ちではない事、松嶋さんは恋愛感情など必要ない事、色々お互いバレて良い雰囲気はなくなります。

「本当の考え方」これは逆にようやく二人はスタートラインに立った感じでした。

なんにしても真逆なものですから反発や苛立ちなどもあるのですが、良い部分悪い部分含めて理解もする様になります、現実でもそう言った事は大事ですね。

内容についてなのですが、また二人のやり取りがテンポよくコミカルで非常に楽しめるのも多く面白いです。

松嶋さんは気も強く言いたい事は歯に衣着せない感じで容赦なく正論を堤さんにぶつけて行き追い詰めて行きます、堤さんは基本温厚で怒ったりなどはしないのですが良い意味で松嶋さんの容赦ない攻めに引っ張られ色々と反論などもします。

「あなたの顔以外どこを誉めたら良いのですか！」

凄い事を言いますがこれも松嶋さんが先に仕掛けたのでお互い様と言いますか、それでもまたまた反撃する松嶋さんのメンタルも面白いです。

二人共理解出来る部分もあり分かっているのですが、意地の張り合いと言った感じで認めるのは本当に最後の方になってしまいます。

松嶋さんが富豪のお金持ちと結婚する事になり、色々なやり取りから「それはもう仕方ない」と割り切っている堤さん。

対して堤さんと出会い色々な考え方が変わり始めた松嶋さんは迷いながら最後の最後に結婚式場から飛び出して堤さんの所へ走ります。

本人もなぜか分からないと言うのですが、幼少期からずっと見ていた松嶋さんを迎えに来る男性、それは堤さんでした。

「今ならまだ間に合います、夢だったのでしょう玉の輿？戻って謝れば大丈夫です」

堤さんはもう腹を括っていたので松嶋さんの今までの考え方を尊重しようとしていました。

堤さんの方も松嶋さんに指摘された「色々な事から逃げているでしょ？数学だって」堤さんから見たらそれは図星でした、お互いがお互いの的確な指摘に二人共が自分なりに葛藤して答えを出し行動出来る、良い関係が出来つつあったのでしょう。

「人に言うだけではダメだ、自分も意識持って動かなくては」と言った考えだったのか、一度諦めた数学の夢を求めてヨーロッパへ行く堤さん。

お互いが背中を押し、またお互いが引き上げて行く、今度は松嶋さんが動こうと決心する事になりました。

本来はこの様な関係は家族や恋人友人などなかなかなれる物ではないと思いますが、本当に素敵な関係です。

松嶋さんはヨーロッパへ行きました。

堤さんはまさかこんな所までと意識は全くしていない状況下の中、彼女は現れました。

「お金じゃない、残念ながら私はあなたといると幸せなんです」

このドラマは大好きで何度見ても楽しく、また感動します。客室乗務員の桜子（松嶋菜々子）が、玉の輿を夢見て合コンに勤しんでいる姿が、実にユーモラスに描かれています。桜子は婚約者の大病院の御曹司・東十条（東幹久）がいるにもかかわらず、さらなる良い条件の男性を求め続け、医者だと身分を偽り、合コンに参加していた魚屋の欧介（堤真一）と出会います。欧介は元カノに似ている桜子に一目惚れをして、桜子も欧介を馬主の金持ちだと勘違いをして、互いに惹かれ合います。しかし、欧介が医師ではなく、魚屋だとばれて桜子は幻滅してしまいます。「貧乏なハンサム男よりブ男でお金持ちの方が幸せになる」と豪語する桜子はとても痛快で、どんなわがまま放題を言っても、なぜか可愛くて許せてしまいます。欧介と桜子は喧嘩をしながらもどんどん惹かれていき、桜子は東十条との結婚式の途中、ウエディングドレスのまま抜け出し、欧介の所まで駆けつけます。そして、最後は留学を決意した欧介を追ってボストンまで行きます。ボストンまで行った後、二人がその後どうなったのかがとても気になりますので、続編が見たいです。また、MISIAの「Everything」が名場面にマッチしていて涙を誘います。ラブコメディを見たい方には、絶対に見てほしい作品です。