邦画の作品数は膨大にありますので、ジャンルごとに分けてまとめています。
こちらでは邦画のサスペンス・ミステリー作品に特化して無料視聴できる動画配信情報を公開しています。
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DEATH NOTE デスノート
漫画の実写化での最高傑作の一つ。
鬼気迫る狂気の天才、夜神月を藤原竜也が熱演。
原画から抜け出たような再現率のLを演じた松山ケンイチが、これまた凄い。
原作に誠実に向きあったストーリーながら、ラストの大逆転に驚愕する!
人気漫画「デスノート」は何度か映画化されましたが、本作が、その初の映画化作品となります。
ミステリアスで、ちょっと危ない主人公、矢神月を演じる藤原竜也が、とにかくかっこよくて魅力的で、通称Lを演じる松山ケンイチのなりきりぶりが完璧すぎて、世間を驚愕させた作品でもありました。
原作に迫る、独特の世界観をぜひ映像で味わってください。
DEATH NOTE デスノート the Last name
Lと月の戦いが本当にすごいです。
頭脳戦が多すぎてたまに追いつけない部分もありますがどちらの応援もしたくなってしまうのがこの映画の面白い所です。
たくさんの人を巻き込んでの大事件もすごいですが、2人のお互いを見つけ出すのが素敵です。
漫画デスノートを原作とした実写映画の第2作目です。
夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の対決の最終局面を描いた作品になっています。
原作とは違った、映画オリジナルの結末が漫画とは違ったおもしろさを感じさせてくれる映画です。
L change the WorLd
これはとにかくLがかっこいいです。
松山ケンイチさんが演じるLがかっこいいです。
疫病がある人達のせいで慢性化しますが、それを止めるのもL。
更に、私は飛行機に飛ぶ姿が特にかっこいいと思います。この映画を見て松山ケンイチにハマった位です。
Lの色々な一面が見れる作品です。
普段は顔出しをしない、室内に引きこもってデータに埋もれながらの事件解決ですが、世界のためにL自らが動き出して外に出て行動しているシーンには感動しました。
苦手な子供相手に対しても懸命に守る姿がとても好きでした。
デスノート Light up the NEW world
前回の話で完結をしていた話だったのですから、それを無理矢理話を続けていると言う感じで別の死神がノートを落としたとかこれなら永遠と出来るわけですが、演じている俳優さんの技術にはほれぼれしますね。
内容としてはそこまで悪いものではなく、ミサミサが出てきたのも前回ファンとしてはうれしい作品となりました。
主役の捜査官故、熱い役のはずなのに、熱量をあまり感じない東出昌大を違和感ありありで見ていましたが、ラストでなるほどそういう事かと、納得させられました。
劇中伏線もあまりなく、誰が本物のキラなのかを最後まで推理する楽しみを味わえたので2時間があっという間でした。
悪の教典
伊藤英明が担任になった当初は「はすみん」というあだ名をもらい、どんな生徒とも仲良くしておりいい先生ですが、途中からサイコパスな教師役に変わっていきます。
サイコパスな表情や行動に第三者の観ている側もドキドキハラハラし、恐怖でいっぱいになりますが、最後生き残った生徒2人の頭の回転の早さに驚きをもち、またお互いを思い合う2人の生徒の姿にほっこりします。
海猿などでさわやかなイメージのある俳優、伊藤英明さんが狂気の殺人教師として怪演し、新たな魅力を開花させています。
三池監督らしいユーモアとバイオレンスを掛け合わせたような描写がだんだんクセになっていきます。
ゴールデンスランバー
主人公が言った「俺にとって残ってる武器は、人を信頼することくらい。」という言葉。
総理暗殺という無実の罪を着せられ逃げ続ける主人公が誰が味方で敵なのか分からない状況の中で信じる気持ちを持ち続け、その想いが色んな善意ある人たちへと繋がり彼にとっての武器となる。
信じる事の大切さを教えてくれる作品です。
『倍返し』で有名な、堺雅人主演の映画です。
本作では気が弱いキャラクターですが、見事に演じています。
また、原作も伊坂幸太郎の映画であり、少しファンタジーな雰囲気で、最後に伏線を回収するストーリーも魅力の映画です。
22年目の告白 私が殺人犯です
こちらはまさに騙された!と言った感じです。
私もてっきり藤原竜也さんが犯人だと思い込んでました。
まさかの被害者遺族で犯人を誘き出す為とは!驚きです。
そしてまさかの真犯人にも、、まさか続きでした。
こういったどんでん返しのある作品は大好きです。
観る前は、「時効を迎えた後に名乗り出た、法的に裁けない犯人とどう向き合うか」という内容の映画だと思っていましたが、予想を超えるどんでん返しがありました。
「藤原竜也さんはまたサイコパスの役なんだ」と思っていましたが、1本の映画の中で藤原竜也さんの好感度が乱高下するほど、幅の広い演技が見られます。
屍人荘の殺人
中村倫也さん演じる明智が変人ながらも愛らしいキャラクターとなっていて、冒頭からその不思議な魅力に虜になりました。
ミステリーというカテゴリーだったので、怖い系が苦手な私は緊張していたのですが明智のおかげで楽しく観ることができました。
葉村役の神木隆之介さんもかっこよくておもしろく、比留子役の浜辺美波さんもずっと可愛いので画面が華やかでその点も楽しめました。
全体的にコメディの要素もあり新しい感覚のミステリー映画となっているので、初めから終わりまで集中力が切れることなく楽しめる映画です。
ブレないマイペースぶりで的外れな推理をする剣崎、天才的な推理能力だけど、周りの理解が追いつかない明智、そして有能と無能の紙一重という微妙な立ち位置の葉村という構図が、三人よれば文殊の知恵とならないところに、探偵モノのセオリーを破壊するリアリティがあります。
その中でも、主役オーラを纏いながらほとんど登場しない中村倫也さんが、一番斬新で面白い存在です。
人魚の眠る家
自分の子供が、と考えるととても悲しい物語です。
小さな子供の居る30代の方におすすめの映画です。
6歳の子供がプールで溺れたことをきっかけに脳死状態になり、親のエゴで人形のような姿で生かされる様子を描きます。
何が正解かはわかりませんが、考えさせられます。
脳死は人間の死か、という難しいテーマが描かれていましたが、娘を思う母の愛が強い映画でした。
髪や爪ものびるし、機械を使えば身体が動いていてましたが、自力ではないので見ていて複雑な気持ちになりました。
脳死を受け入れるのには時間がかかると思いました。
仮面病棟
狂気的な面もたくさんあって、ずっといるピエロが怖さを助長させているのですが、最後の最後に全てがわかってから、もう一度作品をみるとさらに味が増して面白いです。
永野芽郁さんの行動力にスピードが上がって、スピーディーな展開がとても良いです。
坂口健太郎さん主演の映画で、新感覚の密室ミステリー、坂口さん演じる医師がある病院の夜勤を任された時にそこで起こる、謎のピエロによる監禁事件です。
病院内に監禁された医師看護師とピエロが連れてきた女。
明らかになる病院の謎、ピエロがエレベーターで迫ってくる恐怖感ドキドキです。最後に全てがわかる感じが良かったです。
悪人
様々な悪が絡まり合った殺人事件。罪を犯してしまった者だけが悪人なのか?と観る人に問いかけるような作品でした。
ある女性を殺してしまった主人公の祐一を妻夫木聡が演じ、祐一と出会い系サイトで出会い、祐一の逃亡に付き添う光代を深津絵里が演じており、二人の熱のこもった演技が素晴らしかったです。
妻夫木聡の苦しそうな演技と、深津絵里の悲しそうなそれでいて気丈に振る舞おうとする演技が非常に印象的な映画です。
今は亡き樹木希林さんも、セリフは少ないながらも表情や仕草からそこはかとない悲しさを表しているので、すべての登場人物の感情が一気に押し寄せてくるわすれられない映画の一つです。
妻夫木さんが演じられていますが、このタイトルになっている映画だと相当な悪人が主人公なのかと思ってしまいがちですが理由があって、その行動に至ってしまったと言うことなのでタイトルに深い意味があるのではないかと思いました。
十二人の死にたい子どもたち
死にたいと思う若者が集まったのに、参加者の人数が一人が多いことから始まる謎解きミステリーのような作品です。
死にたいけど、殺人鬼には殺されたくはない。
そもそも本当に死にたいのか?謎解きをみんなでしながら、自分自身を見つめ直す、世界中にいる死にたい子どもたちに問題提起できる映画です。
まずタイトルに惹かれて観てみました!
子どもたちと一緒に推理していったのですが、全くわからなかったです。
びっくりする展開が続きました。
子どもたちの悩みに感情移入して、感動もしました。若手俳優さんたちの演技が素晴らしかったです。
チーム・バチスタの栄光
フジテレビ系のドラマでここから人気が爆発してシリーズ化されていきましたね。
成功率の高かったバチスタチームに手術中の死が相次ぐようになったことから調査が始まったが、その理由が医療に携わるものとしてはあるまじきものであった。
それは犯人だけではなく他の人間にも同様に言えることであったということが、もし調査で明らかにならなければずっと続いていたのかもしれないという意味での怖さを味わわせてくれる作品にもなりました。
高度な技術を操るチームを描く医療物というだけでも興味深いのに、医療ミスか殺人かというミステリー要素まで加わり面白くないわけがない。
TVドラマ化されたものや原作と違い、キーパーソンを女性に変えて竹内結子さんが演じたことで、より人間味のある作品になっています。
阿部寛さんが役にハマっており、竹内結子さんの穏やかさと落ち着きが安心感を与えてくれます。
新しい医療現場のあり方、死について、命とはなんなのか改めて考えさせられました。
重みのあるストーリーの中にも笑いがあるので観ていて飽きません。
ジェネラル・ルージュの凱旋
名前がいつもこの原作者の作品は非常にユニークで面白いタイトルの作品名をつけるひとでとてもうまいなと感心しますが、田口・白鳥シリーズの3冊目ではっきり言ってこの主人公は性格性が破綻している人物が主人公ですが阿部さんが演じると憎めない笑えるキャラに変換される具合が良かったです。
堺雅人さん演じる速水晃一が医者として患者とひたむきに向き合う姿や、真剣さがかっこよく、この映画のひとつの見どころであると思います。
収賄疑惑をかけられたりと医師としてどうかと思うところもありますが、最後のシーンなんかは本当にかっこよかったです!あと、少し描かれてる恋愛要素もみどころです。
チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像
映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」は、伊藤淳史さんと仲村トオルさんの回転の速い推理合戦が注目ポイントです。
途中犯人が分かりそうになるのですが、最後の最後で犯人だとは思ってもいなかった人が犯人だとわかる点が見どころです。
主演、田口公平(伊藤淳史)、白鳥圭輔(仲村トオル)のコンビが院内で関与する難事件を診療内科医、厚労省役人の立場から糸口をみつけだします。
人の死には様々な死因がつきまといます。
殺人か自殺か、もしやすると院内殺人かなど。
人の死をめぐっては様々な背景があります。
最新医療では、これの死因をあぶりだす機器も発展しています。通常のMRIでは見つからなかった死因が超高性能MRIでは暴かれて死因特定にいたる。
それが、病気死亡でなく他殺へと判断が変化することも。
この発見されることで、人間に交友関係、背景が見抜かれていきます。
これら不透明な社会の闇を現役医師のカイドウさんが描きます。そのストーリーたるもの見事です。
スマホを落としただけなのに
見終わった後、「スマホを落としただけなのに」と本当に言ってします映画でした。
今の時代ほとんどの人が所持している誰にでも起こることです。
実際映画のように乗っ取られるというところまではいかないにしてもどこかに置き忘れて人の目にさらされるということはありえます。
注意勧告がてら一度見て見るべきです。
現在の世の中にはスマホを落としてしまうこともあったりして、スマホを落とした事により、自分のSNSから一緒にいる人の情報を見られてしまったりして、すごい怖いなと実感しました。
犯人である成田凌さんの演技がものすごく迫力があって、こんな殺人犯がいたら怖いし、自分がもし、映画のような事になってしまった時にはどうしようと考えるだけでとても恐ろしく感じました。
スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
この作品を一言で表すと、「蛇の道は蛇」という言葉がしっくりきます。
フリーWi-Fiという、意外な角度から攻めてくるMというラスボスの狡猾さと、それに負けず劣らず有能な浦井の攻防戦に、最後までハラハラさせられました。
当事者であるはずの警察が蚊帳の外という構図は滑稽でしたが、サイバー犯罪には後手後手な現実とリンクしているようで、かなりリアリティを感じました。
ネタバレしてしまうと、一作目で逮捕されてしまった犯人なのですが、再びこの映画でも黒幕として登場するので、まさかまた続いて黒幕になるのかと言う感じで見ていて面白いと言う感情も出てきますが、恐ろしいとも思えて、スマホは凄く身近にあるものだけど、このスマホを上手く使ってるなぁと思いました。
AI崩壊
この映画は見た人に必ずリアルな恐怖感を植え付けます。
なぜかというとAIは現在の私たちにとって身近な存在になっているからです。
作品は2030年の日本を舞台として進められています。
2020年現在でも様々なもののAI化が進んでいてこの映画は有り得る、いやこうなるであろう日本の未来を表しているような作品です。
私たちがこのままAIに頼り切った生活をしていったら私たちは完全にAIに支配される側になってしまいます。
AIがあることで私たち人間の生活は便利に、楽になりますがこれからの未来でAIとどう付き合っていくべきなのか、どこまでAIに頼るのか、など様々なことを考えなければならないと思わせてくれる映画です。
壮大なストーリーで全体を包んでからの、AIという現代社会にメッセージを届けているのがとても良かったです。
賀来賢人さんの最後の生き様がとてもかっこよくて、きゅんとしました。
大沢たかおさんも流石の演技力で作品が締まって素敵です。
アフタースクール
序盤から、大泉洋さん、堺雅人さん、常盤貴子さんの台詞・演技が夫婦?親しい友人?として成立しているけども、どこか違和感を感じます。
終盤にネタバレしていきますが、その後にそれぞれのシーンを思い返すと、役者さんの微妙な台詞や演技がしっくりきた映画です。
堺雅人さん演じる音信不通の友人・木村の動向を追う中で、どんどんと事件の全容が見えて来る構造が面白く、後半の伏線の回収では完成度の高さに圧倒されてしまいます。
見終わった後必ずもう一度見直したくなること間違いなしです。
怒り
信じていた人には裏切られていたり、疑って信用していなかった人は本当は影で守ってくれていた存在で、人を信じるとは何かを深く考えさせられる映画です。
みんな心のどこかに閉ざした部分があり、そこを受け入れてくれる存在が自分にどう影響するか、そんなことを考えさせられました。
祈りの幕が下りる時
俳優陣の演技力に引き込まれます。結末は悲しい父娘の互いを思う話になります。
何で殺さなくてはならないのか、という選択を強いられた松嶋菜々子と小日向文世のシーンが見どころです。
また親子のかたちとはと考えさせられる映画でした。
ミステリーで、こんなに泣ける映画は観たことなかったです。
余りにも犯人の淺居博美が、可哀想です。
子供の頃、そして父親である浅居忠雄を殺害に至った経緯がです。
そして、主人公加賀恭一郎の母親の失踪の原因、人形町にこだわる理由がこの作品でわかります。
新参者シリーズのラストを飾るにふさわしい映画です。
インシテミル
法外な金額の7日間のバイトに半信半疑で参加する藤原達也をはじめとする豪華俳優陣。
密室ミステリーの展開も十分楽しめる上に、その演技も見物です。
このバイトは何のために仕組まれたものなのか、生き残って大金を手にするのは誰なのか、最後まで見てすべてを知りたいと夢中になれる映画です。
周りの誰もが敵だという可能性がある環境にハラハラしました。
誰が殺人を犯したのか、考えながら観るのが面白かったです。
最後の最後にびっくりする展開も待っていて、最後まで飽きずに見られました。
藤原竜也さんの演技に迫力があり、ドキドキしました。
告白
先に小説を読んでハマり、松たか子さん主演なら間違く面白いと思ってみましたが、松さんの淡々としているのに鬼気迫る演技に鳥肌がたちました。
小説を読んだ時は映像化するのが難しそうな気がしましたが松さんの演技だけでなくストーリー展開も面白かったです。
なんと言っても松たか子さんの演技が素晴らしいと思える映画です。
序盤から怖いオーラが溢れていて話しが進むに連れてどうしてこうなったかが明かされていき、牛乳のシーンでは皆んなを地獄に落とす感じで観ていてゾッとしました。
告白の様な独特の世界観の映画はとても好きなので奏さんにはまた新しい作品を期待したいです。
白ゆき姫殺人事件
映画のセリフで、記憶は捏造されるや、人は自分に都合のいいことしか言わないなど、証言する人によって言う事もバラバラなのにひとつの先入観で犯人を見立ててしまうような恐ろしさをかんじました。
なんといっても井上真央さんの演技は素晴らしかったし最後のシーンも意味深な感じで好きです。
様々な噂や憶測に翻弄され、最後にやっといちばん身近な所に真実があったと気付かされる。
事件を追う記者の綾野剛の「嫌なやつ」感が良かったです。
登場人物のそれぞれの話に振り回されて、皿にSNSにも振り回される。事件の当事者よりも誰よりも、最後にいちばんボロボロになったのは彼のようでした。
天空の蜂
映画(邦画)『天空の蜂』に出演している本木雅弘さんと江口洋介さんの演技がとにかく素晴らしかったです。
ストーリーも実際に犯行を行っている実行犯を、実は裏で操っていたというのも意外すぎて、そのことが分かった場面はかなりビックリしました。
真犯人がいるということは何となく匂わせていたような感じでしたが、「まさかあの人が」、という感じです。
核施設や最新機器の便利さに潜む危険性を露にした意欲作だと思います。
いろんな正義が渦巻いていて、その正義が簡単に人を追いつめていくというやるせなさもきちんと丁寧に描かれています。
家族の在り方や再生まで描かれていますが子供を亡くした辛さから歪んでいく犯人の動機には正義だけでは裁くことのできないものを感じました。
真夏の方程式
ガリレオで有名となった福山雅治さん演じる理工学部准教授湯川が難事件を紐解きます。
「真夏の方程式」は某島のリゾート開発に伴う環境破壊をめぐる島民の賛成反対の軋轢が物語です。
島で住む住人には嫌な過去を振り切り言島で生きる住民もいます。
そんな中、湯川が滞在する宿の宿主(夫婦、娘)も暗い過去をもっていました。
リゾート開発のために集まった主権者の中には出会いたくない人物も。
これが殺人の始まりでした。ある宿をめぐり何故宿泊者が死んだのか、そしてその方法は。警察の取り調べでも解決できない殺人のからくりを湯川が解明します。
いつのまにか殺人に手を貸すことになっていた少年。
少年とっては宿主の殺人に関与してしまったことに、「今はきずかなくても」将来知る時がくるといったシナリオが」あります。
子供心を傷つけず、そして子供に「自分自身で強く生きるすべを教える」湯川と1人の少年の物語もこの映画にはふくまれています。
『ぼくの夏休み』として最高です。
海、蝉の声、汗、親戚の家。日本の夏は素晴らしいと改めて思います。
切なくて、悲しい方程式ではありますが、少年はきっと成長して真実にたどり着くことでしょう。湯川教授とサイドキックの少年・恭平の関係が微笑ましいです。
容疑者Xの献身
ミステリー作品として素晴らしいだけでなく、重厚な人間ドラマとしても見応えのある映画です。
特に堤真一さんの演技が秀逸で、ラストシーンでは思わず涙してしまいました。
映像の質感や、全体を通しての少し冷たい雰囲気が、ストーリーを彷彿とさせます。
原作、ドラマも面白かったので観ました!
一緒に推理をしていて全然わからなかったのですが、トリックを知って勉強になりました。
湯川先生の友人が関係者に居て、人間ドラマもありました。最後は感動する展開になっていて、映画館で涙しました。
麒麟の翼~劇場版・新参者~
この作品は阿部寛と中井貴一のファンには、絶対見て欲しい作品です。
中井貴一の思春期の子供を持つ親の苦悩などが描かれていて、最後は子供の罪の責任を親がとるという何とも切ないストーリーでした。
阿部寛の刑事役も見どころです。他、三浦貴大やガッキーなどの豪華なキャスト、特に中井貴一の演技は迫力がありました。
思春期の子供の犯した罪についても、親の立場からも考えさせられる作品ですので、ぜひ、お子様のいる方には見て欲しいです。
東野圭吾の真骨頂とも言える嘘に隠された真実の本質に迫る作品です。
友情、人間愛、親子愛などの様々な感情が複雑に絡み合って、見た後は人間の弱さや誠実であるということなど考えさせられ、何とも言えない気持ちになります。
ストロベリーナイト
女性でありながら捜査一課を率いる刑事として、あらゆる困難に立ち向かっていく主人公、姫川玲子を竹内結子が演じた、彼女の代表作ともいえる作品です。
テレビドラマ化に続いて、映画化されたこの作品では、姫川が過去に心の負った傷を軸に、二人の男性との関係が描かれていきます。
観終わった後、やりきれない思いと喪失感にしばらく呆然としてしまうような衝撃作品です。
元々は原作ファンで、ドラマ映画と拝見させていただきました。
原作に忠実、そして姫川演じる竹内結子がとにかく素晴らしいです!刑事という男社会を強く生きる女性として、様々な葛藤と戦う姿は同じ働く女性として憧れを抱きました。
また、西島秀俊演じる菊田との恋愛事情にも注目しながら見ていただきたい作品です。
累 かさね
この映画は、土屋太鳳さんと芳根京子さんの新境地を開いたものであると思います。
壮絶な過去と運命を背負った境遇の累(かさね)を見事に演じていました。
どこか、おふたりともお嬢様、清楚系という雰囲気があったので、どうなるのかと思っていましたが、あの累(かさね)の醜さ、でも、演技への情熱は、とても素晴らしく表現されていたと思います!
土屋太鳳さんと芳根京子さんの入れ替わりが如実に見えてくるところが続々して本当に面白いです。
自分が持っていないものを持ってしまうと手放したくなくなる感じがわかるからこその怖さがあってとても良いです。
サロメの作品を演じているときのダンスは圧巻です。
Diner ダイナー
私が思う蜷川実花の作品の一つ""Diner ダイナー""の魅力はなんといっても蜷川実花の世界観です。
彼女の独特で、非現実的な美しさを表現する描写は映画を見ているのに芸術的美しさに触れることができる、そんな気分にさせてくれます。
また、蜷川実花作品の面白さをさらに引き立てるキャストはかなりの名優ばかりです。
蜷川実花のマジックにかかったような普段見れないキャストの姿、演技を観るのも私は毎回楽しみの一つです。
この映画を見終わった後はもっと蜷川実花ワールドにのめり込みたくなるほどの魅力を感じると思います。
殺し屋専門の料理店に普通の女の子がウエイトレスとして雇われます。
一癖も二癖もある殺し屋たちが来店し、殺し屋同士の権力闘争が起こります。
息もつかせぬ展開、蜷川監督の鮮やかな色彩や、独特の世界観に引きずり込まれます。
去年の冬、きみと別れ
どうなるんだろう、というハラハラ感が常に最高潮でラストまで飽きません。恋人を守るために奔走する主人公を演じた岩田剛典もさることながら、斎藤工の不気味な演技にも注目です。
最後の最後でタイトルの意味が分かった瞬間、鳥肌間違いなしです。
映画「去年の冬、きみと別れ」の見どころポイントは、岩田剛典さん演じる主人公が実は、復讐していたという点です。
本当に最後の最後で大どんでん返しを食らうというか、最後まで騙されていたので、結末までハラハラドキドキしたい方にはおすすめの作品です。
億男
三億円を手にした一男(佐藤健)が買ったものは結局娘の自転車だったというオチが良かったです。
三億円もあっても結局妻や娘からの愛情は買えないんだなぁと改めて実感しました。
結局お金があっても、人間性がだめだとやっぱり結婚生活は続きませんよね。
3億を手に入れた人がどんなことをするのか、その周りの人はどんな行動をするのか、リアルな作品でした。
大金を手に入れた人の幸せとはなにかを考えさせられました。
キャストも豪華でイケメン俳優ばかりで目が離せない作品です。
三度目の殺人
映画「三度目の殺人」は、「犯人は結局誰だったのか」、「三度目の殺人とはどういう意味なのか」、「殺人の目的とはなんだったのか」、これらが全くわからないまま物語が終了するところが注目ポイントです。
モヤモヤ感を味わうことができる作品です。
別所哲也演じる三隅高司が、殺人を犯し、その弁護士役として福山雅治が演じる。
殺人という犯罪歴を持ち、孤独の中に生きる三隅が、ある思いと広瀬すず演じる山中咲江を救うために、三度目の犯罪を成し遂げる為、供述と事実を折り曲げながら、弁護士と裁判官を惑わせながら、仮想殺人の罪を背負う。
人の為に、嘘をつきとおして、自分の人生をささげる一人の男の裁判映画であった。
ST赤と白の捜査ファイル
ドラマで放送されていた「ST 赤と白の捜査ファイル」の映画版です。
なんといっても「藤原竜也」「岡田将生」「窪田正孝」「志田未来」等の豪華キャストが出演しています!
ドラマ版の最終話の続きから物語が始まるのですが、ドラマを見ていた人はもちろん見ていない人を十分に楽しめる作品になっています。
キャラの癖が全員独特で、そのキャラの掛け合いがとても面白く笑いあり、そしてミステリー要素も満載な作品です。
ぜひ見てみてください。時間のある方はドラマ版から見るとさらに楽しめます。
ドラマ同様に面白くてハラハラドキドキな展開がなんとも言えなくて大満足の作品になっていました。
ドラマのキャスト陣はそのままに映画版では新たにユースケ・サンタマリアさんや安達祐実さんを加えてより一層豪華になっていて最高でした。
また、日テレに携わっている方々がちょいちょい出ていたのが良かったなと思いました。